1976-03-03 第77回国会 衆議院 運輸委員会 第3号
○加賀谷説明員 昨年のスト権ストというのはかなり長期に、八日間にわたりまして、しかも全国的な列車の停廃が起きたという非常に残念な事態だったのでございますが、そのために国民生活に多大な迷惑を及ぼした。それから、また、国鉄にとりましてもかつてない損害をこうむったということでございまして、また、世論の反応も非常に厳しいものがございまして、われわれもいろいろな点を総合的に判断して、これについては放置できないということで
○加賀谷説明員 昨年のスト権ストというのはかなり長期に、八日間にわたりまして、しかも全国的な列車の停廃が起きたという非常に残念な事態だったのでございますが、そのために国民生活に多大な迷惑を及ぼした。それから、また、国鉄にとりましてもかつてない損害をこうむったということでございまして、また、世論の反応も非常に厳しいものがございまして、われわれもいろいろな点を総合的に判断して、これについては放置できないということで
○説明員(加賀谷徳治君) 公労法以来今日まで解雇、免職を決めましたのは七百十七人、訓告以上の処分をいたしました数はおよそ三十八万人でございます。
○説明員(加賀谷徳治君) 要員の問題につきまして、国鉄は一般に労働集約産業だと言われておるわけですが、時代の進歩とともに近代化もかなりできるということでございますんで、生産性を上げてできるだけ国民の期待にこたえていくということが非常に大切な問題でございますんで、特に行政整理以後、第一次五カ年計画、それ以後何回かそういった計画を繰り返してきておりますが、それ以降要員の合理化といったようなことに努力しておる
○加賀谷説明員 勤務のたてまえ上、いま申しましたように出勤を確保するということに基本を置きまして、出勤命令にこたえて出てきた者については賃金カットはやはりむずかしい、こういうふうに考えます。
○加賀谷説明員 いまの最後のお話ですが、ストライキに入ってからも出勤の確認という努力はやっております。これは現に駅のような場合は列車が動かぬとほとんど仕事がないというような場所もありますけれども、保守の現場とかいったようなところでは現におおむね平生どおりの仕事もいろいろあるというようなことでございまして、先ほど申し上げましたように、国鉄としましては列車が動かないということであきらめた姿は考えたくない
○加賀谷説明員 国鉄が勤務というものの基本的な考え方として伝統的に従来から考えておる基本は、こういう公共機関でございますので、いつでも列車を動かすという体制を整えておくということに基づいて全体の出勤命令を出すということでございますが、そのほかに、これは違法な行為でございますから、そういったものには、それは拠点であろうと非拠点であろうと、それにかかわらず全体につきまして、そういう違法な行為をするな、争議
○加賀谷説明員 これは長い間の国鉄の労使関係でございますが、絶えざる努力が要るということになりますが、私も、特に国民の足という大事な企業を預かってやっておりますので、あくまでもそれに向かって努力しなければならぬ。また経営者側のみならず、労使ともに非常に責任ある仕事に携わっておるわけでありますから、労使ともどもの責任と努力の問題だというふうに考えております。
○加賀谷説明員 先ほど労働大臣がその問題について述べられたとおりだと私は思います。特につけ加えることもないのでありますが、私どもとしては一定のルールのもとに労使の力でなくて話し合いのベースで労働問題というものを解決していく、そういういい慣行づくりをする、国鉄の場合は特に国民生活に迷惑を及ぼすという事態が生じては大変申しわけないわけでありますから、そういったことのない話し合いのベースで労働問題というものは
○加賀谷説明員 今度の処分を通告するに当たりましての談話でございますが、ただいま先生のおっしゃった意味とは多少違うと思うのであります。先生がいまおっしゃったような言葉も特に使っておりません。私ども違法行為に対するけじめをつけるのだということで処分を通告するという趣旨と、それからこういったことに対してさらに反対闘争といったような違法行為を重ねるということについては、今日国鉄が労働問題のみならず基本的な
○加賀谷説明員 その問題につきましては、これまでもそういうつもりで国鉄のいま置かれております問題について十分の理解を求めてやってきておるつもりでございますが、今後ともますます事態が重大になってまいりますので、先生の御説のとおり相努めて双方の共通の理解によってこの問題に取り組んでいかなければならぬというふうに考えております。
