1971-02-23 第65回国会 参議院 法務委員会 第2号
○政府委員(伊藤榮樹君) 昭和四十六年度法務省所管予算の内容について、概要を御説明申し上げます。 昭和四十六年度の予定経費要求額は千七十一億六千六百十四万三千円でありまして、これを前年度予算額九百四十九億七千二百七十八万五千円に比較いたしますと、百二十一億九千三百三十五万八千円の増額となっております。 増額分の内訳を大別いたしますと、人件費百三億四千四百二十五万二千円、一般事務費十四億九千五百二十二万八千円
○政府委員(伊藤榮樹君) 昭和四十六年度法務省所管予算の内容について、概要を御説明申し上げます。 昭和四十六年度の予定経費要求額は千七十一億六千六百十四万三千円でありまして、これを前年度予算額九百四十九億七千二百七十八万五千円に比較いたしますと、百二十一億九千三百三十五万八千円の増額となっております。 増額分の内訳を大別いたしますと、人件費百三億四千四百二十五万二千円、一般事務費十四億九千五百二十二万八千円
○伊藤政府委員 御指摘のとおり昭和四十六年度予算におきまして、判事補、検事の初任給に月額二万三千円の初任給調整手当がついたわけでございます。私どもはその成果が相当反映しておると思いますが、昨年検事に任官しました者は修習生から三十八名でございました。本年検事の任官を志望しております者が本日現在五十五名でございます。相当ふえておるように思っております。
○伊藤政府委員 昭和四十六年度法務省所管予算の内容について、概要を御説明申し上げます。 昭和四十六年度の予定経費要求額は、千七十一億六千六百十四万三千円でありまして、これを前年度予算額九百四十九億七千二百七十八万五千円に比較いたしますと、百二十一億九千三百三十五万八千円の増額となっております。 増額分の内訳を大別いたしますと、人件費百三億四千四百二十五万二千円、一般事務費十四億九千五百二十二万八千円
○説明員(伊藤榮樹君) 数字の問題でございますので、私から御説明申し上げます。お届け申し上げました契約内容にございますように、この交換契約は昭和四十一年に国庫債務負担行為をお願いをいたしまして御承認をいただきましたとき現在では、東京拘置所のあと地を売り払いまして、それと交換に合計六つの矯正施設を取得するということになっておりまして、その六つの中の一つに仮称多摩刑務所というのが入っておりました。これは
○説明員(伊藤榮樹君) 売り渡します東京拘置所のあと地の評価額は一平方メートル当たり十一万三千三百円でございまして、これは大蔵省当局におきまして各種の基準、たとえて申しますと相続税課税標準価格あるいは固定資産税課税標準価格、売買実例、その他の基準価格から割り出しました価額、これに対しまして、民間精通者といたしまして日本不動産研究所をはじめとします数社からの鑑定評価を得まして、これらを勘案し、さらに払
○説明員(伊藤榮樹君) 東京拘置所の処分によって得られます金額の約五十三億円、これに大体近い額の建物をちょうだいし、その差額が約六億六千万円でございます。これを現金で相手方から国庫へ納付していただく、こういう決済になっております。
○説明員(伊藤榮樹君) 正確な数字を申し上げますとたいへん端数がございますので、御理解に便なように多少まるくして申し上げますと、現在東京拘置所があります敷地を渡します際の評価額が五十三億六千万円余り、これに対しましてこれと交換に国が取得します施設が、黒羽刑務所、新東京拘置所、川越少年刑務所、浦和拘置支所、岡山刑務所、旭川刑務所、この六施設、合計いたしまして四十七億となるわけでございます。
○説明員(伊藤榮樹君) 刑務所の移転につきましては、将来とも御指摘のように次々起こるわけでございますが、たとえばいま御指摘の東京拘置所の問題をとりますと、現在小菅刑務所と申しておりますところがやがて東京拘置所になるわけでございます。しかしながら、建物が全部できてしまいませんと、現在小菅刑務所のありますところに東京拘置所という看板をかけることができないわけでございまして、したがいまして、設置法との関係
○伊藤説明員 現在、契約の相手方になっておりますのは、私ども法務省と、それから大蔵省の財務局系統の役所ということになっておりますので、社長の交代等につきましては、いずれもよく承知を申し上げております。ただいまお尋ねの中に事業計画が白紙に戻ったというお話がございましたけれども、私どもとしてはさようには聞いておらないのでございまして、役員の方の一部に、三十六階建ての従来の構想をもう一辺考え直す必要があるのじゃないか
