2007-05-28 第166回国会 参議院 決算委員会 第10号
○政府参考人(別所浩郎君) お答え申し上げます。 平成十七年度を取りますと、大使館、総領事館を合わせまして百十公館におきまして千六百三十三件、約百四十四億円の草の根無償を実施しております。 人員の方でございますけれども、草の根無償を含む経済協力業務を担当すると、経済協力担当ということでございますと二百六十人ぐらいでございまして、そのうち約百十人ぐらいが外務省の生え抜きという、そういう状況でございます
○政府参考人(別所浩郎君) お答え申し上げます。 平成十七年度を取りますと、大使館、総領事館を合わせまして百十公館におきまして千六百三十三件、約百四十四億円の草の根無償を実施しております。 人員の方でございますけれども、草の根無償を含む経済協力業務を担当すると、経済協力担当ということでございますと二百六十人ぐらいでございまして、そのうち約百十人ぐらいが外務省の生え抜きという、そういう状況でございます
○別所政府参考人 お答え申し上げます。 ちょっと必ずしも金額的にはあれなのでございますが、二〇〇一年度でございますと、例えば四カ国が返事が来ておりまして、二〇〇〇年になりますと、十三カ国から答えが返ってきておりまして、二カ国がまだというような状況でございます。二〇〇一年につきましては、過半がまだ返事が来ておりません。二〇〇二年につきましては、返事が今のところまだないという状況でございます。それ以前
○別所政府参考人 お答え申し上げます。 先ほど申しましたように、二〇〇二年が一番最後というか、一番最近の年でございますので、使途報告書の提出が最もおくれております。 それ以前のものについては、かなり使途報告書を提出してきておりますけれども、まだ提出していない国もございます。
○別所政府参考人 お答え申し上げます。 債務救済無償でございますけれども、これは、我が国のある意味で独特な債務救済の方式ということで、二〇〇二年まで行われていたものでございます。すなわち、過去に我が国が円借款を供与したものの、返済が困難となった場合に、当該国により我が国に対する債務を一たん返済させた上で、それと基本的に同額を無償資金協力として供与する、そういう独特な方式でございました。二〇〇三年以降
○政府参考人(別所浩郎君) ちょうだいいたしました十五の法人でございますが、私どもの承知している限り、独立行政法人だけじゃなくて株式会社も幾つか含まれております。 それで、随意契約という広い範疇の中に入るのかもしれませんが、企画競争によるものというものを含めますと、おっしゃるとおりに、まあ企画競争によるものが非常に多いわけでございますが、一般競争入札によるものもございますけれども、おっしゃるように
○政府参考人(別所浩郎君) 財務省から今御指摘のような指摘を受けているところでございます。 外務省といたしましても、今のような御指摘を踏まえて、JICAともいろいろ相談しながら、正に経費の効率化の観点、それ以外にまた組織としての円滑な運営等について適宜適切に指摘、指導してまいりたいと思っております。
○別所政府参考人 無償資金協力の数字でございますが、平成十六年度一般プロジェクト無償は七百八十四億円でございます。
○別所政府参考人 先ほどの質問にきちんと答えていなかったようでございます。失礼いたしました。 平成十六年度の平均落札率、先ほど申しました一般プロジェクト無償及び水産無償でございますが、全案件で九三・五三%でございました。 それから、落札率の話、十七年度、十八年度でございますけれども、平成十七年度につきましては、百二十一件中七十一件が九九%を超えておりました。平成十八年度につきましては、まだ全部の
○別所政府参考人 お答えいたします。 平成十六年度の一般プロジェクト無償及び水産無償資金協力の閣議決定案件、百八十五件ございますが、その中で九九%を超えたものが百九件ございます。
○政府参考人(別所浩郎君) 無償資金協力でございますが、これはいろいろ、やはり顔が見える援助が必要だということ、あるいはそれだけではなくて、やはり実施する際に我が国の優れた技術を活用した質の高い援助をする、そういった要望もあるわけでございまして、主契約業者は日本企業に限定しております。 ただ、応札業者は必要な資機材の購入、調達ということは海外で行うことができると、そういう仕切りになっておりまして、
○政府参考人(別所浩郎君) 失礼いたしました。 割合でございますが、一般プロジェクト無償が無償予算に占める割合でございますが、平成十六年度ですと四三%でございます。平成十七年度が同じく大体四三%、平成十八年度でございますと四〇%でございます。 それから、水産無償についてのお尋ねがございました。平成十六年度でございますと六十億円で、これが無償予算の中の三%ぐらいでございます。平成十七年度は、水産無償
○政府参考人(別所浩郎君) 予算額でございますが、一般プロジェクト無償でございますが、平成十六年度が七百八十四億円、平成十七年度が七百五十四億円、平成十八年度が六百七十四億円でございます。
