2017-05-23 第193回国会 参議院 外交防衛委員会 第20号
○伊波洋一君 今月、五月一日、ワシントンの戦略国際問題研究所CSISで、トランプ政権への日本の戦略というテーマで、日本から中谷元前防衛大臣、小野寺五典元防衛大臣、長島昭久元防衛政務官が参加してシンポジウムが行われました。三氏とも北朝鮮の核兵器と弾道ミサイルの開発が脅威であると述べながら、日本にとって中国も軍事的脅威であることを指摘。会場から、日本はそもそも北朝鮮と中国のどちらをより大きな軍事的脅威とみなしているのかという
○伊波洋一君 今月、五月一日、ワシントンの戦略国際問題研究所CSISで、トランプ政権への日本の戦略というテーマで、日本から中谷元前防衛大臣、小野寺五典元防衛大臣、長島昭久元防衛政務官が参加してシンポジウムが行われました。三氏とも北朝鮮の核兵器と弾道ミサイルの開発が脅威であると述べながら、日本にとって中国も軍事的脅威であることを指摘。会場から、日本はそもそも北朝鮮と中国のどちらをより大きな軍事的脅威とみなしているのかという
○伊波洋一君 世間的には、このような大綱、中期防の南西地域の防衛態勢の強化は中国の脅威に備えるものと理解されています。防衛大臣もそのように認識されておりますか。
○伊波洋一君 沖縄の風の伊波洋一です。 防衛省設置法等の一部改正案は、陸上自衛隊の迅速、柔軟な全国的運用を可能にする陸上総隊の新編、島嶼防衛を目的とする水陸機動団の新編、南西航空混成団の改編、水陸機動団が運用する水陸両用車AAV7の船舶安全法等の適用除外などが内容であり、南西諸島での島嶼防衛に向けたいわゆる南西シフトを重点とする改正を含むものです。 これまで自衛隊は、陸自西部方面隊が日出生台演習場
○伊波洋一君 千代田カントリー跡地の駐屯地の隊庁舎には地対空ミサイル部隊の群本部、司令部が入るということですが、宮古、石垣、奄美の統合司令部という理解でよろしいでしょうか。
○伊波洋一君 沖縄の風の伊波洋一です。 先日の委員会に引き続き、宮古島への陸上自衛隊配備をめぐる問題について伺います。 当初は、大福牧場に複数の施設から成る駐屯地が整備され、千代田カントリークラブは訓練場として使用する計画でした。しかし、昨年九月に若宮副大臣は、大福牧場への配備については断念し、千代田カントリークラブへ配備する意向を表明しました。 前回の確認ですが、大福牧場で予定していて千代田
○伊波洋一君 伊江島でできないというのは風向きとかいろんなことがあるというふうに聞いてはおりますけれども、しかし、やはり私たちは、沖縄はいろんな形で米軍基地負担があるわけですから、やはり政府として、通告もなく行われるものに対しては毅然としてやはりこれはいけないということをきちんと伝えなきゃいけないんだろうと、このように思っております。 そういう意味では、再発防止に向けては当然抗議をすべきだと思いますし
○伊波洋一君 先月も、四月二十四日に二〇一一年以来のパラシュート降下訓練を米軍は行っております。そしてまた、今回このように行うと。毎月のような形で恒例化する懸念があるというのが県民の大きな懸念であります。 そういう意味で、この例外という表現でありますが、例外というものはどのような基準で判断しているのか、そしてまた、今回その例外ではないと当たるものについて、そういう例外的に当たるか当たらないかという
○伊波洋一君 沖縄の風の伊波洋一です。 議題の租税関連条約については、二重課税の除去あるいは租税回避防止を目的とするもので、賛同できるものであります。 さて、昨日、五月十五日は沖縄返還から四十五年になります。七十二年前の沖縄戦で占領された沖縄が、二十七年間米軍統治、いわゆる異民族統治の後で返還をされたわけでございますが、これから四十五年たっても今なお米軍基地問題というものは沖縄では続いております
○伊波洋一君 ありがとうございます。 HACCPを前提に、食肉処理施設が相手国から輸出認定を取得しなければなりません。沖縄でも、輸出認定に対応できる食肉処理施設を整備していく必要があります。 農水省は、強い農業づくり交付金や輸出インフラ整備プログラムなど、施設整備を支援しております。食肉処理施設では、岩手、栃木、京都、宮崎がこの輸出インフラ整備プログラムのリストに載っており、それぞれの地域に輸出認定
