1964-04-21 第46回国会 参議院 外務委員会 第16号
○佐藤尚武君 サルヴァドルのことについて少し伺いたいのですがよろしゅうございますか。——サルヴァトルは日本に対して好感——いい感情を持っている国であるかのように説明では見られるのですが、満州事変当時まではあながちそうじゃなかったように思うのです。かなり日本の態度に対して手きびしい批判を加えた国でありましたが、その後、そうしますと、サルヴァドルのほうの態度、対日感情というものは漸次好転してきたと、こういうことなんでしょうか
○佐藤尚武君 サルヴァドルのことについて少し伺いたいのですがよろしゅうございますか。——サルヴァトルは日本に対して好感——いい感情を持っている国であるかのように説明では見られるのですが、満州事変当時まではあながちそうじゃなかったように思うのです。かなり日本の態度に対して手きびしい批判を加えた国でありましたが、その後、そうしますと、サルヴァドルのほうの態度、対日感情というものは漸次好転してきたと、こういうことなんでしょうか
○佐藤尚武君 私はあまり知識を持ちませんけれども、日本内地の小麦はいわゆる軟質で、したがって、軟質小麦の輸入というのは、あんまり日本では歓迎されないのじゃないかと思うのですが、それにかかわらず、わりあいに多量の軟質小麦が豪州から入ってくるわけはどういうことなんでしょうか。
○佐藤尚武君 ただいま議題となりましたオリンピック東京大会記念のための千円の臨時補助貨幣の発行に関する法律案につきまして、オリンピック準備促進特別委員会における審議の経過とその結果を御報告いたします。 本法律案は、本年十月東京において開催されるオリンピック第十八回大会を記念するため、各界の要望にこたえて、特別に千円の高額臨時補助貨幣を発行することができるようにしようとするものであります。 委員会
○佐藤尚武君 そうしますると、内容的には日本もいま国際的な規制に即応したような標識が去年の改正によってできている、こういうことでございますね。それならそれでけっこうなんでございますけれども、各府県でもってめいめいかってに自発的に何か道路標識をこしらえて、そしてあっちこっちに立てるというような、そういう不統一なことは日本ではないのでありますか。その点念のために伺いたいと思います。
○佐藤尚武君 道路標識の問題についてお伺いしたいのですが、すでに質問がありましてあるいは重複するかもしれません。道路交通に関する条約の第十七条を見ますると、その国、その旧の道路標識はできるだけ統一するようにというふうに書いてございます。これによりますと、日本は日本での標識に統一すればよろしいということになるのでありましょうか。国際的な道路標識というものに規制されるという、何かそういう協定みたいなものがいままでできていなかったのでございましょうか
○委員長(佐藤尚武君) ただいまから、オリンピック準備促進特別委員会を開会いたします。 オリンピック東京大会記念のための千円の臨時補助貨幣の発行に関する法律案を議題といたします。 まず、政府から提案理由の説明を願います。齋藤大蔵政務次官。
○委員長(佐藤尚武君) ありがとうございました。 国務大臣はまだおいでになりませんけれども、質疑を始めることにいたしたいと存じます。 それではただいま聖火リレーの問題と記念メダルの問題について御説明をいただきましたが、それに加えて功労賞、美化対策の問題等につきましても、一括して質問を始めたいと思います。どうぞ質疑のある方は、順次御発言をお願いいたします。
○委員長(佐藤尚武君) ありがとうございました。 次に、オリンピック記念メダルについて御説明を願います。
○委員長(佐藤尚武君) ただいまからオリンピック準備促進特別委員会を開会いたします。 オリンピック東京大会準備促進に関する調査を議題といたします。 本日は、オリンピック聖火リレーに関する件、入場券に関する件、功労賞に関する件、美化対策に関する件と記念メダルに関する件、以上について調査を進めたいと存じます。 なお、本件の調査のため、委員長は参考人として、オリンピック東京大会組織委員会事務総長与謝野秀君
