1948-12-06 第4回国会 衆議院 予算委員会公聴会 第1号
○南公述人 要するに私が今まで申し上げましたように、この歳出不用額の中には、予算定員と実員との差も相当あると思いますが、なお私が言つたように、不拂い賃金というものがはつきりあります。もちろんこの給與局の予算その他では、明細が出ておりませんのでわかりませんが、われわれの官廳としても、昇給原資というようなものを相当見積らなければ、予算は組めないのでありまして、年に二回ないし四回の昇給、下の方が四回、上の
○南公述人 要するに私が今まで申し上げましたように、この歳出不用額の中には、予算定員と実員との差も相当あると思いますが、なお私が言つたように、不拂い賃金というものがはつきりあります。もちろんこの給與局の予算その他では、明細が出ておりませんのでわかりませんが、われわれの官廳としても、昇給原資というようなものを相当見積らなければ、予算は組めないのでありまして、年に二回ないし四回の昇給、下の方が四回、上の
○南公述人 これは寒冷地手当とか、今の石炭手当とかいうものはこれまでわく外であつたのであります。このわく外を地域給のわく内に入れて——なおこれは非常にわれわれのところで問題となつておりますが、三千七百九十一円といつても、実際は三千七百九十一円が完全に支拂われてないのです。本俸については、給與局から出した二千九百二十円のときの本俸相当部分が二千円だと言つておりますが、この二千円から計算して行くと、いわゆる
○南公述人 全官労の事務局長をしております南でございます。所属は会計檢査院でございます。 この補正予算は、この前の國会で可決されました本予算を合せますと、一般、特別両会計の純計歳入歳出ともに一兆六百億を上まわる厖大予算であります。政府は健全財政をとなえながら、なおインフレをあおるこの予算を提出しておるのであります。大藏大臣の本会議並びに予算委員会の説明によりますと、この補正予算の重点は、官公吏の新賃金