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184件の議事録が該当しました。

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1978-10-16 第85回国会 衆議院 内閣委員会 第2号

伊藤(圭)政府委員 現実の問題といたしましては、予備自衛官というのは自衛官の経験をした者の中から採用するわけでございます。したがいまして、これも強制するわけにはまいりませんので、希望者をとって編成するわけでございますが、私どもが四次防までの計画の中で考えておりましたのは、そういった退職者の中から、陸上自衛隊については四万五千人あるいは五万人程度の者によってそういった警備部隊というようなものは編成できるのではないかということを

伊藤圭一

1978-10-16 第85回国会 衆議院 内閣委員会 第2号

伊藤(圭)政府委員 一般軍事常識といたしまして、予備勢力というものが各国できわめて重視されているというのは事実でございます。自衛隊法ができますときにも、この予備勢力をどういう形で確保するかということが議論されまして、予備自衛官制度というものが自衛隊法の中で取り上げられているわけでございます。  この考え方といいますのは、有事におきます部隊運用を考えます場合に、いわゆる後方支援部隊というものの規模

伊藤圭一

1978-10-14 第85回国会 衆議院 外務委員会 第2号

伊藤(圭)政府委員 この領空侵犯につきましては、実は、最近は年間三百五十回程度、すなわち一日に一回ぐらいは上がっているわけでございますが、そのうちの三分の二程度北の方でございます。しかしながら、スクランブルで上がりますのが即領空侵犯ということではございませんで、私ども領空侵犯措置をするようになりましてから現在までに、六回領空侵犯が行われております。これはいずれも北の方が多いわけでございますが、

伊藤圭一

1978-10-14 第85回国会 衆議院 外務委員会 第2号

伊藤(圭)政府委員 昨日対馬海峡を通りましたのは、カシン級駆逐艦等四隻が通航いたしております。  御承知のように、ソ連極東海軍力というものは、この十年間にトン数にして七十万トンから百二十万トン、きわめてふえているわけでございます。その中で隻数は五百八十隻が七百五十隻ぐらいでございますから、そのトン数に比較して隻数がそうふえていないということは、大型化しているということだろうと思います。ということは

伊藤圭一

1978-10-13 第85回国会 衆議院 外務委員会 第1号

伊藤(圭)政府委員 ただいま申し上げましたように、中国飛行機というのはかなり古いものでございまして、いま先生がおっしゃいましたようにF1という飛行機の建造に着手いたしましたが、これは必ずしも成功したかどうかはわかりませんけれども、現在では打ち切られているようでございます。したがいまして、飛行機の性能の面からいきますと、これは断然ソ連の方がすぐれているというふうに考えております。

伊藤圭一

1978-10-13 第85回国会 衆議院 外務委員会 第1号

伊藤(圭)政府委員 諸種の資料から判断いたしますと、空軍力につきましては中国作戦機を約六千機持っているようでございます。それからソ連の方が同じく作戦機という範疇に入るものが八千六百機程度でございます。ただ、この内容からいたしますと、中国のいわゆる空軍機といいますか、飛行機の機種はかなり古いものだというふうに判断いたしておるわけでございます。

伊藤圭一

1978-10-11 第85回国会 参議院 予算委員会 第4号

政府委員伊藤圭一君) 武器を使用した際、これは申し上げましたように、内訓の方で指示してございますのは、いわゆる正当防衛あるいは緊急避難要件に該当するような場合ということでございますから、それによって何をしてよいということではないわけでございます。したがいまして、そのときにとりましたとっさの行動というものがその要件に該当するかどうかということは自衛隊としても判断はいたしますけれども、当然司法の判断

伊藤圭一

1978-10-11 第85回国会 参議院 予算委員会 第4号

政府委員伊藤圭一君) ただいま大臣から内訓の問題についてご報告いたしましたが、まず内訓というのは、防衛庁所掌事務に関しまして長官が発します規範的な命令でございます。この規範的な命令は、一般には訓令という形をとっておりますけれども、その中の秘密の取り扱いを要するものを内訓と称しているわけでございます。  防衛庁スクランブルに関します内訓を提出せよという御要望がございましたけれども、この訓令は次

伊藤圭一

1978-10-09 第85回国会 参議院 予算委員会 第3号

政府委員伊藤圭一君) それは、そのインータビューのときにどういう話をしたか記憶いたしておりませんけれども自衛権行使というのは当然のことながら総理大臣命令でございます。しかし、この領空侵犯措置、これは平時のことでございますが、空からの空襲になりましたときには、当然のことながらそこで自衛権行使防衛出動が下令されることになりますから、当然自衛権のそのもとでは行使ができるということでございます

