1970-09-11 第63回国会 参議院 交通安全対策特別委員会 閉会後第2号
○参考人(原禎一君) 日産自動車の原でございます。 自動車研究所は、おもな費用を自動車工業会で持ちまして、大体いまのところはっきりした数字は記憶しておりませんが、年間十億ぐらいの研究費を自動車工業会その他で負担して仕事を進めております。その中で一番大きく取り上げておるものは公害問題です。それからその次に安全問題、これが主体でございまして、その他基礎的なことも研究所のほうで進めております。 公害問題
○参考人(原禎一君) 日産自動車の原でございます。 自動車研究所は、おもな費用を自動車工業会で持ちまして、大体いまのところはっきりした数字は記憶しておりませんが、年間十億ぐらいの研究費を自動車工業会その他で負担して仕事を進めております。その中で一番大きく取り上げておるものは公害問題です。それからその次に安全問題、これが主体でございまして、その他基礎的なことも研究所のほうで進めております。 公害問題
○原参考人 従来も突起のないようなバック、ミラーをつけておりましたけれども、過去においてやはり突起のあるものが出ておりまして、それで、事故をときどき出したということでございますので、その後、去年でございますけれども、過去にどのタイプの車で事故があったかという、危険なタイプのものについては全部交換を指令いたしまして、無料交換の手続をとっております。またとらしております。それじゃその後どうするかということでは
○原参考人 最低限度としては、空車で絶対五分の一は確保するということで整えられておると思いますが、実際問題として、どこまで行けるかということは車ごとによって違いまして、乗用車ではそれよりはるかに強い制動力を持っております。たとえば、三分の一ぐらいのところを十分にとめられる能力を持っております。
○原参考人 前面ガラスの問題はいろいろ複雑な問題を含んでおりますが、理想的にいえば、衝突したときにガラスがはずれなくて、しかもガラスが網のようにふくれてきて衝撃を吸収するのが一番理想的だと思います。現在その方向に研究が進んでおりまして、アメリカのほうでもそういうふうな提案が将来形としてなされております。理想形はその形だと思います。部分強化のほうがいいか、全面強化のほうがいいかという問題につきましては