1967-06-22 第55回国会 参議院 内閣委員会 第19号
○伊藤顕道君 この法案が成立いたしますと、人事院規則によって一般職から特別職に切りかえられる、そういう職員の数は一体どのくらいで、どういう役職の人がなるのか、このことについてお伺いしたい。
○伊藤顕道君 この法案が成立いたしますと、人事院規則によって一般職から特別職に切りかえられる、そういう職員の数は一体どのくらいで、どういう役職の人がなるのか、このことについてお伺いしたい。
○伊藤顕道君 次にお伺いしたいのは、宮内庁職員の定員については、ここにもございますが、長官とか長官秘書官、侍従長、侍従次長、東宮大夫、式部官長、これらの職を除いて、特別職は二十二名、一般職は千百九十四、計千二百十六人と、こういうことになっておるようですが、そこでこのことに関連してお伺いいたしますが、現在凍結欠員はどのくらいあるのか。それとその職名別の欠員もわかっておったら承りたい。
○伊藤顕道君 宮内庁法案に関連して、二、三お伺いをいたしますが、まず順序としてお伺いをいたしたいのは、現在人事院規則で特別職に指定されている宮内庁の職員については、侍従が六人、女官長が一人、女官五人、東宮侍従長が一人、東宮侍従五人、東宮女官長一人、東宮女官三人、計二十二名となっておるわけですね。そこでこのことに関連してお伺いをしたいわけですが、ここに特に特別職としておる理由は、これらの職員の方々を特別職
○委員長(伊藤顕道君) 御異議ないと認めます。 それでは、理事に矢追秀彦君を指名いたします。 —————————————
○委員長(伊藤顕道君) 次に、理事の補欠互選についておはかりいたします。 現在、委員の異動に伴い、理事が一名欠員となっております。この際、その補欠互選を行ないたいと存じます。互選は、投票の方法によらないで、委員長にその指名を御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(伊藤顕道君) ただいまから災害対策特別委員会を開会いたします。 まず、委員の異動について報告いたします。 去る十二日、小平芳平君が委員を辞任され、その補欠として矢追秀彦君が選任され、十三日に中沢伊登子君が委員を辞任され、その補欠として高山恒雄君が選任され、昨二十日山内一郎君が委員を辞任され、その補欠として近藤英一郎君が選任されました。また、本日、木島義夫君及び杉山善太郎君が委員を辞任され
○伊藤顕道君 次にお伺いしたいのは、いわゆるいうところの有機性の公害問題、いわゆる自動車の排気ガス、これについて法的規制があるのは運輸省令の一部にあるわけですね。ほかにはほとんど見当たらない。それだけだと思うのですが、これは私が言うまでもなく、排気ガスは一酸化炭素とか炭化水素とか、非常に人体に悪影響を与える重大な問題があるので、アメリカでもたしかニューヨーク州とかカリフォルニア州、こういう州では法的規制
○伊藤顕道君 それでは、一応この問題はその程度にいたしておきます。 この前、公害についてお伺いしたわけですが、この公害の問題については各委員から相当——相当とは言いませんけれども、ある程度申し上げられておるようでありますので、極力重複を避けて、別の角度から二、三お伺いしたいと思います。厚生省としては、公害発生の問題地域については監視体制をつくったり、あるいは公害防止策の研究を続けたり、あるいは公害専門職員
○伊藤顕道君 もう時間もあまりありませんから、問題を幾つかにしぼって、前回の引き続きを行ないたいと思います。 その前に、先ほど稲葉委員から質問のありましたいわゆる幼児教育の一環としての保育所の問題ですね。これはいまは幼児教育はいろいろな角度で重要視されておるわけです。文部省の所管の幼稚園と厚生省の所管の保育所、これを比べてみますると、公立については厚生省のほうの保育所が幾分普及しておるわけです。だからといって
○伊藤顕道君 そこで、この際さらにお伺いしておきたいのは、いま御答弁の中にも出ました公害対策基本法についてですね、もちろんこの法案はこの内閣委員会の審議案件ではございません。したがって、多くを申しませんが、ただ、きわめて重要な案件が幾つかあるわけです。その中で、二点ほど特にしぼってお伺いいたしたいと思うわけです。 そこで、この国民の健康と、それから公害から国民を守ろうと、こういう趣旨でこの公害対策基本法
