1998-03-13 第142回国会 衆議院 法務委員会 第3号
○勝浦説明員 最近五年間の数字でお答えを……(安倍(基)委員「もう簡単でいい。一番最近のでいいです」と呼ぶ)わかりました。 では、昨年、平成九年中の数字でお答え申し上げます。 中学生による凶悪犯罪の補導人員は二百七十七人でございます。それから、高校生につきましては六百六人でございます。
○勝浦説明員 最近五年間の数字でお答えを……(安倍(基)委員「もう簡単でいい。一番最近のでいいです」と呼ぶ)わかりました。 では、昨年、平成九年中の数字でお答え申し上げます。 中学生による凶悪犯罪の補導人員は二百七十七人でございます。それから、高校生につきましては六百六人でございます。
○説明員(勝浦敏行君) 昨年中、主な規制薬物の押収量について申し上げます。 主な薬物について申し上げますが、覚せい剤が百七十一・九キロ、それから乾燥大麻が百三十五・五キロ、大麻樹脂が百五・四キロ、コカインが二十五・三キロ、ヘロインが六キロ、アヘンが三十九キロということで、ここ数年こういった主な規制薬物の押収量が非常に高い水準で推移をいたしておるところでございます。
○勝浦説明員 御指摘の番組につきましては承知はいたしておりませんけれども、先ほど、非行に対する抵抗感を失わせる一つの要因となっていることは否定できないものと考えておりますと申し上げました。情報のレベルの問題もございましょう、それからその情報に接する頻度というものもあろうかと思いますが、いずれにしましても、先ほど申し上げましたように、さまざまな情報が少年自身の認識の変化とかあるいは逸脱衝動と相まって一
○勝浦説明員 まず、最近の少年犯罪の状況について御説明を申し上げます。 少年人口の急激な減少にもかかわらず、刑法犯で警察が補導いたしました少年の数は大幅な増加傾向にございます。その上、昨年は少年による凶悪犯罪も昭和五十年以降の最悪の数字となっておりまして、こういった状況につきましては極めて憂慮をいたしておるところでございます。また、今御指摘もございましたように、本年も少年による刃物を使用した犯罪が
○勝浦説明員 少年非行の凶悪化の問題に対処するために、警察といたしましては、悪質な少年非行に対しましては厳正に対処するということ、それとともに、街頭補導活動でありますとか、あるいは少年相談などの充実を図る、今後とも引き続きそういうことで努力をしてまいりたいと考えておりますが、具体的には、少年事件捜査や少年補導活動の強化、それから学校、家庭、地域との連携や、あるいはそれによります広報啓発活動の推進、少年
○勝浦説明員 少年による凶悪犯罪が急増をいたしております背景といたしましては、少年を取り巻く社会環境の変化の問題でありますとか、それから、少年自身あるいは社会全体の価値観の変化などのさまざまな問題が考えられようかと思いますし、さらには、少年の間に非行に対する抵抗感を失わせている、そういう認識をいたしておりまして、この問題に対しましては、警察も含め社会全体で真剣に取り組んでいくことが何よりも重要であろうかというふうに
○勝浦説明員 平成九年中に警察が刑法犯で補導いたしました少年の数は約十五万三千人でございます。これは前年に比べまして約一万九千人、率にいたしまして一四・四%増加をいたしております。 中でも、ことしに入りまして、御指摘のありましたように、ナイフを使用した凶悪事件が相次いで発生をしていることに見られますように、少年非行の凶悪化の進展が顕著でございます。平成九年中に凶悪犯で補導いたしました少年は二千二百六十三人
○勝浦説明員 本年に入りまして相次いで発生をしております少年による刃物を使用した事件についてお尋ねでございます。 本年に入りまして一月初めから二月末までの間に、全国の警察から私ども警察庁の方に検挙、補導の報告がありました事件といたしましては、現在三十八の事件を把握いたしております。 その内訳を罪種別に見てみますと、殺人です が、未遂も含めますが、殺人が七事件、強盗が十二事件、傷害が十一事件というふうになっております
○説明員(勝浦敏行君) 現在審議中の法案におきまして、スポーツ振興投票に係るいわゆるのみ行為は罰則をもって禁止をされているものと承知をいたしております。 このため、この法律が施行された後に小中学生等の少年がこれらの行為を行った場合には、十四歳以上の少年につきましては必要な捜査を行うとともに、十四歳未満の少年につきましては適切な補導措置を講ずることになろうかと考えております。
○説明員(勝浦敏行君) 最近の少年非行情勢につきましては、少年人口の急激な減少にもかかわらず、刑法犯少年の補導員が増加傾向を示しておりますほか、高校生による覚せい剤の乱用や遊ぶ金欲しさの性非行につきましては、昨年既に過去最悪の数を記録いたしております。 また、凶悪化の傾向も顕著でありまして、昨年、過去十年間で最悪の数を記録いたしました刑法犯の補導人員につきましても、本年は九月末までに昨年一年間の数字
○勝浦説明員 平成八年中、競輪、競馬などの投票券の購入で補導したとして警察庁に報告のありました少年の数は、九百五十四人でございます。
○説明員(勝浦敏行君) それでは、警察と学校との連携の具体的な取り組みを二点申し上げたいと思います。 一点目が薬物乱用防止教室の開催でございます。 この薬物乱用防止教室につきましては、最近の少年の薬物乱用の急増ぶりを踏まえまして力を入れているところでありますが、昨年は全国で約二千回、八十一万人の児童生徒を対象に実施いたしております。今後とも、引き続き積極的に開催してまいりたいと考えております。
○勝浦説明員 お話にありましたように、平成八年の薬物乱用の事犯を見てみますと、特に顕著な点といたしまして覚せい刑事犯の増加が挙げられようかと思います。検挙人員が一万九千四百二十人で、前年に比べまして二千三百十九人、一三・九%増加をしております。中でも、覚せい刑事犯で補導しました犯罪少年は一千四百三十六人で、前年に比べまして三百五十七人、三三・一%増加をしております。これは、御指摘のように二年連続して
○説明員(勝浦敏行君) 学校との連携につきましては、地域によりまして開催の頻度に差がありますが、おおむね四半期に一回程度開催をされております学校警察連絡協議会の場を活用いたしまして、いじめ問題に関する全般的な協議を行っておりますほか、平素から警察署の少年担当職員が管内の各学校の生徒指導担当者の方などと随時連絡をとり合うなどして互いにいじめ事案を早期に把握できるよう努めているところでございます。 また