○伊波洋一君 HACCPの導入については、施設設備の整備に多額の資金が必要とか、あるいはモニタリング、記録管理等の人的コスト等HACCP導入後の運用コストが大きいなど、中小企業を中心に支援を求める声も出されております。 政府としてHACCPの義務化や導入促進に向けて支援をすべきと考えますが、いかがでしょうか。農水省の方で答弁をお願いしたいと思います。
○伊波洋一君 沖縄の風の伊波洋一です。 本日で、一九七二年五月十五日の沖縄の施政権返還からちょうど四十五年目です。米軍統治下から日本国憲法の下に帰り、この四十五年で、教育、社会保障制度、社会インフラが整備され、発展し、沖縄も大きく変わりました。 一方、この四十五年間、今も変わらないのが米軍基地の重圧です。米軍統治下では米軍が住民の土地を取り上げて基地を建設していきましたが、今は、米軍に代わって日本政府
○伊波洋一君 現在、千代田カントリークラブ跡地に新たな陸上自衛隊を配備する計画が進められています。この新たに配備される部隊の構成はどのようになっていますか。
○伊波洋一君 このFPS7というのは今あちこちで換装されています。それでは、そのそれぞれの地区でも同様にこのような大規模な局舎が造られているということでいいのでしょうか。
○伊波洋一君 沖縄の風の伊波洋一です。 昨晩、嘉手納基地では僅か四時間前の通告で空軍特殊部隊の夜間パラシュート降下訓練が行われ、周辺自治体首長や住民から怒りの声が上がっています。さらにまた、昨晩は、コロラド州の空軍基地からF16戦闘機十二機が嘉手納に飛来し訓練をするということになりまして最後の二機が来たわけでありますが、このように米軍が沖縄県民を無視をして様々なことを取り組むということについては、
○伊波洋一君 沖縄の風の伊波洋一です。 米国の後退と世界の多極化により、アジア太平洋においては中国やインドが台頭しています。こうした国際関係に対応する新たな外交戦略が求められています。 安倍政権は、これまでどおりの対米協調重視を日本の国益と考え、総理自らが対中国包囲網を構築するという硬直的で誤った外交戦略に基づき、地球儀を俯瞰する外交を展開してきました。しかし、結果的に対中国包囲網はできておらず
○伊波洋一君 沖縄の風の伊波洋一です。 従来、二元外交や多元外交は否定的な意味で使われてきました。冷戦期やその後の国際関係においては、日本政府、外務省による対米協調重視の一元外交に一定の合理性があったかもしれません。しかし、米国の後退と世界の多極化により、外務省による一元的な外交だけでは機能不全になる場合もあります。例えば、トランプ・安倍会談の調整役となったのが経産省に依頼されたトランプ・タワーに
○伊波洋一君 本日は、御家族の思いをしっかり受け止めさせていただきました。私たちも、委員会としてしっかり頑張ってまいりたいと思いました。 ありがとうございます。
○伊波洋一君 沖縄の風の伊波洋一です。 本日は、参考人の皆様には貴重な御意見、特に御家族の皆様の悲痛な思いを直接に聞かせていただき、深く受け止めさせていただきました。ありがとうございます。皆様の思いを受け止めて、政府や国会が取り組むことが大切だと考えています。 私が最後の質問になりますが、これまでも委員からそれぞれの家族の皆さんの思いをお聞きをしておりますけれども、家族の皆様の御三方に、限られた
○伊波洋一君 約で言っていますが、大型は二十三個ではありませんか。
○伊波洋一君 お手元の資料のように、邦訳もされておりまして、朝日新聞も報道いたしました。具体的に局長等の名前も出ております。そういう意味では、この詳細についてはそのとおりであっただろうと思います。 しかし、私たちはやはりこのようなことがあってはならないと思いますし、今アメリカはエアシーバトル構想というこの述べられている時点の構想を放棄して、いわゆる中国との戦争、全面戦争でありますが、現在は第一列島線
