1980-04-08 第91回国会 衆議院 商工委員会 第14号
○佐々木国務大臣 私は、お説のように石油にかわる最大のものはやはり石炭、原子力、LNGだと思います。当面はどうしてもそれに頼らざるを得ない。 そこで、その中の原子力の問題でございます。これはいろいろな障害もございまして思うようには進んでおりませんけれども、しかしなくてはならぬエネルギーでございますから、今後とも国民の理解を得まして、予定どおり、計画どおり進めていくのが将来のエネルギー対策として一番重要
○佐々木国務大臣 私は、お説のように石油にかわる最大のものはやはり石炭、原子力、LNGだと思います。当面はどうしてもそれに頼らざるを得ない。 そこで、その中の原子力の問題でございます。これはいろいろな障害もございまして思うようには進んでおりませんけれども、しかしなくてはならぬエネルギーでございますから、今後とも国民の理解を得まして、予定どおり、計画どおり進めていくのが将来のエネルギー対策として一番重要
○佐々木国務大臣 この機構は、おっしゃるとおり原子力以外のものに限ってございます。と申しますのは、原子力の方はもう長い歴史を経まして研究開発体制も整備し、それから実際の発電ということになりますと実用化しておりますので、各電力会社が主になってみずから開発しておるわけでございますから、特別にこの機構で扱わぬでも、従来の体制のままで進み得るという判断からこういう結論になったわけでございますけれども、さらばといってこの
○佐々木国務大臣 いまお話しのように、電力料金の一番大きいファクターは原油の値段、CIF値段がいまどうなるかというところにポイントがあるわけでございまして、それはいまお話しのように三十二ドル据え置きということで大変きつい査定をいたしました。また、為替も二百四十二円ということで、現状からすれば相当低目に抑えておりますし、春闘の賃金等も五・五%でございますか、これは現実にどう今後推移するか、これからでございますけれども
○国務大臣(佐々木義武君) 去年の八月が一番ボトムでございまして、なるほどお話しのように鉱工業の製品在庫は順次緩やかな上昇傾向をたどっております。しかし反面、生産とかあるいは出荷の方は大変好調でございまして、上昇速度は在庫の上昇率よりもずっと高うございますので、これから判断いたしますと、ただいまの在庫増はそれほど問題にするに当たらぬのじゃなかろうかというふうに考えております。
○国務大臣(佐々木義武君) 貿易収支の現況並びに見通しに関しましては、先ほど日銀の総裁からもお話がございましたとおりでございまして、私どもも同意見でございます。 現在の状況は、御承知のように、輸出は去年以来回復基調に向かっておりますし、輸入も原油等の一次産品の上昇とかあるいは内需の堅調等で高水準を保っておりましたので、貿易収支としては赤字基調でございますけれども、今後の見通しにつきましては、輸出はいまの
○国務大臣(佐々木義武君) 石油の今年度五十五年度の見通しでございますけれども、これはIEAの見通しが一番定着しているんじゃないかと思います。それによりますと、大体需給関係は少し供給の方が上回るということで、世界的には需給はまずまずの状況でいけるんじゃなかろうかというふうに見られてございます。 価格の問題でございますけれども、価格の問題に関しましても、需給状況がそういう状況でございますから、それを
○佐々木国務大臣 この法案が誕生するまでの経過につきましては、お話のように一面では行政機構改革の問題がございまして、新しくエネルギー総合開発機構というものをつくらなければいかぬ、そのためにはそれにふさわしい一つの行政改革というものを裏面で遂行しなければいかぬという二つの問題がございまして、その産物として生まれたのがこの両機関の統合案であることは事実でございます。しかし、それではこの二つの機関が統合してより
○佐々木国務大臣 大変重要なことだと思いますので、相談してみたいと思います。
○佐々木国務大臣 繰り返して申すようで恐縮でございますけれども、この両機関が合併することによりまして、いわば二つの機能がいままでばらばらだったわけですけれども、それを有機的に結びつけ、一体化することによりそれだけメリットが出てくるのじゃないか。たとえば情報の交換なり従来持っていた知識を相互融通するとかいったこともできてきましょうし、何と申しましても中心機関としての強いものになり得るわけでございます。
