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106件の議事録が該当しました。
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該当会議一覧(1会議3発言まで表示)

1986-05-16 第104回国会 衆議院 決算委員会 第8号

伊原参考人 お答え申し上げます。  筑波万博のために費やされた金は、関連公共事業投資も含めますと六千数百億円になるわけでございますが、その中で財団法人国際科学技術博覧会協会建設費及び運営費として費やした金は一千億を超えるわけでございます。  その中で、特に運営費につきましての収支、これは先生の御覧間のポイントかと思われますが、中間段階におきまして約八十四億円の剰余金が見込まれております。

伊原義徳

1983-04-19 第98回国会 参議院 外務委員会 第7号

参考人伊原義徳君) 先生指摘の問題の一つといたしまして、困っておるという表現は適当でないかもしれませんがやや問題がございますのは、現在博覧会知名度が必ずしも一〇〇%ではないということがございます。したがいまして、博覧会協会といたしましては関係省庁の御支援もとにさらにこの知名度を上げるという努力をいたさなければいけないわけでございます。幸い四月一日には、皇太子殿下国際科学技術博覧会名誉総裁

伊原義徳

1983-04-19 第98回国会 参議院 外務委員会 第7号

参考人伊原義徳君) 国際博覧会協会事務総長伊原でございます。  博覧会準備状況につきましては昨年の四月にこの場で御説明機会をいただきまして、その後の進捗状況を簡単に御報告申し上げたいと思います。  まず、会場建設につきまして、これは「人間・居住・環境科学技術」と、こういうテーマでもございますので、会場及びその周辺自然環境をできるだけ保ちながら博覧会にふさわしい会場計画をつくる、こういう考

伊原義徳

1982-04-20 第96回国会 参議院 外務委員会 第7号

参考人伊原義徳君) 観客宿泊につきまして、私どもではいろいろ関係方面の御協力をいただきながら調査を進めてまいったわけでございますが、残念ながら会場周辺にはホテル、旅館等宿泊施設はそれほど収容能力の大きいものはたくさんはございませんで、たとえば会場から三十キロメーターぐらいをとりましてへその範囲内でちゃんとした宿泊施設を持っておりますのは、一日当たり二千人程度ではないか、こう考えております。できますれば

伊原義徳

1982-04-20 第96回国会 参議院 外務委員会 第7号

参考人伊原義徳君) 会場計画を私どもが設定いたします場合に、先生指摘のような観点が非常に議論になりまして、具体的にどう対応するかということでございますが、まず一つには、予想されます入場者数展示館床面積との関係で、できるだけ床面積を広く余裕をとって設けたい、こういう配慮をいたしたわけでございます。いま一つ観客の動き、動線と称しておりますが、観客動線につきましていろいろ勉強をいたしておりまして

伊原義徳

1982-04-20 第96回国会 参議院 外務委員会 第7号

参考人伊原義徳君) 民間出展につきましては、三月中旬に東京と大阪説明会を開かせていただきました。大変な盛況でございまして、特に中小企業の御関係の方が三分の一以上、こういう状況でもございました。それを踏まえまして、四月十六日から一カ月間受け付けをさせていただいておりますが、本日現在におきまして十一社がお申し込みをいただいております。これで先ほど先生の御指摘床面積六万平方メートルのほぼ半分はいままでの

伊原義徳

1981-12-16 第95回国会 参議院 決算委員会 閉会後第1号

参考人伊原義徳君) 特別措置法に基づきます収入は、自己資金の乏しい私ども協会にとりまして、大変貴重な財源でございます。したがいまして、これらの収入確保について関係先にいろいろお願いいたしておりまして、最大限の御協力をお願いしておるということでございます。  収入確保の目標といたしまして、これは大阪万博沖縄海洋博の実績がそれぞれございますので、その辺を参考といたしまして、妥当と考えられる額、あるいはそれ

伊原義徳

1981-12-16 第95回国会 参議院 決算委員会 閉会後第1号

参考人伊原義徳君) 会場計画をできるだけ早く策定すべきであるという先生の御指摘はまさにそのとおりでございまして、私どももいろいろ専門の方の御意見もお聞きしながら、鋭意検討を進めておるところでございますが、ただ、いろんな関係調査を十分いたしまして、その辺のすべてを十分問題点を詰めて、初めて外にお示しできる計画になると、こう考えておりますので、いろいろな案はいま中では練っておりますけれども、外にお

