1975-12-12 第76回国会 参議院 科学技術振興対策特別委員会 第2号
○説明員(元田謙君) 当時の分析課の中での教育を受けていた内容といたしましては、色が余り黄色味を帯びてないような状態であると放射能もきわめて低いもんだろうということもございまして、水洗をすればほとんどバックグラウンド程度に除染をされるものということを考えたんだろうと思います。
○説明員(元田謙君) 当時の分析課の中での教育を受けていた内容といたしましては、色が余り黄色味を帯びてないような状態であると放射能もきわめて低いもんだろうということもございまして、水洗をすればほとんどバックグラウンド程度に除染をされるものということを考えたんだろうと思います。
○説明員(元田謙君) 通常ですと、作業場から出るところにハンド・フット・クローズ・モニター等がございまして、そこでチェックをして出るというふうに教育をされておりますし、それで正しいと思いますが、本件の汚染そのものの量としてもあるいは濃度としてもきわめて微弱だったために、汚洗を水洗いしまして、直ちに手元にあります測定器で、サーべーメーターではかってみるほど問題があると、恐らく認識してなかったのだろうと
○説明員(元田謙君) お答え申し上げます。 本人は左手の親指と中指の汚染に気がつきまして、直ちに水洗いをしているとわれわれは承知しておりますので、普通ですとそれで汚染はほぼ除去されるものというふうに教育も受けているはずでございますし、除染もされたはずでございますけれども、運悪くつめの間とか、皮膚に少ししみ込んだということがあるいはあったかと思われますけれども、本人といたしましては、通常の教育を受けた
○元田説明員 ウラン試験計画の安全審査につきましては、先生おっしゃっておりますように原子力委員会の再処理施設安全審査専門部会で審査したわけでございますが、その過程におきましては、先ほど来議論が出ておりますように未照射の天然ウラン及び劣化ウランを使ったということになっているわけでございます。文章といたしまして236ということの表現がないことは事実でございます。
○元田説明員 さようでございますが、県におきましては放射線監視の委員会がございまして、そこにおいていろいろと検討をしているように聞いております。
○元田説明員 お答え申し上げます。 茨城県東海村等々との協定のほかに覚書というのが交換されているわけでございますが、その中にも主要核種の三カ月平均の濃度とか三カ月間の放出量、それから年間放出量等については、一応の約束ごとが別表として定められております。
○元田説明員 平常時におきましても事故時におきましても、放出の量というのは、放出の量の多いものによる影響がやはり大きいわけでございますから、そういうものを主として評価をしてございます。
○元田説明員 昨年の十二月の六日に海洋拡散実験が行われましたが、その結果は、現在まだ詳細に解析中でございますけれども、中間報告といたしましてわれわれが承っているところによりますと、線量を十六メートル下の放出管から放出するわけでございますが、それが海洋に達するまでの垂直の拡散率が百分の一程度と見積もられておりましたけれども、噴出中のノズル内の線量濃度、ノズルより十メートル上昇した付近の線量濃度あるいは
○元田説明員 海洋調査につきましては、詳細な審査を原子力委員会の安全審査専門部会で行うことになっているわけでございますが、先ほど理事長からもお話がございましたように、海洋の線量拡散実験等につきましてのデータも現在役所の方で伺っておるわけでございまして、夏にももう一度拡散実験をやって、そういうデータを反映させた上で原子力委員会の詳細な審査に反映させるというふうなことで現在作業を進めております。