○信藤説明員 御説明申し上げます。
アルゼンチンその他の汚染国から肉を輸入いたします場合には、沸騰水の中に肉をほうり込みまして、その肉が中心温度が七十度一分間に達したときに、これをうちの輸入の基準にいたしておるわけでございます。先生がいま御指摘のものは、口蹄疫の肉ではございませんで、口蹄疫のウイルスが最も増殖をいたします牛の舌の上皮部につきまして、八十五度という高温槽に入れましてそれの死滅を見たわけでございまして
信藤謙蔵
○信藤説明員 各年度にわたりましてただいまここへ数字を持っておりませんのでお答えできないわけでございますが、四十七年度、四十六年度につきましては、先生のおっしゃったとおりでございます。
信藤謙蔵
○信藤説明員 四十七年度は屠殺頭数が日本で百二十万頭でございましたが、このDESを添加しましたものを全部使ったといたしまして、対象の牛は約一万七千頭でございまして、全体の屠殺頭数に対しまして一・四七%に当たると推定いたしております。
信藤謙蔵
○信藤説明員 DESを含有いたします動物用医薬品でございますが、DESの実量で申し上げますと、昭和四十三年度が二十八キロ、四十四年が十四キロ、四十五年十二キロ、四十六年が十四キロ、四十七年十キロ、そういうような数量でございまして、えさの中に前もってこれを配合するということは許可をいたしておりません。
信藤謙蔵
○信藤説明員 昨年の九月以降に豚の死流産も多発しておるというような報告がございまして、農林省といたしまして主要な子豚の生産県につきまして状況を調査したわけでございます。その結果、宮城県、福島県、茨城県、群馬県、静岡県などの各県におきまして九月から十月にかけまして流産が多く見られたということが判明いたしたわけでございますが、牛の死流産の多発地域でございます九州方面には豚の発生は出ていないわけでございます
信藤謙蔵
○信藤説明員 御説明申し上げます。
御承知のように、鶏痘という病気は鶏の蚊ぼうそうでございまして、夏蚊が媒介をする病気でございます。しかもこのウイルスは上皮親和性といいまして、このワクチンは毛を抜きましてその皮膚の上から塗擦をするというようなワクチンでございますし、また、これは人間のほうそうと同じように、ついたかつかないかがしろうとでも簡単に見分けがつきまして、つかなかった場合は効果がない、ついた
信藤謙蔵
○信藤説明員 ニューカッスルは昭和四十二年をピークといたしまして全国で二百万羽以上の被害があったわけでございますが、幸いワクチンの実用化によりまして非常に発生が減ってきたわけでございます。この調子で進めば絶滅も可能であるということが考えられるわけでございますが、現在、しろうと療法によりまして不完全な免疫のためあるいは接種者みずからが接種感染を起こすというような事例によりまして、その農家のみならず、付近
信藤謙蔵
○信藤説明員 子供の頭ぐらいの大きさの肉片でございますと、熱湯の中で約一時間半から二時間煮沸いたしまして、その肉の中心温度が七十度に達する。それで大体全体的には消毒が完了したということでございます。
信藤謙蔵
○信藤説明員 御承知のように、口蹄疫は舌とかリンパ節あるいは足には非常にたくさんのビールスが出ますので、当然そういったところを全部除去いたしまして、リンパ節もそういった病変部はすっかり除きまして、肉だけを加熱いたすものでございまして、病変部はなるほどたいへんな肉がございますけれども、われわれが輸入いたしておりますのは肉だけで、骨も抜いてございます。そういった病毒のないところをさらに煮沸しておるというところがたいへん
信藤謙蔵
○信藤説明員 いま先生がおっしゃいましたのは牛の病変部の組織でありまして、感染価でいいますと、約十億倍に薄めても牛を感染させるような特別のビールスを恒温槽に入れまして、八十度、熱がそれ以上加わらない方法でやったんですが、われわれの煮沸肉は煮沸した熱湯の中に肉片を一時間ないし二時間ほうり込んで、その中心温度が七十度ならばだいじょうぶということがアメリカのプラムアイランドの研究によって立証されておりますので
信藤謙蔵
○説明員(信藤謙蔵君) この外国から参ります家畜につきましては、まず輸入前におきまして健康であるということの証明を輸出国の政府に要求をいたしておりまして、国によりましては輸出国におきまして三十日ないし六十日の検疫をすましたものを輸入をいたしておるわけでございまして、本来日本に到着いたしましてからの十五日間には、もちろん可能な限りあらゆる伝染性疾病につきまして検査をするわけでございます。したがいまして
信藤謙蔵
