1954-03-31 第19回国会 衆議院 法務委員会 第31号
○八坂参考人 私の説明がまずかつたと思いますが、実際の町の金融というものはこういう程度のものでなくて、月に三分あるいは五分というようなものを中小企業で利用しておるものが相当おるわけです。でありますから、このくらいの法律的の引上げということはけつこうである。むしろこれより以上の金を使つておる。だから私はこれはあるいは場合によつてはこれから上になつてもさしつかえない。しかし今言うように月五分とか日歩十銭以上
○八坂参考人 私の説明がまずかつたと思いますが、実際の町の金融というものはこういう程度のものでなくて、月に三分あるいは五分というようなものを中小企業で利用しておるものが相当おるわけです。でありますから、このくらいの法律的の引上げということはけつこうである。むしろこれより以上の金を使つておる。だから私はこれはあるいは場合によつてはこれから上になつてもさしつかえない。しかし今言うように月五分とか日歩十銭以上
○八坂参考人 はい。
○八坂参考人 原案程度の利息の引上げは――実際中小企業者が利用する町の金融機関の利息は大体日歩十銭、高いところで十五銭、つまり月に直しますと三分ないし四分五厘くらいのものを相当利用しておる。大体の形式は手形を用いておりますので、手形の期限が来て決済ができないときにいろいろの罰則を設けて、さらにそれにかなり高利の金利をとつておる。この法律で申します中小企業、つまり一千万円以下、常時三百人を使用しておる
○公述人(八坂雅二君) 商工会議所に所属しております業種は、ほかの業態に比べまして最も多く郵便物を利用するわけであります。郵便物の値上げは直ちに経費の増加となりまして、それだけ生産物並びに取扱品の値上げを来すというようなことになりますので、郵便物の値上げは会議所としては賛成しかねる状態に、立場に立つておるのであります。併しただ経費の負担を軽減するというような単純な事柄ではなくて、郵便物の値上げによりまして
○八坂参考人 私先刻申し上げましたのは、商工業者が第一種、第二種を利用する例が非常に多いものでありますから、そういう見地からなるべく郵便料金の値上げは全体としては少くしていただきたい。それから第一種はどうも十二円は高過ぎる、今度はがきは一〇〇%上つておるわけですから、これももう少し下の方がいいと考えますけれども、第一種と第二種の比較から行きますと、先刻からお話があつたように、戦前は大体封書の半分というのが
○八坂参考人 私が申し上げましたのは、今度の案によりますと、一般会計から繰入れないで独立採算制で行きたいということになつておりますけれども、各国の例から見ても、一般会計から繰入れて郵便料金の値上げをなるべく少くしてもらいたいという主張でございます。だから矛盾しないと存じます。
○八坂参考人 私は東京商工会議所の理事の八坂雅二でございます。 商工業者の立場から申しますと、この通信費は相当重要な経費であります。そういう関係で、現在郵便料金の値上げはやむを得ぬのでありますが、なるべく少くしていただきたいと考えます。この原稿を拝見しますと、本年度は一般会計からの繰入れができないものとして、この値上げ案ができておるようであります。諸外国の例を見ましても、電信は民営にされておりましても