1953-06-22 第16回国会 衆議院 予算委員会 第7号
○内田国務大臣 お言葉の通り実行いたしますが、なお気候その他の関係上、日本の内地においてはやれぬ、南洋でなければ改善ができない仕事がありますので、国際連合のFAO等に加入して改良に当つております。お言葉の通り実行いたします。
○内田国務大臣 お言葉の通り実行いたしますが、なお気候その他の関係上、日本の内地においてはやれぬ、南洋でなければ改善ができない仕事がありますので、国際連合のFAO等に加入して改良に当つております。お言葉の通り実行いたします。
○内田国務大臣 お答えいたします。改良につきましては、いろいろくふうしておりまして、西ケ原研究所外八箇所の国営試験場がございます。また各県に試験場を置きまして、これに補助金を与えて、原々種圃、原種圃等の設備をいたして、原種の改良に努めております。また稲作につきましては、国際連合の事業の一部として、FAOに加入いたしまして、稲の改良に努力しております。
○内田国務大臣 葉梨委員のお尋ねでございましたが、西日本の風水害につきましては、極力その実相をつかむことに努力いたしまして、県庁の報告また農林省調査部の報告と多少食い違つておるところがありますので、本省から四班にわかれて調査隊を現地に派遣しまして、鋭意その実情をつかむことに努力しておりますので、五党のお申合せの条項に準拠いたしまして、また先般の凍霜害の実績もありますので、凍霜害対策にも準拠して計数の
○内田国務大臣 米価審議会の御答申に基きまして麦価の買上げ及び売渡し価格を一刻も早くとりきめ、実は今日この席にて御報告申し上げたい、こう思いまして、今朝来各方面と折衝を続けておりまして、ここへ参上するのが遅れたのもそのわけでございまして、おそくも明日には決定するつもりでございます。なるべくきよう中にと思いまして、私は各方面に努力を傾注しておりますから、暫時お待ちを願います。
○内田国務大臣 私定刻にあがるつもりでおつたのでありますけれども、やむを得ざる協議のために時間に遅れまして、まことに相済みません。つつしんでおわび申し上げます。 今後におきまする農林水産行政の基本施策についてその方針の概略を御説明いたしたいと存じます。 わが国がその独立と安定の基礎をつちかうためには、まず経済の自立を達成することが喫緊の要務であることは、ここにあらためて申し上げるまでもありません
○国務大臣(内田信也君) 農地を農作地以外の目的に使用いたしますことは、これは防止いたしたいのでございますが、内灘のごとくに公用のため使用する場合におきましては、農地法の規定によりましてこれを認めますことは、ただいま岡崎君御説明の通りでございます。しかしながら、政府は、地方関係民のために、行政上必要なる措置を講じて、補償の道を立てておる次第でございます。(拍手) 〔国務大臣大達茂雄君登壇〕
○国務大臣(内田信也君) まず第一に、食糧増産についてのお尋ねでございましたが、食糧増産の必要なることは、ただいま大蔵大臣も申し上げた通りでございまして、十箇年の計画をもつて、おおむね自給自足ができるように計画しておる次第でございます。しかし、その効果がてきめんに現われないというお言葉でございましたが、統計上において、てきめんに現われておらぬことは、まことに遺憾にたえません次第でございますから、私は
○内田国務大臣 凍霜害が最初よりか被害がふえておるということは私も認めておる次第であります。ただその程度がどのくらいかということについて、また麦なんかは今後実収を見きわめるまで、あるいは今よりかふえるかもしれないしするもんだから、結論的にはどのくらいをどうするということは今申し上げかねますが、ふえているということだけは事実ですから、それに対しましては、飯麦を貸しつける、それから五等麦の買上げをいたします
○国務大臣(内田信也君) 私が輸入食糧は横ばいと申し上げましたのは、一昨年が八十八万トンで、昨年が九十二万トンで、今度の会計年度における予想が九十万トンですから、横ばいと私は申し上げたのでございます。なお、このこまかい数字については、いずれ委員会でお尋ねについてお答えいたします。 なお肥料につきまして、内地が高くて、外地が安いということは事実で、大体輸出も少し上つて来まして、安定帯価格に接近しつつあるようでございますが
○国務大臣(内田信也君) ただいまのお尋ねにお答えいたします。 土地改良その他増産計画を実行しておつても、輸入食糧が一向減らぬじやないかというお尋ねでございましたが、まさに輸入食糧の数字から見ますると横ばい状態でありまして、何ら減つておりません。それは数字の示すところでございます。しかしながら、一方において耕地が二万町歩も毎年工場その他で減少しまして、また人口が百万人もふえて来るのでございまして、
