1980-03-13 第91回国会 参議院 予算委員会 第7号
○国務大臣(佐々木義武君) このプロジェクトはイラン側では大変重要視して早期の完成を望んでおりますので、日本側とイラン側との協力は必ず得られると思いますし、予定どおり進むものと考えてございます。
○国務大臣(佐々木義武君) このプロジェクトはイラン側では大変重要視して早期の完成を望んでおりますので、日本側とイラン側との協力は必ず得られると思いますし、予定どおり進むものと考えてございます。
○国務大臣(佐々木義武君) 御承知のように、八五%ぐらい完成しておりまして残りをこれから進めるわけでございますけれども、御承知のように、日本側から技術者その他現地に参りまして、ただいまイラン側との具体的な打ち合わせに入っておりますので、予定どおりの完成を見るものと思っております。
○国務大臣(佐々木義武君) イラン石化は、御承知のように、所要資金は七千三百億円でございまして、出資金は二千億円でございます。
○国務大臣(佐々木義武君) 一番最近の情報と申しますか、通産省の天谷審議官がアメリカに参りまして広く各方面と接触しまして、先日帰ってまいりましての報告、あれが一番妥当かと思いますので、その報告に基づいてお答え申し上げますけれども、自動車問題は米国内では大変政治的な関心を強めたことは事実でございまして、いまお話のございました、それでは米国政府としてはどういう考えを持っているのかという点でございますけれども
○国務大臣(佐々木義武君) 結論において同じだと思いますけれども、現段階におきましては、輸出は着実な回復をしてございます。輸入面におきましては、一次産品の価格の騰貴の趨勢が大分鈍化してまいりましたこと、並びに製品輸入の伸びも鈍化してまいりまして、今後経常収支は改善の方向に向かうものと期待してございます。
○国務大臣(佐々木義武君) 私の方といたしましては、年間の石油の供給計画というものを諸般の事情を考慮してつくっておりまして、第四・四半期、ただいまの時点でございますけれども、約七千万キロリッターを輸入するという予定にしておりまして、大体順当にこれはいくと思っております。したがいまして、供給計画にはほぼ予定どおりまいりますので、いままでの備蓄等を取り崩さぬでもやっていけるのじゃないかと思っておりますが
○国務大臣(佐々木義武君) 私の方は電力とガスの公定料金問題でございますけれども、経営の合理化と申しますか、経営努力を前提にいたしまして、あくまでもまず経営努力をしていただく。そして法律に基づきまして原価主義という立場を堅持いたしまして、物価あるいは国民生活の影響を十分配慮しつつ、ただいま厳正かつ慎重に査定をしている最中でございます。
○国務大臣(佐々木義武君) 通産省といたしましては、一つは電気、ガス等の公共料金でございますけれども、これに関しましては、ただいま原価主義を貫きまして、かたがた反響の大きい問題でございますから、物価対策等も考慮の上、慎重にただいま査定を行っておる最中でございます。その他の主要物資に関しましては、省内に主要物資需給価格動向連絡会というものを先般つくりまして、主な工業製品の需給あるいは価格動向の調査、監査等
○国務大臣(佐々木義武君) 去年決めました長期エネルギー需給暫定見通しは、お話しのように、昨年の東京サミットで合意を得ました国際的な責務というものの遂行がまず第一でございまして、かつ中長期にわたるエネルギーの安定供給を確保するというものを目指してつくったものでございまして、言うなれば官民挙げて最大限の努力と協力を前提としてその目標を達成するということでつくったものでございます。したがって、言うなれば
○国務大臣(佐々木義武君) 通産省に関連のある物資に関しまして、おおよそいま何をやっておるか、またどういう効果があるか、御説明いたしたいと思います。 まず、流通機能の高度化あるいは需給の円滑な結合と流通コストの引き下げ等が主たるねらいでありますけれども、そのために講じておる主たる——いろいろなことをやっておりますけれども、主なものを申し上げますと、伝票の統−化など商取引の合理化が一つございます。それから
○国務大臣(佐々木義武君) 御承知のように、電気料金は原価主義あるいは公平の原則と、二つの原則でこれをつくり上げるのでございますけれども、したがいまして、一部に政策料金を使いますと他の方がそれだけふえるという不公正になることになりますので、できるだけ制度としてはそういう政策料金というものはつくり得ないのでありますけれども、さらばといって激変を緩和する要もございますので、そういう点を加味して生活保護者等
