○加瀬完君 海上災害防止の責任が国にあるというならもっと、たとえば海上災害防止センターをつくるにしてもその内容というのは明確でなきゃならないと思うんですよ。で、海上災害防止センターから原因者なり対象者に命令やあるいは措置を要求したとしても、これを必ず守らなきゃならないという保証はどこにもないでしょう。これはありますか。もう一度申し上げますと、センターから命令や措置を原因者に要求しても、原因者は必ずこれを
○加瀬完君 海上災害防止センターは国の責任を代弁する機関ということになりますか。
○加瀬完君 関連。 これは先ほどの大臣の御説明にも関係するわけでございますが、総裁の先ほどの御説明で企業体についてのお話がございました。企業体は当然これは原則としては民営形態が主であるはずでありますけれども、公共企業体ということになりますと、公共性が非常に強くて民営形態をとり得ない問題があると思うんであります。その一番の例が国鉄ではないかと思います。で、総裁は財政通でありますから、この日本の財政で
○加瀬完君 スト権の問題の関連でありますからお答えはいただかなくても結構でございますが、後で御検討だけお願いをする意味でもう一問お願いをいたします。 国鉄赤字は、国鉄企業体自身の計画と運営によって出た赤字ばかりではありませんね。すでに国鉄企業体というものに国の事業をそのまま引き継がせたために出ている赤字もありますね。これを運営上とか、人件費や運営費が賄えないということで企業体にかぶせていくことはこれは
○加瀬完君 関連。 それは、大臣の感想としては結構ですよ。しかし判断としては、はなはだ私は正確を得ていないと思うのです。というのは国鉄総裁からも、労使一体の体制がなければ再建はむずかしいので労使一使一体の体制をつくるという御意思が表示された。それじゃ、いま労使一体の体制に欠けている点はないかと言ったら、労組側から言えば当局に対する不信でしょう。いろいろ、当然当局者として責任を持たなければならない約束
○加瀬完君 端的に伺います。 地方財政の基本的欠陥は、財政計画と決算の大きな開きをそのままにして計算を進めていることに原因があるとはお思いになりませんか。 第二点は、完全な返還計画の裏づけのない地方債を主要財源としていくことは非常に危険ではないか。 第三は、地方財源の抜本的な見直しとして、所得税や住民税の総合課税方式を取り入れるお考えはございませんか。 第四は、交付税の算定基準となる単位費用
○加瀬完君 おっしゃるように、政治責任なり政治道義なりというものを大きく総理も取り上げておるわけでありますから、なおいま御説明のように、この風潮を打破するということであれば、このロッキード問題の取り組みなどというものは最もかっこうの材料ということになるのではないか、この点はどうでしょう。
○加瀬完君 いま、このような裁定を受けまして、ロッキード審議について総理の最も反省をいたされております点はどういう点でありますか。
○加瀬完君 まず、総理の政治姿勢について伺います。 今回の議長裁定第一項は、ロッキード問題に対する政府の措置は不十分であり、遺憾であるとし、真相の徹底的解明を期するとありますが、総理に改めて裁定についての御所信を伺います。
○加瀬完君 結局いま御説明がございましたように、交通事故の被害者の利益の公正な保護を図るため、交通事故に関する紛争の適正な処理を行うということを目的にして、事業内容は、交通事故の損害賠償に関する紛争の適正な和解の斡旋をその内容とし、そして、その資金については、損保協会と農業共済連との出費によって形成されておると、こう了解してよろしゅうございますね。
○加瀬完君 私は、交通事故裁定センターの件でお伺いをいたします。 この設立許可申請が総理府に提出されていると伺っておりますが、そのとおりですか。
○加瀬完君 ちょっと関連。 いまのような解釈をいまの時点でなさることについてどうこうという議論ではないんですよ、和田君の指摘しているのは。そういう解釈をされる文言の根拠というのは、何もいまの地方自治法でも、あるいは監獄法でもないんではないかと、強いてあなたのような解釈をするならば、これは監獄法と警察法が、いずれも素直に委任として、何といいますか、何ら阻害する条件がなく成立する場合という前提でなければそういう
○加瀬完君 これは通達をよく見てね、それから御返事くださいよ。自分たちの出した通達を見ておらないで、いまみたいな答えをされても困る。いまあなたのおっしゃったようなことを取り締まる、禁止するということが通達には書いてある。後で適当なときにまた御返事いただきます。きょうは結構です。
○加瀬完君 関連。 選挙の取り締まりのことでちょっと伺いたいのでありますが、たしか四十三年の三月だと思いましたが、警察庁長官と選挙部長の連名で都道府県選挙管理委員会に、立て看板についての禁止の通達が出ているはずです。ところが、その通達に全く違反している立て看板が全国至るところに横行している。これは個人的にも、私は自治省の選挙部に、一体これをどうして見逃しているんだと、返事をもらいたいという依頼をしておきましたけど
○加瀬完君 その点は了解をいたします。 そこで、全国知事会は、租税特別措置は社会経済情勢に照らし見直しを行うべきである、こういう主張をしておりますが、知事会の、社会経済情勢に照らしてこの租税特別措置法その他地方税の非課税措置は十分見直しをしなければならないという点は、御了承願えますか。