○伊波洋一君 沖縄の風の伊波洋一です。 議題となっております四条約は、生物資源を守り適正に管理することを目指しており、賛同できるものです。 現在、沖縄県名護市辺野古崎では貴重な大浦湾の自然環境を破壊して新たな米軍基地建設が強行されようとしています。辺野古、大浦湾一帯は世界の生物多様性のホットスポットの一つと認識されている、日本でも生物多様性が特に高い地域です。 資料のように、二〇〇九年十月十五日東京発米国
○伊波洋一君 北朝鮮が望んだ直接米国との対話というのが今軍事的対話になって表れているわけですけれども、それも一つはそういう意味ではその結果だと思うんですが、今おっしゃるように、ここにも書いてありますように、金正恩体制にも行動原理がある、それから彼らなりの合理性があるということを考えると、一体北朝鮮というのはどういう形で自分の国を、将来を見据えているとお考えですか。
○伊波洋一君 ありがとうございます。 時間が限られていますので次に移りますけれども、平岩参考人にお伺いします。 北朝鮮が外交関係を樹立している国は結構多いわけで、マレーシアでの金正男事件というものは、マレーシアがいかに北朝鮮に観光客を送っていたかということが報道で知ることになりましたけれども、金正恩体制であっても、北朝鮮の外交というチャンネルでの国としての対応というものがやはり一応は正常に動いているというふうに
○伊波洋一君 沖縄の風の伊波洋一です。沖縄から選出されております。 まず最初に、今日は、本当に三名の参考人の皆さん、いろいろ貴重なお話ありがとうございました。 李英和参考人に聞きたいんですけれども、今日は大変厳しい現実の話を聞かせていただきましたが、ただ、それが事実であるならば、アメリカも中国も当然承知をしているということだと思います。その上で、オバマは忍耐、トランプは強い圧力で、基本的にはソフトランディング
○伊波洋一君 私も確認をしたんですけれども、予算措置は一円もされていません、全国で。要するに、国民保護法というのはあるけれども、逃げる取組というのは、あるいは保護する取組というのは本当は何も行われていない。ただ、パターンだけが作られている。 そういう中で、戦争をするんだというような意気込みで基地を造ったり、あるいはそういう姿勢で取り組んでいくこと自体がやはり国民に対しては無責任ではないかと、このように
○伊波洋一君 先ほど核シェルターの話もありましたけれども、例えば核シェルター、あるいは例えば防空ごう、例えば避難する手段の船舶、その一切は行われていません。予算措置もされていません。パターンを作りましょうと言うだけの話です。 それで、現実にいよいよあしたミサイルが飛んでくる、あるいはいよいよ事態が起こると、そういうときに、政府はパターンを作ったから避難できるでしょうと言えるんですか。
○伊波洋一君 沖縄の風の伊波洋一です。 質問に入る前に、本日午前中に辺野古で作業員が砕石をクレーン車で海中に投下したと報道されています。今後、石材を海中に積み上げて埋立区域を囲う護岸を造り、埋立てを開始しようとするものです。県民の民意を無視して工事を強行することに対し、沖縄の風として強く抗議をいたします。 翁長沖縄県知事は、あらゆる手法で工事を阻止すると表明しています。辺野古の埋立ては、沖縄県の
○伊波洋一君 この進展がなかなか目に見える形でないというのが現状ではないのかなという感じがしております。私は、やはり現在スクランブルの回数が極めて多くなっていること等を踏まえれば、このことを早く実現することはとても大事ではないかと思います。 防衛省にもう一度伺いますけれども、このような海空連絡メカニズムが機能していけば、今の発進回数であるようなスクランブルというものに対しては何らかの緊張緩和の効果
○伊波洋一君 お手元に資料も提示をしてございますが、緊急発進の対象となったロシア機及び中国機の飛行パターン例を見ると、二十八年度中に尖閣に接近したのはロシア軍機であり、中国機の飛行は尖閣までは及ばないコースでの訓練であり、挑発的な意図は希薄なようにも思われます。 しかし、米国では、米国議会の委員会や議会調査局の報告などでも、尖閣問題など日中間の衝突に米国が巻き込まれるリスクを懸念する議論が繰り返されています
