○証人(内山明君) 内山証言します。帰国までに日本新聞の機構がどう変つたか、或いは責任者がどうか、この問題に対しては、自分は証言できないのです。なぜならば、自分が日本新聞の状況を知らないし、日本新聞に関係していないものであります。だからこの機構がどう変つたか、或いは責任者が誰かという問題に対して、あとの責任者が誰かという問題に対して証言できません。自分は十月に出発し、途中で病気になつて入院したものであります
○証人(内山明君) 委員長並びに各委員に対して内山証人発言します。入ソ状況並びに入ソ後の行動について簡單に申上げます。 自分は第八国境守備隊黒河八四部隊に入隊しました。この黒河八四部隊は四十五年の七月に国境を撤退し、ここに装置しておりましたところの武装、それから兵器、弾薬、これを後方に下げまして、第二戰、つまり都市防衛という名目の下にチチハルまで行軍で下りました。チチハルに下つたと同時に開戰が行われ