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407件の議事録が該当しました。

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1979-03-08 第87回国会 参議院 予算委員会 第2号

国務大臣内藤誉三郎君) 中国につきましては、いろんな辞典が出ているんですよ。私ども、小柳先生は大変御熱心ですから、文部省からも国語審議会委員中国へ行って、中国の漢字の研究をしてまいったんですけれども、ただ日本と違うのは音と訓、それから日本はかなまじりなものですから、そのまま持ってくることがなかなかむずかしい。一番の厄介な問題は印刷の問題なんですよ。こういう点に難色があって、いま慎重に検討さしています

内藤誉三郎

1979-03-08 第87回国会 参議院 予算委員会 第2号

国務大臣内藤誉三郎君) 文部省調査によりますと、昭和五十三年度における児童生徒自殺者数は、小学校で九名、中学校で九十一名、高等学校で二百三十五名、計三百三十五名でございます。ですから、中学、高校に非常に多いということ、これは私も大変情けないことだと思いますが、その自殺原因については、学歴偏重生命軽視社会的風潮一つ。それから家庭教育学校教育が複雑に絡み合っておりますので、文部省調査

内藤誉三郎

1979-03-02 第87回国会 衆議院 文教委員会 第4号

内藤国務大臣 お説のとおり、文部省は六・三制に追われておりまして、御承知のとおりなんです。大変なんですよ。六・三制を発足させて今日教育が非常に普及したことは、私は成果だと思っておりますけれども、確かに社会教育体育の面がおろそかで——おろそかにしたわけじゃないのですけれども、学校教育に追われていた。そういう意味でいま体育社会教育に大いに力を入れてこれからやりたい、こう思っておるわけでございます。

内藤誉三郎

1979-03-02 第87回国会 衆議院 文教委員会 第4号

内藤国務大臣 湯山先生もよく御存じだと思いますが、私もあの当時文部省におりまして、たしか大連文相のときだったと思いますが、御説のとおりアメリカは教育委員を全部公選制にしたのですよ。公選制でやったところが、やはり結果は———————————というおそれが非常に強かったので、それで警官隊の導入までして教育委員任命制にした。しかし、任命制にしたからといって、これは知事や市長が公選されていますから、その

内藤誉三郎

1979-03-01 第87回国会 衆議院 予算委員会第二分科会 第3号

内藤国務大臣 従来から見ますと、国の補助対象地方負担対象地方負担の場合には交付税その他で措置しておるわけですが、そういう負担区分がございましたので、お説のように、やはり環境整備ですね、そういうものを全部教育一環だとは考えておりますけれども、従来の負担区分いきさつ等もございますので、いまお説の点は、これは大きく考えれば教育一環ですから、教育一環として考えなければいかぬが、これをどういうふうに

内藤誉三郎

1979-02-28 第87回国会 衆議院 予算委員会第二分科会 第2号

内藤国務大臣 御趣旨まことにごもっともでございまして、国語教育研究所が、いまお話しのように日本語研究を始めまして、資料もつくりまして、ことしの予算で聞きましたら三六%という大幅な予算増額を認めていただいたので、御指摘のように、日本語教育がいま国際交流の障壁になっていますから、この障害をなくすために日本語教育外国人にもわかりやすく勉強できるような資料なり設備を充実すべきだと思います。そういう意味

内藤誉三郎

1979-02-28 第87回国会 衆議院 予算委員会第二分科会 第2号

内藤国務大臣 砂田前文部大臣ケースバイケースとおっしゃった。私もケースバイケースで。ですから、非常に軽い子はいまおっしゃったような特殊学級でそこで一緒にやっているわけですよ。それから重度の者については、これは訪問教師制度もございますから、ただ、一般的にやはり障害種類程度に応じて適切な教育をしなければいかぬ、こういう原則でございますから、教育するのにどうしたらいいかということで就学指導委員会

内藤誉三郎

1979-02-28 第87回国会 衆議院 予算委員会第二分科会 第2号

内藤国務大臣 昭和五十四年度文部省所管予算につきまして、その概要を御説明申し上げます。  まず、文部省所管一般会計予算額は四兆三百六十七億三千七百万円、国立学校特別会計予算額は一兆二千二百三十億八千四百万円でありまして、その純計額は四兆三千三百三十五億二百万円となっております。  この純計額を昭和五十三年度の当初予算額と比較いたしますと、四千四百九十一億六百万円の増額となり、その増加率は一一・

