1956-03-19 第24回国会 参議院 予算委員会第二分科会 第1号
○説明員(佐藤清一君) これは主として外国における内乱、革命等不測の事態によって生じました持ち分の喪失をカバーするということを考えておりますので、実際上それほどこの保険原因となるべき内乱あるいは戦争等の危険というものは大きくない、こういうふうに考えております。
○説明員(佐藤清一君) これは主として外国における内乱、革命等不測の事態によって生じました持ち分の喪失をカバーするということを考えておりますので、実際上それほどこの保険原因となるべき内乱あるいは戦争等の危険というものは大きくない、こういうふうに考えております。
○説明員(佐藤清一君) 今度御審議を願っております海外投資保険の填補率は大体五〇%ということになっておりますので、従来の投資実績が三十億といたしまして、今年度さらに経済協力等が急激にふえましても、せいぜい全部で五十億程度と考えておりますので、三十億の引受限度で十分今年度中はカバーができる、こういうふうに考えております。
○説明員(佐藤清一君) 最近海外、ことに東南アジアあるいは中南米等に対しまして非常に投資が伸びておりまして、従来昭和二十六年からの投資の実績を申し上げますと、純粋の投資だけで約三十億円をこえている状況でございます。そこでさしあたり今この中からどれだけが保険の対象になるか存じませんが、本年度の海外投資保険の引受限度といたしましては、一応三十億を引受限度といたしまして計上いたした次第でございます。
○説明員(佐藤清一君) ただいま政務次官から提案の理由を御説明申し上げましたが、その内容につきまして若干補足して申し上げたいと存じます。 改正の趣旨でございますが、現在一般の貿易振興をはかりますために、六種類の輸出保険制度が行われております。ところが最近中南米、東南アジア地域に対しまして合弁事業への出資、あるいは技術の提供、建設事業の請負等、種々の経済進出が多くなって参っておることは御承知の通りでございます
○佐藤説明員 トレードセンターの中で一番皆さんのお目に触れるのは、ニューヨークのトレードセンターでございまして、これについては私ども各界の方々からいろいろ運営についての御批判を伺っております。実は予算の面での弱点もございましょうが、第一番に人的面で、率直に申せばとかくいろいろのお話もあった次第でございます。今回通商貿易界の元老ともいうべき兼松の元社長の谷口さんという方を特に各業界の推薦によりまして、
○佐藤説明員 日本輸出プラント技術協会につきましては、役所の内部のことを申し上げて非常に恐縮でございますが重工業局の直接所管になっておりまして、私ども間接に予算面その他で相談にあずかっておるのでございます。以前の重機相談室の運営が必ずしもうまくいかなかったということは重々存じておりまして、このやり方を直して従来の弊害を改善しようということで重機相談室を日本輸出プラント技術協会に改組した次第であります
○佐藤説明員 まず輸出入関係から申し上げます。三十年度の輸出の状況でございますが、三十年度は当初十六億四千万ドルというような予想から出発いたしたのでございますが、期の半ばにおきまして予想外に輸出が伸びまして、結局二十億五千万ドル程度の輸出が実現を見るであろうというような状況でございます。その原因は、対外的な原因といたしましては、米国その他諸国の景気が非常によかったということ、従ってそれに伴う産業活動
○佐藤説明員 ただいまの百二十五ドルの輸入の内訳で、綿花が約三十万二千ドルございます。原皮が十二万三千ドルでございまして、これから生じました欠損が約四千万円ということになっております。この処理の問題をいかにして輸出の方にかけるかということで一応六社制度というものをとったのでございまが、その後検討いたしました結果、この六社制度はあらゆる面から見て必ずしも適当でない、こういうふうに考えましたので、先ほど
○佐藤説明員 ただいま諸先生から御注意のございました輸出振興策につきまして、私どもの考えております点をただいまの御質問に関連させながら一言申し述べさせていただきたいと思います。こういうことになると非常に影響が大きいと言われることはもっともでございまして、私どもといたしましては、輸出振興のために、できるだけこういう問題を事前に防ぎたいというふうに考えております。そこでまず第一に、現在の輸出をはばんでおります
○説明員(佐藤清一君) 燐鉱石の計画は、当初の計画は、下期で六十五万五千トンと見ておりましたが、これを改訂いたしまして七十二万一千トン増加して入れることになりました。それからカリにつきましても、大体上期より増加をいたして組んでおりますが、カリの方は、先方の供給者の方がカルテルがございまして、なかなか価格が下らない。従いまして価格を下げる意味におきまして、これをアメリカからも入れるというようなことにいたしまして
