1993-06-07 第126回国会 衆議院 決算委員会 第10号
○北川(石)委員 時間がありませんので、簡単に御答弁を願いたいと思います。 エリツィン、ロシア、民主政治、これは日本もともに手を携えながら援助すべきものは援助していかなければいかない。しかも世界の民主化という点では、エリツィンの位置、大統領としてロシアの国の民主化を完全にするまでの世界各国のその希望というものは私はとうといと思います。 しかし、日本が援助する、それも国民の血税なんですよ。私は党の
○北川(石)委員 時間がありませんので、簡単に御答弁を願いたいと思います。 エリツィン、ロシア、民主政治、これは日本もともに手を携えながら援助すべきものは援助していかなければいかない。しかも世界の民主化という点では、エリツィンの位置、大統領としてロシアの国の民主化を完全にするまでの世界各国のその希望というものは私はとうといと思います。 しかし、日本が援助する、それも国民の血税なんですよ。私は党の
○北川(石)委員 総理、法と正義に基づいてというあのサミットのあの言葉は、私は大変重要視すると同時に、あれだけのサミットで北方四島について世界の首脳がちゃんと認識をした。ところが、聞くところによると、東京サミットでは北方領土問題は出さないというようにも聞いておりますが、いかがですか。
○北川(石)委員 質問の機会を与えていただき、深く感謝をいたします。 宮澤総理初め各閣僚の皆様には連日審議でお疲れと思いますが、この機会に二、三御質問を申し上げ、そうして国政の正しい方向づけをいたしたい、こんな願いを持って質問いたしたいと思います。 まず最初に、ドイツのサミット、ミュンヘンにおけるところの宮澤総理のあのときの活躍は大変評価いたしたいと思っております。ミュンヘン・サミットにおける北方領土
○北川(石)委員 若人たちのとうといボランティア活動というものに対して国家褒賞を与える形をこの際つくっていただきたい、このことを私は申し上げておきます。 次に移ります。 七月ですか、このたび行われるサミット、これに対して外務省は、北方四島について宮澤首相にどのような形で臨むのか、お聞きいたしたい。
○北川(石)委員 時間が短いので、簡単にお答え願いたい。 大臣がお越しになりましたので、中田さんのこのとうとい遺志と、そしてお亡くなりになって、身をささげられたことに対して、私は、外務省は位階勲等を出すほどの国家褒賞をすべきであると思っておりますが、いかがですか。
○北川(石)委員 委員長、時間がおくれたけれども御了承願っておきたいと思います。 冒頭に私は、ボランティアで活躍されながらお亡くなりになった中田厚仁さんの霊に謹んで御冥福を祈りながら、このようなことが二度とあってはならないという見地に立って、外務省は政務次官、防衛庁は大臣がお越しですが、どうお考えですか。これは質問には入っておりませんが、御答弁願います。
○北川(石)委員 フルプランを発表されまして幾多の矛盾点を感じますし、四十二年、四十三年でしたかな、閣議決定で、日本の経済の発展の中で水が必要だという決定をしている。今日までいろいろの紆余曲折を経てまいりました。私が環境庁長官のときに、今四日市も桑名も水は要らぬと言っておるし水の必要がない、水需要の必要はもう減少されたんだということを申し上げて、長良川河口ぜきは百害があって一利ないということを申し上
○北川(石)委員 今両大臣が非常に重要だというところをお答え願ったので、私もまたこの決算委員会というものが重要なものであると考えております。 そこで、過日の、国民の声が国会に反映されていないというアンケートが七〇%以上のものがあるということを聞きます。また、知って、これではよくないと思っております。そういう観点から見ますと、私は、平成二年の十二月の二十五日だったと思うんですが、当時の佐藤国土庁長官
○北川(石)委員 平成元年度の建設省、国土庁の決算審査に当たりまして質問の機会を得ましたことを深く感謝いたします。 最近、決算委員会が非常に軽くあしらわれているということを感ずるのでありますが、私は、国民の血税を使う決算委員会というものが一番大事なものではないか、こういう観点に立つものでありますが、両大臣はいかがお考えでしょうか。
