1964-06-27 第46回国会 衆議院 逓信委員会 第34号
○佐方説明員 日本と香港との間は、両方とも万国郵便条約に入っておりますので、郵政庁間の話し合いと申しますか、郵政庁間の契約であります。そういうことでやっております。おそらく香港と中共間は何らかのそういう約束をいたしてやっておるものと思います。
○佐方説明員 日本と香港との間は、両方とも万国郵便条約に入っておりますので、郵政庁間の話し合いと申しますか、郵政庁間の契約であります。そういうことでやっております。おそらく香港と中共間は何らかのそういう約束をいたしてやっておるものと思います。
○佐方説明員 万国郵便条約に加盟しております国では、ほかの国に継ぎ越しをしてあげるということがきまっておるわけであります。そこで、香港は万国郵便条約に入っておりますので、私たちは香港に、中共との間の郵便物をひとつ交換したい、どうだろうというふうに申しますと、香港は、それは私のほうでやろうということで中国にやっております。
○佐方説明員 大臣のお答えのとおりでございまして、通常郵便物につきましては、香港が仲介を行なっておりまして、香港経由で中国に送っております。しかし小包につきましては、香港の郵便事情その他から考えまして、郵送できないということでございますので、小包郵便物は送っていない。月に大体中国本土あてに五万通、中共からはこっちへ十万通くらいのものが往復しております。
○佐方政府委員 窓口事務の機械化につきましては、実を申しますと、いわゆる局内施設の機械化ほどはいまのところ進捗いたしておりません。切手、はがき発売機につきましてはできるだけこれを置いて窓口の繁忙を緩和したい、また町でできるだけ買うようにひとつ努力したいと考えておりますけれども、ただいまのところこの方面につきましてはあまりいい結果が出ておりません。本年度から相当力を入れて切手、はがきの発売機の設計その
○佐方政府委員 京都中央郵便局の小包の区分機は、相当な成果をおさめております。ただ機械化と申しますと、どの局にもやれることじゃございませんで、やはり相当の引き受け物数がないとやれないということになりますので、たとえば小包等につきましては一日大体一万個ぐらい以上ないと機械化の意味がないわけでございます。そういう意味で考えますと、局内の施設の機械化がいろいろ書いておるけれどもゼロだと先生おっしゃいますが
○佐方政府委員 長期計画で考えておりますことが、いま実績がどうなっておるかというお話でございますので、お答え申し上げます。 先生のおっしゃいました局内の機械化につきましては、大きく言いまして運搬関係と、作業関係とあるわけでございまして、運搬関係では戦前から東京と大阪の中央郵便局で相当の搬送設備を持っておりました。しかし、戦後におきましては名古屋中央郵便局に相当大きなものをつくってまいりました。この
○政府委員(佐方信博君) 日逓の問題につきましては、大臣がお話のとおり、一応労使間でいろいろな話をいたしまして、ただいまのところ、千四百円、定期昇給を含めてベースアップをするという返事が会社から出ておるわけでございますけれども、組合側がそれを不満といたしまして仲労委にあっせんを持ち込みましたけれども、あっせんが不調になって、先生御指摘のように、十七日にはストをやるというような話になっておるわけでございます
○佐方政府委員 万国郵便条約の規定によりまして損害賠償金二十五金フランといいますから、条約における損害補償金三千円を払うわけです。
○佐方政府委員 一個でございます。
○政府委員(佐方信博君) 日本郵便逓送会社に関するいわゆる監督権というようなものはないわけでございまして、御承知のとおり、一般の株式会社であるわけでございまして、先ほど大臣がお話しになりましたように、仕事がもっぱら郵政省の郵便物の運送ということに限られておるわけでございますので、その業務の運営、財政の状況等につきましては十分関心を持っておるわけでございます。それで、これは一両年前から実は非常に財政的
○佐方政府委員 日本発の小包につきましては、日本から約八百万円払う。それから、南鮮から日本へもらいます金は四百万円で、二分の一くらいです。
○佐方政府委員 御承知のとおり、普通郵便につきましては料金は各国で収納しっぱなしというふうになっております。それから小包につきましては、先方に着きましてからの配達費等はお互いに払わなければならぬということになっておりますけれども、日本からの小包が非常に多うございますので、日本からの払いのほうが多いわけでございます。