○佐々木国務大臣 申請は四月一日から上げてもらいたいという申請でございます。ただいまなるべくそうしたいと思いまして査定中でございますが、まだ確実に四月一日に認可できるというところまでは、作業中でございますのではっきり申し上げられません。
○佐々木国務大臣 先ほどもいろいろお話ございましたように、まだ調査の段階でありまして、別にここが立地として決まったわけでも何でもございません。ただ、いよいよ立地として決まった場合には土地の買収等の問題が起こるわけでございまして、その際は私どもといたしましては、御指摘のようなことがないように厳正に検討を加えまして、適当な価格で取得するよう細心の注意を払っていきたいと存じます、仮に立地と決まった場合には
○佐々木国務大臣 石油の備蓄問題でございますけれども、ほとんど全量を海外に依存し、輸入に仰ぎ、また備蓄水準も欧米等に比較いたしましてまだまだ低水準でございます。ですから、わが国といたしましては、緊急時に備えまして石油の備蓄の増強を図ることは大変急務なことと心得ております。このたびのイラン問題発生以来の日本の状況を考えましても、日本が備蓄を百日余り持っておったということがどれほど経済の安定、民生の向上
○佐々木国務大臣 そのためには相手の方の問題もさることながら、こちらの、受ける方の中小企業の体質改善、特に技術的な訓練と申しますか、技術を身につけるとかいったようなことでみずからを強くすることが一番大切だと思いますので、いま中小企業対策でその方に十分力を入れて進めつつ、ことしから予算で措置してございますので、御指摘のようにまだあるいは不十分かとも存じますけれども、むしろそういう方向で安心をいただけるように
○佐々木国務大臣 御指摘のとおりでございまして、せっかく善意を持ってやりますこの制度も、いたずらに手続等の煩瑣の関係でその趣旨が生きないということになりますと意味がございませんので、そういう貿易障害として機能することのないよう十分配慮してまいりたいと存じます。
○佐々木国務大臣 お話のようにせっかく日本で皆様の御支援を得ましてこのようにJISの輸入品に対する開放をやるわけでございますから、自由貿易の趣旨に沿った積極的な態度でございますので、こういう日本の精神というものをよく理解してもらうように、外交あるいはその他を通じまして保護的な空気を持ち得る危険な可能性のあるところに対しましてはよく理解していただくというのが大変大切なことだと思います。
○佐々木国務大臣 御承知のように、またいまお話がございましたように、八電力からの申請では四月一日から実施したいという御希望でございます。私どもといたしましては、いままで公聴会あるいは監査等諸般の手続を終えまして、各方面の意見を十分踏まえた上で慎重にいま査定をしておる最中でございます。長い間、三年、四年ぐらいになりますか、電力料金を抑えておりますし、また最近のイラン問題等以後、御承知のような油の上昇で
○佐々木国務大臣 御承知のように代替エネルギーをこれから進めていかなければ、油の将来の需給関係から見まして、日本の経済情勢に大変危険な状況を招くのは申すまでもないと思いますけれども、その際、代替エネルギーの主なものとしては、ただいま原子力とかあるいはLNGとか石炭とか考えておりますが、それだけでよろしいかといいますと、お話しのようないろいろなローカルエナジーと申しますか、あるいは太陽熱とか地熱とか、
○佐々木国務大臣 料金の査定に当たりまして、通産省といたしましては、まず関係方面の意見をできるだけ聴取いたしまして、そして内部検討を進めていくわけでございますけれども、その過程において査定方針等を公表するということになりますと、これは大変査定自体にも支障を来しますので、その点はむずかしいと思いますが、しかし、一たん認可した後になりますと、これは当然お話しのようにあらゆる面で御理解いただけるように努力
○佐々木国務大臣 電気料金は御承知のように原価主義に基づきましてでき上がっておりまして、また需要者間に不公平があってはいけない、配分を公平にする、こういう二つの原則で成り立っておるのは御承知のとおりでございます。したがいまして、特定の需要家に政策的な配慮から割安な特別料金をやるということは、原則の上から見まして、片方を安くしますとほかのところで高くしなければならぬという不公平が出てきますから、これは
