1969-07-08 第61回国会 衆議院 社会労働委員会 第35号
○加藤参考人 お答えいたします。 最初のお尋ねの家族分離につきましては、私どもは絶対に反対でございます。これはもう何らメリットがないのでございまして、それぞれ企業の健康保険組合というものは、いま家族ぐるみの健康管理ということに力を入れてやっております。この勤労者の幸福というものは、家族ともども健康であって初めてしあわせであるのでございまして、なま木を裂くように家族を分離して地域医療に持っていくということは
○加藤参考人 お答えいたします。 最初のお尋ねの家族分離につきましては、私どもは絶対に反対でございます。これはもう何らメリットがないのでございまして、それぞれ企業の健康保険組合というものは、いま家族ぐるみの健康管理ということに力を入れてやっております。この勤労者の幸福というものは、家族ともども健康であって初めてしあわせであるのでございまして、なま木を裂くように家族を分離して地域医療に持っていくということは
○加藤参考人 ただいま田邊先生から、薬剤費が四〇%も占めているのはいかにも多いが、それと一部負担とはどういう関係があるかという御質問であったと思いますが、医療制度というのは、東畑先生もおっしゃったことがございますが、医者と患者、これはソクラテスとヒポクラテスでございますか、その関係で、聖人君子の間のような関係をもって考えられておる。でありますから、われわれは聖人君子の集まりじゃございませんので、患者
○加藤参考人 私は健康保険組合連合会の加藤でございます。 最初に、私は政府並びに自由民主党が、この二年の間に抜本改正の成案を得られなかったということは、その間にいかなる事情があったにしろ、その責任はまことに重大でありまして、きわめて遺憾なことだと存ずる次第でございます。しかしながら、現実の問題といたしまして、抜本改正が間に合わなかった現段階におきましては、次善策として、この健保特例法をそのまま延長
○参考人(加藤俊三君) 森先生のお尋ねにお答えいたします。 最初に私が申し上げましたように、今日赤字発生の最大の原因は薬剤の使用量の増大にあるというふうに申し上げました。そして、この水の漏れ口をまずふさぐということを考えるのは当然でございますので、その意味で、いまの段階では薬剤の一部負担もやむを得ないのであるというふうに申し上げたわけでございます。 次に、政管健保と組合健保の比較を申されましたが
○参考人(加藤俊三君) お答えいたします。 今回のは暫定措置であって、抜本改正へ移行する前提として私どもはこれを認めるということを申し上げたわけでございますが、先ほど先生御指摘のとおり、赤字を埋めるためにこの薬代の一部負担を取り入れるということは、制度の基本問題に触れるのじゃないかという御意見でございましたが、私もそのとおりに考えます。しかしながら、この赤字を埋めるために制度の基本に触れる問題の一部
○参考人(加藤俊三君) 私は、健康保険組合連合会の加藤でございます。私は、現下の保険財政危機の現状と、その医療の実態にかんがみまして、抜本改正の前提として本改正の成立は必要であると考えるものでございます。 まず、最初に、初診時などの一部負担金の引き上げ及び薬剤費の一部負担は、保険財政対策上必要であるのみならず、負担の公平化という観点からも必要であると思うのでございます。初診の際に支払うべき一部負担及
○参考人(加藤俊三君) 全員で一万五千おりますが、そのうちで、事務職も、放送職も、技術職も、全部一応鑚孔タイプを打てるように訓練いたしておりますので、労務職を除きまして約一万一千の六割でございますから、五、六千名近くは鑚孔タイプを打てるという現状でございます。
○参考人(加藤俊三君) お答えいたします。 NHKのEDPSはパンチ・システムをとりまして、鑚孔タイプを採用しておりますので、ほとんど全員の職員が自由に打てるように訓練しておりますので、半数以上の者が自由に打てるようになっております。