伊藤圭一

1978-10-07 第85回国会 参議院 予算委員会 第2号

政府委員伊藤圭一君) 奇襲につきましていろいろ御議論がございます。しかし、この奇襲につきましては、それぞれのお考えのもとに奇襲という概念を印されているような向きもございますので、私どもが考えております奇襲というものの概念と申しますか、そういうものを申し上げてみたいと思います。  一般的に申しまして、わが国武力攻撃がなされるというような状況は、非常に国際状況が緊張した状況であろうと思います。したがいまして

伊藤圭一

1978-10-06 第85回国会 衆議院 予算委員会 第5号

伊藤(圭)政府委員 実は、この見解の中で述べてございます。いま先生がおっしゃいましたような奇襲というものは、第一項、第二項によりましてその奇襲に対処できるような態勢をとれるように法律上なっているというふうに私ども判断をしているわけでございまして、そういった奇襲に対抗するためには有事即応態勢を高めておく、すなわち、情報を的確に総理に上げ、総理が的確に御判断いただけるような通信機能を持っている、そういうことによっていま

伊藤圭一

1978-10-06 第85回国会 衆議院 予算委員会 第5号

伊藤(圭)政府委員 この奇襲対処の問題につきましては、総理大臣防衛出動命令が下令される前に何か突然奇襲を受けるというようなことがあった場合にどうするかということで、八月の内閣委員会等におきましていろいろ御議論がございました。そのときに私どもが御答弁申し上げましたのは、自衛隊員といえども生き残る権利といいますか、これは基本的な人権としてその対応はできるだろうという観点から御説明申し上げたわけでございます

伊藤圭一

1978-10-03 第85回国会 衆議院 予算委員会 第3号

伊藤(圭)政府委員 御承知のように、平時において現実任務を与えられておるのは航空自衛隊要撃任務でございます。その要撃任務を――領空侵犯措置任務でございます。その領空侵犯措置任務を果たすに当たりましての行動基準といいますか、そういうものを大臣命令で出しているのが内訓でございます。  しかしながら、いま先生は、すぐ撃てるような態勢になっているということをおっしゃいましたけれども、現に、領空侵犯措置

伊藤圭一

1978-10-03 第85回国会 衆議院 予算委員会 第3号

伊藤(圭)政府委員 平時におきます領空侵犯措置といたしましては、確認し、識別し、そして警告を発して、なおかつそれに従わないものは着陸をさせるようにということが内訓で示されているわけでございます。その際に、いわゆる正当防衛あるいは緊急避難要件に該当するような場合、相手が非常に攻撃姿勢をとってきたような場合には武器を使用してよろしいということを内訓で定めておりますが、御承知のように現在のような平時

伊藤圭一

1978-10-02 第85回国会 衆議院 予算委員会 第2号

伊藤(圭)政府委員 ただいままでの説明によりまして、先生が非常に広い範囲ではないかという御疑問を持っておられるようでございますけれども、私どもは、有事におきます自衛隊行動につきましては、現在の自衛隊法によりましてその行動基準あるいは権限等については定められております。しかしながら、御承知のように総理から防衛体制整備に努めよという御指示をいただいておりますが、私どもはこれを三つの要素に考えているわけでございます

伊藤圭一

1978-10-02 第85回国会 衆議院 予算委員会 第2号

伊藤(圭)政府委員 私どもが考えておりますのは、七十六条の第一項によりまして総理大臣防衛出動が下令される事態を考えておるわけでございます。しかしながら、この防衛出動が下令されるに当たって、その防衛出動ときわめて密接な関連のあります七十七条の待機命令の時点、その点も含めて研究したいと思っておりますが、治安出動関係については研究の対象といたしておりません。

伊藤圭一

1978-10-02 第85回国会 衆議院 予算委員会 第2号

伊藤(圭)政府委員 二十四年前当時のことはまだ私も詳しくは存じませんけれども、その当時はいわゆる海上自衛隊という形がございませんでした。したがって海上警備隊の時代であったと思います。したがいまして、海上警備隊というのは現在の海上保安庁の仕事のようなことをやっていたのではないかと思いますので、その間のいわゆる対応策というものは指示していたのではないかという気がするわけでございますが、詳しいことは、いま

伊藤圭一

1978-08-18 第84回国会 参議院 外務委員会 閉会後第1号

説明員伊藤圭一君) いま先生お話にございましたように、国の安全保障にとりましては、単に軍事的側面というものだけで私どもは考えているわけではございません。  で、わが国国防基本方針というのが昭和三十二年に国防会議において決定されております。その中の一番最初に挙げられておりますのが、近隣諸国との友好関係を確立するという外交を重視するということでございます。二番目に掲げてございますのは、いわゆる

