1964-05-14 第46回国会 参議院 内閣委員会 第31号
○説明員(卜部敏男君) 平和条約関係で日本が賠償を支払わなければいけないというようなものは、すでに全部解決しております。
○説明員(卜部敏男君) 平和条約関係で日本が賠償を支払わなければいけないというようなものは、すでに全部解決しております。
○説明員(卜部敏男君) 御説明申し上げます。 まず賠償関係でございますが、ビルマは二億ドルの賠償を約束したわけでございますが、四月末までの履行状況は八九・七%になっております。それから、フィリピンは五億五千万ドルの約束をしたのでありますが、これが四月末現在で二六・三%、これは若干おくれております。それから、インドネシアでございますが、これが三億二千三百八万ドルの約束をいたしまして、履行率が五一・二
○卜部説明員 この五億四千二百三十九万ドルに一億四千ドル加わりますので、六億八千二百三十九万ドルになると思います。
○卜部説明員 お答え申し上げます。 この表は「賠償および経済技術協力履行状況総括表」ということになっておりますので、現に施行されておりまして履行しているものを載せているものでございます。したがいまして、ビルマの経済技術協力協定の発効が来年の四月十六日でございますので、これには入れてございません。
○卜部説明員 間違いはありません。
○卜部説明員 ただいま御指摘になりました点は、賠償協定を結びました際に、交換公文でもって、たとえばフィリピンの場合には二億五千万ドルの経済協力という額が出ております。インドネシアの場合には四億ドルという額が出ております。この関係は、先ほど大臣もお話しになりました、例のベトナムの九百十万ドルと同じ性格のものでございまして、純粋に商業ベースで行なわれるということになっております。したがいまして、政府のほうは
○卜部説明員 ただいま御指摘のありましたのは、賠償部から出しております「日本の賠償」という書物に、賠償に伴う経済協力の関係のことを述べておるわけでございます。その関係で申しますと、ラオス、カンボジアに対しまして、無償の経済協力をやっております。それを両方合わせまして、遂行率は三月末現在で八四・四%でございます。それから賠償の関係から申しますと、ビルマが八九・三%、それからフィリピンが二六・三%、それから
○卜部説明員 ラオスの経済協力の関係でございますが、十億円の無償の経済協力を提供するということになっておりまして、三月末現在九億八千九百四十七万円、九八%九の遂行率になっております。
○卜部説明員 三億、二億というのは、政府がお約束するわけでございます。そのほか、一億ドル以上という普通の民間のものがございます。そのうちから漁業協力のものを使う。一億ドルは三億、二億の中には入っておりません。
○卜部説明員 一番最後に拿捕されましたのは第二十二佐代丸でございますが、一月の二十九日でございまして、さっそく抗議し、かつこれに対する損害賠償、補償のクレームを留保してございます。
○卜部説明員 お答え申し上げます。 二月の何日かの中川条約局長の答弁は私存じませんので、ただいま申し上げた平和条約との関係はどういうところにあるかという御質問に対しましてお答え申し上げたわけであります。条約局長がどういう意味でそういうことを言われたかということは、私存じませんので、後の機会にお答えをしたいと思います。
○卜部説明員 お答え申し上げます。ただいまの先生の御質問は、サンフランシスコ平和条約と、日韓間の漁業に関する交渉というものの関係を御質問になったと思いますが、日本国との平和条約第九条に、「日本国は、公海における漁猟の規制又は制限並びに漁業の保存及び発展を規定する二国間及び多数国間の協定を締結するために、希望する連合国とすみやかに交渉を開始するものとする。」というのがございます。それで第二十一条に、この
○卜部説明員 韓国は米加案に賛成いたしますときにも留保をつけております。それで米加案というのはたしか韓国の留保に合致しておるという意味において賛成をしております。あるいはその際に若干韓国の立場をさらに明白にする投票理由の説明を行なったかと思いますけれども、詳しいことは今存じません。
○卜部説明員 その南米、たしか六カ国だと思いますが、その修正案の付加されました米加案に対しましては韓国は賛成をいたしております。
○卜部説明員 御質問の御趣旨は本会議におけるアメリカ・カナダ案に対する日本の態度ということだと思いますが、その場合のアメリカ・カナダ案と申しますのは、委員会の段階におきまして南米諸国によりましてつけられました条件がありまして、そういう形においてアメリカ・カナダ案というものは本会議に上程されたのだと記憶いたしております。それに対します日本の投票は棄権でございます。
○説明員(卜部敏男君) これは政府といたしまして許可するというふうなことではなしに、民間の新聞社同士での話し合いの結果になろうかと存じます。したがいまして、向こう側は少なく、こちら側は多くというようなことをあまり固執するということは考えられないと存じますが、私今ここではっきりお答えを申し上げる立場にございませんので、その点は御了承願いたいと思います。
○説明員(卜部敏男君) お答え申し上げます。新聞記者が個々に、あるいは団といたしまして相互に行きかいするということは決して差しつかえのないことだと考えております。
○卜部説明員 この中間賠償協定は、その協定自体が中間賠償協定ということになつておるわけでありまして、またその協定内において、この中間賠償協定は最終の賠償協定ができた場合には、その不可欠の一部をなすということになつておるわけであります。この点はちよつと速記をとめていただきたいのですが……。
○卜部説明員 これはわが国といたしまして政府が署名をいたしまして、そうして国会に諮り、国会の承認を得まして批准にかわる外交文書による承認の通告ということをお互いにやることにしております。向う側も外交上の手続でこれを承認したわけであります。従いまして賠償の最終協定締結前においても、これをやるという約束をしたのでありますから、賠償協定の最終的締結がなくても、これをやるべき義務を持つておるわけであります。
○卜部説明員 日比間の沈船引揚げに関します賠償協定は昨年三月十三日にできたのでありますが、その中間賠償という考えで協定を結びました根本的な考え方を申し上げますならば、御質問の点の御説明になるかと存じます。 一昨年の一月二十五日からでしたか、ちようど一箇月にわたりまして、当時の津島外務省顧問が長となりましてフイリピンに参りまして、賠償についての話合いをしたわけでありますが、そのときには向う側の要求額
○卜部説明員 お答え申し上げます。ヴエトナムに参りました業者は、これは相手方がヴェトナム政府でございますが、全然プライヴエートの、私契約の形で参つておりますので、その間実際に向うに参りましたときの事情を調べてみますと、多少手抜かりもあつたように聞いております。これはまつたく純粋に私契約の問題でございますので、なかなかうまく行かないというのも、そういうふうな契約関係がはつきりしませんために、うまく行つておらないわけでございまして
○卜部説明員 この事件がありました十三日のけんかのことは、これは何か自分の顔を見るとき少し軽蔑したような顔をしていたというふうなことから、けんかが始まつたようであります。きわめてありがちの、家庭内でも兄弟がけんかするような程度のものであつたようでございます。ところがそのときに——これは実はアジア三課はタイの方を受持つておりませんで、インドネシアの方の関係を見ておりますので、インドネシア総領事館のラトウメテン
○説明員(卜部敏男君) 御質問に対してお答え申上げます。実はモンテンルパの給与が不十分であるということがフィリピンのほうに伝わりますと、フィリピンのほうの反響が極めて悪い次第であります。その点を一つ……。