2007-06-14 第166回国会 参議院 文教科学委員会 第19号
○公述人(加藤澄代君) 教員が一たび学級に入るとすべて子供にとっては同じ教員ということで、公平ということを考えますと、その職員の中にいろいろなそういう組織があるということのまた危険性はあるかと思います。ただ、教師の意識の中に、この人は主幹教諭だからという、そういう責任転嫁が起こるとこれは非常に怖いことだなと。 そういうことで、やはり私は、一人一人の教員が資質の向上を目指す、一人一人が自覚をして現場
○公述人(加藤澄代君) 教員が一たび学級に入るとすべて子供にとっては同じ教員ということで、公平ということを考えますと、その職員の中にいろいろなそういう組織があるということのまた危険性はあるかと思います。ただ、教師の意識の中に、この人は主幹教諭だからという、そういう責任転嫁が起こるとこれは非常に怖いことだなと。 そういうことで、やはり私は、一人一人の教員が資質の向上を目指す、一人一人が自覚をして現場
○公述人(加藤澄代君) 現場のいじめですが、直接、担任を超えて学校を超えて教育委員会にそのことが入るというような、そういう信頼関係の非常に希薄さということを感じています。それだけ今、学校が保護者にとっては本当の安心の場ではない。そういうことを考えますと非常に教育委員会の持つ意義は大きいと思うんですが、結局は、教育委員会からまた現場の学校に戻るということで学校対応が多くなっています。そういう面では、学校
○公述人(加藤澄代君) 本日は、このような機会を与えてくださり、ありがとうございます。 本年三月三十一日をもちまして三十七年間の教員生活を終わりました。その間、先輩の皆様、保護者の皆様、子供たちからたくさんのことを学ぶことができました。それぞれの個性のある子供とのかかわりを通し、自身を深め、見る目を大きく広げることができました。また、自分が変わることにより、更に子供との良い関係が築けたと思います。