○政府参考人(別所浩郎君) もちろんきちんとしてまいるつもりでございます。 ただ、済みません、今完了についてのチェックが甘いという御指摘があったかと思いますので、それについては一言だけ御報告させていただきたいと思います。 プロジェクトの完了というのは、これを事業をやっている施主というのは相手国の政府でございます。相手国の政府が確認をすると、完了を確認するということで、もちろんコンサルタントの報告
○政府参考人(別所浩郎君) 済みません。 まず第一の方の今後の中期目標でございますが、おっしゃるとおりでございまして、全体に掛かる効率化目標を掲げるということでございます。 それから、四十六件中七件ということでございますけれども、事業全体の十分な見積りが行われていないということで財務省の方から予算執行調査で御指摘があったわけでございますけれども、要するに、各プロジェクトの実施期間となっている前年度
○政府参考人(別所浩郎君) お答えを申し上げます。 まず、財務省が行った予算執行調査の関係でJICAの予算効率化目標の対象予算範囲の話でございますが、まず、独立行政法人の効率化に当たりましては、それぞれ必ずしもやり方が一律ではないわけでございますけれども、現行の効率化の、三年間でどれぐらい効率化を図っていくかという話をいたしました際に、JICAについては、全体に掛かる目標というのではなくて、個別具体的
○政府参考人(別所浩郎君) 白先生の質問主意書に対する答弁でございますが、私どもは、事実関係を確認した上で、それに基づいて事実を答弁申し上げた次第でございます。そして、それが事実でございますので、JICSの理事長の国会における答弁もそういう事実を反映させるべく答弁したのであろうということを私どもの認識として申し上げたわけでございます。
○政府参考人(別所浩郎君) 今外務省、JBIC、JICAが入りまして新しいJICAの制度設計、作業をやっているところでございます。その中でいろいろとした結論が出てくると思いますけれども、先ほどの御質問の中で、そのまま円借款をやる人間が移ってくるだけじゃないかという御質問がございました。 それについて一言申し上げますと、その辺につきましても、制度設計で今議論しておりますのはそういうその縦割りの組織をつくるのではなくて
○政府参考人(別所浩郎君) 海外経済協力会議につきましては、新しい内閣の下でできるだけ早く開くということで、今内閣官房の下で調整が行われているというふうに伺っております。
○別所政府参考人 OECD開発援助委員会、DACが卒業国としておりますのは、三十四の国と地域でございます。
○別所政府参考人 九・一一後ということになりますと、非常に大きなのは、御存じのとおり、アフガニスタン及びイラクに対する復興支援を含めた、人道支援も含めた支援でございます。これについては高く評価されているというのはもう議員も御存じのとおりだと思います。 今の御質問は、日本の九・一一後の支援がこういった国々の反発を招いている可能性はないのか、こういう御質問だと思いますが、私どもとしては、日本の支援というものは
○別所政府参考人 イスラムといっても世界じゅうにいろいろあるわけでございますが、特に中東のことに御関心だろうと思います。二〇〇五年度実績でございますが、十七カ国及び地域に対して約千億円、一千七十七億円の協力を実施しているところでございます。 もちろん、中東諸国と一概に申しましてもいろいろな国がございますので、経済インフラ、社会インフラ整備を特に重視する場合、人材開発及び水資源管理の援助等、その辺も
○別所政府参考人 お答えいたします。 委員も御存じのとおり、従来、円借款ということで、円建てということに一貫してきたわけでございます。 ドル建て、あるいは円建てではない借款について希望があった場合もあろうかと思います。ただ、実際問題として私どもの事業を考えてまいります場合に、やはり国民の税金を使って行うということでございますので、それを効率的に行うということを考えた場合に、日本政府やあるいは国際協力銀行
○説明員(別所浩郎君) お答えします。 先生御指摘の北朝鮮による拉致の疑いが持たれている事件につきましては、もちろん捜査当局によって所要の捜査が進められているものと承知しております。そういった面につきましては、もちろん外務省としても関係機関と連携しながら情報の収集などやっておるわけでございますが、それと別にまた、今後ともこの問題の解決のためにどういつだ方法が効果的か、真剣に考えながら努力してまいりたいと
○説明員(別所浩郎君) 先ほどから海上保安庁さんの方から御説明のとおり、死亡認定取り消し願ということについては海上保安庁さんの方で今調査検討をしておられるというふうに伺っているわけでございますが、外務省といたしましても、当然のことながら、寺越さんの件につきましては重大な関心を有しておりまして、今後も御本人や家族の御意向がかなっためにいかなる方法が効果的か探りながら、海上保安庁ほか関係省庁とも連絡しつつ