○佐藤尚武君 通産大臣、ありがとうございました。それではどうぞ。 あとは、同じ賠償の問題でございますけれども、外務、大蔵両大臣にお伺いしたいと存じます。賠償の高は、先ほど申しましたとおりに、相手国、つまりビルマ、フィリピン、インドネシア、南ベトナム、その四カ国との間に賠償の額がすでに協定されまして、そしてそれが年度割りに従って提供されておると、こういうわけでありまするが、その総額がまとめてみますれば
○佐藤尚武君 もしそういうふうであるとしまするならば、たいへんわれわれ日本にとりましてしあわせなことであり、またそれだけに、賠償当局の方方の苦心がそこにあらわれておる、その苦心の結果であろうかと思うのでありまして、これは、たいへんに日本のために慶賀すべきことであろうかと思うのであります。国によりましてずいぶん事情が違うと思うのであって、したがって、賠償の形でもって日本の物資を要求するという、その要求
○佐藤尚武君 本日は、私は二つの問題について政府御当局に質問申し上げたいと思うのでありますが、一つは賠償問題であり、もう一つは、文部大臣に対して、日本の教科書の中で国連というものがどういうふうに扱われているかということについて御質問申し上げたいと思うのであります。 最初の賠償問題については、外務、大蔵、通産大臣に御列席の上で質問いたしたいのでありますが、通産大臣お急ぎのようでございますから、最初に
○委員長(佐藤尚武君) 国務大臣がおられる間に津島委員も御質問申し上げたいということですから、ちょうどよろしいでしょう。
○委員長(佐藤尚武君) ただいまからオリンピック準備促進特別委員会を開会いたします。 オリンピック東京大会準備促進に関する調査を議題といたします。 本日は競技施設等の準備状況に関する件、記念貨幣の発行に関する件、衛生対策に関する件、入場券に関する件、選手強化対策に関する件、以上について調査を進めます。 なお、本件調査のために、委員長は、参考人としてオリンピック東京組織委員会事務総長与謝野秀君、
○佐藤尚武君 一九五四年かのジュネーブ協定でもって三国からの撤兵が協定されたりなどしまして、三国の主権はほぼそれできまったように見えますけれども、それであのジュネーブ協定でさえも守られないで今日のような混乱を来たしておるのでありまして、これにつけ加えまして、いまの中立問題などを持ち出して、そうしてこういう情勢のもとで何がしかの裏づけのない中立制度をおこしらえになるなどということは、私としてはこれは非常
○佐藤尚武君 時間の関係で、はしょって御質問申し上げなければなりませんが、ドゴール大統領の考え方には、承認に引き続いて仏印三国に中立関係を設定する、つまり仏印三国を中立の制度の機構の中に入れて、そうして平和を保っていこう、また中立が唯一の平和維持方策であるというふうに考えておられるように見受けられるのでありますけれども、しかし、なるほど三国が中立を守って安全に暮らしていくことができれば、これはそれに
○佐藤尚武君 最近のフランスの中共承認というものは、各方面にえらい波紋を投げたわけでありますが、日本としては、その受けた影響が非常に大きいように思うのでありますが、それは、日本と中華民国政府——国府との間は特別な関係があるから日本に対しての影響が大きいわけで、フランスの立場から言えば、そういう点は深い関係はなかったというふうに思われる国府に対して、フランスが別に特別の義務をしょっているわけでもなし、
○委員長(佐藤尚武君) 補足説明がありましたなら、どうぞ松井日本放送協会理事からお願いいたします。
○委員長(佐藤尚武君) 次に、オリンピック国民運動に対する協力状況について御説明を願います。最初に日本放送協会専務理事放送総局長春日由三君。
○委員長(佐藤尚武君) ただいまからオリンピック準備促進特別委員会を開会いたします。 オリンピック東京大会準備促進に関する調査を議題といたします。本日は保安、防犯等に関する件、オリンピック国民運動に関する件、入場券に関する件等、これらの問題について関係者から説明をお聞きしまして、質疑を行ないまするほかに、宿泊対策、それから船中泊等に対する衛生対策、それに屋外広告物等に対する美化対策に関する質疑もあわせて
○佐藤尚武君 それで、ことしは。
○佐藤尚武君 そうすると、去年が六千七百万ドルでございますか。
