1951-07-25 第10回国会 衆議院 通商産業委員会 第42号
○佐藤参考人 今中村さんからのお話では、商工中金の現況それから希望というようなことをお話申し上げるようにと承りましたので、そういうようなことを簡単に申し上げてみたいと思います。 現在の商工中金の貸出金は、大体今月の半ばで百四十四、五億になつております。それの資金をどういうようにして調達しておるかと申しますと、債券発行による資金が六十四、五億、それから預金が五十一、二億、出資金が約十億、また日本銀行
○佐藤参考人 今中村さんからのお話では、商工中金の現況それから希望というようなことをお話申し上げるようにと承りましたので、そういうようなことを簡単に申し上げてみたいと思います。 現在の商工中金の貸出金は、大体今月の半ばで百四十四、五億になつております。それの資金をどういうようにして調達しておるかと申しますと、債券発行による資金が六十四、五億、それから預金が五十一、二億、出資金が約十億、また日本銀行
○参考人(佐藤鐶君) 今商工中金は、政務次官からお話がありましたように、多少数字を正確に申上げますと、一昨年の年末の貸出は二十八億でありましたけれども、昨年の年末は百九億八千万円、約百十億になります。昨年中で八十億を超える貸出増加をいたしましたのみならず、十二月一カ月をとりますと十一月末が八十五億であつたのが、十二月末は約百十億でありますから二十四億何千万円と一カ月に貸出の純増をいたしました。こういう
○佐藤参考人 今の御質問は長期資金をどのくらい出しておるか、またその期限はどうかというような御質問だと思いますが、ただいまのところは長期資金として出ておりますのは、融資額の約一割でございます。約七億、期間は大体三年以内になつております。これはどうして三年以内になつておるかと申しますと、私どもの方で出しております長期資金というのは、利付債劵商工債券でございます。従つてこれは一応三年の期間内の資金ということで
○佐藤参考人 今商工組合中央金庫の融資の対象というお話だつたと思いますが、私どもは大体どういう層を第一に取扱つているかと申しますと、市中銀行から楽に融資を受け得る業者、これはもう中金でお取扱いしなくてもよい。上と申しますと変でありますが、上層部は市中銀行から融資を受けられるのであります。一番零細な方はどうかと申しますと、これは国民金融金庫なりあるいは信用協同組合なりあるいは無尽会社なりから融資を受け
○佐藤参考人 今の委員長のお話でございますから、最近の中金の実情をひとつ御紹介申し上げることにいたします。 現在貸出金が約九十億円だと思います。その資金源はどういうようにいたしているかと申しますと、出資金が十億、そのうち五億は自己資金によつて、五億が見返り資金からの優先出資であります。それから征券を発行しておりますが、これが六月から七、八、九、十、十一と、今まで六箇月に二十四億円であります。それから