○佐々木国務大臣 経過的な措置といたしましてはいま長官からお話ししたとおりだと思いますけれども、できますれば御指摘のような方向が望ましいと思います。
○佐々木国務大臣 事柄の性質にもよるんじゃないかと思います。予算委員会でも御承知のように大分その問題が出ました。特に通産の出先機関に対する行政的なニーズは大変ふえているんだ、強化されているんだということで、戦時中あるいは戦争直後の物動的な、軍需的なものがなくなったからといって、出先機関が不必要だなどということは決してないので、その後の需要によりましてますます通産行政は強化しなければいかぬ、そういう理由
○佐々木国務大臣 御承知のように、去年の十二月に五十五年度を初年度とする行政改革計画というものを閣議で決定をいたしました。その趣旨は、要するに行政の各般にわたりまして徹底した簡素化、効率化対策を進めたいということでございます。そういうことでございますから、通産省といたしましてもその線に沿いまして今後とも簡素化、効率化計画を進めてまいりたいというふうに考えております。 具体的に申し上げますと、通産省
○国務大臣(佐々木義武君) 私は、まことにどうも聞いておりますと、素人のせいかそのとおりだと思います。ですから、やはり各省で協力いたしましてそういうふうにつくり上げていくのが本当じゃなかろうかと思います。
○国務大臣(佐々木義武君) この問題に関しましては、しばしば丸谷先生から御指導をちょうだいいたしておりまして、私の聞き及んでおるところでは、第三十八回のこの研修協会の理事会で、不当に拘束的な義務を伴うものであってはならないとの考え方を受け入れ企業及び日系派遣企業に示して理解と協力を得るように努めるということになったそうでございまして、当省といたしまして、もちろんこの決定に異議があるわけではございません
○佐々木国務大臣 これは何新聞ですか知りませんけれども、全紙にわたる新聞じゃもちろんなかろうと思います。ですから、新聞社がどういう意図で書いたか知りませんけれども、少なくとも安全性を無視してこの問題を進めるなんということはあり得ようがございませんので、私からもよく申しておきますけれども、その点は誤解のないように、御安心いただきたいと思います。
○佐々木国務大臣 原発の推進に関しましては、石野委員もよく御承知のように、かねがね安全性を十分確かめた上安全委員会等に図り、最近はダブルチェックをやっておるわけですけれども、その了承を得た上で慎重に進めることにしております。
○国務大臣(佐々木義武君) 長期エネルギーの需給見通しの目標を達成する自信があるかというお問いでございますが、ただいま総理からお答えがございましたので、私から付加する要はなかろうかと存じますけれども、たって申しますと、この目標は、私どもといたしましては、官民挙げて達成すべきだという一つの努力目標というふうに観念してございます。 ただ、その目標を達成するには決して容易なことではございません。原子力、
○国務大臣(佐々木義武君) 私に対する質問の第一は、石油代替エネルギー開発における新機構と、民間機関あるいは他省庁所管機関との関係はどうかという点でございます。 新エネルギー総合開発機構は、石油代替エネルギーに関する資源開発及び技術開発を強力に進めることが本旨でございます。そうでございますから、民間機関あるいは大学、国立試験研究所等の政府機関等の研究成果並びにその能力等を広く結集していかねば総合的
○国務大臣(佐々木義武君) 石油代替エネルギーの開発及び導入の促進に関する法律案につきまして、その趣旨を御説明いたします。 エネルギーは、申すまでもなく、国民生活の安定と国民経済の円滑な運営に欠くことのできない要素であります。特に、エネルギー供給の大宗を石油に依存し、かつ、石油のほぼ全量を海外からの輸入に依存せざるを得ないわが国にとりまして、エネルギーの安定的な供給を確保することは、国の将来を左右
○国務大臣(佐々木義武君) まあ原則的にはそういう製品の価格というものは需給関係で決まりますので、一概に基礎物資が上がればそれが最終、中間の製品にどう響くかと言えないわけでございますけれども、しかし、先ほどから申しますように、原材料あるいは燃料等の値上げによりましてコストアップした場合に、それがある程度製品に転嫁していくというのは、これは自由経済でございますからやむを得ぬとは思っておりますが、ただ、