伊原義徳

1981-12-16 第95回国会 参議院 決算委員会 閉会後第1号

参考人伊原義徳君) 国際科学技術博覧会協会事務総長を拝命いたしております伊原でございます。  先生のただいまの御質問につきまして、まさに御指摘のように非常に重要な問題が、先般の関係閣僚会議でまだ御決定いただいていないものが幾つかあるということでございますが、これらの問題につきましては、すべてが関係省庁の御指導、あるいは茨城県の御指導、御方針に従って進めていかなければいけない、こういう性格仕事でございます

伊原義徳

1981-04-17 第94回国会 参議院 科学技術振興対策特別委員会 第4号

参考人伊原義徳君) 入場者開催期間中にどれくらい入るかということにつきましては、いろいろ事前の予測も行っておりますし、今後とも定期的な調査予測をいたしたいと思っておりますが、政府の方の御決定では半年間で約二千万人と、こういうことになっておるわけでございます。その場合、過去の例で申しますとピークのとき、たとえば、二十日ぐらいが全体の入場者についてどれくらいの割合になっておるかという調査がございまして

伊原義徳

1981-04-17 第94回国会 参議院 科学技術振興対策特別委員会 第4号

参考人伊原義徳君) 先生指摘のとおり、この博覧会を開きます大きな趣旨一つ筑波研究学園都市を大いに国内のみならず世界に紹介すると、こういうことであるわけでございまして、その関係筑波研究学園地区が広い意味での会場的なものとして扱われるべきであるということは、私どもいろいろ考えさせていただいておりますが、ただ研究業務の遂行の妨げにならないような配慮も当然いたさなければいけないわけでございまして

伊原義徳

1981-04-17 第94回国会 参議院 科学技術振興対策特別委員会 第4号

参考人伊原義徳君) 国際科学技術博覧会協会事務総長伊原でございます。  まず、お答え申し上げます前に、この博覧会準備並びに運営につきまして責任の一翼を担っております博覧会協会といたしまして、私ども仕事に対しまして国会挙げての御指導、御支援をいただいておりますことにつきまして厚く御礼を申し上げます。  ただいま先生の御質問の御趣旨は私どもといたしましてもまことに重要な点ということで、従来から基本構想

伊原義徳

1981-03-19 第94回国会 衆議院 科学技術委員会 第4号

伊原参考人 基本構想の作成につきましては、広く各界の御意見もとにして原案をつくったわけでございますけれども、さらに広く各界の御意見をお伺いして、いまの原案をさらによりよいものにしたいというのが私どもの考えでございます。そういうことでございますので、いまいろいろ各方面からの御意見を承りつつあるところでございますので、それをもとにさらに手を加えていきたい、こう考えております。

伊原義徳

1981-03-19 第94回国会 衆議院 科学技術委員会 第4号

伊原参考人 私ども協会仕事は、一口に申しますと、博覧会準備をいたしまして開催運営をする、こういうことでございます。  この博覧会は御承知のように国際条約に基づく博覧会でございますので、まず国際的な手続が必要でございます。国際条約関係の組織といたしまして博覧会国際事務局というものがパリに本部がございますが、まずその手続を行うわけでございます。それから次に、どういう性格博覧会にするかということにつきまして

伊原義徳

1981-03-19 第94回国会 衆議院 科学技術委員会 第4号

伊原参考人 先生指摘のように、この博覧会国民のすべてに開かれたものであるということは非常に重要なことでございまして、博覧会経営基本方針一つでもございます。そういう観点からいたしまして、この経営に参加するための幅の広い国民各層からの支援ということについて、私どもも今後さらに、協会役員構成につきまして具体的な御提案ございましたら、十分検討させていただきたいと思っております。

伊原義徳

1981-02-26 第94回国会 衆議院 科学技術委員会 第3号

伊原参考人 博覧会を成功させるためには観客輸送対策がきわめて重要なポイントであるということは先生指摘のとおりでございます。協会といたしましても、関係各界権威者から成ります輸送対策委員会を設けまして、目下鋭意検討を行っております。  現段階での中間的な状況をざっと御説明申し上げますと、入場者予定数二千万、これのうち約半分は道路、あとの半分は鉄道、こういうことで考えております。鉄道につきましては

