1947-12-04 第1回国会 衆議院 財政及び金融委員会 第46号
○内藤委員 ただいまのお話によりますと、終戰後から今日までに連合軍から放出されました食糧は、二百六十萬トンというお話でありますが、この二百六十萬トンは、まだ為替レートもきまつておりませんので、的確にいくらということはわからないかもしれませんが、ドルにしておよそどれくらいなものでありますか。もしおわかりになつておりますれば、お聽かせ願いたいのであります。
○内藤委員 ただいまのお話によりますと、終戰後から今日までに連合軍から放出されました食糧は、二百六十萬トンというお話でありますが、この二百六十萬トンは、まだ為替レートもきまつておりませんので、的確にいくらということはわからないかもしれませんが、ドルにしておよそどれくらいなものでありますか。もしおわかりになつておりますれば、お聽かせ願いたいのであります。
○内藤委員 食糧管理特別會計法等の一部を改正する法律案について一、二お尋ねしたいと思います。連合軍から放出されましたたくさんの食糧に對しまして、ただいまのところでは連合軍の費用でこれは始末されていると聽いておるのでありますが、究極は日本國がこれを負擔しなければならぬと思うのであります。これと特別會計とはどういう關係にありますか、お聽かせ願いたいと思います。
○内藤委員 それでは重ねてお尋ねしますが、その寒冷地給は、いつごろそういう案をこの國會に御提出なさる御意思でありますか。
○内藤委員 今お話くださいましてわかつたのでありますが、こういう問題は團體交渉があつたことだけに限られてお考えなされるかどうか。それとも政府自身がこれは必要だとお考えになつて、そういうふうなことをなさるという御意思はないのでありますか。それを伺いたいと思います。
○内藤委員 私は、北海道に在勤する政府職員に對する越多燃料購入費補助の問題につきまして、ただ一點お尋ねしてみたいと思います。結論から申しますと、北海道とありますが、これをもう少し他の府縣にも御擴張なさる御意思はないかということであります。と申しますのは、寒いのはただ北海道だけではないのでありまして、東北、北陸等の地方も同樣な状態にあるのであります。先般北陸五縣の教職員組合が、北海道がこういう手當が出
○内藤委員 非戰災者特別税につきまして二、三きわめて常識的なことをお尋ねしたいと思うのであります。先ほども同僚からお尋ねがありましたように、この税金は戰災者と非戰災者との間の、犠牲の不均衡を是正するというのが眼目であります。この理由で納税者も快く納めることと思うのであります。ところがこの税はその對象となりまするものは、家屋と動産の戰災を受けた、受ないというのであります。ところが戰爭による犠牲というのは
○内藤委員 この法律案は、衆參兩議院を通りまして、ほんとうにその法律ができましたときにできるということを前提といたしまして本案に賛成いたします。
○内藤委員 ただいま御説明いただきました持株會社整理委員會令の一部を改正する法律案についてでありますが、ただいまいただきました委員會令を見ると、三度の改正が行われております。この三度の改正は法律で改正されたのでありますか、政令で改正されたのでありますかということが第一、第二は政令を改正するのに法律をもつてするということの理由竝びに法的根據、これを伺いたいと思う。
○内藤委員 現在町村の農業會におきましては、近く實施されると豫想されます農業協同組合法のために清算事務を内々急いでおるのでありますが、私の富山縣におきます町村農業會の樣子を見ますと、いずれも赤字なのであります。農業民同組合にいろいろな勘定を引移しますと、新しい農業協同組合がそのために弱體化されるようなきらいなしとしないのでありますが、現在の農業會が清算いたしましたときにおける赤字、しかもそれは國債あるいはいろいろな
○内藤委員 さらにお尋ねしてみたいと思いますことは、農業協同組合が金融をやつていく上におきまして、當然これは二段制、あるいは三段制ということになろうと思うのでありますが、御當局はこの二段制、三段制につきましての御見解をどうおもちでありますか、それを伺いたい。
○内藤委員 金融機關再建整備法の一部を改正する法律案に關連しまして、農業金融の方面から二、三當局の方にお尋ねいたしたいと思うのであります。農業資金が確保されるかどうかという問題は、その資金が農業に圓滑に流れ込むかどうかということは農業の性質にかかりまする大きな問題でありまして、これは私どもが現に痛感しておるところであり、日本經濟再建は農業の復興なくしては望み得られない、その農業復興はまたこれを裏付ける
○内藤委員 想像するにも實は想像する材料もないのですが、いつかの機會に祕密會でもやつていただきまして、その状況の變化をお聽かせ願いたいと思いますので、委員長から重ねてお願いいたしたいと思います。