○佐藤尚武君 ユニセフ協力の問題についてお伺いをしたいのですが、日本はユニセフの問題で毎年予算に計上して、そうして分担金を払っていると承知しておりますが、そのユニセフに対する分担金の額は幾らであったか。それから、この予算面ではどの項目に入っているのか、そういうことをひとつ伺いたい。 それからもう一つ、国際連合のユニセフ部長から日本政府に対して、分担金の増額を、数年越しですか、何年前から分担金の増額
○委員長(佐藤尚武君) オリンピック東京大会準備促進に関する調査を議題といたします。 本日は、オリンピックの準備状況に関する件、昭和三十九年度オリンピック関係予算に関する件、選手強化対策に関する件、これらについて政府及び関係者から説明を聴取することにいたします。 なお、本件調査のため、委員長は本日、オリンピック東京大会組織委員会署務次長、佐藤朝生君、東京オリンピック資金財団事務局長近藤直人君、日本体育協会東京
○委員長(佐藤尚武君) ただいまからオリンピック準備促進特別委員会を開会いたします。 参考人の出席要求に関する件についておはかりいたします。 オリンッピック東京大会準備促進に関する調査のため、東京都、首都高速道路公団、日本放送協会、オリンピック東京大会組織委員会、東京オリンピック資金財団及び日本体育協会の役職員に参考人として出席を求めることとし、その日時及び人選等につきましては、これを委員長に御一任願
○佐藤尚武君 ただいまよりオリンピック準備促進特別委員会を開会いたします。 本院規則第八十条によりまして、年長のゆえをもって私が選挙管理者となり、委員長の互選を行ないます。 互選の方法はいかがいたしましょうか、おはかりいたします。
○佐藤尚武君 私からも一言、二言、私の意見を申し述べまして、それに対しての学者方の御批判も承りたいと思うのでありますが、先ほど来学者方のお話を伺っておりまして感じますことは、この原子炉というものに関しては、危険性はあるんだ、危険性はあるけれども、これが絶対的なものであるとはどなたも一おっしゃっておられなかったように思うのでありまして、であればこそ、欧米方面におきましても、また日本の学者、学界におきましても
○佐藤尚武君 しからば、軟質とか硬質とかいうのは、土壌の関係とか気候の関係とか、そういうところから来るのでしょうか。日本がそれほど硬質の小麦が必要であるとするならば、たとえば品種の改良とかなんとかいうことで、日本の今までの軟質の小麦を硬質に向けていくとか、そういうことはできないわけですか。
○佐藤尚武君 そうしますると、一がいに小麦々々と言うけれども、たとえば日本のごときは硬質の小麦が必要で、よその国ではあるいは軟質のほうが必要だというようなふうに分かれてくるらしく考えられるんですが、そこで硬質の小麦というものは主としてパンの製造に充てられるとして、しからば、その硬質の小麦でもってめん類というものはできないのですか、一体。また、軟質の小麦、日本の小麦のごときではパン類を作るということはできないのか
○佐藤尚武君 たいへん幼稚な質問をすることになるかもしれませんけれども、日本は莫大な数量の小麦を方々から輸入しているんで、ことにアメリカにとってはずいぶんいいお得意になっていると思うんです。日本の輸入しておる小麦というのは、主として硬質の小麦なのですか。日本国内で産出する小麦は軟質とか言われておるんで、主としてめん類に使われるんだというふうにしろうととしての説明を持っているんですが、パンを作るためには
○佐藤尚武君 私は、そういうような意味での調査研究を進められるということに相なったといたしまして、これと並行して、国際連合の軍縮の委員会に日本も顔を突っ込んでいくということが、これは絶対に必要ではなかろうかと思うので、現在まで日本は、先ほども申しましたとおりに、軍縮から手を引いておりましたし、したがって軍縮の委員会等には参加しておらないのであります。現在の国連の軍縮の委員会といたしましては、たしか一昨年
○佐藤尚武君 今のお話で、この調査研究、その緒についたかのように伺ったのでありまするが、しからば、外務省としておやりになるのは、これは本筋であろうと思いまするし、そうであるとするならば、外務省のどういう局下でこれをお扱いになるということに相なりますか。問題は国連の軍縮問題ではありまするけれども、その影響するところはすこぶる広いように思いますので、はたして外務省の国連局だけでおやりになれるのか、あるいは