伊原義徳

1981-02-26 第94回国会 衆議院 科学技術委員会 第3号

伊原参考人 基本構想原案と申しますのはこれが最終案ではございませんで、さらに各方面の御意見をいただきまして最終の成案を得たいと思っておるわけでございます。したがいまして、これから先もいろいろ、政府並びに地元の市町村その他関係民間団体の御意見も十分踏まえまして、さらによりよい基本構想にいたしたいと思っております。  現在の原案におきましては、谷田部町の主会場、これがもちろん中心でございますけれども

伊原義徳

1981-02-26 第94回国会 衆議院 科学技術委員会 第3号

伊原参考人 財団法人国際科学技術博覧会協会事務総長伊原でございます。  本日は、国際科学技術博覧会準備及び運営のために必要な特別措置に関する法律案の第一回審査に当たりまして、博覧会事業実施者立場からの意見を申し上げる機会をいただきましたことを大変ありがたく思っております。私ども協会といたしましては、昭和六十年の開催準備運営に全力を尽くす覚悟でございますので、何とぞ今後ともよろしく御指導

伊原義徳

1977-05-26 第80回国会 衆議院 科学技術振興対策特別委員会 第17号

伊原政府委員 ただいま先生の御指摘ございました原子力委員会の御意見につきましては、実は委員会事務局立場としての当時の原子力局というものが、事務局としての十分のお手伝いを申し上げない形で内閣の方に意見が出たというふうに承知をいたしておりますので、内閣の方に連絡をいたしまして、私どもとしてもそれを十分承知いたしたいと考えております。

伊原義徳

1977-05-26 第80回国会 衆議院 科学技術振興対策特別委員会 第17号

伊原政府委員 ただいまの大臣の御答弁並びに原子力局長答弁を補足させていただきますが、いままで意見聴取ということでは、行政懇談会の場におきましても、原子力委員会学術会議、全漁連、関西主婦連中立労連等広く各界からの御意見聴取があったほかに、科学技術庁におきましても、大臣がみずから主宰をされまして、有識者との懇談会をしばしば開かれた。さらには関係省庁連絡会議を開きまして、広く意見を取り入れるような

伊原義徳

1977-05-26 第80回国会 衆議院 科学技術振興対策特別委員会 第17号

伊原政府委員 ただいまの与謝野先生の御指摘は、非常に重要な問題を含んでおると思うわけでございます。私どもといたしましては、原子力施設、特に再処理のような非常に高レベル放射性物質をたくさん含んでおる施設に対しての安全につきましては、その計画の当初から安全確保に非常に精力を使っておるわけでございまして、そのために、たとえば昭和四十四年には安全性基本について原子力委員会において十分な審査が行われておる

伊原義徳

1977-05-25 第80回国会 衆議院 科学技術振興対策特別委員会 第16号

伊原政府委員 従来の原子力委員会で持っておりました機能を二つに分けるというのが基本的な考え方でございまして、新しくできまする原子力委員会、それと原子力安全委員会、したがいまして、端的に申しますとこの二つ委員会を足して一本にいたしますと、従来の原子力委員会基本的には変わらない、こう御理解いただきたいと存じます。

伊原義徳

1977-05-25 第80回国会 衆議院 科学技術振興対策特別委員会 第16号

伊原政府委員 原子力行政懇談会の御意見を実質的にはおおむねほとんど取り入れたというふうに、一言で申せば言えるかと思います。ただし、行政部局サイドはその行政懇の御意見をうのみであるかということの御質問の御趣旨でございますとすれば、そういうことではございませんで、私どもといたしましては、この行政懇の御意見を踏まえまして、私ども立場からも十分検討いたしましてこの法案を御提出申し上げた次第でございます。

伊原義徳

1977-05-18 第80回国会 衆議院 科学技術振興対策特別委員会 第14号

伊原政府委員 行政懇談会の御意見といたしましては、遅くとも昭和五十二年度からこの新しい体制が実施されることを要望する、こうなっておりますので、私どもといたしましては、ぜひ五十二年度からこれが実施に移るということを期待いたしまして、この法案の御審議をお願いいたしておる次第でございます。  なお、先ほどちょっと申し落としましたが、原子力船むつ」につきましては、これは実用舶用炉ではない、こういうことで

