○北岡説明員 お答えいたします。 いまの問題につきましては、先生の言われたとおり、気象庁長官から私に対しまして検討するように命ぜられましたのが去年でございます。それでその文書を見まして、さっそく青山君に来ていただきまして、二回にわたりまして意見を交換しております。その結果、いろいろ主張がありましたから、その根拠を出すようにということで根拠の資料もいただきました。それで検討しましたけれども、どうも、
○北岡説明員 お答えいたします。 この問題は、先ほど次長の申されたとおり、レーダーの運用だけで済む問題ではございませんので、全般的な対策、集中豪雨対策を気象庁としては検討しておりまして、逐次充実していきたいと思っておりますが、その問題についてはあとで申し上げたいと思います。 ただいまのレーダーの問題につきましては、全国のレーダーは、先ほど次長から申されましたように、天気がよくても一日四回は一応は
○北岡説明員 お答えいたします。 四十年のころの指定につきまして、いま私経緯を十分悉知しておりませんので、確たる御答弁はできないのが残念ですが、この問題については先ほど八木副長官のお答えしたと同じような考え方を私は持っております。かりに川村先生のおっしゃられたような、その当時のことが、梅雨前線の動きを一連の問題として気象庁も一応納得したということでありますれば、それに今度の十号、十六号が該当するかといわれますと
○説明員(北岡龍海君) いま先生のお尋ねは、それを現在やっているかというのは、もうすでにそういうことをやっているか、そういうことを検討しているかという、どっちでございますか。
○説明員(北岡龍海君) ただいまの予警報一斉伝達装置の整備に関連いたしまして、気象庁のいま考えておる計画を申し上げます。 四十四年度の予算計画といたしまして、東京管区気象台及び大阪管区気象台の管内全部で十七カ所に対しまして六千二百六十三万一千円の予算を計上しておりますけれども、その後東北管内、北海道管内にその次の年度三カ年計画で全国的に完成したいと考えております。
○北岡説明員 注意報、警報を出す場合に、問題は、現在まで降ってきた雨が幾らであるかということが一つの問題でございますけれども、この雨が今後まだどの程度続くか、そして被害になるか、どうかということの判断を加えなくちゃならぬ。そのためには、現在レーダーエコーに出ています雨雲がどのように変化するか。またその雨雲がどのような雨量になっているか。レーダーエコーの雨雲だけでは残念ながら定量的な雨量に換算することは
○北岡説明員 専門的な問題になりなすので、私からお答えを申し上げることにいたします。 先生の御指摘のとおり、台風がその地方予報中枢に約三百キロに近くなりますと、そこの毎時の台風の中心位置の推定、それと一時間ごとのおおよその進路予報につきましては、その地方予報中枢で発表することは差しつかえないとしておりますけれども、その台風の位置の確定につきましては本庁が最終的責任を持つことにしておりますし、また進路予報
○北岡説明員 予報業務について、担当でございますから私から答弁させていただきます。 予報業務をやりますのにつきましては、全国的な気圧、低気圧がどこにあってどのように動くか、高気圧がどこにあってどのように動くかというような、気圧計の全体のパターンの移動、すなわちこれを予想天気図と申し上げておりますけれども、これをつくって予報の基本的な資料をつくる責任を持っておるのが本庁の責任でございまして、これを地方
○説明員(北岡龍海君) それでは、かわりまして、御報告申し上げます。 この朝の名古屋のレーダーの運転は五時三十五分から始めまして、毎時間観測いたしまして、必要な気象監所に毎時間そのデータを通報いたしておりまして、十五時八分までやりまして、一応通報を終わりましたけれども、レーダーの運転は十六時十七分まで続けて観測しております。そして、先ほど長官の御報告も申し上げましたとおり、その時点から少し中止いたしまして
○北岡説明員 今度の飛騨川事故に関連いたしまして、レーダーの観測について御質問がございましたので、作動状況を御説明申し上げます。 今度の飛騨川事故の集中豪雨に対しましては、富士山のレーダーはその当日の五時から終日運転いたしまして、翌朝の五時まで毎時間観測を続行しております。それから名古屋のレーダーは、これも五時ころから運転いたしておりましたけれども、午後の四時ころになりまして雨雲のエコーがだんだんなくなってまいりましたし
○説明員(北岡龍海君) いまの質問に対してお答え申し上げます。気象庁の本庁の予報部におきましては、大体三時間ごとの天気図をいつも書いておりますので、その時点におきまして、前の予報を変更する必要があると認めましたら変更して吹き込んでおります。また、台風が参りましたときには、必要によりまして毎時間ごとの観測資料を集めまして、それに基づいて予報の更新をいたしますので、そういう場合には一時間ごとに更新することもあります
○北岡説明員 たしかなところはわかりませんが、気象庁で現在人工気象衛星を考えようとしておるのが約十二億くらいでございます。しかし非常に進みますと四、五億でできるのではないかというふうなことも考えております。
○北岡説明員 ただいまの海上の観測の強化というのは、先生のおっしゃるとおり、海上における船舶の遭難防止のサービスに対して非常に重要な役目を果たすとともに、陸上における予報にも非常に大きな貢献をするもので、われわれは非常に大切だと思いますが、それに対しまして御承知のように、日本付近は非常に海が広くて、その方面の資料が非常に少ないためにわれわれは予報上非常に苦労しております。そういう意味におきましても、
○説明員(北岡龍海君) 御指摘のとおりでございまして、空港分室にもいろいろ種類がございまして、一日一回程度あるいは二回程度しか飛んでいない閑散空港と、非常に朝からかなり回数が飛んでいる空港分室とございますが、この相当回数飛んでおります後者の空港分室におきましては、全体的に空港分室はそうでございますけれども、特にひんぱんに飛んでいる空港分室におきましては、飛行機が飛んでくる場合に、そこの空港分室において
○説明員(北岡龍海君) お答えいたします。総部部長がお答えするために資料を持っておったのでございますが、ちょっといま外出しましたので、あるいは資料に若干誤りがあるかと思いますけれども、現状をちょっと申し上げます。 航空気象のサービスといたしまして、羽田の国際空港に東京航空気象台がありますが、そのほかに、地方国際空港といたしまして、名古屋の小牧及び大阪の伊丹それから札幌の千歳にそれぞれ航空測候所、それから