○別所説明員 御本人が北朝鮮で生存しておられて、一時帰国を希望しているということが確認された場合には、外務省といたしましても、御本人や御家族の意向がかなっためにいかなる方法が効果的か探りながら、関係省庁とも相談しながら努力してまいりたいと思っております。
○説明員(別所浩郎君) 先生御指摘のとおり、日韓局長級協議というのが毎年行われておりまして、これは平成三年に外務大臣同士で合意いたしました覚書に沿いまして在日韓国人の法的地位及び待遇に関する関係の話をしているわけでございますが、御指摘のとおり、近年韓国側から、援護法の国籍条項を撤廃して在日韓国人への補償の道を開いてほしい、そういう要望は出てきております。
○別所説明員 失礼いたしました。 在日韓国人の方々につきましては、韓国政府からは補償を受けておられません。そういう意味では、韓国に在住の方々との間に差異があるというのはそのとおりでございます。
○別所説明員 お答えいたします。 今先生がおっしゃったとおりでございまして、日韓請求権・経済協力協定の二条で、日韓両国及びその国民の「財産、権利及び利益」並びに両国及びその国民の間の請求権に関する問題が、完全かつ最終的に解決されたということが書かれているわけでございますが、同じく二条の2の(a)では、いわゆる在日韓国人の方々につきましては、その方々の「財産、権利及び利益」には影響を及ぼすものではないと
○別所説明員 今、水産庁長官から御答弁があったとおりでございまして、外務省といたしましても、水産庁と一体となりまして、できるだけ早急に、海洋法条約の趣旨を十分に踏まえた新たな漁業協定の早期締結ができますように鋭意努力してまいる所存でございます。 先週末シンガポールで行われました日韓、日中外務大臣会合におきましても、その点を強く池田外務大臣から先方に要望したところでございます。
○説明員(別所浩郎君) 委員御指摘のとおりに、昭和四十九年に韓国との間の大陸棚に関する協定が結ばれたわけでございますが、御案内のとおりに、大陸棚の北部につきましては原則として中間線により境界画定を行うことが合意されたわけでございまして、今議員の御指摘の南部の方でございますが、南部については共同開発協定ということが提起されたわけでございます。 その後の状況でございますけれども、これまで二度共同開発が
○説明員(別所浩郎君) 今、委員御指摘のとおりに、海上の自由交通、安全交通、あるいはそれ以外の経済的な活動にもいろいろかかわってくることでございます。そういったことも踏まえまして、日韓両国間で平和的な解決を図るべく外交努力を引き続き粘り強くやってまいりたいと思います。
○説明員(別所浩郎君) 竹島問題につきましての我が国の立場が一貫しているということは、運輸大臣からも御答弁があったとおりでございます。他方、この問題に関しまして、日韓両国の立場の相違が両国民の感情的な対立に発展して両国の友好協力関係を損なうことは適切でないと考えております。あくまでも韓国とは話し合い、冷静に話を積み重ねて努力してまいるというのが政府の基本的な態度でございます。 先ほど、国際司法裁判所
○説明員(別所浩郎君) お答え申し上げます。 先生御指摘のとおりに、ウルグアイ・ラウンド交渉の成果というものが世界貿易機関を設立する協定ということで取りまとめられまして、四月のマラケシュにおきます閣僚会合におきましては、これをまとめられた形のウルグアイ・ラウンド多角的貿易交渉の結果を収録する最終文書というものに当時の羽田外務大臣が署名されたわけでございます。 その中で、今国際的に言われておりますのは
○説明員(別所浩郎君) 先生御指摘のとおり、東京サミットまでに特に市場アクセスの分野で進展を図っていきたいということが主要貿易国、これは日本も含むわけでございますが、の考え方でございます。こういった場合、市場アクセスと申します場合は、もちろん工業製品、それからサービスと並んで農業も入ってまいるわけでございます。 ただ、それぞれの分野におきまして各国ともいろいろ難しい問題を抱えているわけでございますから
○説明員(別所浩郎君) アメリカの行政府といたしましては、とにかくできるだけ早くやりたいということは言っております。現にサミットの前にできるかどうかという点につきまして私どももちろん関心は持っているわけでございます。率直なところ、米行政府としても必ずできるとは言い切れない状況のようでございますが、できるだけ早く審議、可決してもらうように努力するということは繰り返し私どもにも言ってきております。
○説明員(別所浩郎君) ただいまの件でございますけれども、先生御指摘のとおりアメリカのファストトラックの延長法案というものが議会に提出されるに至っておりまして、その審議の動向というものを私どもは非常に注目しているわけでございます。私ども、あくまでもウルグアイ・ラウンドをできるだけ早く推進していくということは政府として考えているわけでございますが、それにつきましても、アメリカ政府が早くファストトラック