○加賀谷説明員 現在の関係、たとえば今次の春闘におきましても極力組合の良識ある行動に訴え、なおかつ違法行為を重ねることについての厳重な説得をしたつもりでございますが、遺憾ながらやはりなかなかこういった形におさまっていないというふうなことでございます。私どもはいま先生の御質問のとおりいろいろ努力いたしておりまして、逐次いい方向に向かっておるというふうには考えておりますが、なお今後これ以上の努力が必要であるというふうに
○加賀谷説明員 他の公社と違って大変問題の多い国鉄でございます。十カ年計画をせっかく国会で御審議いただきましたことにつきましても、その後の経済変動その他によっていま全面的に見直しをしなければならぬというような状態にあるわけであります。したがって、国鉄の労使関係について聞かれておるわけでございますが、財政の基盤の確立ということがもっともっと大事なことだというようなことも言えるのかもしれませんが、私どもといたしましては
○加賀谷説明員 いまの裁判の議論の中に出てくる言葉の引用がありましたので、ちょっと私、御説明申し上げなければいかぬと思うわけでございます。 いま先生がおっしゃった御趣旨で申し上げてあるわけではございません。これは裁判の中での長いいろいろな議論の中でございますから、説明が非常にむずかしい点はございますけれども、私どもとしては、できるだけそういった環境を壊さない最良の設備を提供するということで努力しておるということも
○加賀谷説明員 昨年来いろいろな経過、現地における経過あるいは国会などにおきます経過、そういったいま先生御指摘のことがいろいろございまして、国会の運輸委員会の席におきましても、私ども、この医療問題についての直接の因果関係があるということが判明いたしますれば、医療費は負担しますという答弁になっておりまして、いま現在、国鉄にはその医療上の救済を求めて三十一名の方の申請がございます。これにつきまして、直接
○説明員(加賀谷徳治君) 第一点の御質問でございますが、御質問の御趣旨はいたくわかるわけでございます。まあ組合から見て悪法であっても法律である以上守らなきゃならぬということは当然でございまして、私どももこれまで一貫してそういう態度で臨んできている。昨年の春闘は非常にスケールが大きく事務量も大きかったことと、それから博多開業その他いろんなことがありましておくれておって、ちょうどことしの春闘に差しかかった
○説明員(加賀谷徳治君) エリザベス女王が十日に京都へおいでになるときに新幹線にお乗りになる。それからその帰りになりますが、十二日に名古屋から東京へお帰りになるときにお乗りになるという計画がございます。まあ十二日の方は問題はないと思っておりますが、十日の場合、ただいまも今日の闘争経過について申し上げましたように、あすから十日まで全面ストライキ、違法なストライキということになっておりますので、私どもとしましては
○説明員(加賀谷徳治君) 春闘第一波、第二波、第三波と、総評系の組合が違法な闘争行動を組んでやっておるわけでございますが、今週、本日午後から国労、動労が指名ストに入っております。組合の計画によりますと、八日、九日、十日に至る間の二十四時間の違法な闘争計画であるということになっておるわけでございますが、目下賃金事案がずっとこれまで、三月の十四日に初めて組合から組合の要求案が提示されまして、一カ月半にわたって
○説明員(加賀谷徳治君) 昨年は、いま正確な数字はわかりませんが、十四万をちょっと超すような処分だったのでございますが、これも秋になりまして処分をしたということになっております。 それから、先ほど北陸の問題をおっしゃっておりますが、これにつきましては、また春闘とは別問題で、こういったことでストをやるということは非常に不当であるということを前々から申しておりまして、スケールその他から言いまして、一地域
○説明員(加賀谷徳治君) 二、三年前になりますけれども、一時マル生問題で労使間の紛争が起こりましたことは御承知だと思いますが、そのために全般的に労使の信頼感と申しますか、そういったものがなくなってきたということも事実でございます。まあそれ以後、私どもその信頼感回復にいろいろ相努めるとともに、国鉄のような場合特にそうでございますが、現場における規律というものがしっかり確立されていなきゃいかぬということ
○説明員(加賀谷徳治君) これも大変むずかしい問題でして、まあ国鉄の国に果たしている役目がとまるわけでございますから大変な各方面の大きな影響があると思います。これはちっとどのくらいかと——事柄につきましては、たとえば宿屋がキャンセルになったとか貨物が送れなくなったとかいうようなことをわれわれは聞くわけでございますが、そういった場合には、たとえばあらかじめいろいろな手配をするというようなことやら何やら