○佐々木国務大臣 便乗値上げ問題に関しまして私どもの方は、各物資別に重要な物資を選びまして、省内に主要物資需給価格動向連絡会議というものをつくりまして、業種別、品目別に需給関係あるいは価格動向等調査、監視いたしまして便乗値上げがないように、あるいは急激にある物資が上昇するというような場合にはそれに対する対策を講ずるといったようなことで進めてございます。電力、ガスあるいは油の問題等に関しましては、まあ
○佐々木国務大臣 私も西表には参ったことがございますので知っているつもりでございますが、いまお話がございましたように、まだ全然これからということで、予定地等は一切聞いておりませんので、それが出てきた時点において検討いたしたいと思います。
○佐々木国務大臣 御質問の先日のINFCEの最終総会で採択されました報告書でございますが、これは御承知のように、原子力の平和利用と核拡散防止というものが両立し得るという内容をまとめたものでございまして、言うなればわが国の基本的な立場とおおむね合致した結論になっていると評価しておるのでございます。 INFCEの性格でございますけれども、ここは技術的な検討の場でございまして、したがいまして、その結果は
○佐々木国務大臣 昭和五十五年度通商産業省関係予算案等の予算委員会分科会における御審議に先立ちまして、その概要を御説明申し上げます。 最近のわが国経済を見ますと、堅調な設備投資の増大に加え、個人消費、輸出の増加などから総じて着実な拡大が続いております。しかし、卸売物価が大幅に上昇し、物価の安定を図ることが強く要請されております。 また、不安定な国際石油情勢の中で、石油に過度に依存しているわが国経済
○佐々木国務大臣 スタンダードコードの精神があるわけでございますから、これにのっとりましてJISあるいはJISマーク制度の国際化につきましては、お話のような今後処理すべき問題がいろいろあろうと存じますけれども、やはり前向きに取り組んでいく必要というものがあるのじゃないかというふうに考えます。
○佐々木国務大臣 私の選挙区にはJISの指定工場もございまして、また指定してもらうべく通産省にお願いしたりしたこともございます。検査官が見えますといろいろ接待などするわけでございますから、誘惑に富む一つの業種だと思います。したがって、特にこういうふうに専門的な、しかも問題を起こしやすいところには、特別に配慮をして綱紀を厳正にするということがやはり一番もとじゃなかろうかと思います。出張らぬで本省にすわっている
○佐々木国務大臣 前段は省エネルギーの対策いかんという御質問でございます。 御承知のように去年までは五%節約をした、ことしから七%にこれを上げましていま実行しておるのでございますけれども、五%台の話はもう御承知のとおりだと思いますし省きまして、上げました二%は何で補ったかという点をお話申し上げたいと存じます。 一つは暖房の温度を十九度から十八度に下げまして、これが相当大きいものになっております。
○佐々木国務大臣 御承知のように、五%の節約問題は去年スタートしたわけでございますけれども、去年の十月一日現在で実績調査をしましたところ、大体八四%程度の実施率を上げてございます。その後さらに節約強化の機運が熟してきておりますので、ただいまのところはほとんど計画どおりに進んでおるのではなかろうかというふうに見ております。これはオーバーオールに燃料油等の販売量の実績等から勘案いたしまして、そういうふうに
○佐々木国務大臣 御承知のように、イランの問題以来、第二次の石油危機と申しますか、そういう時代に入っておるわけでございまして、現在のみならず、ここ数年後には恐らく油の需給関係が国際的にも非常に緊迫したものになるだろうというのが一つの定着した世界的な見解だと考えております。したがいまして、日本は脱石油時代という概念で、何とかして石油にかわる代替エネルギーを早く研究開発して、そしてエネルギー面では不安のないように
○佐々木国務大臣 田中さんも御承知のように、私、戦後経済安定本部時代、配炭課長、石炭生産課長、合わせまして三年か四年くらいやっておりますので、この問題にかかわり合いの深い一人かと存じております。したがいまして、この諸法案に関する期限が来た後どういう措置をするかという問題でございますけれども、現在検討中でございますが、産炭地の実態あるいは鉱害復旧の現状あるいは石炭鉱業の実情等勘案して、冒頭申し上げましたように
