○内田善利君 時間がありませんので簡単に質問したいと思いますが、萩野博士にお願いしたいと思います。 まず第一点は、工場からカドミウムが地域を汚染していくわけですが、いま排水と排煙について論ぜられておりますが、その他には地域汚染の状況は考えられないかどうか。 二番目には、富山県の実情を、先生富山にいらっしゃるわけですが、お聞かせ願いたいと思います。まだ患者がふえているということも聞いておりますが、
○内田善利君 私の質問も先ほど田中委員がされたわけですが、亜硫酸ガス媒体説ですけれども、対馬にしても安中にしてもカドミウムあるところ亜硫酸ガスがあるわけですが、亜硫酸ガスが水に溶け込むときに一緒に溶け込むのか、その辺をお伺いしたいのですが、またこのことについてまことに恐縮ですが、小林教授にも見解をお聞きしたいと思いますけれども、参考意見として。
○内田善利君 いまいろいろな入試のしかたをお話しされたわけですが、大体どういう入試のしかたがあるのか。抽選ということばも出ましたが、それからテストをやる方法、いろいろあると思いますけれども、入試の方法にどのような方法が現在実施されているか、もう一度……。
○内田善利君 私は国立大学の付属学校の問題についてお聞きしたいと思いますが、昨年度も福岡の付属小学校で不祥事件があったわけですが、ことしの入学試験はどのように行なわれたか。一部の話ですけれどもまたうわさも聞いておりますし、また入試が特殊な進学化された姿はなかったか、そういったことについてまずお聞きしたいと思うのです。
○内田善利君 私は、去る三月二十九日に社会教育審議会から出ました答申について若干質問したいと思いますが、現在テレビによる放送大学ということに対する期待は非常に高まってきておるわけですが、わが国の状況は大学講座にしても教養番組程度でありますし、公明党でもこのマスメディアの利用についていろいろ提案しておりますが、卒業資格あるいは単位修得資格を得るというようなことは現在のわが国ではできないわけですが、これを
○内田(善)参議院議員 ただいま議題になりました三法案につきまして、公明党を代表いたしまして、提案理由を御説明申し上げます。最初に、公害に係る健康上の被害の救済に関する法律案の提案理由を説明いたします。 公害対策の要諦は公害の発生を未然に防止することにあります。事前防止対策を完全に講ずるならば公害病の発生もあり得ないのであります。しかし、政府が今までとってきた公害対策は、経済発展を優先してきたために
○内田善利君 この大会の国内及び国外に対する宣伝啓蒙ですが、この宣伝啓蒙について、具体的にどのようにやっておられるか、お聞きしたいと思います。東京オリンピックは五輪協力メーカーの広告大会というような悪評も招いておりますし、東京でまいた種がグルノーブルで育成されたと、このようにも言われておりますし、札幌ではこういうことがないように望むわけでありますが、特にグルノーブルにおきましては、選手、役員、それから
○内田善利君 総額はわかりませんか。
○内田善利君 札幌オリンピック大会について二、三質問したいと思います。今度の札幌冬季オリンピック大会の全体の事業費は大体どれくらいになるものか、教えていただきたいと思います。 それから、その事業費の財源について、国及び地方公共団体の補助並びにスポーツ資金財団の資金調達計画とその見込みについて教えていただきたい。
○内田善利君 時間がありませんので、高校の問題はこれで打ち切ります。 次は大学問題ですけれども、安田講堂事件を境として、大学紛争は西のほうに飛び火して、非常にエスカレートしておるわけですが、一期校の入学試験は一応終わったように思いますが、中には入試阻止あるいは途中で入試阻止あるいは学校外で試験を行なったようなものもありますが、そういった状況を教えていただきたいということと、二期校の入試もいよいよ紛争
○内田善利君 二月の二十人目の新聞ですけれども、公安委員長並びに原田運輸相が教育基本法の第八条の問題から、「高校、大学でも教育の中立確保を義務づける制度を検討する必要がある」こういうことを言っております。また文部大臣はこれに対して、「高校以下の生徒が政治活動を行なうなど政治的中立を逸脱した行為にたいしては十分指導する。どう指導するかは今後の問題だ」、このように述べておられるわけですが、教育基本法の第八条
○内田善利君 文部大臣の所信表明の中に、「わが国の教育は、世界的にも高い水準にあると思うのでありますが、なお、社会の変化に対応して、学問の世界的水準と、高度の科学技術の維持発展のための研究と教育体制を早急に改善するなど、検討すべきいろいろの課題があると思うのであります。これにつきましては、今後それぞれの課題の本質を見きわめ、その解決につとめ、国民の信頼にこたえる所存でございます。」と、このようにあるわけでございますが
○内田善利君 これは長崎県の対馬の例なんですが、長崎県衛生部の調べでわかった分、その結果を報じておるわけです。そうしてその中に、二十日、福田衛生部長も厚生省にやってきて、そして報告をした、そういうふうに報じているわけです。
○内田善利君 二月二十六日の朝日新聞でございますが、「カドミウム汚染は決定的、川や井戸水から検出、厚生省の委託調査、田畑からも多量に」と報じておりますが、その内容も詳しく報じておりますが、これについてどういう見解を持っておられますか。
○内田善利君 カドミウムの汚染について聞きたいと思いますが、厚生省としては、昭和四十三年度の公害調査研究委託費で環境汚染の調査をしておられるわけですが、長崎県の対馬、群馬県の安中、宮城県の鶯沢、長野県の諏訪湖、大分県の奥岳川、この調査について日本公衆衛生協会に委託して調査研究しておられるわけですけれども、その経過を簡単に教えていただきたいと思います。