○国務大臣(内田信也君) 西日本の風水害に対しましては、とりあえず農業共済におきまずる共済金の概算払いを早急に実行いたしますとともに、助成金措置及び金融措置を講じまして被害農家の再生産に尽したく、なお食糧としての麦を貸し付ける考えでございます。 〔安平鹿一君登壇〕
○国務大臣(内田信也君) 只今食糧増産のことについてお話でございましたが、食糧増産は経済自立の基礎と存じまして、財政を考慮しながら、十年間を以て、おおむね只今の不足並びに今後生ずる人口の増加に伴う不足を補う計算で、土地改良、耕種改善、農業技術の改良、進歩、或いは湿田地帯或いは寒冷地帯の対策を講じて増産に邁進しておる次第でございます。 而してなお我が農民に対しては七千五百円で米を買上げて、外国より一万一千五百円
○国務大臣(内田信也君) 今河野君の言葉の中に、私が米価審議会の答申はそのまま尊重してという言葉がありましたが、そのままは丸呑みにすることはできませんですから、何項目にも分れておりますから、この項目は、これならいい、この項目は不満足だという点がございましようから、当然が一つじやなくて各項に分れておりますから、どうぞ御了承願います。
○国務大臣(内田信也君) 米価審議会が昨日開かれまして、それに答申が出ておることは事実でございます。その答申の内容につきましては、政府委員が答申書を持つておりますから、後刻政府委員から次第によつては申上げても差支ございませんが、私はこの答申案を受取りまして、是非これはこの答申案は成るべく、成るべくです、尊重いたして、生産者及び消費者に全然、相成るべくは両方とも結構だという案はできないにしても、まあこれならいいだろうという
○国務大臣(内田信也君) 大変我がままを申上げて申訳ございません。衆議院の本会議において何せ私に対する質問がまだ建つておりますので御無理申上げて相済みません。今後におきまする農林水産行政の基本施策について、その方針の概略を御説明いたしたいと存じます。 我が国がその独立と安定の基礎を培うためには先ず経済の自立を達成することが喫緊の要務であることは、ここに改めて申上げるまでもございません。然るに最近の
○国務大臣(内田信也君) 三浦さんのお尋ねにお答え申し上げます。 私に対する第一の質疑は食糧の増産でございましたが、お言葉のごとく、経済自立の基礎は食糧の自給にあることは申すまでもございません。政府は、財政を考慮しつつ、今後十箇年間におおむねその自給を達成せんがために、農地の改良、耕種の改善、耕地の拡張、営農技術の改善普及を行いますとともに、また湿田地帯や寒冷地帯の対策、施設を一層推進しつつあるのでございます
○国務大臣(内田信也君) ちよつと簡単に御挨拶申上げます。 私は曾つて農商省と申すときにお勤めをいたしたこともございますけれども、その際と今日とはまるで状況を異にしておりまして、国際関係やら何やら非常に複雑をしておりまする水産界でございますので、全く不馴れな者で、初めての任官と同様でございますので、皆様誠に御不満な点もあるかと存じますけれども、どうぞこの上とも御指導、御鞭撻をお願いいたします。ちよつと
○国務大臣(内田信也君) 農業パリテイはお言葉の通りこの一年間大体横這いになつております。それで大麦の実勢価格は小麦に比してやや上廻つておるということは先ほど申上げた通りでありますが、その結論として、私が米価審議会の答申を待たないで、これは大麦のほうは上げるのだということを今日申上げることは如何かと存じます。(「それは差支えない」と呼ぶ者あり)
○国務大臣(内田信也君) 私から申すまでもなく、これは農業パリティの推移と睨み合せまして米価審議会にかけて、六月中旬頃に決定するのでございますが、小麦はお言葉の通り大体市中価格と同様でございますが、大麦に対してはやはり御指摘のように多少上廻つておるように思いますから、その点も十分実勢と睨み合せて遺漏なきを期するつもりでございます。
○国務大臣(内田信也君) 小林さんにお答えいたします。六月分の暫定予算に載せておらんので、又七月にも載る予算になつておりません。ですから本予算に載るつもりになつております。
○国務大臣(内田信也君) 只今私の答弁が、数字を具体的に申上げないで、むしろ大蔵政府委員の御答弁が具体的に数字を申上げたから怪しからんというような御口吻を承おりましたけれども、農林大臣といたしましては、少しでも多額に大蔵省に支出を承諾させより、こういう肚がありますので、これを譲歩したらばこうなるとか、これを出資金に振替えて利子の補給にしたらどうなるかということについて、只今までも、この廊下でまでも小笠原大蔵大臣
○国務大臣(内田信也君) お答え申上げます。 霜害につきましては、非常の心配をもちまして、その実情の調査、即ちどのくらいの損害があつたか、又その面積がどうであつたかということを調査いたしましたけれども、なかなかこれが変化をして来ますので、その真相の把握に困難を加えましたが、漸くその数字が、これならばという数字が得られましたので、目下只今お話の通り大蔵当局と日々折衝を重ねておる次第でありまして、一方