伊原義徳

1977-05-18 第80回国会 衆議院 科学技術振興対策特別委員会 第14号

伊原政府委員 この法律案が御審議の結果成立をいたしました暁におきまして、いつからこれが施行されるかという問題を含めて御答弁申し上げたいと思います。  まず、原子力委員会原子力安全委員会、この二つができますのは十月一日を想定しておるわけでございます。一方、行政一貫化と申しますか、各省庁でそれぞれ責任を持って安全規制等実施するのは五十三年度、つまり五十三年の四月一日からと考えております。したがいまして

伊原義徳

1977-05-18 第80回国会 衆議院 科学技術振興対策特別委員会 第14号

伊原政府委員 原子炉がどのような分類になるかということにつきましては、これは政令でもっておのおのの原子炉の区分をいたすことになるわけでございます。その立案内閣総理大臣通商産業大臣及び運輸大臣が行うわけでございますが、政令立案に当たりまして原子力委員会及び原子力安全委員会意見を聞くという手続法律上にも明定されております。したがいまして、その両委員会意見を聞きました上で政令が定められるということでございます

伊原義徳

1977-05-12 第80回国会 衆議院 科学技術振興対策特別委員会 第13号

伊原政府委員 国会で御質問をいただきまして、その後労働省、通産省、厚生省及び科学技術庁関係省庁によりまする打合会を行いまして、下請作業者も含めまして原子力発電所労働者の被曝問題についてそれぞれ分担を定めまして検討いたしております。  このいろいろ検討いたしております中間的な結果でございますけれども楢崎先生予算委員会で御指摘されました死亡者例につきましては、全然被曝していないという方も含まれておりますし

伊原義徳

1977-05-12 第80回国会 衆議院 科学技術振興対策特別委員会 第13号

伊原政府委員 これは仮定の問題でございますが、燃料体取り外しということで安藤委員会に御検討いただきまして、自民党の特別委員会の方でもこの方針が決定され、それに基づいて適当な場所が決まるということになりますと、そこで原子力船事業団の方から原子炉設置許可変更申請が出てまいります。その段階におきまして、内閣総理大臣がその変更許可をするかしないかの判断をいたしますときに、原子力委員会に諮問いたします

伊原義徳

1977-05-12 第80回国会 衆議院 科学技術振興対策特別委員会 第13号

伊原政府委員 大臣の御答弁に、事務的な手続につきましてちょっと補足説明させていただきたいと思いますが、燃料体取り外し安全性につきましては、権威のある機関検討ということでございまして、これは、その権威のある機関といたしましては、むつ総点検・改修技術検討委員会、いわゆる安藤委員会というのがございます。これは科学技術庁長官運輸大臣諮問機関、学者のグループでございます。ここで安全性なり技術的手順

伊原義徳

1977-04-27 第80回国会 衆議院 科学技術振興対策特別委員会 第11号

伊原政府委員 私どもが得ております情報に基づきまして検討を加えておりますが、現在のところ、わが国考え方は、国際放射線防護委員会の勧告に沿って、放射線審議会の議を経てこういうふうな基準を決めるということになっておりまして、現状で直ちにこの基準を改定することは考えておりません。引き続き検討中でございます。  なお、EPAの基準は、いずれも三年ないし六年先に実施する、こういうことになっております。

伊原義徳

1977-04-26 第80回国会 参議院 科学技術振興対策特別委員会 第4号

政府委員伊原義徳君) 低レベル放射性廃棄物海洋投棄につきましては、先生指摘のとおり、ソ連あるいは米国等では現在実施しておらないというのは事実でございますが、たとえば米国の例は経済的に引き合わないというふうなことが理由であるというふうに聞いております。それからOECD加盟ヨーロッパ諸国は、過去十数年にわたりまして、大西洋にこの低レベル固体廃棄物海洋投棄実施しておるということは御承知かと

伊原義徳

1977-04-26 第80回国会 参議院 科学技術振興対策特別委員会 第4号

政府委員伊原義徳君) ただいま先生指摘の、初期試験が十分でなかったのではないかという点でございますが、この工場は過去一年半にわたりまして、いわゆるウラン試験実施したわけでございますし、その前にも通水試験化学試験等も十分実施しております。その一年半にあたりますウラン試験におきまして、数十件に及びますいろいろなトラブルがあったことは事実でございますが、このウラン試験目的自身が、そういうトラブル

