○前田参考人 申し上げます。日本製鋼の赤羽作業場は、特需の仕事をしておるのでありますが、これと同じ系統の日本製鋼の武蔵製作所、ここにおきましても一部特需の作業をしております。ここはちよつと赤羽とは形態が違いまして、赤羽は、そこが四地区にわかれて全部特需をやつておりますが、武蔵は一部民間の一般作業もやつております。ここにおきまして、これは今月の二日の日だつたかと思いますが、はつきりわかりませんが、四百七十四名
○前田参考人 今回日本製鋼の赤羽におきまして、二千三百人以上の首切りが出たわけでございます。これにつきましては、十月の二十六日に、たまたま大量馘首があるということの情報を得たわけでございます。これにつきまして、この真偽をただちに会社に確かめたのでございますが、会社の方としては、まだわかつていないということであつたわけでございます。そういたしまして、一日おきました二十八日に、午後の十時から緊急に協議会
○前田参考人 そうでございます。
○前田参考人 そこをまげてというふうなことで御質問を受けたのでございますが、武器等製造法案ということになりますと、何かしら大企業のみ優位するという考え方から行きまして、われわれ中小企業という面を考えてみますのに、当然われわれとしては反対であるということであります。
○前田参考人 私は日本製鋼所赤羽工場労働組合の前田でございます。この委員会に参りまして、武器等製造法案云々ということになりますと、われわれ労働者の立場からいいますと、頭からわれわれは再軍備反対でございますと言つてしまえば、それで話は終りでございます。そこで今御質問の委員の中から出ておりますが、私たちは現在日本製鋼赤羽作業所におきまして大砲、戦車、その他いろいろ兵器の修理作業をやつておるわけでございます
○参考人(前田信義君) この質問要点に一つずつ申上げて参ります。 この人事条項は七月一日からこういうふうに改訂され云々というふうなことでございますが、私たちといたしましては、過去におきまして人事条項はあるらしいというふうには知つておりましたが、具体的には会社から明示されたことがございませんので実際に知らないわけでございます。この点につきまして従前と比較して不利な点を述べられたいというふうに書いておりますが
○参考人(前田信義君) このことにつきましては、ちよつと遡りますが、私たちは昨年の十二月に実は現在の執行部に出たわけでございます。これは講和発効以前に結ばれましたので、その当時の者にいろいろと聞いて見ましたが、非常にあいまいな点があるわけでございます。で、私たちその点について何か書類等があるかというので、非常に組合いろいろ探しましたのですが、全然それが見当らないわけでございます。その当時の者に聞きましても
○参考人(前田信義君) 最初に、只今申されました資料のことでございますが、当面のことにつきましては一応パンフレツトにしたものを持つて来ておりますが、過去一年間ぐらいというお言葉でございまするので、これも組合といたしまして早急に資料を作成いたしまして後日差出したい、こういうふうに考えております。 それから昼休の組合活動並びに政治活動ということでございますが、このことにつきましては赤羽の労働組合におきましても
○参考人(前田信義君) 今武光次長からも言われましたが、私たち組合員といたしましては六千人でございますが、これがこの赤羽の基地に働いておるわけでございます。対会社との間におきまする就業規則でございますとか、現在は切れておりまするが、労働協約面におきましては比較的この労働法という面は取入れられております。併しながら例えば就業規則の第一条にもございますように、軍の特別の勧告、指示、命令があつた場合にはこれが
○参考人(前田信義君) 御説明いたします。 私たちは五月の三日の日に闘争に入りましてから丁度今月の十六日まで交渉して参りましたが、この間におきまして交渉はこれ以上進展しないという段階に到達いたしましたので、十六日の午後八時より七十二時間ストライキに突入したわけでございます。そうしましてこの事件が起きましたのは十八日の日の朝でございます。朝の七時五十分頃に起きたわけでございます。私たち日本製鋼は一地区