○北川(石)委員 大臣が本当に必要なものに予算編成をするということ、また、決算委員会の審議で皆さんの御意思もこれを大変重要視しなければいかない、このような御答弁をちょうだいしたことはまことに欣快にたえない。そういう形の中で国民の負託にこたえなくちゃならぬという思いをいたしますが、私は、それならば、この間の十月三日の総括においての本委員会における質問の内容について、会計検査院は検査院として各省庁に対してどのように
○北川(石)委員 では、それで了といたします。 次に、大蔵大臣、最近世界の情勢もまた日本の情勢も、十年一昔と言いますが、すっと戦後、年月をけみしまして大変変わってきておるが、そういう中で私は、国民の血税というものが、国民のとうとい汗とあぶらのその税金によって政府の予算編成をなし、これが各省に割り当てられて、国民の負託にこたえるためのかく形づけをなしていくのが日本のとうとい政治の形であり、それが安定
○北川(石)委員 質問の時間を限られておりながら、できることを感謝いたします。 ただいま羽田大蔵大臣から、六十三年度一般会計予備費使用総調書その他に関しての御説明を承ったのでありますが、時間が限られておるので、ずっと聞かせていただいて、これ、初めて私聞いたのですね、大臣。今初めて聞いたのです。今初めてこれを出されたので。 例えばこの中で、予備費の使用を決定した額は七百六十二億円余であります、こういうふうに
○北川(石)委員 院についてはいろいろの角度から検討してもらうということを申し上げておきたいと思います。 そこで、農林大臣も出ていただいておるが、私は、日本が敗戦後、今日の繁栄を来すまでに終戦当時から日本の国土が安全に今日までの形をつくってきたのは、農地の大きな安定性にあったと思っております。そういう中で、休耕田という一つの形を農業行政でとってきた。東北あたりへ行って、私はアシが生え、草が生えておる
○北川(石)委員 十分に相談をしてとおっしゃるので、この点に含みを持っていただいたと思っております。 ただ私は、政治家は常にやはり謙虚でなくてはいけない、そして質素でなくてはいけない、この点は院に決して裕福な形づけをしろということを申し上げておるのじゃありません。私は、政治にタッチする者は常に権者でなくてはいけない、それは権力者の権力を持っておるだろう。と同時にまた賢者でなくてはならない、その賢者
○北川(石)委員 二年ぶりと申しますか、六十二年度、六十三年度の決算の審査に当たりまして、この機会を与えていただきましたことに、神に深く感謝の祈りをささげますと同時に、関係各位にありがとうを申し上げます。 まず私は、決算の重要性が近時薄らいでおるのじゃないかという思いをいたします。予算委員会とともに、院の構成において、国民の血税をいかに各省が期待にこたえるようにこれを形づけたかどうかを審査することが
○北川(石)委員 両大臣から米についての所見を伺って、私は、米は日本の基本だ、こういう考えを持っておりますので、同じ政治の枠の中にある外務、農林にいたしましても、アメリカに対してあるいは欧州各国に対しても、日本の確固たる農業行政の中に外務省というものが対応していく必要があるのじゃないか、こういう所見を申し述べておきたいと思います。 そこで、外務省にお聞きいたしたいのでありますが、北方領土が今日に至
○北川(石)委員 それぞれの大臣の尊敬するお名前を伺いまして多とするものでございます。 そこで、今、米というもの、お米、稲作でございますが、これが外交上あるいはいろいろの形の中で大変論議をされている。幸い、外務大臣、農林大臣がおられますので、この米に対する所見を簡単に聞かせていただきたい。
○北川(石)委員 質疑に先立ちまして、元外務大臣安倍先生の急逝を心から残念に思いますと同時に、長年にわたった外務大臣のその業績とお徳をしのびまして、謹んで哀悼の誠をささげたいと思います。 惜しみてもなお余りある人をこそ人こそ惜しめ人の命を 私は、きのうはまた大事故でたくさん亡くなられましたが、亡くなっていかれる方々、先人に対して心から哀悼をささげ、御冥福を祈るものでございます。 では、ただいまより
○国務大臣(北川石松君) ただいま井上委員の長良川の河口ぜきについて環境庁の考えはどうだという御質問でございますが、御指摘のように、私は過日長良川を見せていただきました。なお、長良川以外に広島県の芦田川、利根川の河口ぜきを見てまいりました。また、今日本で残されておるすばらしい四国の四万十川も見せていただきました。河口ぜきと環境に及ぼす影響をみずからの目で見たいという気持ちで見てまいりました。 もちろん
