2015-08-18 第189回国会 参議院 農林水産委員会 第15号
○参考人(北出俊昭君) まず、第一点なんですけれど、私はやっぱりそれぞれの国にそれぞれの協同組合があるというように思っているわけです。 したがいまして、御承知のように、ヨーロッパなんかでは畜産なんかもあって、ほとんどもう多国籍化して一般の企業と同じようにやっているところもありますし、アメリカはアメリカでまた新しい協同組合はあると、それが全部ICAの会員になっているわけですね。 だから、日本の農協
○参考人(北出俊昭君) まず、第一点なんですけれど、私はやっぱりそれぞれの国にそれぞれの協同組合があるというように思っているわけです。 したがいまして、御承知のように、ヨーロッパなんかでは畜産なんかもあって、ほとんどもう多国籍化して一般の企業と同じようにやっているところもありますし、アメリカはアメリカでまた新しい協同組合はあると、それが全部ICAの会員になっているわけですね。 だから、日本の農協
○参考人(北出俊昭君) ある立派な農協の組合長をやっていながら県の中央会の会長さんがいらっしゃるわけですけれど、その方に少し前会ったら、その農協ですら協同ではなくて競争なんだと、競争が組合員の人がみんな重視をしていると、みんな協同じゃなくて競争なんですよということになっていると言われたんです。私は、その農協ですらそうだとすれば、これは全国で今言われていることがかなり隅々まで行っているというように感じたわけです
○参考人(北出俊昭君) お手元に資料があると思いますけど、それに従って報告をしたいと思います。 私は、農協が、困難な非常に長い道のりだとは思いますが、協同組合の価値と原則に基づいた本来の協同組合として発展することを強く望むものです。したがいまして、今度の改正案についても、どういう立場から意見を述べるかということは、この価値と原則に基づいた対応をいかに強めるかという立場で私は意見を述べたいというように