2003-05-27 第156回国会 参議院 財政金融委員会 第12号
○参考人(八田進二君) 今日の我が国の場合には、監査契約は自由契約でありますが、当事者同士の任意の契約によって行われるわけですから、依頼する側も受ける側も、当然に紳士協定の中において受けることができるかできないかと考えますと、朝日の場合、私は新聞でしか拝見しておりませんが、やはり十分な監査が遂行できないというふうに考えたことが一点あるのかなという気がいたします。 それともう一つは、このりそなという
○参考人(八田進二君) 今日の我が国の場合には、監査契約は自由契約でありますが、当事者同士の任意の契約によって行われるわけですから、依頼する側も受ける側も、当然に紳士協定の中において受けることができるかできないかと考えますと、朝日の場合、私は新聞でしか拝見しておりませんが、やはり十分な監査が遂行できないというふうに考えたことが一点あるのかなという気がいたします。 それともう一つは、このりそなという
○参考人(八田進二君) この御質問にお答えする前に若干一つだけお話し申し上げますが、アメリカの監査制度の発展の歴史を振り返りますと、一つは監査の失敗であります。それに対してどういうふうに克服してきたかということと、もう一つは、社会の人々が監査人あるいは監査結果に対する期待、これと実際に行われている現場の監査との間のギャップがあったために、そのギャップをいかに埋めていくかということで、制度的にも、特に
○参考人(八田進二君) 青山学院大学の八田でございます。よろしくお願いいたします。 今日、私、大学では会計学の中でも特に公認会計士監査論を専攻し、授業科目も監査論という科目を持っております関係上、今回のこの公認会計士法の改正に関しましては早い段階から非常に関心を持っており、一、二、論文の中でもこの改正に関しての検討をさせていただきました。そういう関係がありまして、今日こういった貴重な時間をいただきましてお