1978-03-17 第84回国会 参議院 本会議 第9号
○副議長(加瀬完君) 日程第一 世界観光機関(WTO)憲章の締結について承認を求めるの件を議題といたします。 まず、委員長の報告を求めます。外務委員長安孫子藤吉君。 〔安孫子藤吉君登壇、拍手〕
○副議長(加瀬完君) 日程第一 世界観光機関(WTO)憲章の締結について承認を求めるの件を議題といたします。 まず、委員長の報告を求めます。外務委員長安孫子藤吉君。 〔安孫子藤吉君登壇、拍手〕
○加瀬完君 お許しをいただきまして、一言御礼を申し上げます。 ただいま、永年勤続のゆえをもって光栄ある表彰をいただき、さらに、身に余る御祝辞を賜りまして、感激ひとしおでございます。 私は、いま、「二十五年は遠くして近し 悔い悩みきてきょうとなりたり」、そういう心境でございます。十年たてば、二十年たてば、ささやかなりともその存在を、と念願してまいりましたが、短足の駄馬の歩みは遅々、悔いのみ残る歳月
○副議長(加瀬完君) 質疑はなおございますが、これを次会に譲りたいと存じます。御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○加瀬完君 本院議員前田佳都男君は、去る一月四日、東京逓信病院において逝去されました。まことに痛惜哀悼にたえません。 私は、同僚議員各位の御同意を得て、議員一同を代表し、故前田佳都男君のみたまに謹んで哀悼の言葉をささげたいと存じます。 前田君は、明治四十二年和歌山県に生まれ、少年時代から俊秀の誉れ高く、東京帝国大学法学部卒業後、逓信省に入り、昭和十九年小磯内閣の成立を見るや、運輸通信大臣前田米藏氏秘書官
○副議長(加瀬完君) 日程第一 所得に対する租税に関する二重課税の回避のための日本国とルーマニア社会主義共和国との間の条約の締結について承認を求めるの件 日程第二 所得に対する租税に関する二重課税の回避のための日本国とブラジル合衆国との間の条約を修正補足する議定書の締結について承認を求めるの件 日程第三 投資の奨励及び相互保護に関する日本国とエジプト・アラブ共和国との間の協定の締結について承認を
○副議長(加瀬完君)質疑はなおございますが、これを次会に譲りたいと存じます。御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○副議長(加瀬完君) これにて質疑は終了いたしました。 本日は、これにて散会いたします。 午後四時三十分散会 —————・—————
○副議長(加瀬完君) 委員長初め新しく委員になられました方々に改めてお祝いを申し上げます。 議長さんからもお話がございましたとおり、この議運のすべての御決定が私どものこれからの行動の基準になるわけでございますので、どうぞ従前にも増しまして、いろいろと御指導、御協力のほどをお願い申し上げます。特に私は、皆さん方各党各派の御意見を議長に伝達するパイプの役目でもございますので、直接議長まで申し上げるのはという
○副議長(加瀬完君) 御選任を賜りました加瀬完でございます。いま議長さんの方からお話がございましたように、院の運営の中心は皆様方議運でございますので、議運の御決定を体しまして議長、副議長は動くのが当然でございます。したがいまして、先生方の御指導、御鞭撻によって私どもも務める以外に方法がないわけでございます。よろしく皆様方に改めましてお願いを申し上げたく存じます。御協力をお願い申し上げます。(拍手)
○加瀬完君 ただいまは皆様方の御推挙によりまして副議長に就任をさせていただきました。無上の光栄と存じます。改めて皆様方の御厚意に深く御礼を申し上げます。(拍手) 私は、この際、二つの御誓約を皆様方に申し上げさしていただきます。 一つは、今次選挙の状態を見ましても、参議院改革は各党各派の一致した意思でございました。したがいまして、私も参議院改革を最大の目標として努力をしてまいりたいと存じます。(拍手
○加瀬完君 いま法制局長官が答えられたように、警職法は人命に危害を与えないということを原則にしている。現実に一人の人を殺しておいて、その立証も解明もできないで責任を糊塗するというのはもってのほかである。以下、若干追加して伺います。 人命損傷をする水平撃ちが現実に行われていることは明らかでありませんか。これを言いわけをする理由はどこにもありません。警察官の士気が大事か、国民の保護が大事か、警職法は国民
○加瀬完君 私は、日本社会党を代表して、成田空港における機動隊の警備問題に関して緊急質問を行います。特に東山薫君を死に至らしめた疑いについて質問をいたします。 質問の題一点は、福田総理は、治安維持の理由があれば、警察法の目的とする人命、財産の保護を放てきしても、無差別武器使用も当然という考え方をお認めになりますか。それとも、警察国家は断じて許さないというお立場をおとりになりますか。 質問の第二点
