1986-11-05 第107回国会 参議院 国民生活に関する調査会 第2号
○参考人(加藤秀俊君) 御質問のすべてについて触れることはできないかと存じますけれども、今斎藤先生が御懸念になっていることも私全く同感でございます。 とりわけ、相互の理解の問題でございますけれども、全体的に見まして物流の方は大体輸出超過でございます。五百億ドルの黒字を抱えて、さらに在外資産が千三百億ドルあるというような、大変な物流に伴うお金の方では出超なんでございますけれども、情報流に関しては完全
○参考人(加藤秀俊君) 御質問のすべてについて触れることはできないかと存じますけれども、今斎藤先生が御懸念になっていることも私全く同感でございます。 とりわけ、相互の理解の問題でございますけれども、全体的に見まして物流の方は大体輸出超過でございます。五百億ドルの黒字を抱えて、さらに在外資産が千三百億ドルあるというような、大変な物流に伴うお金の方では出超なんでございますけれども、情報流に関しては完全
○参考人(加藤秀俊君) ありがとうございました。限られた時間でございますので、多少簡略化いたしますことをお許しいただきたいと思います。 及川先生の今の御質問でございますけれども、第一、第二を取りまぜて申しますと、民族というものをどう定義するかということでございますが、学問的に申しますと、同一の言語を使って、言語というのは非常に大事な文化要素でございますが、同一の言語を使い、同一の生活様式を分かち合
○参考人(加藤秀俊君) 加藤でございます。 会長のお許しをいただきまして、私の最初の四十分の発言の部分のみ自分の記録のためにテープを録音させていただきますので、御許可いただきたいと存じます。 与えられましたテーマが日本の国際化ということでございますが、国際化という言葉が毎日、新聞、ラジオ、テレビ等出ない日はないと言ってよろしいほど使われていることは、ここで改めて申し上げるまでもございませんが、この
○公述人(加藤秀俊君) 非常にたくさんの御質問をいただきましたので十分お答えできるかどうか存じませんが、まず第一の教育臨調のあり方についてということでございますが、教育臨調というものが中教審とどのようなかかわりになってきますのか、ここいらのところは私わかりかねる部分もあるのでございますけれども、しかし教育問題というのを国の問題としてもう一度とらえ直そうというそのお考えは大変結構なことかと存じます。ただ
○公述人(加藤秀俊君) 宮澤先生から三点、大変重要な問題を御指摘ございましたので、私の考えを述べさしていただきたいと思います。 第一点でございますけれども、そのよい面、よい面といいますか、明治の教育と戦後の教育とをどのようにつなげていくか、その工夫でございますけれども、私は人の一生というのは学習の連続だという前提に立ちますと、お休みという時間をつくっていいのじゃないかというふうに考えます。外国の大学
○公述人(加藤秀俊君) 加藤でございます。 自分自身余りよき教育者でもございませんので、こういうところで教育について論じるというのは大変恥ずかしいことでございますが、ただいま名東先生から最後に人的資源の問題というのが提出されました。ややそれとつながってくるかとも存じますが、一つには日本のこれまでの教育のあり方、それから今後の教育に対する個人的な提言というふうに大体二つに分けてお話をさせていただきます