2003-10-02 第157回国会 衆議院 憲法調査会 第1号
○北川(れ)委員 申しわけありません。 二国間のみでなく、あるいは多国間という重層的な対話の窓口を築きつつ、懸念の解決に向けてはさまざまな道筋を模索し、着実に進展させることが、今のような状況であるからこそ、遠いようで唯一進むべき道ではないでしょうか。北東アジアの非核宣言をさらに推し進めてまいります。 平和憲法を持つ日本、平和憲法の理念を生かすことを課せられた日本として、日本がこれまで積み重ねてきた
○北川(れ)委員 申しわけありません。 二国間のみでなく、あるいは多国間という重層的な対話の窓口を築きつつ、懸念の解決に向けてはさまざまな道筋を模索し、着実に進展させることが、今のような状況であるからこそ、遠いようで唯一進むべき道ではないでしょうか。北東アジアの非核宣言をさらに推し進めてまいります。 平和憲法を持つ日本、平和憲法の理念を生かすことを課せられた日本として、日本がこれまで積み重ねてきた
○北川(れ)委員 社民党・市民連合の北川れん子です。 アフガニスタン戦やイラク戦はまだ終了しておらず、しかも、反テロ世界戦争は北朝鮮やイラン、シリアなどに拡大する危険性を残しています。 イラクに駐留するアメリカ兵、イギリス兵の犠牲者が毎日のようにふえています。兵隊だけが犠牲になっているのではなく、それを上回るイラクの一般市民が犠牲になっています。報道では少なくとも七千人以上との数字が出されており
○北川(れ)委員 異論はあるということで、まず、反対する政党もあるということは、一つはそのことを明確にしていると思うんですけれども、異論があるということを提案者は十分理解されているというふうに。
○北川(れ)委員 提案者の周りの方は賛同の方が多いということなんですけれども、賛同が多いか少ないかではなくて、私がお伺いしたいのは、異論の有無なんですね。 さまざまな意見があるというのはそのとおりだというふうに先ほどお伝えになりましたけれども、異論の有無をどのように理解されているかをお伺いしたいと思います。
○北川(れ)委員 社民党・市民連合の北川れん子といいます。 まず、提案者にお伺いしたいんですけれども、昭和の日とすることに国民の支持を得ているという認識でいらっしゃるのかどうか。先ほどの御議論の中では、具体的な世論調査もせず、けれども、さまざまであるというのはそのとおりだというような御答弁もされているんですけれども、この点をまず最初にお伺いしたいと思います。
○北川小委員 ちょっと話は飛んでしまうんですけれども、先日、英参考人がお越しになって、お伺いしている中で、憲法前文のお話が出て、具体的には、憲法九条の二項は要らないんじゃないかという御発言をされたんです。中村参考人にお伺いしておきたいんですけれども、憲法九条と憲法二十五条の生存権との関係においては、何か御説をお持ちでいらっしゃればお伺いしておきたいなと思っているんです。
○北川小委員 具体的には、やはり二十七条を格上げしていくというか、実施化を具体化していくということはとても大事だろうということだろうと思うんです。 よく街頭の演説とかいろいろなところで使うときに、自殺者がこの四年間三万数千人を超えてきている、そしてまた、家出をされる方も三万数千人いらっしゃるというふうに聞いております。その数字の第一位が健康であり、第二位が経済と生活問題であるというふうに言われているんですけれども
○北川小委員 社民党・市民連合の北川れん子といいます。 きょうは、二人の参考人、本当にありがとうございました。 まず、中村参考人の方にお伺いしたいと思うんですが、先ほども憲法の二十七条の問題が少し触れられたと思うんですけれども、今の超資本主義社会という域に達していく中、労働基本法の改正などで、基本的に労働基本権というものが確立されたものから、私から見ると後退というふうな流れも出てきている状況の中
○北川小委員 そういう点において、アフガニスタンにしろイラクにしろ、新しい憲法をつくられる段階で、やはり、日本の憲法九条一項、二項が私たちが欲しかった平和を象徴する言葉としてあるんだというのを知ったということで、これを何とか自分たちの国の憲法の中に取り入れられないかという動きもあると伝えられている中において、私自身はやはり、憲法のおいしさ、憲法の理念の目指す本当のところを日本人はまだ知らないのではないかという
