1949-11-29 第6回国会 参議院 運輸委員会 第11号
○証人(伊藤英男君) 私伊藤でございます。 中小企業の中の中小工業の私達は、工場数において九九%、労働人員数において六五%、この度の戰後の輸出生産実績におきまして六三%を占めておる仲間であります。我々仲間は今や自分達の投じた一票々々の集積によつて実現した現内閣の下で、運賃問題のみならず、申上げるまでもなく現状塗炭の苦しみに投げ込まれておるという矛盾に逢着しておるのであります。貨物運賃の値上もその一
○証人(伊藤英男君) 私伊藤でございます。 中小企業の中の中小工業の私達は、工場数において九九%、労働人員数において六五%、この度の戰後の輸出生産実績におきまして六三%を占めておる仲間であります。我々仲間は今や自分達の投じた一票々々の集積によつて実現した現内閣の下で、運賃問題のみならず、申上げるまでもなく現状塗炭の苦しみに投げ込まれておるという矛盾に逢着しておるのであります。貨物運賃の値上もその一
○伊藤参考人 お答えいたします。大体におきまして自分たち中小、特に数においては、弱小の工場主といたしましては、今石野さんからお話がありましたように、大部分がもう参つてしまうというような傾向にあると思います。もつともそのままでは済まされませんので、われわれにおきましても生きるべくできるだけ一層の合理化と奮起はいたしますが、そのあり方につきましては、さらにこのできた結果によつて、より一層深刻な様相において
○伊藤参考人 木材の方は、先ほどちよつと申し上げましたように、二六%の負担率を生じて来る計算になりますが、これは御承知のごとく最近それを消費者に転嫁することが困難であります。従つてわれわれの営業が成り立たなく、結局われわれが破算する運命になつておる次第であります。その他金属産業においてもそうでございますし、あるいは木工家具の組合もそうでありますし、例をあげればほとんどわれわれの関係いたしております中小企業
○伊藤参考人 私は中小企業のうちの中小工業団体の一員でございますが、皆様御承知のごとく、全日本の工業のうち、われわれ中小工業の占める数字は、その工場数におきまして九九%強を占めております。労働者数におきましては六五%を占めており、戰後の輸出品に対するわれわれの担当部門は、六三%を占めておるのであります。いろいろ業種は種種雑多でございますが、今度の運賃値上げにつきまして、最も多く打撃をこうむりますのは