伊藤圭一

1978-08-17 第84回国会 参議院 内閣委員会 閉会後第2号

説明員伊藤圭一君) これは順序を追って申し上げますと、防衛出動が下令されて、そしていわゆる武力行使ができるような態勢には入ると思います。その際に武力行使するというのは、いわゆる自衛権発動の三要件がございまして、急迫不正の侵害があった場合、それから他に方法がない場合、最小限実力行使する、これがいわゆる国権の発動による実力行使というふうに考えております。

伊藤圭一

1978-08-17 第84回国会 参議院 内閣委員会 閉会後第2号

説明員伊藤圭一君) ただいま大臣から御説明いたしましたように、いわゆる自衛隊部隊として行動するのは、あくまで七十六条に基づいて初めて行われるものでございます。このことは、御承知のように実力を持っている部隊というものが行動するに当たっては、慎重の上にも慎重な態度で臨み、そして政治の指導のもとに動くということを前提に防衛二法によって定められているものだと私どもは思っているわけでございます。一方におきまして

伊藤圭一

1978-08-16 第84回国会 衆議院 内閣委員会 第27号

伊藤説明員 ただいま先生から御指摘がございました二つの場合、海上におきます拿捕の問題と領空侵犯の問題について御説明申し上げます。  御承知のように、いろいろなケースがありますときに海上自衛隊は何をしているのだというような一部の国民の批判もございました。しかし、先生も御承知のように日本法律では、平時におきます領海侵犯に対する措置というものは、権限を持っております海上保安庁任務になっているわけでございます

伊藤圭一

1978-08-16 第84回国会 衆議院 内閣委員会 第27号

伊藤説明員 日本の安全にとりまして周辺諸国との友好関係というのが一番大事だと私どもは思っております。そういう観点から軍事情勢の分析を行っているわけでございますが、御承知のように、世界的に見ますると、超軍事大国でありますアメリカソ連が対峙しているという情勢がございます。しかしながら、この極東におきましては、アメリカ中国ソ連のいわゆる三極構造というような形になっていると思いますし、アメリカのいわゆる

伊藤圭一

1978-07-04 第84回国会 衆議院 決算委員会 第17号

伊藤説明員 まず、日本に対する侵略があるかないかという点につきましては、現状においてはきわめて公算が少ないというふうに私どもは考えているわけでございます。  しかし、先生も御承知のように、わが国防衛構想といたしましては、とにかく侵略未然に防止するというのが大前提でございます。そのためには、日本としてはそれなりの防衛努力をすると同時に、日米安保体制を維持していくということがこの未然防止に最もよい

伊藤圭一

1978-07-04 第84回国会 衆議院 決算委員会 第17号

伊藤説明員 先ほども申し上げましたように、これはいわゆる部隊運用研究でございます。したがいまして、個々の運用の実態というものを国会に御報告するという内容にはなじまない点もございます。しかしながら、日米防衛協力小委員会で現在研究をいたしておりまして、いわゆる防衛協力をやるに当たっての指針といいますか、そういったものは一応この秋ごろをめどにいままとめの作業に入っております。この秋ごろになりましたら、

伊藤圭一

1978-07-04 第84回国会 衆議院 決算委員会 第17号

伊藤説明員 ただいま御質問がございました中で、防衛庁計画体系の中でどれに当たるのだという御質問一つございました。そこから御説明申し上げてみたいと思います。  まず、この防衛研究というのは部隊運用研究でございますので、計画体系の中にございます計画とは直接関係はございません。しかしながら、この計画体系の中で、長期の見積もりから始まりまして中期見積もり中期業務見積もり等一連計画の中では、いま

伊藤圭一

1978-06-29 第84回国会 参議院 内閣委員会 閉会後第1号

説明員伊藤圭一君) いま三矢研究との違いという御指摘がございましたが、三矢研究の際には、いわゆる朝鮮半島におきます紛争が日本に及ぼしてきた場合に、日本としていわば総力戦体制といいますか、いわゆる制服が部隊運用するというだけではなく、全体としての戦う体制ということを念頭に置いてやったというのが当時大変指摘されまして問題になった点でございます。今回の防衛研究というのは、これは部隊運用研究でございまして

伊藤圭一

1978-06-29 第84回国会 参議院 内閣委員会 閉会後第1号

説明員伊藤圭一君) 日本に対する影響という御質問でございますが、私どもといたしましては、その軍事的な面についてお答え申す以外にないわけでございますが、軍事的に見ますと、御承知のようにソ連極東海軍力というものはきわめて増強されております。そして行動というものが活発になっております。さらには、極東におきますソ連基地の建設というものにきわめて力を入れているということも事実でございます。そのような背景