○内田善利君 昭和電工だったと思いますが、あれだけ第二水俣病として騒がれました工場ですが、その被害というものがその川の流域に残っていないかどうか、その点について私ども心配するわけですが、この点はどうでしょうか。事業場が閉鎖になったからといって安心できるかどうか。この点が心配なんですが、いかがでしょうか。
○内田善利君 経済企画庁の方にお伺いしたいと思いますが、水質審議会が十七日に、メチル水銀排出のおそれのある工場五十工場、その水域として三十七水域を水質保全法による指定水域に答申したわけですが、その問題について御質問したいと思いますが、この中に阿賀野川が指定されていないのですが、この点についてお伺いしたいと思います。
○内田善利君 そのときの結果は障害はないということですが、「特に樫根部落において多くみられることは、重金属による障害の存在を推定せしめるものがあり、この点さらに詳細な追跡調査を実施する必要があるものと考えられる。」こういう結論です。重金属による障害の存在を推定せしめるものがあるという一節はやはりカドミウムの存在が確認されたわけですし、それに対してはやはり対策を——特に農作物に対する対策は人命にかかわることでございますので
○内田善利君 厚生大臣にお伺いしたいと思いますが、対馬の東邦亜鉛の対州鉱業所ですけれども、そのカドミウムの汚染について厚生省で順次調査をなさっておるわけですけれども、その調査についてはいつ結論が出るのか、お伺いしたいと思いますが、四十年度、四十一年度の調査では、もうすでに、カドミウムが川の水あるいは井戸水あるいは農作物等にも大量に見出された結果が出ております。その結果が出ておりますが、四十二年度は全然調査
○内田善利君 非常に手の打ち方がおそいと思うわけですが、昭和三十八年、三十九年、岡山大学の小林教授、また富山の萩野博士等がもうすでに現地調査してデータも出ておりますし、また厚生省でも四十年、四十一年と調査をやって、しかも詳しいデータが出ておる。その中には米も大豆もみんなカドミウムが許容量の数倍、また樫根地区あたりにおきましては非常にひどい、神通川流域以上の結果が出ておるにもかかわらず、まだ追跡調査中
○内田善利君 この事件に関しましては、厚生省関係は厚生省関係に、所管関係に質問したいと思いますが、このときの昭和三十三年——二年、三年にかけてのこの公害事件、鉱毒事件で現在の汚染地区が関係がないかどうかということをひとつお願いしたいと思います。
○内田善利君 通産大臣に質問しますが時間がありませんので簡潔にしていきたいと思いますが、対馬の東邦亜鉛の対州鉱業所で昭和三十二年に鉱毒事件が起こっておりますが、このことについて説明をお願いしたいと思います。
○内田善利君 所管大臣としてひとつこの問題については責任がある態度をとっていただきたいと、このように要望して、この問題についてはこれで終わりたいと思います。 次に、いままでいろいろ問題になりました人事院勧告の完全実施でございますが、この問題についてもいろいろ先ほどから出ておりますが、総理府の見解としては、金があれば出すべきだと思うと、こういう副長官のお話でありましたし、また大蔵省の政務次官は、やれないことはないと
○内田善利君 いままで文部大臣の考え方なりを聞いてきたわけですが、この大学問題は、学生運動は世界的な問題でもありますし、また日本でも相当大学がこういった問題で、非常にわれわれ国民としても不安に思っている実情があると思うのです。で、政府にこの大学問題に介入しろとは言いませんけれども、やはり国として何らかの確固たるビジョンですか、大学当局と学生との一体化、あるいは人間性に基づいた教育、文部行政、そういった
○内田善利君 まず最初に、大学問題について一言お尋ねしたいと思いますが、先ほどの文部大臣の説明では、大学の自治にまかせるということでございますが、文部大臣としてはこの大学問題について対策は何もないと、こう受け取ったのですが、それでいいでしょうか。
○内田善利君 早急にお願いしたいと思いますが、考えられる補償はどういうものがあるか、お教え願いたいと思います。非常に素朴な質問でございますが。
○内田善利君 再び自賠法について御質問いたします。警察の結論がまだ出てないようでございますが、あとまだ一週間から十日間もかかるということでございますが、この点については慎重を期せねばなりませんが、犠牲者の立場に立ちまして早急に結論を出して、犠牲者に対する損害補償をしていただきたい。このように思うわけでございますが、警察当局でいまだに結論が出ない理由が知りたいのですが、わかりましたらお願いしたいと思います
○内田善利君 私が学習指導要領案を読んだんですが、私も混同して読んでもよろしいと、そのように判断、解釈されるようなところだと思うのです。だから、現場の先生方も非常にこれに混乱を生じた結果、講習会でそういう質問が出たのだと思いますが、この指導要領は、いまも言われましたが、国語教育にはずっと神話を取り入れておるということですが、ことさら六年生の歴史にこの神話を、混乱を招くような神話を入れないで、伝承文学
○内田善利君 神話を歴史で教える場合に、教師の技能、生徒との対話、そういったしかたによって、神話と史実と混同して解釈されるおそれがあると思うのですが、このように誤解を生じやすい神話を、小学校六年生の課程に取り入れたということは妥当ではないと、このように思うわけですが、この点については大臣はいかがお考えですか。
○内田善利君 三点だけお尋ねしたいと思いますが、まず第一番は、いまの小学校学習指導要領についてですが、この問題については、神話をどう取り扱っていいかどうか、現場の教員は非常に困惑しているような実情でありありますし、これは日本の教育の悲劇であると思うのです。こういったことに対して、文部省としては根本的な明確な態度が必要ではないかと、このように思いますので、二、三質問したいと思いますが、まず、大臣は、この