○伊波洋一君 沖縄の風の伊波洋一です。 議題となります三条約ですが、今や日常生活に欠くことができない情報技術製品、ITAと拡大ITAの貿易の合計額では、日本にとって中国が、輸出の二五・四%、輸入の一七・九%を占めています。また、Eコマースの進展に係る郵便に関する二条約に関して、越境ECにおける中国市場は、十一月十一日、独身の日の爆買いネット商戦でも日本製品のターゲットとしては大きな可能性を秘めており
○伊波洋一君 ありがとうございます。 あと少しだけありそうですので。 確かに今、中国の力による現状変更というものにおいて日本はかなり議論しているわけですけれども、戦後の世界を見ますと、やはり、これまでアメリカあるいはソ連、ロシア、イスラエル、この三者が一番武力を使って攻撃をしてきた主体ではないのかなという感じがするんですが。カーター大統領が共和党の大統領は戦争をよくしてきたということを、本書いてありますけど
○伊波洋一君 ありがとうございます。 次に、伊藤参考人にお聞きしたいと思いますが、安全保障の備えというものが、いざというときにはこれは必要だということは冒頭からのお話で分かるんですけど、日本は独立して以来、一九五二年のサンフランシスコ条約で独立して以来、日米安保の下にありまして、そのときから日本はアメリカ経済に助けられて、高度成長を経て今日に至っていると思います。 そういう意味では、安全保障と経済
○伊波洋一君 沖縄の風の伊波洋一でございます。 本日は、参考人の皆さんには貴重なお話とそれから資料等を提供いただきまして、ありがとうございます。 最初に、フクシマ参考人にお聞きしたいと思うんですが、米中関係についてですけれども、米中戦略対話など、本当に米中の間では頻繁な政治あるいは軍事的なところの交流も含めて進んでいますが、資料によりますと、米国人の中国に対する感覚というのは、好意というのは日本
○伊波洋一君 それでは次に入りますけれども、グアム移転等について伺います。 政府は、二十年以上前のSACO合意を理由に普天間基地の危険性除去についても辺野古が唯一と言っていますが、アメリカの連邦議会の議論は全く違います。沖縄の海兵隊を取り巻く状況は、兵力は移転できないとされた一九九六年のSACO合意から大きく変わりました。二〇〇六年には八千人の海兵隊が家族九千人と一緒にグアムに移転することが日米合意
○伊波洋一君 私たち沖縄においては、過重な基地負担の中で新たなこのような英国軍隊が更に基地を使用することに対して大変懸念を持っております。さらに今回の答弁では日英共同訓練、ガーディアン・ノースはまたそれとは違う趣旨で行われたというふうに理解しているんですが、それについて少しお話しいただけませんか。
○伊波洋一君 沖縄の風の伊波洋一でございます。 本日は、総理質疑も予定される中、沖縄の米軍基地問題も含めて質疑したいと思います。 ACSAは、一五年の新ガイドラインの求めに応じて強行された安保法制により、共同訓練や共同作戦が増加することを踏まえて制定されるものです。 そうした中で、英国海兵隊員が在沖米海兵隊、キャンプ・シュワブやハンセンにおいて訓練に参加をしていたと二〇一六年七月に報道されました
○伊波洋一君 ありがとうございました。 菅原参考人に次にお聞きしたいんですけれども、今日はいろいろ提言もされていらっしゃいますが、日本の海外への取組としてはJICAなどが大きくあるわけですけれども、いわゆるここで提起されている民主化の支援とかあるいはそういう取組が、国内的には政府あるいは国としてやっているという状況ではないんでしょうか。それ、国として、日本の国がどの程度のことを支えているのかということについてのもし
○伊波洋一君 ドイツにおいては、教育の場でいわゆる戦争中からの近代教育の時間が極めて多いというふうに聞いています。そういうようないわゆる関わりも、このような国内での政治教育の観点でいうと財団が関わることもあるんでしょうか。