○国務大臣(佐々木義武君) たとえますと、電力・ガス料金等、最近許可したわけでございますけれども、直後に、当省の所管団体約百七十ばかりございますが、合理化努力によって吸収してもらいたいというふうな通知を出したり、あるいは四月一日でございますけれども、経済の四団体、中央の皆様に御参集いただきまして、同様の趣旨のことを懇請したいと思います。ということで、できるだけやはりこの合理化努力によりまして、企業努力
○国務大臣(佐々木義武君) 前々から申し上げているとおり、個別の物資に関しましては、その価格形成に関しましては、原則といたしましてメーカーと需要者側の主体的な交渉によって解決されるものという原則に立っておりますので、詳しく鉄鋼並びに自動車等大手消費者側の交渉がどうなるかということはまだ予断を許さないわけでございますけれども、しかし、両方とも大変強い業界ですから、その価格を決定する過程におきましては十分吟味
○佐々木国務大臣 まだ実は具体的に考えてはおりませんけれども、しかし一応の私の考え方といたしましては、やはりただいま御指摘ございましたように、これは何と申しましても中小企業業務に対して専門的な知識を持った人が一番適材であることは申すまでもないと思いますけれども、さらばといって人間的に欠点があってはいけませんから、人格、識見、指導力等兼ね備えた人であれば一番よろしいんじゃないか、そういう二つの面をにらんで
○佐々木国務大臣 御説のとおりでありまして、私どもといたしましては、その際まず考えなければいけませんことは、新しい機関の業務の充実ということが一番重要だろうと思います。 昭和五十五年度におきましては、従来の高度化融資制度をさらに強化、改善するあるいは中小企業大学校の創設、この業務は大変大きい問題だと思います。あるいは倒産防止共済制度の改善、こういうことを考えましても、新しい機関がこれから発足するに
○佐々木国務大臣 ただいま御指摘ございましたように、事業団ができます過程におきましては、なるほど新エネルギー総合開発機構を新設するための一つの道行きとして統合の問題が起きたことは事実でございますけれども、しかし、いま振り返ってみますと、かえってそれが今後の中小企業の施策を強化するために、この両機関を一本にするということが今後の推進上好運だったんじゃないかというふうに、逆に災いを転じて福となすと言っちゃ
○佐々木国務大臣 お話のとおりに、市中銀行等が選別を強めるといいますか、金融の引き締めを強化いたしますと影響が起きるのは当然でございまして、それに対しましては特に公定歩合引き上げ等のしわを中小企業に寄せないようにということで金融当局とただいまいろいろ折衝しているようでございますので、その詳細につきましては事務当局の方から御説明させます。
○佐々木国務大臣 お話のように一番緊要な施策は、何と申しましても金融の引き締めで苦しむウエートが大きいと思いますので、これに対処するのが最大の道かと存じます。 そこで五十五年度におきましては、御承知のように政府系の金融三機関の貸付規模を前年度比約一〇%の増加を図ってございます。これは五十四年度と五十三年度の比の八%に比較いたしまして相当の上昇でございますので、資金需要にはこれで十分対応できるのではないかと
○佐々木国務大臣 お説のとおりだと考えます。公定歩合の引き上げあるいは諸物価の上昇等を踏まえまして中小企業は大変苦しい環境に追い込まれていることは事実と思いますので、お話しのような苦難を、日本では大変重要な産業部門でございますので、どうしたらよいか大変むずかしい問題だと思いますけれども、一生懸命あらゆる手段を講じまして切り抜けるように努力したいと考えております。
○国務大臣(佐々木義武君) ただいま御決議いただきました附帯決議につきましては、その趣旨を千分尊重し対処する考えであります。
○国務大臣(佐々木義武君) ただいま大蔵大臣から御説明があったとおりでございまして、肩越し検査に関しましては、ただいまも極力協力しているところでございます。 ただ、私どもの恐れますのは、特に中小企業等におきまして、いまですら金融機関からの検査、審査に対しましては余り厳重でなしに簡略でという希望を持っておるときでもございますし、直接会計検査院がその検査に参ったなんて言いますと、中小企業の方は恐れおののいてもう