○伊藤顕道君 公害部設置の経緯については大体わかりましたが、さらにあわせて、その公害対策基本法と今度設置されるであろう公害部との関連ですね、いま一点だけは触れられておりますが、もう少し具体的にお聞きをしたい。
○伊藤顕道君 この法案について、前回大臣から提案理由の御説明を承ったわけですが、最後の段階で、何とぞ慎重に御審議の上云々と、心からなる御要望があったわけです。そこで、私もその御趣旨を十分かみしめながら、以下慎重に御質問申し上げたいと思います。 まず順序としてお伺いいたしたいのは、この提案理由の説明を承りましたその提案そのものについてお伺いしたいと思います。この、今回厚生省設置法の一部改正案は公害部
○委員長(伊藤顕道君) 御苦労さまでした。 本件に対する質疑は次回に行なうことといたします。 —————————————
○委員長(伊藤顕道君) 災害対策樹立に関する調査を議題といたします。 最近の干ばつ及び降ひょうによる被害の激増について、政府から説明を求めます。原農林省審議官。
○委員長(伊藤顕道君) ただいまから災害対策特別委員会を開会いたします。 まず、委員の異動について報告いたします。 去る六月一日大森創造君及び森中守義君が委員を辞任され、その補欠として藤田藤太郎君及び大和与一君が選任されました。また本日、矢追秀彦君、高山恒雄君、園田清充君、藤田正明君及び近藤英一郎君が委員を辞任され、その補欠として小平芳平君、中沢伊登子君、土屋義彦君、中村喜四郎君及び木島義夫君が
○伊藤顕道君 そうしますと、四十六年度末、完成の予定のようでありますが、それまでのいわゆる建造スケジュール、そういうものの大綱をひとつこの際御説明願いたいと思います。
○伊藤顕道君 そうしますと、最初は六千トン級の海洋観測船という計画であったけれども、しかし、世界の趨勢が大型化あるいは実用化、こういう方向に進んでおるということをも十分勘案して、いわゆる貨物運搬船、しかも特殊貨物運搬船というふうに用途を変えてきたというふうに了解できるわけですが、そこで、その最終的な計画によるいわゆる特殊貨物運搬船、これの性能とかあるいはトン数には変化がないのか、そういうことについても
○伊藤顕道君 前回に引き続いて二、三お伺いしたいと思います。まずお伺いしたいのは、原子力船関係にまず問題の焦点をしぼって伺います。いろいろと問題のあった原子力第一船の建造については、四十六年度末完成を目途として、いよいよ本年度から建造に着手する、こういうことでありますが、四十二年度予算においても、日本原子力船開発事業団に対して七億五千二百万円が計上されておるわけでございます。当初の計画では海洋観測船
○伊藤顕道君 この改正額が実情に沿ったものであるかどうかということを判定するものは、結局、実情調査そのものが正確になされたかどうかということ、ことばをかえていうと、外国における物価とか運賃、こういうものが正確に調べ上げられたものであるかどうかという点、こういう点によってきまると思う。その実態調査が確信を持てるものでなければ、およそこの改正額を割り出しても意味がないと思うのですね。そこでこの実態調査についてはそういう
○伊藤顕道君 大蔵省は、今回の外国旅費の引き上げにあたって、外国における物価とかあるいは宿泊料、運賃、こういうものの実態調査を行なって、その行なった結果、現行の旅費が実情に沿わないものであるということが判明したから今度改訂だ、そういう意味の提案理由の説明があったわけであります。その実態調査はいかなる方法で行なったのか、それからまた、どのような規模で行なわれたのか、それとその調査結果はどのようなものであったか
○伊藤顕道君 先般大臣から提案理由の説明を承っておりますので、この提案理由の説明に基づいて以下、二、三質問をいたしたいと思います。今回の外国旅費の引き上げにあたって、日当とかあるいは宿泊料などについては一五%、移転料五〇%引き上げているようですが、この根拠についてまず御説明いただきたいと思います。