○伊藤説明員 先ほど概略を申し上げました計画によりまして、現在東京拘置所のあります敷地は、その一部を東京都に移管しまして公園といたしますほかは、御指摘の新都市開発センターという会社に売り渡すわけでございます。新都市開発センターといたしましては、その譲り受けました地上に、現在までの計画によりますと、まずもって国が払い下げにあたりまして用途を指定いたしました、その用途指定にかかります高速道路のインターチェンジ
○伊藤説明員 御指摘いただきました案件は東京拘置所の移転問題に関連する一連の作業でございまして、昭和四十一年度に国庫債務負担の御承認をいただきまして、以来東京拘置所の敷地を財源といたしまして、現在小菅刑務所のありますところに東京拘置所、それから栃木県に黒羽刑務所、旭川の近傍に旭川刑務所、岡山に岡山刑務所、埼玉県に川越少年刑務所、浦和市内に浦和刑務所、以上の六施設を取得するという作業を進めてまいったわけでございます
○政府委員(伊藤榮樹君) 先ほど大臣もおっしゃいましたように、刑務所を移転しますと、職員の通勤等の問題が直ちに起こりまして、私ども、最も頭を痛めておるところでございます。福岡刑務所の場合におきましても、一応、相当の数の職員宿舎はつくっておりますけれども、やはり子供の通学等の関係から、福岡市内から通勤したいという者もございまして、そういう人にとっては、なかなかその通勤にめんどうをかけておりまして、たいへん
○政府委員(伊藤榮樹君) 御指摘のような事情でございますと、刑務所自体で刑務所外の道路を直すということもできませんので、結局町その他におすがりするというようなことに相なるわけでございまして、あまり歓迎されないと仰せになります刑務所がそこへ参りました上に、道路で御迷惑をかけるということはたいへん心苦しいわけでございますが、早速私どもでも実情を調査いたしまして、何とか改善の方途を講じてまいりたいと思います
○政府委員(伊藤榮樹君) 実は福岡刑務所周辺の道路事情、今日の時点でよく把握しておりませんので、たいへん申しわけないわけでございますが、刑務所構内の道路にまだ不完全な点がございますれば、なるべくすみやかに補修をいたしたいと存じております。また構外の町あるいは県で御管理になっております道路に関しましても、関係方面へ極力お願いをして直していただくように努力したいと存じます。
○伊藤政府委員 あるいはお尋ねいただいておることと食い違うかもしれませんが、私が理解しましたところでお答えいたします。 いわゆる建築交換の対象として渡します東京拘置所あと地の評価額が五十三億六千百万円余り、それから交換で受け取ります土地、建物、これが合計いたしまして四十七億四百万円あまりでございまして、その間の差金が六億五千七百万円、かようになっております。
○伊藤政府委員 東京拘置所の移転計画といたしましては、簡単に申しますと、現在の東京拘置所あと地を株式会社新都市開発センターに払い下げる。そのかわり新都市開発センターにおきまして東京拘置所、黒羽刑務所、旭川刑務所、岡山刑務所、川越少年刑務所及び浦和拘置所を建築いたしまして、これを国に引き渡たす。そういたしまして、その間の差金につきましては、これを現金で国庫に納めると、こういうことになっております。
○伊藤政府委員 金額もさることながら、これをどこへ持っていくか、その移転先が非常にむずかしいわけでございまして、そういう意味で、地元の絶大な御協力もございませんとこれはできませんので、金のことよりむしろそちらのほうが問題だと思います。
○伊藤政府委員 現在の東京拘置所のあと地のうちから、この黒羽の分に見合うものだけを交換するということになっておりまして、坪数にいたしますと、土地が二万四千六百九十八平方メートル余りでございます。
○伊藤政府委員 坪で申しまして、約六万坪ございます。
○伊藤政府委員 最近新しくつくっております拘置所あるいは刑務所の拘置監等にあります保護房の構造は、先ほど横路委員がおっしゃいましたような構造になっております。小菅の場合、まだテレビを取りつけるまではいっていないと思いますが、たとえば現在宇都宮の市内でつくっております小幡町の拘置所等におきましては、房にテレビを取りつけまして、まさに横路委員のおっしゃったようなものをこしらえておるわけなんです。