○北川小委員 平和と言いながら銃を撃つという感じの平和という問題に関しての矛盾があるということだろうと思うんです。 そういう点からいっても、日本の平和主義という中には九条と、私は前文と条文は不可分だというふうに思うんですね。参考人は前文と条文は分けて考えることができるとした場合に、私は、この前文があるからこそ九条がある、そこのところで揺るがすことがなかったという点が、五十七年間派兵や派遣をするという
○北川小委員 社民党・市民連合の北川れん子です。本日はどうもありがとうございました。 きょうのレジュメにお書きいただいております、参考人の方は、主権在民、民主主義、人権尊重というふうな三本柱をお書きいただいているんですが、通常は、主権在民、平和主義、人権尊重というのが日本国憲法の三大柱というふうに伝えられ、教えられていると思うんですね。ここで大きく違うのが、平和主義のところを参考人のでは民主主義というふうになるという
○北川れん子君 私は、ただいま議題となりましたいわゆるテロ対策特別措置法一部改正案について、社会民主党・市民連合を代表して、質問をいたします。(拍手) 二〇〇一年九月の同時多発テロ後、ブッシュ政権は、ビンラディン氏が率いるテロ組織アルカイーダを犯人として、アルカイーダと関係の深いアフガニスタンのタリバン政権に対する軍事報復に踏み切りました。ブッシュ氏は、自国に対するテロを世界人類に対する攻撃と位置
○北川委員 小林参考人から「基本的人権と公共の福祉(権利と義務)——国家・共同体・家族・個人の関係の再構築の視点から」をお聞きし、日本国憲法はアメリカ憲法以上にコミュニタリアニズムの原理と一致する規定を相当体系的に含んでおり、したがって、コミュニタリアニズムの観点からすると世界に冠たる理想的憲法ということになる、したがって、この点においても憲法改正の必要性は存在しないとの部分は特に印象に残り、力づけられたところであります
○北川委員 望まない妊娠を防ぐことは含められているが、中絶はかかわっていないというのがその後に続くというふうにここでは理解を深めさせていただきたいと思います。 それで、前回なんですが、やはり、この法案で「生命の尊厳」というのを使われています。前回、石毛議員の質問に対して中山提案者は、本法案は母体保護法の改定につながるものではないと明言をされました。この点について、きょうは厚労省にも、同じ認識であると
○北川委員 今回の立法提案者の趣旨と、文言は同じだけれども、少し違うというのを確認させていただきます。 それと、「生命の尊厳」が使われているんですが、法制局に、この立法においての生命の尊厳の意味の御説明をまずいただきたいと思います。
○北川委員 社民党・市民連合の北川れん子です。 ちょっと順番を変えてお伺いをいたしたいと思います。 文科省の方に毎回出てきていただいていたんですが、質問が、前回も前々回も時間がなくて申しわけありませんでした。 きょうは、ゆとりある教育というのは、学歴の偏重を解消するために使った言葉だというふうにあったんですが、文科省で使われているゆとりある教育にはその精神が入っているのか、そして、文科省で使われているのは
○北川委員 カイロ宣言では、殊に妊娠と出産機能を持つ女性側への権利の強調というものもあったと思うんですが、きょうの修正提案者はそのことも含めて包み込んでいるんだというふうにお伺いをいたしました。 とすると、二つ私は疑問を感じてしまうんです。 一つは、私ども社民党が提案いたしました折に、前文とそれから条文の中なんですね。今回、参考人の意見を聞いて前文には入れたとおっしゃいました。では、どうして条文
○北川委員 先ほどから何度も、出産する、しない、そして、いつ、何人とかというのは個人の決定というのを強調されて言っていたんですけれども、私は、今回の修正された文言が、何度か読み返してみたんですけれども、憲法の二十四条に結婚は両性の合意に基づくというものがありますが、その範囲を出るものではないのではないかという気がいたします。 そこで、もう一度あえてお伺いをいたしたいんですけれども、これがカイロ人口会議
○北川委員 社民党・市民連合の北川れん子です。 本日は、きょう提案されました修正の部分を中心にお伺いをいたしたいと思うんですが、きょう出された修正は、繰り返しになるかもわかりませんが、九四年のカイロ人口会議における決定に基づく理念に立った修正文言と理解してよろしいのでしょうか。
○北川小委員 その中の大きな回路ということになりますと、先ほど、国家を解体するということまでは主張していないというふうな御発言があったのですけれども、しかしながら、行く行くの構想の中には、国家と、その横並びに中間集団があるというふうに見てよろしいのでしょうか。