○佐藤尚武君 私は、本日与えられました時間の範囲内におきまして、なるべく簡潔に外務大臣の御意見を承りたいと思うのでありますが、こうやって大臣と相対ずくで大臣のお考えを伺うことのできますことを大いに多とするものであります。問題は国際連合の軍縮の問題であり、また軍縮問題に限って本日お伺いしたいと思うのであります。 去る二月二十一日の外務委員会におきまして、すでにこの問題につきましては、総理大臣、外務大臣御列席
○佐藤尚武君 ちょっと今のに関連しますが、ソビエトはハバロフスク以西の日本航空機の乗り入れに同意していない模様でありますが、相互乗り入れというと、したがってハバロフスク——東京間だけのことになりそうに見えるんです。そこにもってきて、今お話のありました日本航空からモスクワに調査団を派遣するということ、そして、それはただいまの御説明では、シベリア各地における航空のために必要な実地調査をするんだというふうに
○佐藤尚武君 一言つけ加えて申し上げたいと思いますが、ただいまのお話たいへんけっこうなことだと思うのでございます。核停の問題に対しましてのお考えも、まことに妥当なお考えだと思うのでございます。核停の問題それ自身が軍縮の問題全部でないことは、むろん今お話がございましたとおりでございます。軍縮全般に対しての日本の世界的な大きな役割というものを、ぜひ真剣に考えていただきたいと思うのでございます。そして、日本
○佐藤尚武君 総理大臣、外務大臣、おそろいでおいでになっておりますたいへんいい機会でありまするので、私からも一言所見を述べて、両大臣のお考えを伺いたいと思うのであります。それは時局問題でも何でもありません。全く違った問題ではありまするけれども、しかし、日本外交の根本問題と心得ますゆえに、あえてお尋ねを申し上げるわけでございます。 日本は国連を外交の基調としておるということは、歴代の内閣が言われておるところであり
○佐藤尚武君 それらの特権に関しては、日本が国連に加盟する前から何か国連との間の協定ができていたように説明があったのですが、加盟前にすでにそういう協定までして便宜をはかっておったというのが、加盟後もうすでにことしで七年目ですか、ようやく今この条約に加盟する。これは何だか少しおそきに失するような気がしますが、それは今まで差し迫った必要がなかったのか、あるいは何かほかに事情があったのか、どういうことですか
○佐藤尚武君 「ぼうはん」……。
○佐藤尚武君 現在日本に来ている国連関係の特権者というのは何人ですか。さっき四人とか言われたようですが、もう一度説明して下さい。
○佐藤尚武君 もう一点、小さい点について。東京から北極回りでロンドンへ行くのと、東京からシベリアを経由して行くのと、距離の上からいって、大ざっぱに言ってどれくらいの違いがあるんですか。
○佐藤尚武君 「自動的に消滅する」ということは、たとえばクウェイト−フランクフルトもしくはクウェイトとロンドンとの間に日航が飛行機を飛ばせられないということになるのですか。
○佐藤尚武君 今の質問に関連しますが、たとえばクウェイトとの協定で、日本の飛行機がクウェイトからフランクフルト・アム・マイン、パリを経由してロンドンに行くことになっているようですが、ただしクウェイトからフランクフルト、もしくはクウェイトとロンドンとの間の航路を開始するということになれば、日本の路線は「自動的に消滅する」となっている。これは一体どういうことなんです。よくわからないのですが、消滅した場合
○佐藤尚武君 これはこの予算の問題と関係はないのでありまするけれども、賠償の問題についての報告をある時期に外務委員会としても一度正規の説明を聞きたいと思うんですが、ということは、ビルマのついこの間の追加を含めて、一体日本は総額でどれだけの賠償を支払う義務を引き受けているのか。また、そのうち、もう七、八年もたっておりましょうからして、そのうちですでに支払い済みの額が幾らになっているか。また、ビルマ、タイ
○佐藤尚武君 移住問題についていろいろここに予算があげられておりまして、これは移住促進のための予算らしくちょっとうかがえたのですが、それはむろんそれでけっこうなことですが、ただ移住者が移住地に定着することができなくて引き揚げてくる、そういう場合のあることが予想されるんですが、その場合の予算とか設備とかなんとかいうことは、この予算の中に見込んであるんですか。