1954-06-28 第19回国会 衆議院 通商産業委員会中小企業に関する小委員会 第9号
○前原参考人 ただいまのことと同じようなことになるのであります。緊急対策は大体同じなのであります。ただとりあえず一番簡単に手を打つていただけるのじやないかと思うことは、銀行がただ単に自分の利益のみを考えないで、要するに金融機関がいかにこのデフレ政策下において生産面を支持育成するかということについて、いま少し態度をはつきりとかえていただきたい。でありませんと、銀行フアツシヨというようなことで、金融面に
○前原参考人 ただいまのことと同じようなことになるのであります。緊急対策は大体同じなのであります。ただとりあえず一番簡単に手を打つていただけるのじやないかと思うことは、銀行がただ単に自分の利益のみを考えないで、要するに金融機関がいかにこのデフレ政策下において生産面を支持育成するかということについて、いま少し態度をはつきりとかえていただきたい。でありませんと、銀行フアツシヨというようなことで、金融面に
○前原参考人 ただいまの御質問にお答えいたします。大体銀行の方としましては希望は九十日以内となつております。商社との取引になりますと、なるべく短期ということで七十日前後あるいは六十日くらいのことを希望しておるのでありますが、現在の状況におきましては、問屋の方から見ますと、大体百日から百二十日というふうな長期のものになつております。それで銀行の方としましても、やむを得ずそういつたものを割つておる。御承知
○前原参考人 私前原でございます。本日この機会を与えていただきましたことを厚く御礼申し上げる次第であります。今回の国のデフレ政策に関しましては、われわれといたしましてその政策に対しましてとかくの批判をするものではないのであります。ただ、このデフレ政策の重点が金融の引締め一本によつて来ておるのではないかというふうなことによりまして、これが非常に早く繊維工業の方に現われまして、そのしわ寄せが、もうほとんど