○内藤委員 厚生大臣にお伺いしたいと思います。この夏ごろ外務大臣からお話を承りましたところによりますと、一大朗報だという月五萬人づつ歸還し得るというお話であつたのでありますが、今厚生大臣のお話によりますと、それが種々の事情が惡くなつたために月五萬に減つた、その惡くなつたということはどういうわけか、おわかりでありますればお聽かせ願いたいと思います。
○内藤委員 この前の委員會並びにきようの委員會で、配給タバコを減らして、それを自由販賣に囘して百四億の財源を得られるというお話を承つたのでありますが配給タバコを自由販賣にまわすことによつて百四億出るということが、私了解し兼ねるのであります。自由販賣にすることによつて品質がよくなるのですか。それとも名前だけかえることによつてそれだけの増收になるのですか。どうもそこらあたりがちよつと私に了解し兼ねるのでありますので
○内藤委員 一つ政府委員の方にお尋ねしたいと思いますけれども、國有財産に移管せられたものの中で、土地のごときものはそのままに放つて置きましても腐るものでも何でもありませんが、木造建物などで長らくそのまま放置してあるものが、軍用地の農家が開懇しております所に多いと思います。入植いたしました者がそれを拂下げてもらいたいということを、現地の管理に當つておる人に申すのでありますが、一向にお聽き届けにならぬ。
○内藤委員 先ほど私おりませんで、鈴木委員から主税局長にお尋ねいただいたそうでありますが、今鈴木君から聽いてみますと、大體主税局長は課税することの惡いということを了承したということでありますけれども、これはひとつ水産局長から重ねて主税局長にはつきりとお願いしたいし、また委員長から何らかの方法をもちまして主税局長に課税しないように、だめ押しを願いたいと思います。
○内藤委員 長官にお尋ねしたいのであります。今の大きな問題とは違つて、小さな問題でありますが、このごろ農家に葉タバコの代金をお渡しなさるのに現金をもつてせられるということになつております。これはまことにありがたいことでありますが、一面、貯蓄の増強ということとおよそ反對の現象を呈しておるのであります。從來は貯金振替で、この代金が農業會その他の金融機關に渡されたのであります。それがこのごろは全部現金で、
○内藤委員 今鈴木委員からもお話がありましたように、この問題は非常に重大問題でありますので、水産局長は全面的に贊成できがたいので、これから大藏省と折衝するというお言葉でありましたから、私引下つたのでありますが、御折衝をなるべく早くせられまして、その結果を御報告願いたいのであります。 なお委員長にお願いしたいのは、これは實は地方でいろいろ問題が起きておりますので、もしできますならば大藏省の關係局長をここに
○内藤委員 水産局長に簡單でありますがお尋ねしたいと思います。漁網に對する織物消費税がかかつておると言われましたが、そのことにつきましてどういうことになつておりますのか一應伺つて、あとでまたお尋ねいたしたいと思います。
○内藤委員 ただいま各黨からそれぞれ述べましたから私は重複するようなことは申し上げません。ただ先ほど附帶決議をつけられたのでありますが、そのほかにもう一つ希望條件を申し上げたいと思うのであります。それは從來まつたく等閑視されておりました農業復興の問題に對しましても、今後積極的にこの金融金庫において御考慮になることを希望いたしまして贊成の意見といたします。
○内藤委員 異議はございませんけれども、ただ一つお尋ねして政府から御意見を承りたいと思います。復興金融金庫は、ただいまのところ農林業につきましては、主として漁船の方面に融資しておられますが、將來の農林業に融資なさる御意思がありますか、この際一應承つておきたいのであります。
○内藤委員 國民協同黨を代表いたしまして、本修正案に簡單な意見を申し上げまして賛意を表する次第であります。この改正案の運用いかんによりまして、ただいまお話があつたのでありますが、金融再建整備全般に、いろいろと考えられる問題があるのでありますが、從つてこの運用ということを非常に愼重にやつていただきたいということを申し上げまして、原案に賛成いたします。
○内藤委員 もう一つ保險のことについてお尋ねして終りたいと思うのであります。兩中央會から引繼ぎました舊勘定の最終的處理の方法はどうなるのか、聽かしていただきたいと思うのであります。
○内藤委員 保險のことにつきまして前囘私がお尋ねいたしましたことに對して政府委員から御答辯をいただいたのでありまするが、それに關連いたしましてなお一、二お尋ねいたしたいと思うのであります。 前囘私がお尋ねいたしましたのは、金融機關再建整備法に基く評價基準も発表せられておる現在、この保險會社の中央會から引繼ぐ新勘定、舊勘定の資産竝びに負債は、それを適用するのかどうかということを質問いたしましたのに、
○内藤委員 野坂參三氏が歸ります前に、こういう人たちがあの人民連盟にはいつたと思うのでありますが、何かの機會に野坂參三氏にこの特別委員會にお出でを願つて、その間の状況を聽くことはできますまいか、これは委員長に御相談申し上げます。