○加瀬完君 先般の質問の末尾で、政府側に何点かの御回答をお願いをしてあるはずです。その一つは、租税特別措置法あるいは地方税の非課税措置、これを整理する必要があるのではないか、この見解をお願いをしております。特に、この問題は私個人だけの問題ではございませんで、租税特別措置等の再検討をという要望が知事会から出てもおりますので、知事会の見解をも踏まえて御答弁をいただきます。
○加瀬完君 言ったか言わないかは別として、渡し過ぎという内容については、大蔵省としてはやはりそういう概念をお考えになっておるんですか。
○加瀬完君 新聞によりますと、大蔵省は交付税の渡し過ぎ分を返せという主張があって、また自治省は、それよりも超過負担分の解消だという主張をしたと伝えられておりますが、渡し過ぎというような内容についての話はなかったんですね、大蔵省。
○加瀬完君 五月三十一日の新聞に、大蔵省と自治省の間に交付税論争があると報道されておりますが、これは事実ですか。事実であるとするならば、その争点はどういう点ですか、御説明を求めます。
○加瀬完君 関連ですからこれでやめますが、いまのような事例があるかないかということは、御検討の後で、あればそういうことを行った者をどう処置するか、あるいは今後それがないようにどう方法、対策を講ずるかということは、おっしゃるとおりだと思います。思いますけれども、朝鮮人学校の生徒に対する問題というのは、たびたび起こっている。おっしゃるように、公平に措置をすると、日本人も外国人も同様に、学童、生徒に対しては
○加瀬完君 出しておらないでいま指摘のとおりのことが行われたとするならば、これは今後の指導の問題ということになりますけれども、少なくもいまの指摘されたような問題が起こり得る可能性というのは、いままでの事案からして考えられるわけですよ。ですから、朝鮮人の学校あるいは生徒に対してどういう扱い方をするかということ、当然これは警察庁としては出してなければおかしいと思う。たくさんの事件が生じているでしょう。そうすると
○加瀬完君 ちょっと関連。 和田君が指摘された点はそのとおり取り運んでいただきたいと思いますが、その前に、そういう取り扱いというのは常識的には判断ができませんね。警察官というのは一応の常識者ですわね。それで、国民にどういうふうに接するかというような訓練も当然教科課程において行われてきているはずですね。それが、いまのような行為が仮に行われたとするならば、一体、それは個人の意思でやったとは思われない。
○加瀬完君 もう一問。 誤解があるようでありますから、私どもはいまある法律が間違っているから直せとか、考え方を変えろとか、そういうことを申し上げているんじゃない。現行法をどう大臣なり自治省の当局は踏まえているか。その現行法の考え方に間違いがあるんじゃないかと、こういう立場で小山さんも私も伺ったわけです。政治的な解釈をどうするかという問題じゃないんですよ。いまの財政問題なり行政問題なり、夏目さんが御指摘
○加瀬完君 関連。 大臣のお気持ちはわかるのですよ。しかし、大臣がかわればまた考え方が変わるということでは、これは行政機構のあり方としては正しくない。その前に、小山さんの指摘している憲法なり自治法なり財政法なりという運営の基本の法律があるわけですから、その法律のたてまえというものをどう踏まえているか、あるいはおとりになっているか、こういう点で伺ったわけですね。心がけとか気持ちとかというような問題じゃないのですよ
○加瀬完君 ちょっと議事進行。 いまの御質問者の質問の中に、社会党の提案に対する御質問があったわけでございますが、これは聞いてみますと議題になっておらないそうです。私どもとしては、一緒に議題にして審議をするのが当然だというふうに思っておりますが、そういうことには理事会ではなっておらないそうでありますから、提案者がおりませんから、それにお答えをするのは当を得ないと思いますけれども、御指摘がございましたので
○委員長(加瀬完君) 御異議ないと認めます。 それでは、理事に黒住忠行君、中村登美君、瀬谷英行君、阿部憲一君及び栗林卓司君を指名いたします。 本日はこれにて散会いたします。 午前十時十九分散会
○委員長(加瀬完君) これより理事の選任を行ないます。 本特別委員会の理事の数は五名でございます。 理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(加瀬完君) ごあいさつを申し上げます。 ただいま皆さまの御推挙によりまして重ねまして委員長の重責をになうことになりました。 御協力をいただきまして何とか責任を果たしてまいりたいと存じますので、前回同様よろしくお願い申し上げます。(拍手) —————————————
○委員長(加瀬完君) 御異議ないと認めます。 それでは、理事に、中村登美君、二木謙吾君、瀬谷英行君、阿部憲一君及び栗林卓司君を指名いたします。 本日はこれにて散会いたします。 午後二時三十七分散会
○委員長(加瀬完君) これより理事の選任を行ないます。 本特別委員会の理事の数は五名でございます。 理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(加瀬完君) 一言ごあいさつ申し上げます。 ただいま皆さまの御推選によりまして重ねて委員長の重責をになうことになりました。皆さまの御協力を得ましてこの重責を全うしたいと存じますので、今後ともよろしくお願い申し上げます。(拍手) —————————————