○伊藤顕道君 政府としては、ジュネーブの軍縮委員会に参加したい旨の意向を正式に表明してきておるわけですが、だがしかし、いまだ実現を見ていないと思うんですが、この軍縮問題に対する政府の熱意はどうも私どもから見ますとまだまだ足りないのではなかろうかと考えられるわけですけれども、この点に対しての大臣のお考えをひとつこの際お聞きしておきたいと思います。
○伊藤顕道君 この問題については、三木外相はこれまでに、いま御指摘がございましたが、どうも西村特使を派遣されたり、あるいはフォスター米軍縮局長官、あるいはブラント西独外相、あるいは駐日ソ連大使、こういう方々との会談を通じて日本政府の意向を条約草案の中に盛り込むように相当努力はされてきたと私ども思うわけです。ただ、本問題に対する今後の外務省としての取り組む態度は一体那辺にあるのか、その取り組む態度についてお
○伊藤顕道君 前回に引き続いて大臣中心に二、三お伺いしたいと思いますが、前回主として法案に直接関係の面についてお伺いいたしましたので、この際は二、三外交問題についてもお伺いしておきたいと思います。 まず、核拡散防止条約でございますが、この問題は衆参の予算委員会とか、あるいは外務委員会ですでに相当深められて論議されてまいりましたので、私はそういう重複を避けて、別の角度から簡明に一、二お伺いしたいと思
○委員長(伊藤顕道君) 御異議ないと認めます。 それでは、理事に矢追秀彦君を指名いたします。 —————————————
○委員長(伊藤顕道君) まず理事互選についておはかりいたします。 昨二十六日、矢追秀彦君の委員辞任に伴い、理事が一名欠員となっております。この際、その補欠互選を行ないたいと思います。 互選は、投票の方法によらないで、委員長にその指名を御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(伊藤顕道君) 一言ごあいさつ申し上げたいと思います。 ただいま、皆さま方の御推挙によりまして、委員長の重責をになうことになりました。まことに微力でございますので、今後とも皆さま方の御協力を切にお願い申し上げる次第でございます。よろしくお願いいたします。(拍手) —————————————
○伊藤顕道君 今度の外務審議官一名増によって計二名となるわけですが、そこで、この際お伺いしておきたいのは、この二名のそれぞれの任務分担ですね。そういうものの内容についてこの際伺っておきたい。
○伊藤顕道君 役割りはまたあとでお伺いいたします。 新聞の報道によりますと、たしか一昨年の九月であったと思いますが、そのときの自民党の副総裁の川島さんがこういうことをおっしゃっておるわけですね。諸外国では、いま大臣が指摘されたように、外務大臣については二人制をとっているところもある。私は日本でも、外相のほかにいわゆる外交担当の国務大臣を置いて、動きの激しい国際情勢に対処することが必要ではなかろうか
○伊藤顕道君 この法案に関連して大臣を中心に二、三お伺いいたしたいと思います。 まず、提案理由の説明を前回拝聴いたしましたので、順序としてその順を追って二、三お伺いしたいと思います。 まず最初に、外務審議官を一名この際増員しようと、こういうことですが、このことについての提案理由については、きわめて抽象的ではありますけれども、前回承ったわけでございますが、いま少し具体的に御説明いただきたいということと
○伊藤顕道君 昨年の勧告の内容を見ますと、民間とか公労協、この面が春闘で一昨年を上回る賃上げを獲得しておるわけです。そこでまず水準についてみますと、一昨年の七・二%を下回る六・九%、これは諸手当を含めてです、平均約二千八百円になろうかと思います。それから体系については上厚下薄で、逆戻りしている。たとえて申しますと、俸給表の引き上げ額の最低最高の較差を見ますと、たとえば教育職の第三表で見ると、五倍になっておる
○伊藤顕道君 たとえば一昨年の官民給与の較差については、数字をあげますと五・六%と出ておるということ、ところが、この低い数字に対して総裁御自身も、全く予想外の数字でどうしてこういう数字が出たか、よく検討してみたいと、当委員会でお答えになっているわけです。そうして昨年はさらに一昨年を下回った数字となったわけであります。これは五・二%であったと思います。 このような数字が出たということについては、いま