○佐々木国務大臣 先般、ここにおられる社会党の松浦先生が大将になりまして皆さんお見えになりました。いまお話しの三三・五六%の値上げ案に関しまして詳細に承りました。原価の諸要素に関しまして種々の前提条件を置きまして、一つの試算として出たものと了解してございます。 わが方といたしましては、この電気料金の値上げのいま査定に入っておるわけでございますので、大変貴重な資料といたしまして、これを参考にしつつ、
○佐々木国務大臣 両方含んでおります。
○佐々木国務大臣 具体的に申し上げますと、資源エネルギー関係でございますけれども、これはよく石野委員御存じのように、わが国は大変貧弱なものでございますから、新しいエネルギーを創造する以外にしようがないわけでございまして、いわば代替エネルギー、石油代替エネルギーと普通言っておりますけれども、この方面の研究開発を進めたいということで、今年度は特にその開発機構、あるいは開発の財源等を用意いたしまして、いわば
○佐々木国務大臣 一つは、中小企業の、言うなればソフトウエアと申しますか、そういう点の充実を図りたいと思いまして、中小企業大学を設置することにいたしまして、大学校でございますけれども、ただいま予算もつきましたので、準備中でございます。 〔委員長退席、渡部(恒)委員長代理着席〕 その他、特に科学技術の充実が一番重要な課題に八〇年代はなるに違いないと思いまして、今後各種試験機関あるいは基礎研究、
○国務大臣(佐々木義武君) いや、私の申し上げたのも同じことでございまして、それは、たとえばパイプの構成要素が悪くて漏れたといったような場合には、そこの部分だけを直すのじゃなくて、パイプ全部をかえるといったような丹念な安全性を考えてのやり方をしておるものですから、いままでは言うなれば大変時間がかかったのですけれども、しかし順次そういうものはわかってきましたので、今後は定期検査の日数もだんだん縮められていくのじゃないか
○国務大臣(佐々木義武君) 日本の軽水炉の輸入過程等を考えてみますとよくわかるのでございますけれども、たとえばドイツ等では同じ軽水炉でも、輸入してそれを初期においてとことんまで壊して、そうして安全性に対しては自分の力で築き上げていっているわけですから、アメリカで何か起きても平気で運転しているというような状況でもございますし、また、いまお話しの検査官なども、故障が起きても運転したまま故障を直すといったような
○国務大臣(佐々木義武君) 第九十一回国会におけるエネルギー対策特別委員会の御審議に先立ちまして、エネルギー対策に対する所信を申し述べさせていただきます。 わが国経済は、一九七三年秋に発生した石油危機の試練を官民一体となった努力により克服し、着実な景気の回復過程を歩んでまいりました。自由世界第二位の経済大国となったわが国は、同時に世界第二位のエネルギー消費国ともなったのでございます。 石油危機後
○佐々木国務大臣 私は、正直に申しましてやはり必要だと思います。
○佐々木国務大臣 戦時中、戦後直後は、お話しのように軍需関係を中心にいたしまして、それに伴っての戦後の統制事務等が種々ございましたけれども、当時の九千何がしの人員は、いま三分の一くらいに減りまして、統制事務は一切ございません。 新しい社会の進運と申しますか変化に伴いまして、いろいろな商工関係に対するニーズが起きておることは事実でございます。また、法律もたくさんできました。 そこで、ごく簡単に申し
○佐々木国務大臣 通産省は、五十四年八月現在で二千百六十七件ございます。非常に許認可の対象と申しますか、たくさんございます。保安とか計量とか特許、あるいは中小企業対策とか、各種の事業法、それから外国貿易関係といったようにたくさんございまして、それぞれの法律に基づいて許認可をやっておるわけですけれども、いままでの整理の状況をお話ししますと、五十二年の十二月に閣議決定がございまして、この決定に基づきまして
○国務大臣(佐々木義武君) 私に対する御質問は、電気料金の値上げ申請に対して通産省はどういう対処方針で臨むか、また見通しいかんという御質問でございました。 通産省といたしましては、電気料金の値上げについて、お話のございましたように物価、国民生活の影響について十分考慮するということはもちろんでございますけれども、同時に、電力の安定供給という観点もございまして、あくまでも経営の徹底した合理化を前提とした