○説明員(佐藤清一君) 日英通商会談につきまして概略御説明申上げます。 今回の日英支払協定及び貿易取りきめの改訂交渉は、日本側代表外務省の朝海公使と英国側パーシバル商務次官補との間に、六月二十三日に開始されまして、十月十七日に妥結をみた次第でございます。 今回の会談におきましては、昨年の一月ロンドンにおきまして日英間に行われました会談の当時とは、そのバック・グラウンドが非常に異っております。それを
○説明員(佐藤清一君) ただいま申し上げましたように一応予算上の単価といたしましては上半期の予算単価をとっておりますが、実際土予算に不足を来たします場合は、これを追加をいたしまして、所要の数量の確保をはかりたいと、こう考えております。
○説明員(佐藤清一君) 下期予算といたしましては、当初ポンド外貨、予算外貨資金百二十六万ドル、すなわち七万キロ分を予定いたしましたが、ただいま御指摘のようにドル外貨資金を割り当てようという御要望もございましたので、一般予算との振りかえを行いまして、ドルで八十万ドル、それからポンドといたしまして四十六万ドル相当分ということにいたしました。なお予算単価はただいまお話のございましたように十八ドルでは少し買
○説明員(佐藤清一君) おそらく砂糖その他の特定物資につきまして相当な超過利潤が生じておるということは、これは明らかでございます。従いましてただいまお言葉のように、もちろん業界といたしましてはできるだけ利益は多く取った方がいいにきまっておりますが、それではやはり世間の批評と申しますか、世間の非難も受けることになりますので、やはりもうけというものはほどほどにいたしまして、適当なととろ、それ以上越えるものにつきましては
○説明員(佐藤清一君) 念書の取り方の問題でございますが、これは大体実質的に申しますれば、政府と関係の業界と話し合いをいたしまして、政府の趣旨にのっとって、とにかく法律が審議未了になったわけでございますが、これは否決になったわけではございませんので、一応その法律の運命をどうするかということはペンディングになっております。ペンディングの状態におきまして両者話し合った上で、かくかくの基準においてこれを処理
○説明員(佐藤清一君) 先ほど理財局長から御説明のございました中で、七十億の穴があくと一応考えられております砂糖その他の特定物資の差益の処理をどうするかということにつきまして、ただいまとっております処置を御説明申し上げます。 御承知のように、前国会におきまして砂糖その他特別に利益の上る物資につきまして、その差益金を徴収いたしまして、財政投融資資金に充てるという趣旨で法律案の御審議を願ったのでございますが
○説明員(佐藤清一君) 通商局の佐藤でございます。お許しを得ましてガット加入につきましてのいきさつを簡単に御説明申し上げたいと思います。ガット加入のための関税交渉は本年の二月二十一日からジュネーヴで開催いたされまして、わが国も加入のための関税交渉を行なったわけでございます。五月の二十五日に実質的に関税交渉を終了いたしました。わが国と今回の関税交渉をいたしました国は、ビルマ、カナダ、チリ、ノルウェー、
○参考人(佐藤清一君) 只今の御質問に対してお答えします。只今の工事費からの研究施設の点でありますが、これにつきましては若干の経過を申上げないとわかりにくいと思います。これは建設局からの要望に対しまして、河川の大型の模型試験、これは河川計画、河川設計のための模型試験でありますが、それとダムの設計のための水利模型試験、こういう五十里ダム、田瀬ダムその他八つのダムにつきましてございましたが、これも先ほど
○参考人(佐藤清一君) 只今の御質問に対しまして、先ず最初に研究所のあり方の問題でございますが、これは本日の意見の当初にも申上げました通り、事業官庁の所属研究所といたしましては、その事業に即応した事業の具体的な問題に対して、それぞれ具体的に回答を出して行くというところにその使命がございまするので、具体的にその現地に臨みまして、現地の事情、条件を直接観測、観察、調査いたしました上で、そこに研究を打ち立
○参考人(佐藤清一君) 先ず一番につきまして申上げます。 私どもの研究所は直接建設省で行なつております事業につきまして発生して来ますところの問題を解決するために置かれておるものでありまして、これの解決に当りまして、研究室十四を持つております。このうち治山治水に関しまして特に専門に当つておるところの研究室が九つございます。これらによりまして、どのようなことをやつておりますかと言いますと、先ず研究所に
○説明員(佐藤清一君) 化学関係につきましては、従来も割当、つまり原局の要求量と申しますものに対しまして、基本割当量は大体従来と雖も八〇%乃至七〇%という割当を頂いておつたわけでございます。併し幸いに生産計画が支障無く参りましたのは、従来は枠外の数量、例えて申しますと、余剩電力であるとか、或いは調整保留分の配当というような枠外が、相当優先的に、化学関係特に化学肥料関係等には、期の途中において配付されて