○国務大臣(北川石松君) 吉田委員のただいまの鳥取砂丘の御質問でございますが、十一月十七日に現地へ参りまして砂丘を見せていただきました。子供の時分に行ったときはもっと大きな砂丘じゃなかったかなという思いをいたしました。 なるほど日本海にすばらしい景勝でございまして、山陰海岸国立公園の代表すべきものである、こういう思いをいたしながら、この砂丘が病んでいるんじゃないか、病気になっておるんじゃないか、草
○国務大臣(北川石松君) 吉田委員のただいまの農業が環境にどれほどの影響かという御質問を受けますと、土の還元力あるいは水、空気の還元力の中で大自然に従いながらあるいは大気の浄化を果たしていく農業、そして今、農業によって生産された穀物をどうするかというウルグアイ・ラウンドがありましても、私はこの大自然の環境が損なわれるならば農業は非常な打撃を受けるんじゃないか、こういう思いをいたします。大自然の環境が
○北川国務大臣 新盛委員の和解のテーブルに着くべきであるという重ねての強い御質問であり、御意見でございます。 このことにつきましては、みずからもまたこの 水俣病問題の早期解決に向けて全力を挙げなくてはならぬと認識はいたしております。ただ、行政を預かる立場の者といたしまして、裁判中での和解ということと、いま一つ行政としての筋を通したい、こういう極めて難しい問題の中にありますので、現時点では、御指摘はございますが
○北川国務大臣 ただいま新盛委員から、和解勧告についての期日の指定もあり、新聞の世論もいろいろあるという御指摘の中で、私が水俣病を見たことについても御意見がございました。また、特に水俣病の患者を見舞うこともみずからの職責であり、またこれについていろいろと御苦労願っている水俣市、また熊本、鹿児島を含めるところの知事さんを初め議会の皆さんにも大変お世話をかけておる、こういうことで、お礼を申し上げ今後の対策
○国務大臣(北川石松君) 近藤議員の御質問にお答え申し上げます。 水俣病担当大臣といたしまして、山内企画調整局長の死に至ったことは、まことにみずからの不徳、不明であると同時に、そのような思いをしておる局長を、私が抱いて、どうしてだと言うことができなかったことは申しわけないと思っております。 本人が水俣病問題について日夜苦労に苦労を重ねておったことを思いますと、私は殉職にも相当するのじゃないかと思
○国務大臣(北川石松君) 篠崎委員のたびたびの御質問の中でいろいろのことを聞かせていただきました。公害問題の意識が低いときに起きた原因不明の、当時は原因不明の難病にいたしましても、いろいろの今日までの過程を見ますときに、環境庁としてはそういう患者を救うということが使命であろうと私は思っております。 ただ、このことを教訓にいたしまして今後このようなことは起きないように努力をしなくちゃいけない、そのことを
○国務大臣(北川石松君) ただいまの篠崎委員の御質問でございますが、水俣病問題につきましては、公害健康被害の補償等に関する法律によりまして、現在二千九百二十五名の患者の方々をそれぞれ認定いたしまして、公正な救済を進めてきたところでございます。ただ、ただいま御指摘のように、四つの和解勧告を受けまして、認定されていない方々に対する国の賠償ということもまた考えなくてはならない。このようなことを考えますときに
○国務大臣(北川石松君) ただいま近藤委員からの御質問でございますが、決意を述べろということでございますが、この点につきましては、いろいろとやはり長年の歳月を経ていることも事実であるから、調査をした上で答えなくては、軽々しく今私がここで決意を表明する段階でないと、このように思っております。
○国務大臣(北川石松君) 政府開発援助で各国の環境に配慮することは極めて重要であると考えております。また、このため環境庁といたしましては、昭和六十二年に関係分野の専門家の意見を聞きまして、開発援助における環境配慮の基本的方向についての報告を取りまとめました。その趣旨が現行の援助システムの中に生かされるよう関係省庁に働きかけてまいっておる次第でございます。また、昨年六月に地球環境保全関係閣僚会議の申し
