1963-03-13 第43回国会 衆議院 商工委員会繊維に関する小委員会 第4号
○前田参考人 はなはだ問題の機微を十分につかまれた御質問で恐縮しておりますが、つなぐと申しましても、綿布魔がつなぐ、糸屋がつなぐというだけではございません。はっきり申し上げましたら、それは北浜あるいは兜町がおつなぎになっているかもしれません。しかし、持ち株が繊維関係のつなぎとしてある場合も、多分に想定されるだろうと私は存じます。たとえば、あなたが莫大なる紡績株を持っておられるとしたら、糸が下がれば紡績株
○前田参考人 はなはだ問題の機微を十分につかまれた御質問で恐縮しておりますが、つなぐと申しましても、綿布魔がつなぐ、糸屋がつなぐというだけではございません。はっきり申し上げましたら、それは北浜あるいは兜町がおつなぎになっているかもしれません。しかし、持ち株が繊維関係のつなぎとしてある場合も、多分に想定されるだろうと私は存じます。たとえば、あなたが莫大なる紡績株を持っておられるとしたら、糸が下がれば紡績株
○前田参考人 ただいま現物と定期のお話がございました。御承知のように、定期は、その納会が来るまで、多少そこに波があります。そのかわりに、定期取引は全部キャッシュでその場受け取りであります。現物市場は六十日ないし九十日の手形売買が多いのでありまして、その間に価格に何がしかのギャップが出るということは、当然であろうかと存じます。 なお、ただいま人絹について取引所は要らないのだというお話がありますが、やはり
○前田参考人 私ただいま御紹介にあずかりました大阪化繊の前田でございます。 本日の課題繊維対策というものの参考人に呼ばれましたのは、取引所のおやじという格好でなしに、私ほとんど半生を繊維業者の責任者として暮らして参りましたその関係から、この取引所というものが、どれだけ、ただいま詳しく御説明になりましたメーカー並びに輸出関係の方々のお手伝いをしておるかということを申し上げると同時に、昨年あれだけ泥沼