○伊藤顕道君 まず、人事院総裁を中心に二、三日お伺いしたいと思いますが、と申しますのは、人事院勧告の時期がことしも近づいてまいりましたので、その観点からお伺いするわけですが、いままでの人事院の勧告を見てはっきりここで言えることは、たとえば官民給与の較差とかあるいは消費者物価の高騰あるいは生計費の高騰、こういうものに見合うところの勧告がなされていなかったということ、このことははっきり言えると思うのです
○伊藤顕道君 この学年進行に伴う定員増二千七百七十八人、これについて学校別の増員はどうなっておるのか、そのことも伺っておきたいと思います。
○伊藤顕道君 そこで具体的に以下お伺いいたしますが、この法律案によりますと、文部省職員の定員三千三十五人増員しておるわけですが、これは今回の暫定予算に関連して、学年進行等あわせて国立学校職員を四月一日から増員する必要があるためである、そういう御説明である。そこでこのことについてお伺いするのですが、との三千三十五人の増員のうちで、大部分を占めると思われる学年進行に伴う定員増、それから従来の凍結欠員の補充数
○伊藤顕道君 ただいま議題になりました文部省設置法につきまして、二、三お伺いしたいと思います。 最初に、まずお伺いしたいのは、二十三日提案理由の説明を伺ったわけですが、 「十分御審議の上、すみやかに御賛成」と、そういう強い要望があるわけです。そこでこの御要望に沿うて、十分なる審議をしたいと思うわけです。そういたしますと、この提案には四月一日施行を目途とされておるわけですが、審議のいかんによってはあるいは
○伊藤顕道君 私が伺っているのは、官房長官が、統一見解であるとかないとか、そういう問題はさておいて、見解を発表されておる。あなたはそれを聞いておる、私どもは聞いていないわけです。だから、どういう内容の発表をされたのかどうか、そういうことを伺っておるわけです。
○伊藤顕道君 あなたは、いま政府の統一見解については、官房長官から談話があったというふうにいま御説明があったのでありますが、ところが、官房長官は前回の十七日の当委員会で出席を要請しても出られない、今回もいまのところまだ出ておらない。委員長が目下奔走中であるので、やがて委員会にお見えになるやもしれませんが、そこでかわってお伺いしたいのは、政府の統一見解というのは一体どういうことなのか、それを明らかにしていただきたい
○伊藤顕道君 私は、上林山長官のお国入り問題に対して若干の質問をしたいと思いますが、ただ御承知のように、昨日、中国においてミサイル用の核弾頭の核実験があったわけですが、きわめて緊急性のある問題でありますので、お国入り問題に入る前に一、二この際お尋ねしておきたいと思います。 日本時間で二十八日、きょうの午前一時五十分の北京放送は、中国は去る二十七日自国の領土においてミサイル核兵器の発射実験に成功した
○伊藤顕道君 その御答弁まことに的はずれの御答弁であって、私はそういうことを伺っておるわけではないわけであります。いま申し上げたお国入りの際の一連の行動について、特に二日の日の大パレードについて、防衛庁の政務次官としてはどのようにお考えになるかということをお伺いしたわけであって、報道——当時の世論がどうであったか、新聞にはどのようにどの程度に掲載されたか、そういうことを伺っておるわけではないわけです
○伊藤顕道君 次に、お伺いしたいのは、上林山長官が就任以来初めてのお国入りに際して、以下後ほどお伺いいたしますが、天野統幕議長以下防衛庁の最高幹部を含む約二十名ほどの部下を引き具して、選挙区である鹿児島市内を軍楽隊つきで大パレードを展開した、こういう問題があるのですが、これはきわめて遺憾なことであって、公私混同もはなはだしいと言わなければならない。まず、このことについて政務次官としては一体どういうふうにお
○伊藤顕道君 私は、以下、上林山防衛庁長官のお国入りに際しての一連の行動について若干お伺いしたいと思います。もちろん御本人はいまアメリカに行っておるようでありますので、本日で終わるわけでありません。本格的には長官帰国の上、即刻追及したいと思いますが、そこできょうは、政務次官並びに官房長に二、三お伺いしておきたいと思います。 まず順序としてお伺いしたいのは、上林山長官はいまアメリカに行っておりますが