○佐方政府委員 先ほど申し上げましたように、これから改善していく局舎については、大体十カ年間の特定局の中で国費にしていく局をいろいろ考えておるわけであります。同時に、一方、将来特定局の中で普通局に昇格しそうな局も想定しておるわけでございまして、郵政局で選びます場合は、そういう局からは選ばないようにという指導をいまいたしておるわけであります。
○佐方政府委員 仮定の問題でありますので、その具体的なものが浮かんでまいりませんけれども、かりにそうなりました場合でも、第一には普通局になったからといって、当然国費でやらなければならぬことはないのでありまして、その局舎が借りられれば借りていく、あるいは増築していく、結局具体的な局によって判断していかなければなりませんので、いまの段階では、できるだけそういうことの起こらないものを選んでいきたいと指導いたしております
○佐方政府委員 今度の局舎転貸債の対象となる局舎につきましては、近い将来において普通局になりそうなところは選ばない、そういうところはできるだけ国費でやっていくということを考えております。
○政府委員(佐方信博君) 最初に、配達関係のとこにつきましてのいろいろな御忠告、実はいろいろな投書ももらっておりまして、一番これから大事な問題だと思っております。大都市におきまして、なかなか集配関係の人が集まってまいりませんので、こここれからの一番の問題は、やはり大都市における外務員の確保をどうするかということだと思います。どんなに途中を早く郵便物が来ましても、配達段階で配達ができない、それから返されるということになりますと
○政府委員(佐方信博君) 途中からで意を尽くさないかもしれませんけれども、二点申し上げておきます。 第一の重要通信の解釈の問題でございますけれども、具体的にどれが重要で、どれが重要でないということは、そのときの情勢によってきめると、法的な私たちは別に一定した考えを持っておりません。 そこで、一般には、年賀を排送するために、重要通信、年賀がすなわち重要だ、したがって小包をやめた、というような話がございますが
○政府委員(佐方信博君) 御承知のとおり、郵便が全国で一番多く集まり、そしてまた、ここがとまりますと、郵便がうまくいかない東京中央郵便局の現状というものは、私たちとしては常に念頭を去らない問題であるわけでありますけれども、ただ、いまにわかに東京中央郵便局をどうするということは、なかなか東京駅との関係等からむずかしゅうございますので、ここ数年来たびたび国会でも御説明申し上げたと思いますけれども、まず、
○政府委員(佐方信博君) 新しい局舎をつくりまして、すぐ狭くなるという部内外からの非難が多いことはよく承知いたしております。そこで、最近におきましては、予算の要求をいたしますときに、郵便局の個々の郵便局を見まして、その地域の発展状況を見て、たとえば大都市周辺等におきましては、十カ年間に郵便物数は大体倍になるだろうというような想定をいたしまして、予算の要求をいたしております。それ以下七〇%ふえるだろう
○佐方政府委員 三十八年四月現在で四万両でございます。
○佐方政府委員 自転車につきましては、貯金、保険等もございますけれども、大半が郵便でございますので、郵務局からお答え申し上げます。 大体の数字を申し上げますと、原動機つき自転車はただいま一万三千両ございます。これに対しまして来年は二千二百両ほどふやしていきたい、こういうふうになっております。
○佐方政府委員 お尋ねの年賀はがきにつきましては、三十八年度におきましては、寄付金つきを六億一千万、寄付金なしを三億三千万で九億四千万発行いたしました。三十七年度は、寄付金つきが六億一千万、寄付金なしが二億六千万で八億七千万、したがいまして七千万よけい発行いたしました。 〔井村主査代理退席、主査着席〕
○佐方政府委員 主管の建築部が来ておりませんのでかわって——正式にかわれるかどうかどうも疑問でありますけれども、実際の慣例としまして、風水害がありましたとか、非常な大災害がありましたときにはこっちのほうで金を出して修繕をしてやるというようなやり方をしておると思います。
○佐方政府委員 一万一千円の手数料につきましては、これは全国平均でございまして、おのおの郵便、郵便貯金、簡易保険によって、全部取り扱い件数によって違うわけであります。したがいまして、貯金の取り扱いが非常に多いところは、その手数料も多くなる。全国平均でございますので、取り扱いが少ないところもあります。したがいまして、過去数年来いろいろの値上げの問題がありましたけれども、過去数年来の要求に応じまして三十八年度
○佐方政府委員 簡易郵便局につきましては、いわゆる五カ年計画をもちまして準備を進めてきておりますが、先生御指摘のように、過去二、三年なかなかうまくできませんでした。そこで手数料の値上げ等いたしまして、ほんとうに便利な制度であるということを周知いたしました結果、三十七年度は五百七十ぐらいだったと思いますが、とれましたし、成立いたしました。三十八年度も、先ほど申し上げましたように、三百五十ぐらいできておりますので
○佐方政府委員 昭和三十八年度は予算は五百とれておりましたけれども、ただいまの段階では三百五十ぐらいできておると思います。正確な数字は持ってきておりませんが……。
○政府委員(佐方信博君) 総体的な感じとしては、先生がおっしゃったように、計算できると思います。ただ、御承知のとおり、ここ数年来、十二月の十日から二十日までに異常に出回りました小包が、二十日以降においても押せ押せになってきた状態があったわけです。そこで、第三種郵便物も出てくる、五種も出てくる、重要通信——一種、二種も出てくる、その間に通常業務を終えたあとで超過勤務をしてもらう、あるいは通常業務の中で
○政府委員(佐方信博君) 年末首に超過勤務協約がなかったというのは全く初めてのことでございますので、私としましても、ここでどうも的確に何%と予想できる資料を全然持っておりません。したがいまして、いまお話のございましたように、今日ただいまの滞貨をできるだけ少なくする。それから、どうしても三六協定がない場合には、極力非常勤者を入れてやる。それから郵便局内においての相互差し繰りをよくやりまして努力していこうということで
○説明員(佐方信博君) この年末首は、御承知のとおり、通常郵便物にしましても、ふだんの三倍ぐらい、それから小包にしましても、二倍半から三倍くらい仕事が出るわけです。そこで、常在員だけではとてもやっていけませんので、常在員の超過勤務を依頼すると同時に、またアルバイトを相当多数雇っていこう、ふくれ上がる物増の四割は超勤で、六割はアルバイトでやっていこうというのが当初の計画であるわけです。そこで、そういう
○説明員(佐方信博君) そのとき直接担当いたしておりませんので、正確なことは私存じませんけれども、先ほどから申し上げましたように、組合からいろいろお話があって、省としての意見もいろいろ申して、そうして話を進めていったというふうに考えております。しかし、あくまでそれは協約書をつくるというようなものではなかったというふうに了解いたしております。
○説明員(佐方信博君) 特定局が普通局に昇格するという問題につきまして、組合からいろいろ申し入れがあり、そのことについていろいろ話し合いをしたとは思っております。しかし、それは両者の記名調印をするというような団体交渉の形でなくて、先ほど来申し上げましたように、管理運営事項につきまして希望がありましたので、そのことについていろいろ意見を聞いたというふうに了解いたしております。
○説明員(佐方信博君) 記念切手につきましては、一昨年から昨年にかけまして、毎回五百万枚から九百万枚ぐらい出しまして、しかし非常に需要がありますので、最近におきましては、多いときで千五百万枚ぐらい出しております。したがいまして、年間三十数種類ぐらい出しておりますので、一種類ごとに一昨年までは五百万枚から九百万枚ぐらい、最近は非常に需要がございますので、平均いたしますと千三百五十万枚、多いのは千五百万枚
○説明員(佐方信博君) 大体平均いたしまして、内勤で四百五十円、外勤で五百円、これは地域によって違いますので、たとえば東京ですと内勤八百円、外勤九百円というところまでで雇ってほしいということにしております。
○説明員(佐方信博君) 年未のアルバイトにつきましては、御承知のとおり通常郵便物でふだんの三倍、小包で二倍半くらいふえますので、ふえた増加量を超過勤務四割のアルバイト六割ということでやるつもりでおりますが、十二月中に延べ人員といたしまして当初計画では百三十万人ほど雇おうという計画でおりまして、最近超過勤務の拒否闘争が行なわれておりますので、ただいまのところこれは二百万人くらいお願いしなければならないのではないかということで
○政府委員(佐方信博君) 例としてお話しになりました封緘簡易手紙の問題でございますが、簡易手紙は、今のところ俗称でございまして、法律的には、切手付の手紙だということでございますので、値段としましても、切手の十円以外に二円を取って、十二円ということになっておりますので、あれは明らかに切手だということになり、はがきの場合には、もちろんこれは証票だというような区別をいたしております。 しかし、先生おっしゃいましたように
○政府委員(佐方信博君) 官製はがきの料額印面を、汚損した、あるいは使わなかった場合に、切り取って郵便切手に転用してはどうかというお話かと存じますが、確かにそういう事例も、要求があろうかと思いますけれども、実は、御承知のとおり、最近、郵便はがきは全部機械にかけて処理するというやり方をいたしておりますので、厚い料額印面を切手に代用されますると、今後の機械化の面に非常に問題があるのではないか、もう一点は
○政府委員(佐方信博君) ただいま議題になっております二つの約定につきまして、簡単に補足さしていただきます。 御承知のとおり、はがきでありますとか手紙等の通常郵便物は、万国郵便連合の万国郵便条約というものに規制されておりまして、世界のほとんどの国がこれに加入しておりますので、個別条約を必要としておりません。しかし、小包郵便物につきましては、小包郵便物に関する約定に参加をしていない国が非常にございますので
○政府委員(佐方信博君) ただいまのところ、第三種郵便物の平常扱いにつきましては大体八円ちょっとかかるものに対しなして、収入は二円でございますので、一通について六円ちょっと赤字になっておる。それが総体的には四十七億くらいの赤字になる。それから第三種の中で、月一回以上発行されております新聞、雑誌、これは原価が十円ちょっとくらいかかりますけれども、収入としましては六円七十銭くらいでございますので、大体三円
○政府委員(佐方信博君) 実は第三種につきましては、ただいまのところでも総体で五十三、四億の赤字になっております。中でも低料扱いの、月三回以上刊行するものにつきましては原価が八円くらいになっておりますけれども、実際の料金は二円という形でございますので、その五十三億のこの赤字のうちで低料扱いのものの赤字が四十七億円ということでございますので、私たちは第三種につきなしては、これはもう値上げをぜひお願いしたいと
○政府委員(佐方信博君) たとえば昭和三十六年度の収入を考えてみますと、いわゆる普通、通常というものが全体の六割くらいの収入を占めておるわけでございますが、それが全体的に考えてみますと、結局その普通、通常のうちで、一種といいますか、手紙でございます。手紙は物数としましては大体二一%くらい、収入が二七%くらい、それから、はがき、第二種でございますが、はがきが普通、通常のうちで三四%くらいの物数で、収入
○政府委員(佐方信博君) どうも私も直接の関係でございませんので、ちょっとわかりかねますけれども、事務的な話を進めていきますけれども、政治的にやっぱり品物の交換そのものに対してのものがあったのではないかと思います。
○政府委員(佐方信博君) 両方とも、できるだけ早く小包約定を結びたいということで、内容的にはいろいろこまかい打ち合わせをいたしておりましたけれども、一般的な関係からいきまして、郵便そのものの問題よりも、別な事情で両方からなかなか話がつかなかったと、こういうふうに承知いたしております。
○政府委員(佐方信博君) お答え申し上げます。フィリピンとの関係は、先生御指摘のとおり、ごく最近までは小包は送れませんでしたけれども、それでは非常に困るというので、この一月から中華民国に仲介してもらいまして送ってもらったのでありますが、このたび直接交換をいたしますと、御承知のとおり、日数において相当早くなります。そのほかに、御指摘の料金関係でございますが、実は今この条約が批准されましたあとで、向こうの
○政府委員(佐方信博君) 日本国とフィリピン共和国との間の小包郵便約定の締結について承認を求めるの件につきまして補足説明をさせていただきます。はがき、手紙等の通常郵便物につきましては、万国郵便条約がありまして、世界のほとんどすべての国がこれに加入しておりますことは御承知のとおりでございます。しかし、小包郵便業務につきましては小包郵便物に関する約定がありますけれども、この約定に日本はもちろん加入しておりますけれども