○伊藤政府委員 本来国が財産を取得いたします場合には、一般予算をもちまして購入するのが一般の姿でございましょうけれども、御承知のように矯正関係の収容施設というようなものを取得いたしますには、巨額の金額を要するわけでございます。そういたしますと、国のいわゆる予算規模、あるいは小さく申しますと法務省の予算規模というようなものから考えまして、非常な困難を生ずるわけでございます。そういう観点から建築交換方式
○伊藤政府委員 この計画の内容を計数的に申し上げますと、国のほうから売り渡します財産が、要するに東京拘置所のあと地の相当部分ということになるわけでございますが、五十三億六千百万円余りということに相なっております。これに対しまして交換で受け取ります財産、先ほど御説明申し上げました財産の評価額を合計いたしましたものが四十七億四百万円余りとなっておりまして、その間の差金が六億五千七百万円余り生じておるわけで
○伊藤政府委員 御承知のように、現在の東京拘置所は池袋の辺にございますが、戦後巣鴨プリズンというような名前でも呼ばれた時代があるわけでございます。ところで、かねてからこの東京拘置所につきましては、首都圏整備計画の遂行上障害になるということで、移転の要請があったわけでございますが、昭和三十三年に、この拘置所を移転すべきであるという旨の閣議了解がございましたので、当省といたしまして鋭意努力を傾けておったわけでございますが
○政府委員(伊藤榮樹君) 御指摘のとおり、大阪の入管事務所というのはたいへん手狭になっております。そのほかに、大阪にございます法務省関係の出先の中で、大阪法務局が、昭和二十五年の建築の木造庁舎で、継ぎ足しは若干しておりますけれども、相当狭くもうなっておりまして、これが整備が必要であるという状態でございます。また、近畿公安調査局、これが昭和二十六年の建築の木造でございますが、相当いたんでおります上に、
○政府委員(伊藤榮樹君) 私もしろうとでございまして、詳細を熟知いたしませんが、工事額にいたしまして約五百万円くらいのもので、やはりかれこれ一カ月くらいはボイラーがとまってしまうんじゃないかというふうに考えております。
○政府委員(伊藤榮樹君) 御指摘をいただきまして、たいへん恐縮でございます。先生の御指摘のように、昨年十一月ごろ現地から、いろいろ暖房用ボイラーのことで近隣から苦情が出ておるし、神戸市からも勧告を受けておるという実情の報告がございました。さっそく私どもでも現場を見まして、これは取りかえなければいかぬというふうに判断したわけでございますが、何せ取りかえ作業中暖房が切れてしまいますので、現在のところでは
○政府委員(伊藤榮樹君) 昭和四十五年度法務省所管予算の内容について、概要を御説明申し上げます。 昭和四十五年度の予定経費要求額は九百四十九億七千二百七十八万五千円でありまして、これを前年度予算額八百二十二億五千八百八十万六千円に比較いたしますと、百二十七億一千三百九十七万九千円の増額となっております。 増額分の内訳を大別いたしますと、人件費百五億四千九百八万五千円、一般事務費十七億七百九十五万七千円
○伊藤政府委員 昭和四十五年度法務省所管予算の内容について、概要を御説明申し上げます。 昭和四十五年度の予定経費要求額は、九百四十九億七千二百七十八万五千円でありまして、これを前年度予算額八百二十二億五千八百八十万六千円に比較いたしますと、百二十七億一千三百九十七万九千円の増額となっております。 増額分の内訳を大別いたしますと、人件費百五億四千九百八万五千円、一般事務費十七億七百九十五万七千円、
○伊藤説明員 検察庁で人を逮捕いたしまして拘置所に持ってまいりますときは、いつも手錠をかけて持っていっておるようでございます。
○伊藤説明員 先生御指摘の選挙違反事件についての報告を、私どものほうでも受けております。ただ、本日資料を持ってまいりませんでしたので、詳細は申し上げることができないのでありますが、その際逮捕いたしまして、拘置所までどのような方法で護送したか、こういった点につきましては、報告書がまだまいっておりません。そこで、いつどのような方法で護送しましたか、いま先生御指摘の新聞の写真によって初めて拝見したわけでございますが
○伊藤説明員 法務省としてどう考えるかというお尋ねでございますが、この補導施設は、おそらく文部省所管の施設ではないかというふうに、私、存ずるわけでございますが、そういう観点からしまして、法務省としてどう考えるかということは、ちょっとお答えしにくいように思うのでございます。また私自身、刑事局に属しております一介の課長でありまして、かりにこれが保護矯正関係の施設であるといたしましても、法務省としての意見