○国務大臣(北川石松君) ただいまの委員の、水俣病問題について和解勧告がありながらこれを拒否したことについて長官としてどう思うかという御質問でございます。 私といたしましても、早期に水俣病問題の解決を図りたいという気持ちは強く持っております。ただ、現時点ということを申し上げておりますのは、今委員が御指摘のように、熊本、福岡、それぞれの裁判所において御検討を願っておることも現状の形でございまして、それと
○国務大臣(北川石松君) 今委員の御指摘のように、裁判所の和解勧告というものは非常に重く見ておりますが、現時点におきましては、私は、この和解の勧告を受けはいたしましても、行政の道といたしまして、七十五名の判決をいただいた後に対応いたしたい、この考えを持っております。
○国務大臣(北川石松君) 私といたしましても、水俣病の問題は早期に解決をいたさなければならぬということは前国会でも申してまいりました。また私は、争いの仲裁というものは時の氏神だということも申し上げておりました。ただ現時点においては、このことに直ちに応ずることは困難な状況にありますので、環境庁といたしましてはあのように、七十五名の方についての判決をいただいた後に対応いたしたい、このように思った次第でございます
○国務大臣(北川石松君) 委員のクライテリアに関しての、IPCSの研究課題の中での日本の態度を御指摘になりました。 ここに報告書が出て、少し今読んでおったところでございますが、十四ページの「イラクの研究について」ですが、学者と自分の考え方もいろいろある、お医者さんの考え方もいろいろあるにいたしましても、世界的な学術研究というものは、それぞれの権威を持った方がそれぞれの責任でもって発表すべきものだと
○国務大臣(北川石松君) 委員の重ねての、今日までの長い間の行政のとってきた態度に対して、チッソが増産をしておるではないか、その場でやめさせたらこんなにたくさんの被害は出なかったのではないかという御指摘はまことにごもっともであろうと思う次第でございまして、こういうことに関しましては今後速やかに手を打つ、そして体制を整えてその速やかな行政というものをやらなくちゃならぬという思いをいたしております。
○国務大臣(北川石松君) ただいま久保田委員の水俣病に関する、昭和二十六年魚を食べ 三十一年に発見され、四十三年にメチル水銀による認定をされた、その過去の歴史をひもときながら御指摘をなさったこの水俣病は、戦後高度成長の初期におきまして公害に対する認識が低く対策も十分でない中で発生した事件ではございますが、水俣病の発生を防げなかったことはまことに残念でございます。行政としては当時の社会状況下でできるだけの
○北川国務大臣 佐藤委員の重ねての環境教育の重要性と、長官としての決意はどうだ、こういうふうに聞かせていただきますと、大変環境行政に御理解をいただいて、まず感謝をいたしたいと思っております。 教育は、学校と家庭のしつけと地域社会と、これが三位一体にならなくてはいけない、こんな思いもいたします。今委員のお姿と発言を聞いておりますと、お父さんが侍だったなと思って、その侍がだんだん少なくなってきた。子供
○北川国務大臣 委員の生活者、そして道路を走る者、それを受ける者、例えばその受ける音、排出されるガス、このことによってその周辺の人は非常な公害を受けていると言って過言でないと思うのですね。そういう観点から、今までの道路をつけたらいいのだということの中で、あるいは防音壁を置くとか、あるいは道路の両サイドに緑樹帯を持ってくるとか、そういうことが今日考えられるようになってまいりましたが、今なお十分とは言えないと
○北川国務大臣 佐藤委員の高速道のキョウチクトウを例にとられまして、環境に強いものを育てるという一面がある反面、弱いものを育てていくのが環境行政ではないかというところの御指摘を受けて、私の考えはどうだということをお聞きくださったのですが、今佐藤委員が環境の重要性を感じていただきながら、人間と語り得ない自然に生育しているもの、これは人間のつくったさまざまなものの中で被害をこうむっていると私は思うのでございます
○国務大臣(北川石松君) 竹村委員の、スパイクタイヤ粉じんに対しての現実的な例をとられての御質問の中に、近い将来全廃を考えていいか、こういうことでございますが、本法案におきましては全国的に国民の責務としてスパイクタイヤ粉じんを発生させないよう努めてほしいということをうたっておりますし、脱スパイクタイヤ社会を実現することが基本的な考えであると申し上げたいと思います。