○佐々木国務大臣 そういう事故が起こらないようにどうすればよろしいか、言うなれば安全対策でございますけれども、これは私から申すまでもなく、よく御承知のとおりでございますからやめます。 万々一起きた場合どうするかという話をいましているわけでございますけれども、先に予算から申し上げますが、私の承知しておる限りでは、何といいましても緊急時のモニタリングの体制を一番整備しなければいけませんので、これは六億二千百万円今年度予算
○佐々木国務大臣 あれはたしか物特委員会の記事だったと思いますけれども、御承知のように朝日新聞だけしか載っていません。私はああいう発言をしたんじゃないのでありまして、去年——おととしでございますか、暮れでありましたから。おととし、北海道電力が当時は高い石炭を買わされておるわけでございますから経営が成り立たぬ、そこで国から補助金をもらえぬだろうかという大問題が起きまして、私は当時自民党の資源エネルギー
○佐々木国務大臣 このたびの値上げの申請の主たるものは、お話のように燃料費の値上がりが主でございまして、これに円安を加えますと、寄与率として大体八十数%でございます。あるいは、お話のございました資本費と申しますか、これなどを合わせますとほとんどそれで埋まっているような状況でございまして、要するに会社の経営自体の合理化ではいかんともしがたい、燃料自体が上がるものですからどうにもしようがないということで
○佐々木国務大臣 査定に当たりましては、お話のように厳正な態度で、前提条件といたしましてはあくまでも経営努力をどの程度したかという合理化の点をよく吟味いたしまして、そうして原価主義に基づきまして厳正にやるべきだ、これはお話のとおりだと存じます。
○佐々木国務大臣 私どもも同様でありまして、消費者あるいは監督している諸団体等に関しまして公正な扱いをしていきたいという考えであります。
○佐々木国務大臣 先ほど申し上げましたように、これからの問題でございまして、知事さんから御推薦があるかどうかもわかりません。あった場合に、さっき申しましたいろいろの概査を行うわけでございますが、そういう場合には、お話の趣旨も踏まえまして調査を進めたいと思いますが、いまのところでは内定という事実は全然ございません。
○佐々木国務大臣 第二次の国家備蓄の四ヵ地点を決めましたところには、志布志湾はお話しのように入っていません。 今後の三千万キロリットルに拡大する、五十五年度の分でございますけれども、五十五年度予算には調査費は盛ってあります。盛ってありますが、今後の調査の進め方といたしましては、全国の各地の候補地点から都道府県の知事の推薦をまず得まして、その推薦を得た地点に対していろいろ概査を行いまして、そしてさらに
○佐々木国務大臣 代替エネルギーの一番の油にかわるものとして重要視しなければいかぬのは、原子力発電あるいはLNG、石炭、この三つが数量的に見ましても中心にならざるを得ないと思います。ただ、それだけでよろしいかと申しますと、どういう事態になるかもわかりませんので、それを補完する意味で、いま機構で取り上げております地熱とか太陽熱とか風力とか石炭液化とか、いろいろなものがございますわけですから、そういうものをあわせてだんだん
○佐々木国務大臣 御承知のように、いまお話しのように、公式販売価格とあるいはスポット物とを勘案いたしますと、去年の十二月のOPECの総会でああいうふうに値段が決まらずに、いわば自由価格でという体制になったわけですから、判断は非常にむずかしいのですけれども、少なくとも今年度はバレル三十ドルを若干超える程度で見通していいのじゃなかろうか。これは一つは、IEAは、今年度の需給状況はさっき申しましたようにそう
○佐々木国務大臣 石油オンリーの問題もございますけれども、お話の前段にありましたように、エネルギー全般としてどういう対策で将来取り組むつもりか、その間において油の地位というものをどう考えているのだという御質問だと承りましたが、いまお話のございましたとおり、長期エネルギー需給暫定見通しという通産省で持っております計画は、十年後に現在の七五%という油の依存度を五〇%まで下げたい、その下げた分を脱石油ということで