○説明員(信藤謙蔵君) 鳥の個体、個体の能力は必ずしも劣ってないわけでございますが、集団で飼うときに非常に集団で飼いやすいとか、あるいは病気が少ない、強健性があるとか、卵の大きさがそろっておるとか、ブロイラーにいたしますと、ブロイラーの肉の質がそろっておりますとか、そういう意味におきまして外国鶏のほろが一歩進んでおるということは認めざるを得ないと思います。
信藤謙蔵
○説明員(信藤謙蔵君) 一つは、外国鶏は非常に大量供給システムが完備いたしております。最近の専業経営におきましては、御承知のようにオールインオールアウトという制度をとっておりまして、一時に三千羽から五千羽の鶏を入れかえるという必要がございますが、残念ながら国産鶏におきましては、そういった大量にひなを一時に供給するというような場所が必ずしも多くなかったということが、一つの国産鶏が衰退した原因ではないかと
信藤謙蔵
○信藤説明員 先ほど言いました色づけの問題は、私が三月に業界に処置をいたしまして、おそらくこういった処置で一番早かったのではないかと自分でも考えておりますので、決してそういうふうなものを放置しようという考えは毛頭ございません。
信藤謙蔵
○信藤説明員 それはどこで言ったか、私は覚えがありません。
信藤謙蔵
○信藤説明員 牛乳の中に抗生物質が入っていてはならないことは食品衛生法できまっているわけでございまして、もちろん私どもといたしましては、いま局長が申されましたように、いろいろ乳房炎対策等を進めております。また、色づけ等もいたしまして今後一切入らないよう努力をいたしているわけでございまして、決して入っておってもいいというふうには考えておらないわけでございます。
信藤謙蔵
○信藤説明員 御承知のように、抗生物質をえさに添加するという技術が昭和三十六年ころから急速に進んでまいりまして、そういったことでその技術が非常に普及されまして、大体四十三年度くらいでその普及が効果を奏しまして、もう大体頭打ちにきたんじゃないかというふうな感じがいたしますので、あとは家畜の全量がふえない限りそれほどふえるものではないというふうな観測をいたしております。
信藤謙蔵
○信藤説明員 四十四年度の量はまだ最終的な集計が集まっておりませんので四十三年度で申しましたが、先ほどちょっと調べてみますと、大体四十三年度と大差はございません。
信藤謙蔵
○信藤説明員 畜産関係で使っております抗生物質の昭和四十三年度の生産量を申し上げますが、動物薬品として許可をいたしております製剤の中では、飼料に添加する資料添加剤というのが、純末換算で約百四十五トンでございます。それから注入剤と申しまして、乳房炎の乳の中に注入するものが約一・五トン、それから挿入剤と申しまして、妊娠障害を起こしております牛の子宮等に入れますものが〇・四トン、それから経口投与剤と申しまして
信藤謙蔵
○信藤説明員 いま先生おっしゃいましたのは、ほかのいろいろな用途をまぜて全部でございまして、私が申し上げましたのは飼料添加剤でございます。
信藤謙蔵
○信藤説明員 四十三年度は約四千三百トン、抗生物質の実量といたしまして百三十六トンでございます。
信藤謙蔵
○信藤説明員 お答えいたします。
農林省といたしましては、最近、抗生物質飼料添加剤等の需要が非常に伸びておりますので、それが実際に卵あるいはブロイラーの肉等に入るという心配も一部にございますので、これを畜産試験場、それから動物医薬品検査所を使いまして、実際に鶏を使用いたしまして調べたわけでございますが、ただいま先生御指摘のように、普通の飼料添加剤として使っております二〇PPM以下では残存が認められなかったわけでございます
信藤謙蔵
○信藤説明員 全国に獣医師のいない畜産市町村がまだ多少ございます。現在、御承知のように畜産が進展してまいりますと、従来のような治療を目的としたような獣医師が、なかなか農村に定着しにくい環境になってきておりますので、われわれといたしましては今後農村に獣医師を定着させて、治療だけではなしに、衛生的なコンサルテーションが定職として成り立つような方策を講じたいということで、本年度も家畜防疫員の適正配置ということを
信藤謙蔵
○信藤説明員 OIEに日本は加盟しておりますが、中共が加盟しておりませんので、OIEのレポートはございません。ただ、民間会社を通じて高碕事務所のレポートはときどき入手しております。
信藤謙蔵
○信藤説明員 アルゼンチンの場合には、アメリカに持っていきまして型を調べましたところ、
○、A、Cが出ております。今回のフェゴ島の流行はCでございます。
信藤謙蔵
○信藤説明員 アルゼンチンの場合につきましては、国家と国家の間の文書の往復も活発でございますので、調査が非常にしやすいわけでございます。
信藤謙蔵