内藤誉三郎

1979-02-27 第87回国会 参議院 文教委員会 第4号

国務大臣内藤誉三郎君) それはおっしゃるとおりですが、家庭教育というのは、一つは、私は家庭が円満でなきゃいかぬと思うんだよ。それから、親というものは子供をやっぱり信頼しなきゃいかぬと思うんだね。どうも親が子供を、特にこのごろは勉強ができないからとしかったりしているんだけれども、私はもっと子供信頼してほしいと思う。そして子供の長所を伸ばすこと。数学ができないから数学をやれと言ったって、できないのはしようがない

内藤誉三郎

1979-02-27 第87回国会 参議院 文教委員会 第4号

国務大臣内藤誉三郎君) 私も宮之原先生同感でございまして、毎日新聞見るのこわいくらいです。必ず自殺が出てくるんですね。私はどうしたもんだろうかと思っているんですが、これはいろんな原因が重なっておると思うんですが、一つは、やっぱり子供試験地獄で、いわゆる学歴偏重社会ですね、こういうものが一つ原因ではなかろうか。  それから、生命軽視社会的風潮、やっぱり子供のときから私はもっと鍛えてほしいと

内藤誉三郎

1979-02-22 第87回国会 衆議院 予算委員会 第17号

内藤国務大臣 お説のとおり日本人資源がないのです。あるのは人間だけですから、国際的に信頼尊敬をかち得る日本人をつくることが私は教育基本だと思うのです。そういう意味で今度の指導要領改定でも、自国のことはもとより、他国についても理解協力を求めるように十分指導しております。特に社会科においては外国事情をよくわかるように指導しております。  留学生につきましては、いまちょっと六千とおっしゃいましたが

内藤誉三郎

1979-02-22 第87回国会 参議院 文教委員会 第3号

国務大臣内藤誉三郎君) 実は教科書無償は私がちょうど文部次官のころでして、当時の池田内閣荒木文部大臣のもとで私はやらせていただいたんですが、そのときの官房長官が大平いまの現総理でした。そして、いろいろありましたけれども、ともかくお説のように、義務教育教科書無償にしたわけですが、ただ、最近は財政上も大変大蔵省も苦しいもので、何とかこれを改善する方法はないかというような御意見がありましたが、ことしはとにかくがんばり

内藤誉三郎

1979-02-22 第87回国会 参議院 文教委員会 第3号

国務大臣内藤誉三郎君) 御承知のとおり、わが国資源小国でございまして、あるのは人間だけですから、やっぱりこれからの日本人本当にりっぱな人間になって、国際的にも信頼尊敬をかち得るような日本人に育てたい、そういう意味で、個性と創造力に富む国際性豊かな、そういう人間を育てることを私は文教基本政策と考えておるのであります。  このために、いま学校教育指導要領改定を行いまして、ゆとりのある充実

内藤誉三郎

1979-02-21 第87回国会 衆議院 予算委員会 第16号

内藤国務大臣 文部省としては、基本的人権の尊重ということを教育の中心にして指導しておるのであります。特に教育機会均等という観点から、同和地区における教育を高めていきたい、こういうふうに努力しております。  それから、十年間の成果でございますが、文部省が重点を置いていますのは、高等学校大学に対する就学奨励を積極的にやっております。そのほかに、地域の集会所整備を強力に進めております。

内藤誉三郎

1979-02-21 第87回国会 衆議院 文教委員会 第3号

内藤国務大臣 できたらそういうものはあった方がいいなという気持ちなんで、次代を担うのは青少年ですから、その青少年を親がどういう気持ちでどういうふうに育てるか、学校先生がどういう気持ちで育てるか、子供自身はどういう気持ちでそれに応ずるか、できれば共通価値観が欲しいなというのが私の願いなんです。  おっしゃるようになかなかむずかしい問題ですから慎重にやりたいと私も思いますが、むしろ御信用いただきたいと

内藤誉三郎

1979-02-21 第87回国会 衆議院 文教委員会 第3号

内藤国務大臣 中野先生の御意見はまことにごもっともでございます。  私は、実は、これは学校教育だけの責任じゃないけれども、いまの子供はかわいそうだと思うのです。塾が繁盛しておって、本当子供はかわいそうだ。これは一つはやはり試験地獄に悩まされているのかもしれませんけれども、自殺者が出てきたり——本当日本の宝は子供ですから、子供を健全に育てたいというのが私の本当気持ちです。  そこで、子供を育てるには

内藤誉三郎

1979-02-21 第87回国会 衆議院 文教委員会 第3号

内藤国務大臣 中野先生のようなりっぱな方が育たれたことを私は大変うれしく思うのでございますが、実は、ちょうど六・三制をやるときに私は英語を勉強しておったんですよ。当時国賊と言われたんですけれども、勉強したおかげで、司令部との折衝をいたしまして、最後に六・三制をどうしてもやれということでこれはやったんですけれども、私が一番困りましたのは、シャウプ勧告で全部金を取られちゃったんだ。一文なしで六・三制をやれと