○委員長(加瀬完君) 次に、LPGタンカー第十雄洋丸と貨物船パシフィック・アリス号の衝突事故に関する件について報告を聴取いたします。寺井海上保安庁長官。
○委員長(加瀬完君) ただいまから交通安全対策特別委員会を開会いたします。 交通安全対策樹立に関する調査を議題といたします。 まず、派遣委員の報告を聴取いたします。瀬谷英行君。
○加瀬完君 たとえば上下水道などは、計画された金額の範囲内でやるということになれば、事業量は非常に縮小されるということになりますね。で、最初の目的には合わないということになる。で、この上下水道に対しての特別の考慮というのがございますか。
○加瀬完君 この地方財政計画で計画したとおりには、事業量を縮小するか、予算額を広げるかしなければ計画どおりにはいかないというのが現状じゃありませんか。私が伺いたいのは、計画したものをそのまま進めるためには、各自治体がそれぞれ計画変更をいたしておりますね。その計画変更による新しい財源難ということでみんな悩んでいる、そういう実情ではないかと思いますが、これはお認めになりますか。
○加瀬完君 自治省に伺いますが、この物価高騰のため、地方の事業計画が非常に支障を来たしているということでございますが、実情はどうですか。
○委員長(加瀬完君) 他に御発言もなければ、本件に対する本日の質疑はこの程度にとどめます。 本日はこれにて散会いたします。 午前十時五十九分散会
○委員長(加瀬完君) ただいまから交通安全対策特別委員会を開会いたします。 交通安全対策樹立に関する調査を議題とし、暴走族の取締まりに関する件について報告を聴取いたします。綾田警察庁交通局長。
○加瀬完君 もう一つ。 あなた方、そう言う資格はないと思いますね。超過負担というのは言い出されて何年ぐらいたちますか。政府も超過負担は解消するという約束のもとに、そういう財政措置を講ずるということになって講じてきた。論じてきても、超過負担というものはさっぱり解消されておりません。解消されておらないというのは、財政措置が目的を達するような適宜の措置でなかったということでしょう。それからもう一回これを
○加瀬完君 ちょっと関連。 その根っこの問題ですけれども、このごろ、前年度の予算の何%増しということになっておりますけれども、そのずっと根っこというものは、一応、大工の手間、左官の手間、石工の手間幾らという統計に基づいてやったわけですね。その統計のとり方はいつをとっていますか。内閣統計というのは、一体ことし使えるのはいつの統計なんですか。一昨年でしょう。前年度の統計、出てきませんね、ことしは。その
○委員長(加瀬完君) 次に、請願の審査を行ないます。 第六一号交通安全のため道路を占用する電柱等の除去に関する請願を議題といたします。 速記を中止して審査をいたします。 速記をとめて。 〔速記中止〕
○委員長(加瀬完君) 御異議ないと認めます。 それでは、理事に中村登美君及び二木謙吾君を指名いたします。 —————————————
○委員長(加瀬完君) ただいまから交通安全対策特別委員会を開会いたします。 これより理事の選任を行ないます。 本委員会の理事の数は五名でございますが、二名が欠員となっておりますので、欠員の理事の選任を行ないます。 理事の選任につきましては、先例により委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(加瀬完君) 御異議ないと認めます。 それでは、理事に瀬谷英行君、阿部憲一君及び栗林卓司君を指名いたします。 本日はこれにて散会いたします。 午後三時十八分散会
○委員長(加瀬完君) これより理事の選任を行ないます。 本委員会の理事の数は五名でございますが、都合により本日は三名を選任いたします。 理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(加瀬完君) 一言ごあいさつを申し上げます。 ただいま皆さまの御推挙によりまして重ねて委員長の重責をになうことになりました。 何とぞ、皆さまの御協力を得ましてこの重責を全うしたいと思いますので、今後ともよろしくお願いを申し上げます。(拍手) —————————————
○委員長(加瀬完君) 次に継続調査要求に関する件についておはかりいたします。 交通安全対策樹立に関する調査につきましては、閉会中もなお調査を継続することとし、本件の継続調査要求書を議長に提出いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(加瀬完君) ただいまから交通安全対策特別委員会を開会いたします。 まず、請願を議題といたします。 本委員会に付託されております請願は、第一三八号交通相談士の業務、資格認定制度法制化に関する請願外五件であります。 これらの請願は先刻理事会において協議の結果、留保とすることに意見が一致いたしました。理事会の申し合わせどおり決定することに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり