1998-04-07 第142回国会 衆議院 大蔵委員会 第20号
○佐伯参考人 三月末の数字をちょっと持っておりませんけれども、我々、資本注入をしていただいたときに五千億という増加計画を出しております。我々の銀行は中小企業比率が八〇%と非常に高いので、比率がどれぐらいふえるかということはありませんが、先ほどお話がございました全体の枠というようなものは一切行っておりませんので、この五千億は恐らく中小企業でふえていくということになろうかと思います。
○佐伯参考人 三月末の数字をちょっと持っておりませんけれども、我々、資本注入をしていただいたときに五千億という増加計画を出しております。我々の銀行は中小企業比率が八〇%と非常に高いので、比率がどれぐらいふえるかということはありませんが、先ほどお話がございました全体の枠というようなものは一切行っておりませんので、この五千億は恐らく中小企業でふえていくということになろうかと思います。
○佐伯参考人 佐伯でございます。 昨年の六月に定款を変更しまして、実は優先株を発行できるという形で待機していたわけですが、昨年じゅうはそういうマーケットの状況にございませんで、したがって、何もしないでいきますとティア1の数字が一兆七千億、それからティア2が一兆六千五百億ということで五百億の差。まあ、ティア2とティア1が同一だったら一番いいという数字なんですが。そこへ、ことしの三月になりましてマーケット
○佐伯参考人 三和銀行の佐伯でございます。 まずもって最初に、いろいろな面で皆様に御心配、御迷惑をかけていることを心からおわび申し上げます。 ただいま御質問のございました幾つかの点でございますが、最初の、不良債権が前上期に既にほぼ終わったというような報告があったのではないかという御指摘でございました。 銀行によっていろいろな対策、対応が違ったと思いますが、私どもの方は、実は早期是正措置を含めて
○佐伯参考人 しなかったときにどういう状況かというのはわかりませんからなんですが、それぞれ交渉のために必要であったということでお答え申し上げたわけでございます。
○佐伯参考人 三和銀行の佐伯でございます。答弁の前に、一言、御発言をお許しいただきたいと思います。 今般、世間をお騒がせいたしまして、先生方を初め多方面に御心労、御迷惑をおかけいたしましたこと、まことに申しわけなく、深くおわび申し上げます。 当行では、既に、いわゆるMOF担というものを廃止いたしまして、公務員、みなし公務員に対する接待を禁止いたしました。また、法令遵守体制を強化すべく、独立したコンプライアンス
○佐伯参考人 償却証明というのは毎年、検査部から来て償却証明を出してもらいます。したがって、新聞報道は実は昨日見たのですけれども、そういう事実がといいますか、もしその人がそのときに来ていれば、当然、谷内さんから償却証明を出してもらっているということだと思いますけれども、ちょっと私、その数字とかあるいは何年間この人にもらったかというのは現在把握しておりません。
○佐伯参考人 先生のおっしゃること、すべてもっともでございまして、私どもも先ほどから反省してお聞きしておりました。 ただ、第一番目の貸し渋りについてでございますが、我々が予想していた以上にひどいというか大きい声である、実態であるということは昨年の年末から特に認識しておりまして、我々もそれなりの、支店長を集めるなり、通達を出すなり、いろいろな形で指導をしておりますけれども、なお、先ほど先生がおっしゃったように
○佐伯参考人 三和銀行の佐伯でございます。 まず最初に、今般世間をお騒がせいたしまして、先生方を初め各方面に御心労、御迷惑をおかけいたしましておりますことをまことに申しわけなく、深くおわび申し上げます。また、金融界に身を置く者として、昨今の金融システム不安から多大な御心配、御迷惑をおかけしておりますことを、あわせて衷心よりおわび申し上げます。 今回の問題に関しましては、現在御当局の調べを受けておりますが
○参考人(佐伯尚孝君) 大変恥ずかしいことといいますか、改めておわびを申し上げます。 今、どうして全銀協の会長を二十七日にはやると言っておいて三十日にやめると言ったかということでございました。二十七日の記者会見の場合には、まだ事実が起こったといいますか私が知ってからほんの数時間ということでございまして、その後三日間のいろいろな状況を総合的に判断したということでございまして、これがその原因といって特定
○参考人(佐伯尚孝君) ただいま御紹介賜りました三和銀行の佐伯でございます。 まず最初に、今般、世間をお騒がせいたしまして、先生方を初め各方面に御心労、御迷惑をおかけしておりますことはまことに申しわけなく、深くおわび申し上げます。 また、金融界に身を置く者として、昨今の金融システム不安から多大な御心配、御迷惑をおかけしておりますこともあわせて衷心よりおわび申し上げます。 今回の問題に関しましては
○参考人(佐伯尚孝君) 本当のことというか、私個人としての本当の意見ですけれども、都銀の上位六行とか、あるいは興長銀も入れて二十行ぐらいあるんですが、大体そういう銀行同士は、おっしゃられるような意味では対等に日銀と関係があると思います。ある銀行は一人とかあるいは二人行かれているところもありますし、私どもは今は一人もいただいておりません。若い事務の人はいただいておるかもしれませんけれども。 そうは言
○参考人(佐伯尚孝君) 幾つかの視点があると思いますが、また歴史的にも戦後の時期には、さっきも私の冒頭の中で申し上げましたけれども、日銀の貸し出し枠というような規制があって、そういうものが例えば一億ふえてもそれだけいろいろメリットがあるというようなことで、日銀との接点はそういうもの、それから公定歩合の貸し出しあるいは考査というようなものがあったわけですけれども、現在になりますと、そういういわゆる量的
○参考人(佐伯尚孝君) 全国銀行協会連合会の佐伯でございます。 参議院大蔵委員会に参考人としてお招きいただき、意見を述べさせていただく機会を与えていただきましたことに対してお礼を申し上げます。本日は、日本銀行法の抜本的な改正の御審議に関して、民間金融機関の経営に携わる者として意見を述べさせていただきたいと思います。 なお、意見陳述に先立ちまして、一連の不祥事件に関しまして一言述べさせていただきます
○佐伯参考人 ただいまの御質問にお答えいたします。 先生の御質問は、検査を一元化したらもっと楽になるかというような意味も含めておっしゃっていただいたのかと思います。 新進党案につきましては、私どもも報道ベースということで詳しく承知しているわけではございませんので、若干質問に対してお答えがずれるかもしれませんが、監督検査の権限と金融政策につきましては、中央銀行研究会報告それから金融制度調査会の答申
○佐伯参考人 佐伯でございます。ただいまの御質問にお答え申します。 お答えになるかどうかわかりませんが、今の御質問は、例えば日銀が一方的に決定していくのがいいのか、あるいは逆に政府が一方的に決定していくのがいいのかというようなお話も含めてかと思いますが、私は、どちらに偏るのも適当ではないといいますか、また、この法の手当ても、そういう形で経済政策と金融政策の一致というようなことを盛り込んでおります。
○佐伯参考人 ただいま御紹介いただきました全国銀行協会会長の佐伯でございます。 衆議院大蔵委員会に参考人としてお招きいただき、意見を述べさせていただく機会をお与えいただきましたことに対し、お礼を申し上げます。 本日は、日本銀行法の抜本的な改正の御審議に関し、民間金融機関の経営に携わる者として意見を述べさせていただきます。 なお、金融機関の不良債権問題では、先生方にも大変御心配をおかけしておりますことをおわび