○国務大臣(北川石松君) 委員の、スパイクタイヤ法案によって規制されることによりこれを利用する方たちの交通上の心配と、そして片方では環境上の健康の問題と両方あるけれども、やはりこれを使用する人たちの心の安定というのは必要でありますから、そのためのスタッドレスタイヤですね。やはり、ああこれはいいなという感覚を持ってみんな愛用していただくようにならなきゃいけないんじゃないか。それが全国に普及しまして、将来
○国務大臣(北川石松君) ただいま田渕委員の、今回の法律案についていろいろの経緯があったことについての御理解のある御質問を賜りました。 この法案は、生活型といいますか、健康公害という新しい形の問題もあり、また粉じんによって損なう健康、また交通安全確保の問題、そういうような特徴がございまして、政府部内で法案の内容については慎重に検討いたしてまいりました。おかげで各省庁の御理解も得て、提案する形になってきた
○北川国務大臣 ただいまの委員の有機化合物系統の人類に及ぼす悪影響、これは御指摘のとおりだと思います。 ただ、御指摘のように二面性をおっしゃっていただいて、片方では人間の生活の中に科学がもたらした便利性も多々あると思いますが、またそれが環境を破壊し、あるいは使う者が知らないうちに汚染されていくようなものもないとは言えないと私は思います。そういう面におきまして、これが規制には関係各諸庁ともよく連絡をしながら
○北川国務大臣 ただいま新村委員のTBTOに関する、また他の化学物質も含めての取り締まり、あるいはこれが環境に及ぼす影響の重要性を御指摘を受けました。諸外国の例もおっしゃっていただきました。これは各関係諸庁に関係あるのですが、環境庁のみではなくにいたしましても、環境ということになりますと、これはやはり環境庁が大きくこれに対して関心を持って、足らざるは十分規制をするということで、関係各諸庁と十分話し合
○北川国務大臣 時崎委員のただいまの注射器等またアイソトープ等の廃棄物で大変困っておるという御指摘でございますが、全く、そのような廃棄物が不法投棄されますと、環境を損ねるだけではなしに、その廃棄物による影響はまことによくないという思いをいたします。 環境保全ということは極めて重要なことでございまして、環境庁といたしましては、従来から廃棄物の処分基準等については十分注意するよう言ってまいったところでございまして
○国務大臣(北川石松君) 篠崎委員の環境に関しての大変御理解のあるいろいろの御質問を受けまして、また人員の足らざるところとかいろいろ御指摘を受けますと、環境庁といたしましては、国民の御理解も得なくちゃいかぬ、御自覚もしていただかなくちゃいかぬ、そういう意味で環境教育といいますか環境倫理といいますか、そういう点についても、今後とも地方自治体を初めあるいは文部省関係の学校にも、子供にも私は環境教育をするようにお
○国務大臣(北川石松君) 篠崎委員の環境を思う御質問でございまして、良好な自然環境を生かしていくべきことは一番大切なことでございます。そういう点で、その実施に当たりましては自然環境の保全ということを十分配慮する必要があります。 特に環境庁長官が基本構想の承認の際の協議大臣と明記されておることは、環境を守らなくちゃいけないという立場からであろうと思っております。
○国務大臣(北川石松君) 委員の御質問にお答え申し上げます。 環境庁といたしましては、せっかくのリゾート地の整備が良好な自然環境の破壊とならないように、特に自然公園の保護と利用に配慮して構想の早い段階から十分な調整を図るよう努力してまいりましたし、今後とも自然環境の保全の観点から適切に対処してまいりたい、このように思っております。
○国務大臣(北川石松君) ただいま議題となりました水質汚濁防止法等の一部を改正する法律案について、その提案の理由及び内容の概要を御説明申し上げます。 我が国の水質汚濁の現状を見ますと、水銀、カドミウム等の人の健康に関する項目に係る環境基準はほぼ全水域で達成しているものの、有機汚濁等生活環境項目に係る環境基準については、代表的な指標であるBODまたはCODで見ると、東京湾等の閉鎖性海域、都市内中小河川等