○国務大臣(佐々木義武君) いま思いますと、ちょうど参議院の物価委員会、商工委員会連合審査会がありましたときは、経済企画庁と通産省の間で問題を詰めている最中でございまして、官房長官が中心になりまして詰めておる最中で、非常に実はデリケートな段階でございました。いずれにどう決まるかわからぬときでございましたので、ああいう態度をとったと思っております。
○国務大臣(佐々木義武君) PCBの保管でございますが、PCBは、御承知のように、熱媒体等に使われております液状廃PCBと、それと電気機器に入っているPCB及びPCB入りのノーカーボンの三つに大体大別されますけれども、第一番目の液状廃PCBは全国各地からPCBメーカーに回収されまして、現在約六千六百トンがメーカーの工場内に厳重に保管されております。それから、第二番目の電気機器用PCBのうち事業所で使用
○国務大臣(佐々木義武君) まず産業構造でございますけれども、産業構造が高度化していくのはこれはまあ必然でございますが、それにエネルギー事情の変化等を考えますと、貨物輸送面では今後原材料、基礎資材等に比しまして加工度の高い貨物のウエートが高まっていくのじゃないかと考えられます。これに対して輸送機関がどういうふうに適合していくかと、物流のあり方と申しますか、これに関しましては、ただいま運輸省の方から御説明
○国務大臣(佐々木義武君) 通産省といたしましても、この点に大変注目をいたしておりまして、五十五年度から、アルコール燃料の経済性あるいは環境への影響等に関して調査検討を行っておると同時に、安いアルコールを生産できるような技術開発をどうするかということで予算措置を講じまして、ただいま進めておるところでございます。
○国務大臣(佐々木義武君) 石油にかわるものとして一番何といっても手っ取り早いと申しますか、対策として進めいいのはやっぱり石炭じゃなかろうかと思います。そこで、燃料炭の方は、強粘結炭の方は大体限度まで輸入しておりますから、これは余り変化ないと思いますが、一般炭がこれは切りかわっていくわけでございまして、その供給源といたしましては、ただいま豪州あるいは華北、それからカナダ等が主たる個所になると思います
○国務大臣(佐々木義武君) 石油の輸入価格すなわちCIF価格は、現在お話のように一バレル三十ドルというくらいに見ております。見ておりますが、今後どういうことかと申しますと、来年度すなわち五十五年は、IEAの見通し等によりますと、需給関係は大体バランスがとれるんじゃないかというふうに見ておりますし、スポット物も、現在は横ばいでありますけれども大分下がっておりますので、そういう点等を考えてみますと、大体去年暮
○佐々木国務大臣 お話しのように経済環境が大分変わってまいりまして、たとえば貿易構造が変化をいたしまして、近隣諸国あるいは発展途上国等から商品輸入がふえてきておる。言うなれば中小企業との競争相手が国際的にふえてくるというかっこうにもなりますし、エネルギー事情あるいは国民のニーズ等もずいぶん多様化してまいっておりますので、こういう環境の変化に一体日本の中小企業がどういうふうに対応するかという点はこれから
○佐々木国務大臣 仰せのような方向で行きますのは一番よろしいかと思いますけれども、しかし財投にも限度がございますから、それを補完する意味で債券発行額の限度を高めるというのもやむを得ない事情かと思っております。
○佐々木国務大臣 公定歩合の問題は、本来金融当局の判断にゆだねる問題でございまして、私どもから申し上げるのはいかがかと存じますけれども、あえて御質問でございますので、通商産業政策を担当している立場から所見を申し上げてみたいと思います。 きのう決定を見ました公定歩合の引き上げ措置と、きょう午後から行われるであろう総合的な物価対策によりまして、物価安定のいわば総合的な体制は整うものだと考えております。
○国務大臣(佐々木義武君) もし中近東から紛争等によって石油輸入が仮に全然ないということでありますと、これは、いまのところでは、打つ手がない大変な混乱になるという感じがします。
○国務大臣(佐々木義武君) わが国の石油の輸入は、ほとんど全部と言っていいほど海外の輸入に仰いでおるのは御承知のとおりでございまして、その中で、たしか七五%くらいは中近東から入っていると思います。