伊藤圭一

1978-06-29 第84回国会 参議院 内閣委員会 閉会後第1号

説明員伊藤圭一君) 択捉島周辺におきますソ連艦艇航空機動きから推定いたしまして、現在までの状況は、私どもが前から御説明いたしております状況と大きな変化はないわけでございます。御承知のように、五月の二十日ごろから約二週間にわたりましてソ連輸送機あるいは揚陸艦輸送艦でございますか、そういったものがぼつぼつと択捉島周辺に動いていったという事実を把握いたしております。  これがどういう意図のもとになされたかということでございますが

伊藤圭一

1978-06-13 第84回国会 参議院 商工委員会 第22号

政府委員伊藤圭一君) 五月の下旬から六月の初めにかけまして宗谷海峡におきますソ連艦艇通峡状況、あるいは択捉島周辺におきますソ連航空機動き、それから御承知のようにソ連から択捉島の付近におきまして危険水域の設定というような告示がございました。そういったような事象からいたしまして、択捉島周辺において演習が行われているという可能性もあるとは考えております。しかし、事実を確認していないというのが現状

伊藤圭一

1978-06-08 第84回国会 衆議院 内閣委員会 第23号

伊藤(圭)政府委員 御承知のように、海上自衛隊艦艇航空機あるいはレーダーあるいは監視所監視等によりまして、あらゆる情報をとる努力はいたしております。しかし、何といいましても、周辺諸国との間にトラブルが起きないというような方法が最も好ましいわけでございますから、余り近接することによって向こうとの軍事的なトラブルというものが起きないように配慮しながら、できる限りの努力を続けたいというふうに考えているわけでございます

伊藤圭一

1978-06-08 第84回国会 衆議院 内閣委員会 第23号

伊藤(圭)政府委員 これは大臣からもたびたび申し上げておりますように、日本周辺諸国軍事力動き、それからその意図、こういったものは日本のように専守防衛をやる立場からいたしますと、最も重要な問題でございます。私どもといたしましても、機材あるいは手段等できるだけ近代化をしてその動きをつかまえる努力をいたしております。先生も御承知のように、この情報というのは、ある一つ事象というものが直ちにわかるというものではございません

伊藤圭一

1978-06-08 第84回国会 衆議院 内閣委員会 第23号

伊藤(圭)政府委員 昨日来新聞に出ております択捉島周辺におけるソ連演習の件でございますが、実は私どもは御承知のようにいろいろな手段情報を得ております。たとえば海峡を通過する艦艇監視所から視認している、あるいはレーダー等によりまして航空機行動、あるいは通信情報によりましていろいろな軍事的な動きというものを把握いたしておりますが、実は昨日の新聞に報道された内容というのは、一昨日統幕議長がNTV

伊藤圭一

1978-06-06 第84回国会 衆議院 内閣委員会 第22号

伊藤(圭)政府委員 ただいま申し上げましたように、近代戦遂行能力というのは、攻守両面にわたってあらゆる手段を用いて独力で戦う力というふうに申し上げました。したがいまして、その中には当然たとえば攻撃的な兵器も含んでいるわけでございます。したがって、攻撃的兵器の中には核兵器というものも含まれるということは当然あるわけでございます。しかしながら、憲法九条の解釈におきます最小限自衛力という中で解釈上としては

伊藤圭一

1978-06-06 第84回国会 衆議院 内閣委員会 第22号

伊藤(圭)政府委員 ただいま法制局長官から御答弁がありましたが、従来法制局からの御答弁の中にございますように、攻守両面にわたる最新の兵器、あらゆる手段を用いて遂行される戦争、それを独力で行えるような能力というのが近代戦遂行能力でございます。したがいまして、あらゆる手段方法を用いるという中には、当然核の戦争能力も持っているということであろうと考えております。

伊藤圭一

1978-06-06 第84回国会 衆議院 内閣委員会 第22号

伊藤(圭)政府委員 いま法制局長官から御答弁があったと同じように考えております。いま先生がおっしゃっている中に、あるいは予防戦争というふうな意味で、そのおそれがあるときに、先に行って、攻撃する可能性があるものをたたくというようなことについては、そういうことはできないというふうに考えているわけでございます。

伊藤圭一

1978-04-13 第84回国会 参議院 法務委員会 第7号

政府委員伊藤圭一君) 昨日の二時ごろだったと思いますが、大臣総理のところに行かれましてF15とP3Cの生産の関係について御報告いたしました。そのときにこのお話があったようでございます。ちょうど私ども二時ごろ会議をいたしておりますところへ尖閣列島領海侵犯があったようだという連絡が内庁の方から参ったわけでございます。ただ、私どもといたしましてはその状況がわかりませんでしたものですから、直ちに私が

伊藤圭一