内藤誉三郎

1979-02-19 第87回国会 衆議院 予算委員会 第14号

内藤国務大臣 いま御質問の点でございますが、非常に職業高校が変わりまして、終戦直後は圧倒的に職業高校が多かったのですよ。ところが、大学進学の方が激しくなってから、昭和四十年の統計を見ますと、普通高校が六〇%、それから職業高校が四〇%ですね。それから、五十二年の統計を見ますと、これがさらに、普通高校が六五、職業高校が三五と、こう職業高校が落ちたのですよ。しかも、都会地は圧倒的に普通高校が多くなっている

内藤誉三郎

1979-02-19 第87回国会 衆議院 予算委員会 第14号

内藤国務大臣 長年国立大学協会で検討してまいりましたし、私も入試問題の自民党の委員長もしておりましたから、やっぱり入試問題はぜひ解決したいというのが私の願いなんで、いま子供たち試験地獄に悩まされておりますから、これを解決したい。そこで、今度の第一次の共通テストの結果を見てみますと、おおむね妥当であるというので、大変ないい評価を得ておりますから、これは問題ない。ただ、二次テストについてはいろいろまだ

内藤誉三郎

1979-02-17 第87回国会 衆議院 予算委員会 第13号

内藤国務大臣 いま川崎先生お話、まことにごもっともでございまして、これからはやはり総理もおっしゃるように文化の時代でございますから、国際的に信頼尊敬をかち得る日本人でなければならぬと思うし、資源小国日本の繁栄というのはやはり国際交流だと思う。そういう意味で、国際交流によって日本の学術も教育も向上するし、国際的にお互いに理解を得ることによって本当の親善ができると思う。先ほどお話しのように、日本

内藤誉三郎

1979-02-14 第87回国会 衆議院 文教委員会 第2号

内藤国務大臣 御指摘の点はまことにごもっともでございますが、幼保一元化の問題にしても、保育所というのは保育に欠ける子供についてやっており、幼稚園の方は就学教育をやっておりますので、目的も性格も違うわけでございます。しかしながら、これは同一年齢層でございますから、厚生省関係と十分緊密な連絡をとって協調していきたいと思っております。  それから、いま御指摘小学校の場合、特に中学校高校の場合、中高一元化

内藤誉三郎

1979-02-14 第87回国会 衆議院 文教委員会 第2号

内藤国務大臣 いま小島先生のおっしゃるとおり、私も戦後ちょうど文部省におりましたが、六・三制をやるときに——それまでは複線型教育でございました。御承知のとおり、中学校から高等学校専門学校に行く制度と、あとの者は二割の者が実業学校を含めて行ったのですが、八割は全部青年学校等へ行ってそのまま終わってしまったのです。そこへ司令部からどうしても六・三制をやれと非常に強い要請がございまして、財政的に非常に

内藤誉三郎

1979-02-14 第87回国会 衆議院 文教委員会 第2号

内藤国務大臣 いま小島委員が御指摘のように、わが国は戦後学校教育の面では確かに量的拡充はなし遂げたと思いますが、初等、中等教育における教育内容改善充実——先般指導要領改定をいたしましたが、中身がむずかし過ぎますから、基礎的、基本的なものに精選して人間性豊かなりっぱな子供を育てたいというので、教育内容改善充実を行ったのであります。  その次に大きな課題は、やはり、何といっても教員の資質の向上

内藤誉三郎

1979-02-13 第87回国会 参議院 文教委員会 第2号

国務大臣内藤誉三郎君) 第八十七回国会におきまして、文教各般の問題を御審議いただくに当たり、所信一端を申し述べます。  わが国は、戦後の混乱窮乏の中で、国家再建根本教育に求め、六・三制による教育改革を断行し、その後、関係者のたゆみない努力によって、いまや学校教育比類を見ない拡充を遂げております。しかし、解決すべき幾多課題を抱えております。また、今日わが国は、経済の著しい発展により、物質的

内藤誉三郎

1979-02-09 第87回国会 衆議院 文教委員会 第1号

内藤国務大臣 第八十七回国会におきまして、文教各般の問題を御審議いただくに当たり、所信一端を申し述べます。  わが国は、戦後の混乱窮乏の中で、国家再建根本教育に求め、六・三制による教育改革を断行し、その後、関係者のたゆみない努力によって、いまや学校教育比類を見ないほど拡充を遂げております。しかし、解決すべき幾多課題を抱えております。また、今日わが国は、経済の著しい発展により、物質的には