○伊藤顕道君 この給与改定に関する人事院勧告については、昭和二十三年十一月九日のいわゆる六千三百七円ベース、この勧告以来中間で保留された場合が一回ございました。それは二十九年だと思いますが、いわゆる経済情勢が悪化しておるということの表面的な理由で勧告を保留したことが一年あったと思います。これを除いては毎年行なわれてきておるわけです。その所要財源については、年によって多少の差異はあっても、結局既定経費
○伊藤顕道君 時間の関係ございますので、まだ不十分と思いますけれども、給与の問題に入りたいと思います。さっそくお伺いいたしますが、八月の二十六日の当委員会で、人事院勧告について給与担当大臣としての責任において森総務長官はこういう意味の発言をされておる、完全実施のために最善の努力を尽くしたい、こういう趣旨の御答弁をなさっておるわけです。その際いわゆる六人委員会を九月中旬に予定しておるので、その際具体的
○伊藤顕道君 給与の問題で二、三お伺いしたいと思いますが、その前、いま北村委員の台風対策に対する政府の姿勢の問題について一書お伺いしたいと思いますが、いまお聞きしていると、総務、長官は対策について真剣味が足りないことはない、真剣にやっているのだ、そういうことですけれども、あの台風は大体一番中心は夜半であったわけです。したがって、日曜の朝方には大体おさまっているわけです。そこでほんとうに真剣味があるなら
○伊藤顕道君 利根川水系のいわゆる洪水の調整については、私がここで申し上げるまでもなく、昭和二十二年九月のいわゆるキャサリン台風のときの洪水の量を基準としておる、こういうことでありますが、これは八斗島地区で一万七千トン・セコンド、そうして、その問三千トン・セコンドを上流地区で調節する、こういうことになって、八斗島では結局一万四千トン・セコンド、こういうことになろうかと思います。しかしながら、上流においてはもうすでに
○伊藤顕道君 この八ッ場ダムの計画案については、産業計画会議が利根川上流ダム計画案なるものをつくっておるわけですが、その内容を見ますると、この産業計画会議は、八つのダム建設を考えておる。そのうち六つについてはもうすでに完成しておるわけです。あるいはほんの最近、近く、間近に完成されようとしておるわけです。あと残されたのは沼田ダムと八ッ場ダム、こういうことになるわけですが、いま大臣も御指摘になったように
○伊藤顕道君 私は、いま問題になっております群馬県吾妻川に計画されている八ッ場ダムの問題について、大臣を中心にして二、三御質問したいと思います。利根川総合開発計画の一環としていま沼田ダムの建設が進められておるわけですが、この建設の計画に対して、群馬県知事は、地元のあのような大きな犠牲をしいてまでも建設する意思はない、こういうことを先般の県議会で答弁して、その答弁を通して公式な見解を述べておるわけです
○伊藤顕道君 ことしの勧告の内容を見ますると、民間、公労協が春闘で昨年を上回る賃上げをおさめておるわけです、比較してみますると、水準においては昨年の七・二%を下回って六・九%——これは諸手当も含め——。それと大勢では状況か逆戻りしておるではないかということが蓄えるわけです。また、諸手当において若干の改善が見られると、こういうきわめて不満な内容であることが、一体どういうわけなのか了解に苦しむところなんです
○伊藤顕道君 昨年の調査においては、官民給与の較差がたしか五・六%と踏んだと思うのです。この低い数字に対して、総裁御自身が当委員会で、全く予想外の数字で、どうしてこのような数字が出たかよく検討してみたいと、こういう意味のお答えをしておられるわけです。ところが、今回はさらにそれを下回っておる数字となってあらわれておるわけですね。このような低い数字の出たことについて、総裁のひとつ率直な御見解を伺っておきたいと
○伊藤顕道君 ただいま総裁からるる御説明のありました人事院勧告について、総裁を中心に以下二、三の御質問を申し上げたいと思います。いまの御説明で明らかになったように、毎勤統計による民間給与は例年とほとんど変わりない上昇を示しておるわけです。また、消費者物価、生計費についても同様に高騰を示しておる、ただいまも御説明があったとおり。こういうふうに例年と変わりない条件のもとにおいて、人事院の調査の官民給与の