○加瀬完君 私は、成田における東山薫君を死に至らしめたと言われている警察官の過剰警備の疑いについて質問をいたします。 まず最初に、御確認をいただきたいのでございますが、ここに三つの物件がございますが、これはどのように使用されておるものですか。並びにその性能について御説明をいただきます。これは何でしょう。
○加瀬完君 教育は病んでいる、しかも回復には向かっていない、それどころか悪化の道をたどっている、こういうある新聞の指摘がございましたが、これは大臣にお答えをいただきたいわけでございますが、おりませんので、局長で結構です。これはお認めになりますか。
○加瀬完君 もう一問。 いまで間違いありませんね。閣議で決定した来年度以降の内容は運輸大臣が述べられた。運輸大臣の述べられたことについて、同様に責任を持って実現を図ることには変わりがありませんと、こう総理はおっしゃっておったと——そうは聞こえませんでしたが、いうことですな。
○加瀬完君 関連。 その再建計画というのは閣議の了解事項でありますから、これはお認めになるんでしょう。したがって、再建計画の中身の来年度以降の問題はこういうようにしたいとさっき運輸大臣はお述べになった。したがって、その運輸大臣がお述べになったことの肉づけをいま聞いているわけだ。総理は、運輸大臣のおっしゃったように、予算、その他の措置をやるのかやらないのかと、閣議で決定したものを来年からやるのは当然
○加瀬完君 この一問で終わりますけれども、それは言いわけというものですよ。仲裁裁定の制度ができてから長い間今度のような措置で仲裁裁定が行われたことはないでしょう。また行うべきでないということは、大臣さっきからたびたび言っている。したがいまして、仲裁裁定が当然出るわけでありますから、予算的に不足をするなら予算的措置というのは当初において考えておかなければならない義務が政府にあるわけです。 一歩譲っても
○加瀬完君 大臣の言ったのはいいんだよ。大臣の言ったとおりだ。私はそのとおりだと思う。そんなら予算がないという言いわけは成り立たないと言うんだ。
○加瀬完君 ちょっと関連。 実施すべきものであれば、予算がないから実施できませんということではなくて、その予算は当然実施するために組まなければならない義務があるわけですね。したがいまして、予算のやりくりがつかないから仲裁裁定は実施できませんということは、仲裁裁定の精神から言えばなじまない内容ですね。そこがはっきり私はしておらないと思うのです、国鉄総裁のさっきからの答弁では。もう一度申し上げますが、
○加瀬完君 そこで、総裁に再建の骨組みについてお伺いをしたいわけでありますが、いままでの議論でも赤字原因の究明、国鉄の現有財産の分析、事業内容の検討、こういうことが十分に果たされておらないという御議論が展開されたと思うのです。これはお認めになりますか。そのほか御所見がありましたら承ります。
○加瀬完君 私は、いろいろ原因があるかもしれませんが、最大の原因は大蔵省といいますか、政府の財政当局の国鉄に対する見方に認識不足があったと思う。これは議論になりますが、後で逐一申し上げます。 総裁が国鉄に臨まれまして、先ほど明快になっていなかったと言いますけれども、ある程度もう在任期間も過ぎて再建計画の衝に当たったわけでありますから、相当程度財政事情というものは明らかになったと思う。そこで、いままでの
○加瀬完君 最初に総裁に伺いますが、あなたはいままで主計局長なり次官といたしまして、予算を切る立場にいたわけでありますが、今度は国鉄総裁として国鉄財政を改めて診断をなさったわけであります。切る立場と切られる立場と、立場を異にいたしましてどういう御所見をお持ちでありますか、最初に伺います。
○加瀬完君 ちょっと関連。 前の質問にちょっと返るようなことになりますが、大蔵省が補助金百七十二億円と算定したというその計算の基礎はわかります。計算の方法もわかります。しかし、いまの御説明にもあったように、国鉄なり運輸省なりが考えて百七十二億が妥当、適当なものであるということに私はならないと思います。先ほどの御説明を聞いておりますと、これから委員会か審議会にかけて、その答申を待って云々ということですけれども
○加瀬完君 もう一問。金がないからサービスを低下していいということじゃ公営企業にはならないですよ。公共企業にはならないですよ。国鉄の出発の本来から考えたって運賃は値上げをする、サービスは低下する、こんなばかなことは一回も例がない。公営企業でありますから、まして国民に運賃負担をかけていくわけですから、それならばサービス低下をしないように、公営企業なら当然これは責任として国鉄は果たすべきです。あるいは政府
○加瀬完君 関連。 いまの問題でありますけれども、国民に対する脅迫と受けとりますよ。いまの時期にこういうことを出すことは。はなはだ卑劣な方法だとしか感じられません。それから第二には、再建計画が不健全だと、不完全だということの裏書きじゃありませんか。再建計画がこれから出発しようとするときに、再建計画が出発しても国鉄はこのとおりですよ。これではあなた方の経営能力というのはどこにあるんですか。いままでの