○説明員(加賀谷徳治君) 昨年の春闘が三月から始まっておりますので、歴年度一年で申しますと、春闘が三回ありまして、それを含めて八回ほど違法な闘争計画が組まれております。その間、三回はいわゆるストに入らないで済んでおるということでございますが、国鉄としての被害というのは、なかなかこれを正確に申し上げるのは非常にむずかしいので、推定が入ってしまうわけでございますが、現実に列車がとまったのはどのくらいかといいますと
○説明員(加賀谷徳治君) いまの旅客運送契約上から言いますと、国鉄が決めております急行とか特急とか、特別なものに対するそういうスピード料金といいますか、そういったものにつきましては、一時間ないし二時間おくれた場合に払い戻しをするという制度がございますが、それ以外につきましては、いまの運送契約上から申しまして払い戻しする方法がないというふうに考えております。
○説明員(加賀谷徳治君) そういう闘争の行われます場合には、事前にできるだけお客に知ってもらうという努力もするわけでございますが、先ほど、非常にまずい闘争だと申し上げましたのは、そういった意味で非常に不明朗な、不明確な点があるわけでございまして、われわれこれをできるだけ最小限度に食いとめるまず努力をしなけりゃならぬということになると思いますが、なお、先生のおっしゃる割り戻しその他の問題につきましては
○説明員(加賀谷徳治君) ただいま御質問のサボタージュ行為、減産闘争あるいは減速闘争と、いろんな名前をつけてやっておりますが、私どもとしては、明らかに違法行為であるという考え方で対処しております。この闘争、非常にいま先生おっしゃるように欠陥商品を売るというような形になって、非常にまずい闘争である、利用者にとっては迷惑な話でありますし、非常にまずい闘争なんでございますが、私どもとしまして、できるだけこれを
○加賀谷説明員 これはいままだ告訴をしたという段階でございますので、その結論を待たないと、私ども何とも申し上げられないと思います。
○加賀谷説明員 いま申しましたように、職場の中のそういう規律、まあ仲よくやっていくということが一番大事で、その効果をねらって現場の管理者はいろいろ相務めておるわけでございますが、いまの御質問につきましては、私ども、やっぱり職場の中の問題ですから、本人なり労働組合の意思というものを尊重して、まあ告訴をするというようなものもあります。これは犯罪かどうかというようなことにつきましては、その結論を待たないと
○加賀谷説明員 職員の出勤、欠勤という扱いは、仕事のいわば一つの基本でございまして、ふだんから、こういう問題に限らず、厳正に現場管理者には処理さしておるわけでございます。したがってもちろん、管理者の承諾を得たかどうかということが基本だと思います。承諾なしに休むという場合は、これはもう不参扱いをせざるを得ないという原則だと思います。 この暴力問題に限って申しますと、いろいろなケースがございまして、微妙
○加賀谷説明員 青森機関区におきまして起きました暴行事件は、ただいま総裁が非常にかいつまんで申し上げましたとおりでございまして、大体、説得、追及行動という形で、しかも非常に少数の人を多数で取り囲んでやるというようなパターン、それに対して助役が、その業務に支障を与えることもございますし、そういった行動については芳しくございませんので、そこへ割って入る。したがって、多数と少数の間でございますので、ついもみ
○加賀谷説明員 要員の関係、合理化の問題につきましていろいろな客観情勢がシビアになってきているという状況はあるわけでございます。しかし、もちろん先ほど申しましたように、やはり絶えずそういった努力はしなければならぬというふうなことで、目下本年度の合理化目標に向かって組合の協力も得て最大の努力をしているという段階でございますので、本年度の予算とかなんとかの措置につきましては今後の問題である、現在申し上げることができないと
○加賀谷説明員 基本的に先ほど申しましたように労働需給問題にからみまして、国鉄がいつまでもこういう大きな要員を確保できるかということは非常に大きな問題があると思うのです。そういった意味におきましては、われわれはあらゆる機会を通じてできるだけの努力をしていかなければならぬ。それから再建計画そのものの見直し方がどうなるか、こういうことは私どもまだわかりませんが、一応、三本の柱によってなされているという現状
○加賀谷説明員 基本的に要員合理化の計画は昨年来の国会でいろいろ御説明申し上げたわけでございますが、客観情勢の変化、たとえば工事がおくれているとか、あるいは外部の協力がなかなか一得られなくなっているとかいった個々の問題については、これは再検討してあれしなければならぬという面はあるかもしれませんが、私どもやはりこの要員問題につきましては、将来の労働需給の長い目から見ますと、やはり国鉄の労働集約産業的な
○説明員(加賀谷徳治君) この前にも大体お答え申し上げたわけですが、よその資料を見せていただきましたけれども、まだ週休二日制というところまではいっていない。私のほうも、かなり時短の問題につきましては、労働条件の改善というようなことで回りの均衡も考えて、過去においてもいろいろやってきているということでございますが、国鉄の場合、何といいますか、交代制勤務といったようなものが非常に多うございまして、非常にやりにくいといったような
○説明員(加賀谷徳治君) この仕事をこなす要員といいますか、定員と申しますか、これは国鉄のように非常に一日のうちでも波動がありますし、年間の波動があるわけで、年間の仕事をこういうふうな要員でこなすというたてまえで組合とも話し合いの上配置しておる、こういうことでございます。 いま予備率云々と、いろんな非番日のこととかいろんな御指摘があったわけでございますが、これは特に労働条件に間接的には関係がありますけれども
○説明員(加賀谷徳治君) 昨年森中先生の御質問の中にいろいろ出てまいったことはそのとおりでございますが、特にあの当時は安全とかそういった問題についての御質疑を賜わりまして、外注について合理化のためにむやみやたらにやっているのじゃないということを申し上げたわけです。その方針につきましては現在も変わっておりません。 外注はそのときもいろいろ申し上げてありますが、サービス上部外の機関を使ったら非常に便利
○説明員(加賀谷徳治君) ただいま御指摘の国鉄の要員構成は戦中、戦後の後遺症がそういう形で出ておりまして、ひとり浜松工場のみならず、全般的にいまおっしゃいました電気スタンド型ということで悩まされているということは言えると思います。いまおっしゃるとおりの技術の断層ができるのじゃないかという問題につきましては、われわれ全般的に配慮しなければならぬ問題でございますが、単に若い人をそれに入れたからといってこの
○加賀谷説明員 先ほども申し上げましたように、やはり感情が高ぶっていろいろな暴力事件が続発するといったときには、それ相応の、やはり普通でない現象があったということは、これは言えると思うのです。そういった点につきましては、やはりわれわれ、労使間の不信感を取り除くといいますか、これは筋道あっての労使の関係でございますから、何も筋を曲げてどうこうという意味ではございませんが、一応その労使の間の信頼関係を取
○加賀谷説明員 過去において、的確な数字をいまあれでございますが、二年ほど前から職場問題、例の生産性問題なんかございまして、残念ながら当局の不当労働行為が指摘されたというような事態がありまして、それ以後かなり職場におきまして、当局に対する反発と申しますか、したがって組合員の管理者に対する暴行といったようなことがかなり起きた。その間にもちろん組織間の争いというようなこともありまして、そういったものが加
○加賀谷説明員 ただいまの御質問で、三月の二十六日に鳥栖機関区におきまして起きた問題は、これは最近職場におけるいろいろな暴力事件というのは、一ころからだいぶ鎮静しまして少なくなっておるのでございますが、こういう違法なことでございますけれども、闘争期間中やはり気分が多少高ぶっているというような関係もあったと思いますが、鉄労組合員を動労の組合員約三十名くらい詰問した、われわれのそういう闘争になぜ協力しないのかということで
○説明員(加賀谷徳治君) まあ、ストによりまして国鉄自体もこの春闘一連の損害額、これはまあ推定になるわけですが、百三十一億ぐらいあるだろうというふうにこれを計算いたしております。現実において汽車がとまりますので、これはまあ得べかりし利益ということにはなりますけれども、これはネットどのくらいになりますかわかりませんが、その範囲内においての損害があるということは言えると思います。まあ、しかしこれは私どものいろいろな
○説明員(加賀谷徳治君) 国鉄の運送につきましては、原則的にまあ債務——運送契約を結ぶことになるわけですが、それによって債務を生ずるということですが、債務不履行という概念からいきまして、旅客、貨物とも国鉄としましては、まあ営業法、それから運輸規程そういったものの趣旨からいきまして、業務を開始した、列車に荷物が載って動いたという時点でまあ、その運送事業が発生するというような形になっております。したがって
○説明員(加賀谷徳治君) ただいまの御質問でございますが、まあ国鉄は例年そういう闘争のときにはできるだけの努力をして汽車を動かします。まあ、これは非常に違法ストなんで何ですが、残念ながら実際問題としては行なわれたということに対して、もうできるだけ迷惑をかけないという体制で動かす、こういうたてまえとってやってきておるわけでございます。先ほど労働大臣からもお話がありました、入学試験にかかわる三月一日時点
○説明員(加賀谷徳治君) 昨年の国会でも、医療に万全を期するのだということでいろいろ御説明申し上げましたわけでございますが、その後もいろいろ一斉に希望によっては検査をするとか、そういった措置を講じております。現在でも約七十名、大体負傷者の一割程度でございますが、その程度は時に通院して治療をしているという方がございます。私どもとしましては、これは最後まで万全を期さなければならぬというようなことで、個人的
○説明員(加賀谷徳治君) 飛行機なんかで一律機らというようなことも、私どもこれは詳細はわかりませんが、新聞紙上なんかで存じております。あれは物損とかいろいろなものを加味したものとして出しているというふうに受け取っておりますが、私どもも当時としましては、治療費とか入院料とか、あるいは物損がありましたら物損について、そういったものは個々にいろいろお話しして支払い申し上げているわけでございまして、さらにその
○説明員(加賀谷徳治君) 昨年の九月末にこの負傷者についての補償の考え方を打ち出しましたけれども、それから鋭意ひとつ御協力願うということで、残っております負傷者、まあ当時としましてはほとんど七割の人は解決しておりますので、あと残っておられる方は三割程度だったわけでございますが、そういうことで鋭意私どもやってきたわけでございます。 ただいま御指摘の、基準の問題につきましての御質問でございますが、私どもとしましては
○説明員(加賀谷徳治君) 食い違いは私はないと思っているんですが、こういう問題、別に私どもも拒否するというような問題でありませんので、労働者のそういう職場における健康管理上の問題を常に組合ともざっくばらんに話し合いをしましてやっておるわけで、何月時点において、だからしたがって、一ぺん全般の検査をした結果、先ほどから申しておりますようになおちょっと精密検査してみないとどうかなというのが十五名出たと、その
○説明員(加賀谷徳治君) ただいま先生のおっしゃる大学関係のデータとかその論文の内容につきましては私ども実は存じておりませんが、この件につきましては、先ほども申しましたように、精密検査その他の結果も、レントゲン写真まで労働基準局に届けまして、そこではっきりこれは心配ないという認定をいただいております。
○説明員(加賀谷徳治君) ただいま、前の質問にも関連いたしますが、この六甲トンネルの問題につきまして、組合から基準局への提訴がありまして、大阪の労働基準局と一緒に調査を進め、それから先生のおっしゃいましたように全員三百数十名でございますが、全員につきまして身体検査も行なったと、その結果十五名ぐらいどうかなという人が出たということも事実でございます。しかしこれは、非常に精密な調べをもう一歩進めてやらなければならぬというのが
○説明員(加賀谷徳治君) 先ほどの答弁で教字を申し上げなかったわけなんですが、この辺は御指摘のとおり、千八百の首都圏管内での新規採用のワクになっておりますが、実際応募してきたのが二千八百ぐらいあるわけでございます。私どものほうとしましても、できるだけ、こういう大事な仕事でございますので、良質の労働力を確保したいというような意味でいま現在は千五百ぐらいの採用がきまっております。あと三百足らないというような
○説明員(加賀谷徳治君) ただいま先生の御指摘の大都市付近の新規採用要員の自給問題、これは国鉄のみならず全般の問題だと思いますが、確かにそうたんたんたるものじゃないということでございます。で、ことしなども新幹線の博多開業、それから東京付近なんかでかなり大きな設備工事が完成いたしまして、いろいろな大きなダイヤ改正が見込まれておりますが、それに向けまして、昨年から一定のワクを設けて東京付近の採用などをやっております
○説明員(加賀谷徳治君) 第二波闘争の影響についての御質問があったと思いますので、ちょっと補足さしていただきたいと思います。 二十六日の零時から以降闘争に突入するという戦術でございまして、まあ前日の夜行列車からの乗務員の確保といったようなことにつきまして、本社、地方あげて最大の努力をいたしたわけでございますが、それによりまして、長距離夜行列車につきましては、闘争拠点となっておる地区について五割以上