○国務大臣(佐々木義武君) 私は、きのうの日銀の公定歩合の引き上げと、先ほど経済企画庁長官からお話ございました、きょう決定されるでありましょう総合的な物価対策によりまして、物価安定に対する総合的な体制は一応整ったというふうに考えます。したがって、これらの措置によりまして今後の物価安定の実は上げ得るものと確信してございます。
○国務大臣(佐々木義武君) 通産省といたしましては、もちろん経営の合理化、企業努力というものが一番重要でございますので、まずこれを前提にいたしまして、徹底的に自粛、自戒と申しますか、企業努力を本当にしているかどうか、これをまず大前提にいたしまして、そしてお話のように、物価とか生活に大変影響の大きいものでございますから、これに対する配慮を十分払いつつ、先ほど問題になっておりました原価主義にのっとりまして
○国務大臣(佐々木義武君) 社会党さんの方から二回にわたりまして社会党案とも称するものをちょうだいいたしまして、説明もよく承りました。衆議院の予算委員会の最後の日にそれに対してどういう回答かというお話でございましたので、ただいま査定の最中でございますから査定が済みまして問題がはっきりいたしましたら回答を出しますというという話をいたしまして、御了承を得たと思っております。ただいま査定中でございますから
○国務大臣(佐々木義武君) いま長官からお話しのように原価主義とは何ぞやということで、いろんな要領とかまたその要領の中身のためにいろんな審議会等で長い間積み重ねて、こういうここのファクターはこういうファクターですよと、これに対してはこういう点に注意をしてとか実に詳細にできておるものでございまして、われわれのその場その場の指示で勝手に動かせるというような性格のものじゃございません。
○国務大臣(佐々木義武君) 各紙に一斉に出るんでありますと、これは公式に発表したということになるんでしょうけれども、ある新聞が特別に書くというような場合は、これは何ともいたし方がありませんので、これは正式に発表したものじゃないというふうに御理解いただきたいと思います。
○国務大臣(佐々木義武君) 電気、ガス料金の値上げ率に関しての質問でございますけれども、作業の途中で流動的な感触といいますか、中間報告的に電気五三から五四%程度、ガスは四六から四七%程度ということで政府部内で述べたことは事実としてございますけれども、別に意図的に流したものでも何でもないんでありまして、中間報告的に一応話が出たわけであります。今回のこの料金改定は、恐らく有史以来なかったんじゃないかと思
○国務大臣(佐々木義武君) 工業再配置計画は、工業再配置促進法に基づきまして工業の集積度の過度に高い地域から集積度の低い地域に工場の移転等を促進いたしまして、そして過疎過密の同時的な解消を図ると同時に、国土の均衡ある発展を図るために五十二年七月に作成されたものでございます。その計画におきましては、昭和六十年度を目標年といたしまして工業配置の目標、工場移転の目標、誘導地域における工場の新増設の目標、環境面
○国務大臣(佐々木義武君) 情報処理振興審議会は、通産大臣が電子計算機——コンピューターでございますけれども、その利用高度化計画を定める際にこの審議会の意見を聞かなければならないということになっておりまして、お話しのように、五十一年三月に計画を一度定めまして、したがいまして、これはしょっちゅう高度化計画というものは変えるものではございませんので、その必要が参りますればこれを開かにゃいかぬのでございますけれども
○国務大臣(佐々木義武君) 指導と申しましても、先ほど申しましたように、強力な生産者、強力な需要者がおるわけで、その当事者間でただいま交渉を進めておりますので、その交渉を見ているところでございます。
○国務大臣(佐々木義武君) 今度の鋼材価格の値上げの理由に関しましては、鉄鋼メーカーの皆さんのお話によりますと、鉄鉱石あるいは原料炭、重油等の原燃料の値上げその他によって大幅なコストアップが見込まれるので、このままでいきますと大変な赤字になるおそれがあるというのが値上げの主な理由のようでございます。
○国務大臣(佐々木義武君) 通産省といたしましては、個別物資の価格形成に関しましては、使用者側と供給者側の双方の当事者間で自主的な交渉で決まることと思っております。でございますので、鉄鋼に関しましては今後の交渉の結果を見守っているところでございます。