1984-02-28 第101回国会 参議院 文教委員会 第2号
○参考人(佐藤雅彦君) 今、石川先生のおっしゃいましたメジャーの問題で、学科の試験ですと、一問が何点、それでここの間違いは何点引くというような計算がぱっぱとできますから、点としてちゃんと表へ出てまいりますけれども、我々の方でやっております実技の試験の場合にはこれは相対点で、絶対点が出ません。それでメジャーの問題というのは非常に困難なことになるわけでございますが、美術の方に関しても、音楽に関しましても
○参考人(佐藤雅彦君) 今、石川先生のおっしゃいましたメジャーの問題で、学科の試験ですと、一問が何点、それでここの間違いは何点引くというような計算がぱっぱとできますから、点としてちゃんと表へ出てまいりますけれども、我々の方でやっております実技の試験の場合にはこれは相対点で、絶対点が出ません。それでメジャーの問題というのは非常に困難なことになるわけでございますが、美術の方に関しても、音楽に関しましても
○参考人(佐藤雅彦君) 具体的にどうというふうに決めつけて物を言うことが大変難しゅうございますけれども、我々が感じている範囲で申しますと、芸術系大学における学力試験のウエートというのはざっと三五%から四五%ぐらいの重みと、それであとが実技の配点というふうに、これは学部によって違うところがあると思いますし、すべてを尽くしているとは申せないと思いますが、目安としてはそういうところだろうと思います。ただ、
○参考人(佐藤雅彦君) 私は、公立大学の代表という形ではございませんで、恐らく大学教育の現在の中では一番変わった大学であろうと思われる芸術系大学のスタッフとしてきょう参考人として招かれたんだと存じます。 現在、公立大学というのは全国の都道府県、市町村によって設置されている大学三十四校から成り立っておりまして、これは国立の大学あるいは私立の大学に比べまして非常に数が少ない。数が少ないゆえの悩みといったようなものがございますんですが