○国務大臣(内田信也君) お答え申上げますが、私は就任後まだ日が浅いもので、詳細に実情を精査する暇がございませんが、私の聞いておるところによりますれば、米軍が陸上演習場として要求した所が五十一地区ありまして、すでに合意されたるものが二十二区で、そのうち農地が千八百八十三町歩であります。保留中のものが二十四区であります。これが農地が四千四百五十六町歩でございまして、除外したものが五地区だそうであります
○国務大臣(内田信也君) 先ほど、私は、私の用語のうちに不穏当の辞がありましたならば取消しますということを、はつきりと申し上げました。(拍手) ————◇—————
○国務大臣(内田信也君) お答えと同時に釈明申し上げます。 私は、時間も大分過ぎておりますし、まだ多くの質問もありますからして、ただいまこの五億八千九百四十万円という的確なる数字がきまつたばかりで、これから発表するところであつたのでありますから、つい私は、(発言する者多し)静かにお聞きください。——つい私は、皆様に時間をつぶさせないようにという、つまらぬ老婆心からして、私は——ということを言つたのでありますが
○国務大臣(内田信也君) 平野君の御熱心なる御質問に対してお答え申し上げます。 今回の凍霜害につきましては、農林省のただいままでの調査では約九十一億円と相なつておりまして、平野君のお言葉と大体似ている数字が出ているのであります。この内訳を一々申し上げましても非常に煩雑でございますから、私は省略いたしますが、平野さんは百億に近いと言う、私の方は九十一億ですから、大体は違いないのであります。 それで
○国務大臣(内田信也君) 只今報告に接しましたが、私も只今申上げた通り、大蔵大臣と多少閣議において意見を異にして、一つなお考え直してくれというのでわかれましたところが、私は参議院の本議場に入つている間に各党代表と小笠原大蔵大臣と話した結果、やはり五億八千万円の六派の主張を小笠原大蔵大臣も承認したそうでございます。右報告がありましたからお伝えいたします。ちよつと私急ぎますので、御了承頂きます。
○国務大臣(内田信也君) 実は率直に、私は一体どうも世間から明けつ放し、明けつ放しと言われるくらい少し明けつ放し過ぎるのでございますが、その中において、今朝ほど話がありまして、小笠原大蔵大臣と私の間で話のやり取りが、数字についてのやり取りがあつたのでありますが、結論にはまだ達しなかつたのでございます。それと申しますのが、ただ数字だけでは困る、項目については私はやはり農林省の側でございますから、項目に
○国務大臣(内田信也君) 簡単に御挨拶を申上げます。 私は曾つて農商大臣を務めましたけれども、当時は御承知の通り戦争中でありまして、敵機がまさに東都に侵入せんとする際でありましたからして、いわゆる火事場のようというけれども、本当に戦場の騒ぎでございましたので、長い先々のことを考えるよりかも、目先、今日、明日の食糧をどうするかということに苦心いたしましたので、いわば頓服を飲むというようなわけで、その
○内田国務大臣 一言ごあいさつを申し上げます。 私前回の当委員会においてさつそくごあいさつを申し上げるべきはずであつたのでございますが、昨年来三月ほど病臥いたしました胆嚢炎がちよびつと顔を出しましたので、医者の勧めによつて、二日間ほど休養すればなおるからというので、二日間ほど休養いたしましたので、そのために御無礼をいたしましたから、今日ごあいさつを申し上げます。 私はただいま前の経験もあるからというお
○内田国務大臣 輸出すなわち主として硫安でありますけれども、これがただいま武藤委員の仰せの通り、農民に販売するのが高くて、海外に輸出する単価が安いということは事実であります。それは両方を一緒に製造しておるのでございますから、そこにこれは農民用だ、これは輸出用だという生産コストの限界がないのでございまして、お答えにはなはだ困るのでございますけれども、しかし今日の輸出価格というものは、いつまでもそう続くものとは
○内田国務大臣 武藤さんのお尋ねにお答えいたします。御承知の通り輸出は近ごろはいつも赤字になつておるのでございますが、この輸出の数量を製造いたさなければ、生産量が非常に城りまして、かえつて農民に供給する単価が高くなりますので、やむを得ずこの赤字輸出をやつておる次第でありますが、これを農民に負担させるということは、いかにも遺憾でありますので、御承知の通り肥料対策委員会で目下この対策を研究中で、来月に入
○内田国務大臣 ただいまの庄司委員からの御質問に対してお答え申し上げます。 第一の御質問は、二十八年度の土地改良費はどのくらい要求するつもりかというお話でございますが、もとより圧司さんのお話の通り、食糧増産の中核をなす土地改良費でございますからして、なるべく多額にいただきたいことはやまやまでございますが、他の方面との関係もありますからして、その限りなく要求もできませんので、私は、ただいままだその時期