○北川小委員 そのところで、御主張されているコミュニタリアニズムは根づくかどうかといった点があると思うのですが、中間集団に、家族、共同体、NPO、NGOというふうにお書きになっているのです。国家というものと個人を二項対立ではなくて、その中間に、家族、共同体、NGO、NPOを持ってこられているのですけれども、この中間集団というものが、個人を守るといいますか、保護する、そういう組織になる、そういうふうに
○北川小委員 社民党・市民連合の北川れん子です。きょうは本当にどうもありがとうございました。 先生が書いていらっしゃるレジュメの中で、民衆からの公共性の形成というのが書かれているのですけれども、今の日本の現状、それはどういうふうに認識をされていらっしゃるのでしょうか。
○北川委員 私どももせっかく一緒に議員連盟の中で考えてきて、提案の寸前でおりたということは、そこがまず中心の背骨であるといった点でどうも理解が得られなかったということで、断念をしたという経過があったんですけれども。 もう一つお伺いしたいんですけれども、きょう、米津参考人の方からは、不妊治療を少子化対策に位置づけるべきではないということを本当にるる短い時間の中で答えていただいたんですけれども、あとの
○北川委員 法律のひとり歩きの言葉もあったんですが、非婚はいけない、晩婚はいけない、夫婦の出生力を上げなければいけないとかという形で何らかの理想像を押しつけられてはいけないというのも、きょうの議論の中の中心点であったと思うんですね。 きょう参考人で来ていただいている皆さんは、これは議員立法なんですが、議員立法提案者会派の中から廃案や修正の要求が出ている、そういう基本法であるという心もとなさを御理解
○北川委員 社民党・市民連合の北川れん子と申します。本日は、四人の参考人の皆様、本当にありがとうございました。 まず最初に四人の皆さんにお伺いしたいのですが、先週この議論を立法者の方たちをお迎えしてやったわけなんですが、そのときお伺いしておりますと、社会環境の充実の方は幾ばくか進んできた、非婚化、晩婚化、そして夫婦の出生力の低下、ここに少子化の原因があるということに視点のポイントを大きく置いて御答弁
○北川委員 堀部参考人にお越しいただいた折は、ちょうど参議院においてまだ審議中であったため、具体的な質問になると発言を控えていらっしゃったように思います。 そこで、参議院での参考人質疑での堀部参考人の議論を読ませていただきましたら、官も民もともに独立した第三者機関が設けられるべきであるとはっきり言明されております。これは個人情報取扱事業者の定義のあいまいさが浮かび上がったことを受け、多くの国民に網
○北川委員 社民党・市民連合の北川れん子です。 明治憲法制定前に出された私擬憲法草案、およそ九十四案近くあったと言われていますが、例えば立志社や交詢社、また植木枝盛の日本国国憲按、憲法草案を見てみますと、特に国民の権利を規定した条文が充実しており、現代にも通用するような死刑の禁止や拷問の禁止まで範囲に入れられており、実際、びっくりいたしました。私擬憲法草案が出された時代から現憲法に流れている主体的市民意識
○北川委員 生み育てない者の自己決定権に対して心配しなければいけない。先ほど、生み育てる者の自己決定権を脅かすものではないという御説明なんですけれども、では生み育てない者の自己決定権というものもこの条文からはどうなるのだという御意見が先ほどあったように、民主党さんの中から廃案の要求、修正の要求ということが出ているという点におきましては、では、厚労省の方から、流れ的には、多分始まりは七九年の女性差別撤廃条約
○北川委員 私ども社民党は、議員連盟にも入っておりまして、立法化をされるという前提のもとで一緒に共同作業にも携わらせていただいておったのですが、実は具体的な文言の提案というものもさせていただきました、今、中山提案者の方からはその点の指摘がなかったんですけれども。 実は、清水澄子前参議院議員の方から、前文に、結婚及び出産は個人の選択にゆだねられるものである、そして二条の二項に、少子化に対処するための
○北川委員 社民党・市民連合の北川れん子です。 この法案は議員立法だとお伺いしているんですけれども、この議員立法が立法化されるまでの間に大きな議論の分かれ、相違点というのがあったと思うんですが、手短に教えていただきたいと思います。
○北川委員 ということで、国の方は二〇〇一年から施行されたので、警察庁のものが対象となっているということで、お伺いしましたら、十のファイルが事前届け出を総務相にしなければいけないというのが、二輪車の防犯登録ファイルから、例えば古物商、質屋さん等々といきまして、留置情報ファイルまで十はあるというふうにお伺いしたんです。今聞いていると、四十七都道府県では、都道府県警の個人情報というものは保護の対象になっていないということなんですが