○伊藤顕道君 便宜上、地建局長に人事権を委任しておることはいろいろこのほうが都合がよろしいということで理解できますけれども、ただ、しかし、人事権は本来本省にあるべきものであって、便宜上ただゆだねておる、そういうことであろうと思うんです。したがって、最終的には本省に、人事権に関する限り責任はある、こういうふうに解釈されるわけですが、かような理解でよろしいかどうか。
○伊藤顕道君 ただいまもちょっと指摘申し上げましたが、地方建設局長に人事権を委任しておるわけですけれども、結局、人事権は本省にあることは言うまでもない、したがって、常にこの実態を掌握していなければならないと思うわけです。したがって、適宜適切な指導が必要だと思われるわけですが、建設本省としては、地建人事の実態をどのように把握され、また、どのように考えておられるか、このこともお伺いしておきたいと思います
○伊藤顕道君 私は、いまから若干の時間、建設省官下にありました組合員に対する不当労働行為に関係して、二、三お伺いしておきます。 私が申し上げるまでもなく、建設省は約三万五千七百名をかかえた大世帯でありますが、このうち約九二%の三万二千五百名は地方建設局関係の職員となっておるようです。この三万有余名の地建関係の課長補佐以下の職員の人事権、任免とかあるいは配属、昇任、昇給等、このような人事権は便宜上地方建設局長
○伊藤顕道君 次にお伺いしたいのは、同じく六月二十五日にドライヤー委員会の報告によると、管理職員の範囲を広げないことが重要であると勧告しているが、人事院が規則制定にあたってこの勧告をどう解釈せられるか、こういう意味の私の質問に対して、総裁は、団結権の基礎に関する重大な問題である、これらの文面を十分参考にして公正な線を出すことを期している、こういう意味の御答弁をなさたわけです。しかしながら、人事院規則
○伊藤顕道君 なおいまお伺いした中に、職務の実態についてこのいただいた人事院規則の中には、何らの解説がないので、われわれこれを検討する際にぜひ職務の実態についての解説といいますか、たとえば一つの教頭という職務に対しましてこれが実態はどうなのか、こういう解説がほしいと思う。そういうものは人事院にはいままとまったものはないのですか、あるのですか。もしあれば、資料として早急に御提出いただきたい、そういうことをいまお
○伊藤顕道君 六月二十五日に、当委員会で、私は、佐藤総裁に対して管理職員の範囲についてお伺いしたわけですが、その御答弁に関する限りはまことに理路整然としてりっぱなものであったと思うのですが、そのとおりでいけば、総裁がこういうふうなお考えならば、おそらく公平また厳正なILOの精神に沿うた人事院規則が制定せられるであろうことを大いに期待申し上げておったわけです。 きて、七月九日に施行せられましたこの人事院規則
○伊藤顕道君 現在はなければたいへんけっこうでありますが、聞くところによると、各省庁はこのやみ審議会等については、行管に報告するとどうもまずいので、行管には報告しない。そうすると、会議費とか日当をどこから出すのか、ちょっと出ないわけですね。そこで他の面から流用しておる、そういうことをよく承るわけですが、この真相をひとつありのままお答えいただきたいのです。いままではどうであったか、今後はどうするか、そういうことですね
○伊藤顕道君 私がお伺いいたしましたのは、臨時家内労働調査会が、労働省設置法審議の際に問題になったということ、いま長官の御答弁では、これは正規な審議会ができたのだからということでありますけれども、私が指摘しておるのは、これがずいぶん前から当委員会で問題になっておったのです。臨時家内労働調査会が。にもかかわらず、長い間廃止されない、整理されないままに長い間存置されてきた、このことは遺憾ではないか、そういう
○伊藤顕道君 本法案に関連して、以下二、三お伺いしたいと思いますが、まずお伺いしたいのは、いわゆるやみ審議会等についてこの機会に長官のお考えをただしておきたいと思うわけです。たとえば先般の労働省設置法を当委員会で審議いたしました際も問題になりました臨時家内労働調査会、これなどは従来から当委員会でしばしば問題になってきたにもかかわらず、三十四年からそのまま存置されてきたわけです。このことはきわめて遺憾