○伊波洋一君 沖縄の風の伊波洋一でございます。 私は、沖縄から参議院に出ております。その中で、今日は御三名の方から貴重なお話承って、本当に有り難く思っております。 じゃ、少し質疑をさせていただきますが、サーラ参考人にまずお聞きしたいと思いますが、この政治財団というものは、私初めて知ったんですけれども、例えば今、SPDの政治財団、それぞれ政党というものがあるようですから、その政党の価値がそれぞれあるんだろうと
○伊波洋一君 是非、両会議、協議会共に沖縄の負担軽減のために早急に開催をして取り組んでいただきたいと思います。 さて、先週土曜日、三月二十五日、名護市辺野古のキャンプ・シュワブゲート前で三千五百名を超える県民が参加をして、違法な埋立工事の即時中止、辺野古新基地建設断念を求める県民集会が開催されました。翁長沖縄県知事も辺野古での同県民集会に初めて参加し、沖縄の新しい闘いがまた始まるということで私も参加
○伊波洋一君 私も設置当時から歴代大使にお会いしてきました。米軍基地に対する沖縄県民の声を受けて、在沖米軍など米側へ改善すべきことを伝えて改善していくことが主要な目的の一つです。 一方、現状は沖縄事務所への米軍関係抗議件数が年々増えて、二〇一四年九十七件、一五年百五十二件、一六年二百四十一件に上ると報じられるように、その目的が十分に果たされているとは言えない状況だと思います。是非ここら辺についてはまたこれからも
○伊波洋一君 沖縄の風の伊波洋一です。 在外公館法案については、沖縄の風としても賛同いたします。 沖縄にも特命全権大使がいます。先月、二月二十五日、岸田外務大臣の主催で那覇において外務省沖縄事務所の開設二十周年式典が行われました。 外務省沖縄事務所の設置経緯、目的はどのようなものでしょうか。
○伊波洋一君 一つでも具体的に求償を行った事例があれば、もし紹介いただけたらと思います。今提供できなければ、是非委員会にお願いしたいと思います。ありますか。
○伊波洋一君 皆さんのお手元に五・一五メモのコピーがございますが、一九七二年五月十五日に沖縄県民は念願の日本復帰を果たしたわけでありますけれども、残念ながら基地はそのまま存続されました。それらの基地は、一つ一つが本来の米軍の基準やあるいは安全基準などが考慮されて造られているわけではありません。それが今日まで続いている。普天間飛行場はその最たるものであります。 米太平洋海兵隊司令部のインタビューや、
○伊波洋一君 沖縄の風の伊波洋一です。 普天間飛行場の危険性除去について伺います。 三月九日の委員会質疑では、日米地位協定に伴う航空特例法により米軍飛行場には航空法第三十八条一項の適用がないことから、滑走路端安全区域、RESAを含む航空法上の安全基準が適用されないことが確認されました。では、なぜ普天間が飛行場として通用しているのか。 普天間飛行場が現在まで安全性を無視して使用されているのは、一九七二年五月十五日
○伊波洋一君 ただいま答弁ありましたが、五千名のうち四千名が沖縄から行くわけでありますが、残りのものが不明であるということです。米軍の環境影響評価を分析すると判明することですが、当初計画と変更された現行の計画との相違、沖縄から移転する部隊名、規模、建設される施設等、国会に対して具体的にやはり明らかにしていただかないといけないと思います。 また、昨日は明確に御答弁いただけませんでしたが、ハワイと米国本土
○伊波洋一君 グアム移転は、二十八億ドル、三千百六十四億円もの国民の税金を支出する事業です。是非、二〇一〇年の当初計画と二〇一五年の補足的評価で示された計画との相違を具体的に明らかにしていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。
○伊波洋一君 沖縄の風の伊波洋一です。 沖縄からの米海兵隊のグアム移転ですが、二〇一二年四月の2プラス2共同発表で再編計画が調整され、日本政府の負担も、融資を含む計六十・九億ドルから融資を除く真水二十八億ドル、三千百六十四億円の直接財政支援に変更されました。このうち五億ドルはグアム本島訓練場と北マリアナ諸島連邦訓練場の整備費用です。 来年度の防衛省予算では、在沖縄米海兵隊のグアム移転関連経費として