○北川委員 社民党・市民連合の北川れん子です。 今、参議院の方では、八八年法の全面改定ということで、行政機関の個人情報保護法が議論されているんですが、きょうは、警察庁や都道府県警がお持ちの個人情報について少しお伺いをしてみたいと思います。よろしくお願いします。 都道府県の方では、個人情報保護条例の対象となっている例があるのか。四十七都道府県があるんですけれども、四十七都道府県に個人情報保護条例があるのかという
○北川委員 私は、社会民主党・市民連合を代表し、ただいま議題となりました構造改革特別区域法の一部を改正する法律案につきまして、反対の立場で討論を行います。 今回の法案には、自治体からの要望を受けとめたとして、七本の法律の特例措置が追加されています。その中には、特区として是認できるものや一定程度理解できるものも全くないわけではありませんが、社会的規制の観点から見て、決して看過できない重大な問題点が含
○北川小委員 時間が来てしまったんですが、最後に、先生が尽力されて情報公開制度ができたわけですが、その中に知る権利というのが明記されなかったことに対して、三年たってみて何かお感じになっている点があればお伺いしたいと思います。
○北川小委員 韓国とか台湾とかがよく引き合いに出されるものですから、私も少し、一日、二日という形だったんですが、視察とかもさせていただいたんです。やはり三十年、四十年たつ中で、若い世代が、人間に番号をつけられていることが当たり前だ、身分手帳がある、携帯するという形で確認されていくのが当たり前になっていくことに疑問を感じている人たちが出てきて、その人たちとしゃべっていると、私たちの国はないんだけれども
○北川小委員 社民党・市民連合の北川れん子といいます。きょうは本当にどうもありがとうございました。 実は去年は、住基コード入りの、番号入りのはがきというものが世帯単位で配られたんですけれども、私自身は、市の窓口と県に異議を申し立てした一人なんですね。というのは、よく言う、ほっといてもらいたい、私に番号なんてつけないで、そういう気持ちと、もう一つは、私の知らないところで私が知らない私の情報が積み上げられていくのではないか
○北川委員 裁量は地方自治体判断だということであるわけですか。地方自治体の裁量というよりは、今回の特区の規制緩和がされたわけで、その中に、別に借用の資金というか、校舎とか先ほど言った土地とかですが、それはもう借用であっていいと自治体が読めばいいことではないわけですか。
○北川委員 いや、端的に言って、先ほどは借用であってはならないと、今の私学法人の内容で認めていくというふうにおっしゃったと思うんですが、今は緩和できているんだということでありますよね。そうすれば、先ほどから御心配になっていたNPO法人なんかが運営する場合には、土地とか建物とか、そういうものは、別に借用であったり借地であったりしてもいいというふうに受け取る方は受け取ってよろしいんでしょうかということなんです
○北川委員 社民党・市民連合の北川れん子なんですけれども、今私は、前段の吉井委員の御発言に対して鴻池大臣が、いや、まあそういう悲観主義的なところは聞いていなかったと言われたのをちょっとどきっとして思ってしまった。(鴻池国務大臣「そんなこと言っていないよ、外国の話を聞いていなかったと言ったんだ」と呼ぶ)ああ、そうですか、外国の話は聞いていなかった。 トータル的に、ぜひ一人一人の委員が言う発言に対しては
○北川委員 その正当な理由を政令で落とす場合にも、パブリックコメントをとられるというふうにお決めになっていらっしゃるのでしょうか。
○北川委員 現行犯逮捕ができるというふうに使われるということなんですが、今は多少明確な事例ということで、グレーゾーンの事例ではないのをおっしゃったんですけれども、そういう場合は間々あると思うんですね。そのときに、この法文三条、四条が、正当な理由ということで、すごく明確性が欠けるというところを一番最も心配しているんですけれども、外形的にそういう所持という事実さえあれば現行犯逮捕ができるというところにあるという
○北川委員 社民党・市民連合の北川れん子です。 今の吉井議員の、多少ちょっと続きということでお伺いしたいんです。 先ほど、別件で家宅捜査を行った際にたまたま特殊開錠用具が発見できた場合に、幾ばくかの質疑応答があるんだろうと思うんですが、その場合には現行犯逮捕ができるというふうにおっしゃったように思うんですが、その辺、もう少し詳しくおっしゃっていただけますでしょうか。