内藤誉三郎

1979-02-07 第87回国会 衆議院 予算委員会 第7号

内藤国務大臣 お答えいたします。  御承知のとおり、養護学校義務制になりましたので、心身障害種類程度によって適切な教育を行うというのがこの趣旨でございまして、ではその基準をどうするかというと、就学指導委員会教育的に心理学的にさらに医学的によく検討して、これを配置するようにという指導をしているわけなんでございます。それで、現在小中学校におる子供は特別の事情があればその小学校にいてもいいと、こういうふうにいたしておるのでございます

内藤誉三郎

1979-02-07 第87回国会 衆議院 予算委員会 第7号

内藤国務大臣 文部省としては、江川問題については、これは営業政策の問題もありますので、直接タッチしておりませんから聞いておりませんけれども、やっぱりプロ野球がこれだけ国民にもてる時代ですから、プロ野球が健全な発達をすることを願っておりますが、ともかく教育の問題とは非常にむずかしい問題でございますので、私どもも、次代国民がしっかりするように、最善の努力を尽くしていきたいと思っております。

内藤誉三郎

1979-02-05 第87回国会 衆議院 予算委員会 第5号

内藤国務大臣 ただいまの西岡さんの、先般行われた日教組の研究集会をどう思うかというお尋ねでございますが、私も、あの教師自主編成と言ってみたりあるいは倫理綱領を持ち出したりして、まことに遺憾に思っておるのでございます。やはり教育というものは、教師みずからが反省して、そして子供たちを育てるということが私は根本だと思うので、親の責任だけでなくて、一番大事なのは教師みずからの責任だと思う。家庭も大事だし

内藤誉三郎

1979-02-05 第87回国会 衆議院 予算委員会 第5号

内藤国務大臣 ただいまの西岡さんの御質問でございますが、私は六・三制によってわが国教育が非常に普及したことはお認めいただけると思うのです。特に中学校までが義務制になり、高等学校がいま九三%、大学は四割も進学するようになったこの事実はお認めいただきたいと思うのですが、いまいろいろ問題が起きていることは私もよく承知しております。特に非行少年の多いことは、私ども本当に心を暗くしているものでございますが

内藤誉三郎

1979-02-03 第87回国会 衆議院 予算委員会 第4号

内藤国務大臣 東大精神神経科病棟の問題についてお尋ねがございましたが、文部省早期正常化について今日まで強く指導してまいりました。東大当局も特にこの点に注意いたしまして正常化について努力いたしまして、二つの点が進展を見ました。本年一月十六日、長く欠員中であった精神医学講座担当の教授、助教授を任命して教育研究、診療の責任体制を確立したこと、これが第一点でございます。  第二点は、いまお話しの患者

内藤誉三郎

1979-02-02 第87回国会 衆議院 予算委員会 第3号

内藤国務大臣 最近、児童生徒自殺が非常にふえたことは、野呂さんと一緒に私も大変憂慮している問題でございます。それにはいまお話しのように、社会的環境あるいは家庭的環境、いろいろ問題がありますが、学校教育にも責任があるのでございます。  そこで学校教育の問題の中で、いままでは少しむずかし過ぎたので、どうも落ちこぼれが非常に多かったので、教育内容を精選して基礎的、基本的なものにして、人間性豊かな教育をしようというので

内藤誉三郎

1979-01-31 第87回国会 参議院 本会議 第5号

国務大臣内藤誉三郎君) 答弁漏れがありましたので、補足させていただきます。  学級編制基準を四十人にするかしないかということでありますが、これは国会決議もございますので、四十人にさしていただきます。ただ、その実施時期あるいは何年にかかるかというようなことは、いま文部省で悉皆調査をやっておりますから、その悉皆調査の結果を持って決めたいと思います。どうぞよろしく。(拍手)     ――――――――

内藤誉三郎

1979-01-31 第87回国会 参議院 本会議 第5号

国務大臣内藤誉三郎君) ただいま粕谷さんから児童生徒自殺非行の頻発など、大きな問題として御指摘になられましたが、私も、これほど嘆かわしいことはないと思っております。一体その原因は何かというお尋ねでございますが、いろいろありますが、その一つは、学歴偏重と言われる社会的風潮学校教育、特に家庭教育のあり方など、複雑に絡み合っているものと思っております。この問題を解決するためには、学校教育においては

内藤誉三郎

1979-01-31 第87回国会 参議院 本会議 第5号

国務大臣内藤誉三郎君) 衆参文教委員会で四十人学級への早期編制替え決議されているのに、いまなお実施されてないのはなぜかと、こういうお尋ねでございますが、文部省としては、御指摘附帯決議のなされたことは十分承知しておるところであります。今後の学級編制及び教職員定数改善についての検討資料を得るために、昭和五十三年五月一日現在において、全国の公立学校教職員配置状況過疎過密実態等、詳細に悉皆調査

内藤誉三郎