○伊波洋一君 政府は、後で質問しますけど、当初司令部だけが移るんだと、このように説明をしておりました。実戦部隊は移らないんだと。 しかし、皆さんにNHKの映像資料の添付をしておりますけれども、米太平洋海兵隊司令部長期運用担当のスミス大佐は、グアムはアメリカと太平洋地域の多くの国々との安全保障上の協力活動のハブとなる、さらに、沖縄は発展を遂げいろんなものが基地のフェンスに迫るようになってきた、三十年
○伊波洋一君 私の方からも付け足しますと、二〇一五年八月の補足的環境影響評価、これは皆さんのお手元の資料二枚目の方に国会図書館で作った資料がございます、は、グアム政府と連邦議会の反対を受けて、今申し上げた2プラス2共同発表で再編計画が調整されたことによって改めて環境影響評価が再評価されたものです。ここにありますように、図で示したように、二〇一〇年の最終影響評価報告書は補足以外については有効だと、今防衛大臣
○伊波洋一君 沖縄の風の伊波洋一です。 防衛省のPKO日報隠蔽問題については、防衛大臣も統幕長も責任を免れないと考えております。沖縄の風として、しかるべき段階での両者の辞任を求めます。 さて、沖縄で九六年のSACO合意による基地返還がいまだ実現しない中で、二〇〇五年、六年の日米再編合意で在沖海兵隊八千名と家族九千名の国外移転が合意されました。これがグアム移転です。しかし、グアム住民の反対と米国連邦議会上院
○伊波洋一君 抑止力のために沖縄県民が危険にさらされてはならないと思いますし、普天間飛行場の危険性をそのまま放置してはならないと思います。 仲井眞前知事は、普天間の五年以内の運用停止を求め、政府も県民に約束をしていたはずです。その後の菅官房長官は、五年以内は、一四年二月から五年をめどとすると。つまり、一九年二月頃までと明らかにしました。 そこで防衛省にお尋ねしますが、普天間の五年以内運用停止は履行
○伊波洋一君 ありがとうございます。 来年は日中友好条約締結四十周年です。今年と来年を大切にして、日中友好の動きを是非つくり出していただきたいと思います。 次に、日米首脳会談では、二月十日の共同声明がございます。その中に、「辺野古崎地区及びこれに隣接する水域に普天間飛行場の代替施設を建設する」と、それと、また、「これは、普天間飛行場の継続的な使用を回避するための唯一の解決策である。」と書かれています
○伊波洋一君 沖縄の風の伊波洋一です。 沖縄県民を含め日本国民の生命を危険にさらす北朝鮮の弾道ミサイル発射訓練に対し、沖縄の風として抗議の意思を表明いたします。 今国会でも、主に沖縄の関係する問題を取り上げてまいります。 岸田外務大臣は所信で、「日中関係は最も重要な二国間関係の一つです。日中国交正常化四十五周年に当たる本年、戦略的互恵関係の下、様々な分野での対話、協力、交流を強化します。」と述
○伊波洋一君 ありがとうございました。 ODAの場合は無償のODAというのもあるんですよね、たしか。それはどのくらいの額になっているんでしょうか。
○伊波洋一君 ありがとうございます。 九九年のハーグ平和会議のときにはコフィー国連事務総長も来られて、それからツツ大主教などのノーベル平和受賞者も来られている会議もあって、その中で、NATOが爆撃をするというその時期に、今、先ほどの国連が思っている平和をつくるという意味はそういうことも含めてやっていくというような流れがいろいろ議論がされておりましたが、東ティモールも独立をしたりですね。 そういう
○伊波洋一君 沖縄の風の伊波洋一でございます。 今日は、御三名の参考人のお話、とても私たちが知らないことをいっぱいお話をしていただいてありがとうございます。 まず最初に川端参考人にお伺いしたいと思いますけれども、沖縄は今でも、ジュネーブの人権委員会など、国連に行く機会があるところなんです。私自身、一九八八年の第三回国連軍縮総会や、あるいは九九年の、これは国連ではないですけど、ハーグ平和市民会議などに