1985-04-10 第102回国会 参議院 農林水産委員会 第11号
○参考人(北原岩男君) 先ほど状況をざっと申し上げましたけれども、消費の現況は俗に二十九万俵と言われております。そこで、四十年代の末には四十万俵の消費までいったわけでありますが、その時点を見ますと、二十九万俵というものは非常に減ってきたではないか、こういうふうに言われるわけでございますが、生産の数量も減ってまいりまして、五十年の初期には三十三万俵の生産数量があったわけでございますが、ことしは大体において
○参考人(北原岩男君) 先ほど状況をざっと申し上げましたけれども、消費の現況は俗に二十九万俵と言われております。そこで、四十年代の末には四十万俵の消費までいったわけでありますが、その時点を見ますと、二十九万俵というものは非常に減ってきたではないか、こういうふうに言われるわけでございますが、生産の数量も減ってまいりまして、五十年の初期には三十三万俵の生産数量があったわけでございますが、ことしは大体において
○参考人(北原岩男君) お答えいたします。 繭の輸入問題でありますが、昨年が五万一千トン余の全国の繭の生産数量であったわけでございます。そこでこの工業組合が三三%の設備の消減をしたと、こういうことでありまして、昨今、乾繭市場が暴騰を続けております。そこで、我々はこの全然工賃のないような一万三千円掛けなんという価格で、今豊橋も前橋も乾繭の相場が動いているということでございまして、生糸は新繭、新しい繭
○参考人(北原岩男君) 私は、全国の組合製糸の連合会である日本生糸販売農業協同組合連合会の会長を務めます北原岩男でございます。 御高承のとおり、組合製糸とは、養蚕農家が共同出資をして製糸工場を設備し、みずから生産した繭をみずから製糸加工して生糸を生産して付加価値を高め、さらに販売に要する諸経費を軽減するために共同販売を行い、その利益を養蚕農家に還元し、農家経営の安定と向上に役立てるための組織でございます