○内藤委員 ただいまの中共地區に殘存しておりまする五萬ないし七萬というお話についてでありますが、人民連盟と申しますか、共産軍の方に何かそういう團體があるそうでありますが、そこの方に相當使役されておるということを聞いおるのでありますが、何かそういうことについて情報がありますか。その人民連盟と申すのは、野坂參三氏の關係しておつた團體であります。もしわかりますればお聽かせ願いたいと思います。
○内藤委員 ただいまの水産廳設置に關する法律案について贊成いたします。ただし二つの希望條件をつけたいと思います。その一つは、ただいま民主黨、自由黨からお話しになりました、速やかに水産省を獨立せしむることが一つ。第二は水産廳をつくりましても、その中に働きます官吏が今までのような頭ではそれは何にもなりませんので、速やかに内閣に人事を扱うしかるべき機構を整備いたしまして、早速できましたこの器に入れる人の問題
○内藤委員 小委員會でおつくりになりました水産廳設置に關する法律案、附則の「この法律の施行に伴い、農林省官制に所要の改正を行う」というのがありますが、これは農林省官制だけではなくて、商工省の官制にも、運輸省の官制にも改正を加えなければならぬのじやないかと思うのでありますが、小委員長の御見解を伺いたいと思うのであります。
○内藤委員 再建整備から除外する結果、このことによりましてそれを處理するというお話でありますが、そこで一、二お尋ねしてみたいと思うのであります。金融機關再建整備法に基く評價基準法もすでに發表されておるのであります。兩中央會から引繼ぐ新勘定、舊勘定竝びに負債は、それを適用するのかどうか。適用するとすればその見透しはどういうことになるのでありましようか。これを伺いたいと思います。
○内藤委員 それではただいま御質問のありました生命保險中央會及び損害保險中央會について一、二お尋ねいたしたいと思います。實は不勉強でありまして、お尋ねすることが的をはずれておるか存じませんが、これはお許しをいただきたいと思います。生命保險中央會及び損害保險中央會は、金融機關再建の整備法の對象である金融機關に含まれて、目下再建整備の途上にあるわけでありますが、この法律案を實施することによりまして、この
○内藤委員 ちよつと委員長にお尋ねいたしますが、何だか今日の午後は簡單に濟ますというお話でありましたが、濟まさずにおやりになるのですか。
○内藤委員 委員長にお尋ねしたいと思うのでありますが、專門調査員竝びにこの委員會の事務員でありますが、これは一體どうなつておりますか。まだ何の音さたもないのでありますが、委員會の運營上まことに遺憾に存ずる次第であります。
○内藤委員 ただいま大臣の答辯を拝聽いたしたのでありますが、まことに不滿であります。相變らず漁師のような弱い者をいじめ、その弱い者を犠牲に供してのお考えのようでありまして、平野さんらしい言葉でないことを殘念に思うのであります。またこの秋の米價をおきめになるについては自信があるというお言葉でありますが、今魚價の問題についている御説明になりましたところを伺いますと、その自信は私の考えておるものとははるかに
○内藤委員 魚價の問題を考えますのに、一番大きな問題は資材の事柄であろうと思うのであります。この資材につきましては私の郷里の富山縣の漁村を囘りまして、十二箇所につきまして資材の調査をしてみましたところ、大體におきまして資材は正規のルートに乘らざるものが七十二%になつているのであります。こういうことが魚價に大きな響きをもつてくるのであります。從つて魚價の問題を考えますには、どうしても資材の問題をまず考
○内藤委員 なるほど附則の改正の方をみますと、あまり影響のない御措置を講じておるようであります、「第四條ノ二の改正規定は、政令で定める日から、これを施行する。」というので、この改正法律全體の施行と切り離してある。これはいつの日からか存じませんけれども、私が付度いたしまするに、おそらく農業協同組合というものが施行されるそのことをお考えになつておられるのじやないかと思います。これは私の推測でありますから
○内藤委員 税制の改正によりまして、免税團體の整理のために農業會竝びに市街地信用組合を除くということなのでありますが、現在インフレという問題が非常に大きな問題でありまして、この解決のためにいろいろなことを官民ともにやつておるのでありまして、殊にその中でも金融財政の方面から見ますと、貯蓄の奨勵ということは一日もゆるがせにしてはならぬことだと考えるのであります。そういう時期にあたりまして、市町村農業會竝
○内藤委員 この改正案につきましてきわめて簡單なることを一、二御質問申し上げたいと思います。改正案に「第四條の二を削る」という言葉がありますが、第四條ノ二と申しますのは、「市町村農業會其ノ他第二條第四號ノ團體ヘノ貯金ニシテ命令ヲ以テ定ムルモノハ國民貯蓄組合ノ斡旋ニ依ラザルモノト雖モ前條ノ規定ノ適用ニ付テハ命令ヲ以テ定ムル場合ヲ除クノ外之ヲ國民貯蓄組合ノ斡旋ニ依ルモノト看做ス」というのがあるのであります