○北川小委員 ありがとうございます。 そうですね。そういう流れの中で日本国憲法の方へ続いていくんだというのは、本当に確かな御指摘だろうと思うんです。 それで、日本国憲法の中に、九十九条で遵守義務というのができていくんですけれども、明治憲法の中には遵守義務というのは実質的にはないんだというふうにお伺いしたんです。この遵守をするという形のことにおいては、当時の、有権者が後半には多くなっていくというお
○北川小委員 これからだというときにそうなっていくというのが、とても日本にとって成熟したものになり得なかった部分としてあったと思うんですけれども、憲法の中でようやくといった時点ぐらいに来る昭和の初期、中期というふうにお話があったんですけれども、明治憲法と法律との乖離というか、明治憲法と法律との関係においてはどういう感じで運用というのはされていたんでしょうか。 明治憲法の解釈の話というのが、きょう、
○北川小委員 社民党・市民連合の北川れん子と申します。きょうは、どうもお話ありがとうございました。 ちょうど明治憲法と日本国憲法、制定から大体六十年ぐらいとんとんでたってきたというところに来たと思うんですけれども、先生のきょうの制定のときのお話というのは、割と国家の少数の方々の本当に長きにわたる論争の中から生まれてきた、結実したものであるというお話であったと思うんです。 昭和に至るまで、明治憲法
○北川委員 政治家と警察の方の難しいところというのは、プライベートな時間があるのかないのか。その人の立場を配慮して、公務時間以外だけれども、こういう相談に乗ってと。そして中身が、具体的な捜査の内容に入っていくとか、自分の身近な出来事を早く解決してもらいたいので、警察に、官である立場の人に相談を投げかけるといった意味では、公務外とか公務内というのは余り問題にはならない。その人が別に警察官とか刑事さんでなければ
○北川委員 どうも済みません。きのうですかね、おとといですか、お伺いしたところによると、去年は三万九千六百五十九件で、十年前は三万二千三百一件ということで、一万件ほどふえているということで、増加傾向というふうな形でお伺いしていたんですけれども、この相談事の中に、松浪議員の場合のように、関係を切りたがっているというか、そういう相談事の深刻さなんですけれども、相談の内容とかの分析とか、そういうことはされているんでしょうか
○北川委員 社民党・市民連合の北川れん子です。 本日は、まず初めに、政治家と暴力団、普通の市民社会生活では出会うことが少ないと思うんですよね。報道等を通してはよく聞く名前というか主体者であると思うんですけれども、その交差点に警察という、交通事犯では市民社会生活では出会う人たちとの関係という点から、少しだけお伺いしたいと思うんです。 警察も、暴力団と言われる方たちの世界も、それから政治家の世界というのも
○北川委員 私は、社会民主党・市民連合を代表して、内閣提出、個人情報保護関連五法案に反対の討論を行います。 一昨年三月末に提出された政府案は、表現の自由、報道の自由等を制限し、個人情報保護の法制度としても欠陥が多く、私たち野党四党を初めマスコミや市民団体等からの激しい反対を受け、昨年末、廃案となりました。 今回の個人情報保護関連五法案は、メディア規制というほんの一部について修正しようとする小手先
○北川委員 防衛庁の方も統一のものはなかったということで、きのうは石川県の手引というものが出されたんですが、きょう、長野県の方の自衛官の募集事務の手引といったものもあります。 それを見させていただきますと、市町村が絡んでいくのは採用予定通知、ですから、本籍調査とか志願者名簿の記録までが市町村の業務として挟み込まれていっているわけなんですけれども、これはやはり、防衛庁の所管の地連によって依頼の仕方が
○北川委員 それは、行政の対応が、受けとめ方が違っていたのか、それとも、防衛庁の依頼の仕方にさまざまなものがあったのか、それはどちらなんでしょうか。
○北川委員 社民党・市民連合の北川れん子です。 きょうは、昨日から問題になっています防衛庁の適齢者名簿情報、その問題と行政の個人情報保護法の方を絡めて質問させていただきたいと思います。 きのう、宇田川局長のお話などを聞いていますと、依頼された自治体が自主的にいろいろな情報を提供していたというような御答弁があったわけですが、自衛隊法の、法律と施行令で縛りがあって行っていたことであるにもかかわらず、