○伊藤説明員 先生の御質問につきまして、ちょっと誤解がございますようですから釈明申し上げますが、私、法務省の刑事課長でございます。警察ではございませんので、お断わりしておきます。したがいまして、先ほど申しあげましたように、警察庁において作成しております資料につきまして私から申し上げることは適当でない、かように考えておるわけでございます。ただ、私も一人の市民としては、先生の御指摘のようなことがあれば好
○伊藤説明員 お尋ねになりました中で出てまいりましたG資料というものが、警察庁でつくられておるということを私どもも承知いたしております。ただそれが関東一帯の暴力団関係のリストであるのか、あるいは全国のリストであるのか、そのあたりは私もしかと承知いたしておりません。その中に秋田三演という名前が載っておるかどうかということをただいま私記憶しておりませんが、かりに載っておるということを私が知っておりましても
○伊藤説明員 さようでございます。
○伊藤説明員 ただいま政務次官がお答え申し上げました際に、判決ということばをお使いになったのでございますが、これは正しくは不起訴ということでございます。その不起訴にいたしました事案は、先般当委員会でも御質問があった事件でございます。告訴人が佐藤英夫、それから被告訴人が柴田徳次郎にかかわります傷害の事件、これにつきまして去る五月十一日、暴行罪という認定をいたしまして、起訴猶予処分に付しております。
○伊藤説明員 まず最後の御質問に対してお答えいたしますが、この法律の別表乙号二十四号から金融緊急措置令による金融機関が削除になります以前におきまして、銀行あるいは相互銀行等にかかわる贈収賄のケースがある程度あったごとは事実でございます。手元にございます数字からいたしますと、信用金庫等と同じくらいあったように見受けられます。なお、昭和三十八年に金融緊急措置令の廃止に伴う本法の改正がありまして以後、銀行以外
○伊藤説明員 当時の経済罰則整備法の別表乙号から金融緊急措置令による金融機関を落とします場合に、ただいま申し上げましたように金融緊急措置令を廃止することに伴って必要最小限な改正をするということで、金融緊急措置令を廃止いたしますと、別表乙号の関係がどうなるかということで、別紙乙号に上がっておりました金融緊急措置令に基づく金融機関というものだけをさしあたり削除するということにされたわけでございます。もっとも
○伊藤説明員 御承知のように銀行、保険会社等につきましては、昭和三十八年の法改正で削除になったわけでございますが、削除になりましたのは金融緊急措置令を廃止する法律の附則によりまして廃止になったわけでございます。すなわち、金融緊急措置令の廃止に伴う一連の措置といたしまして廃止になったわけでございます。したがいまして、きょう参考人が御列席になっております関係の金融機関につきましては、金融緊急措置令と直接
○伊藤説明員 私どもで考えておりますのは、この法案の提案理由の御説明にも申し上げましたように、三年をこえる分、特に懲役刑を選択的にとります場合には、もっぱら故意犯と紙一重のようなものを考えておるわけでございます。実際に三年をこえて処断されるというケースにつきましては、かりにこの統計で申しますれば、二年以上の中で三年に近い部分で処断されておる者あるいは三年で処断されておる者、こういう者がそちらのほうに
○伊藤説明員 いま御指摘になりました十六という数字でございますが、私ども二年以上というところの欄以上の数を一応いまの御質問の趣旨に即してとればとりたいわけでございますが、それはともかくといたしまして、いま御指摘の点は、一応の筋として結果から見ますとそういうことも一応いえるわけだと思います。私どもは、この法改正の結果といたしまして、現実に三年をこえて処断されます者は、いま御指摘のように、たとえば三十七年度
○伊藤説明員 御指摘の統計表の数字でございますが、昭和三十八年あるいは三十九年度の統計が裁判所の関係で出ておりませんのは遺憾でありますけれども、ここ二、三年のうちに科刑状況が次第に上がってきておりますことは私ども関与いたしております者にとりましては顕著な事実でございます。それはさておきまして、いまこの統計上三十七年の数字を見ますと、横山委員御指摘のとおりでございます。しかしながら、これと同じ法定刑を