伊原義徳

1977-04-26 第80回国会 参議院 科学技術振興対策特別委員会 第4号

政府委員伊原義徳君) 大臣の御答弁補足させていただきますが、原子炉等規制法に基づきまして、報告義務というものが原子力利用者に課せられております。その関係で、いわゆる事故報告があったものが毎年何件かございますが、これも大臣の御説明申し上げましたとおりに、周辺環境影響を与える、あるいは従業員放射線に基づく身体障害を与える、そういうたぐいのものではございません。たとえばいろいろの補機類が誤操作をするというふうなこと

伊原義徳

1977-04-20 第80回国会 衆議院 科学技術振興対策特別委員会 第10号

伊原政府委員 この圧力容器におきますクラックの問題は非常に重要な技術上の問題を含んでおるというのは、先生指摘のとおりでございます。そういうことでもございますので、私どもといたしましてもその原因究明等は鋭意行わなければいけないわけでございますけれども、ただその問題と実際にどういうふうに修理をすれば安全に運転ができるかという問題とはやや別の観点から考えていいのではないかと思うわけでございます。  

伊原義徳

1977-04-20 第80回国会 衆議院 科学技術振興対策特別委員会 第10号

伊原政府委員 ただいま先生の御指摘は、いかなる原因でひびが入ったと推定されるか、こういう御質問かと思われますが、それにつきましては、ほかの事象の例からいたしましてもある程度の推定はつき得るかと思いますが、詳細につきましてはさらに専門家の御判断を仰いでおるというのが現状でございます。

伊原義徳

1977-04-20 第80回国会 衆議院 科学技術振興対策特別委員会 第10号

伊原政府委員 ただいま先生指摘の点につきまして、原子力委員会事務局あるいは安全専門審査会事務局としての立場から御答弁申し上げますれば、これは問題点二つあるかと思います。  一つは、この件につきまして制御棒駆動機構性能にどういう影響があるかということ、いま一つは、圧力容器の内張り問題、これが原子炉性能に対してどういう影響があるか、そういう問題かと思われるわけでございますが、最初の制御棒

伊原義徳

1977-04-14 第80回国会 衆議院 科学技術振興対策特別委員会 第9号

伊原政府委員 先生指摘のとおり、昭和四十九年十月三十一日付をもちまして原子炉等規制法上の原子炉設置許可変更につきましての許可が行われております。その結果、現在むつには燃料交換設備設置されておりません。したがいまして、これは仮定議論でございますが、もし燃料交換を行うとすれば改めて原子炉等規制法に基づく設置許可変更申請をお出しいただく、その変更申請に基づきまして変更許可が得られますればその

伊原義徳

1977-04-14 第80回国会 衆議院 科学技術振興対策特別委員会 第9号

伊原政府委員 西ドイツのフライブルグ判決につきましては、先生指摘のようなことがあったように向こうからの報道が参っておりますので、その詳細を目下調査中でございます。ただ、この裁判につきましては、わが国と西独との制度の違いもございましょうし、そもそもきわめて高度の技術的判断行政裁判所という立場から行うということが適当かどうか、裁判になじむ問題であるかどうかというふうな問題も含めまして、これは非常

伊原義徳

1977-04-14 第80回国会 衆議院 科学技術振興対策特別委員会 第9号

伊原政府委員 安全性の確立というのが何を意味するかということで若干の点から御答弁申し上げたいと思いますが、私どもが申し上げております安全性と申しますのは、原子力施設をつくって運転することによって周辺の公衆に影響を与えない、環境を汚さない、さらには従事者放射線障害を与えない、そういうことを確立する、それが安全性が確立されたということを意味しておるということでございます。したがいまして、先生指摘のように

伊原義徳

1977-04-13 第80回国会 参議院 予算委員会第一分科会 第1号

政府委員伊原義徳君) 先生にはかねがねこの問題につきまして非常に御熱心に御指導いただいておりまして、現地も御視察いただきまして大変ありがたいわけでございますが、私ども、現在はこの原子炉等規制法規制の一環といたしまして、各事業所における措置を一生懸命やらしていただいております。たとえば出入り管理、特にこれは警備人だけではございませんで、電子機器等をフルに活用いたしましていろいろやっておりますことと

伊原義徳

1977-04-13 第80回国会 参議院 予算委員会第一分科会 第1号

政府委員伊原義徳君) 原子力研究所におきましては三百四十三キログラム、これは主として高速臨界実験装置に装荷をいたしております板状燃料体と申しますか、短冊状板状になっております。それから動燃事業団では、五百二十三キログラムでございますが、高速実験炉常陽燃料、それから新型転換炉ふげんの燃料、そういったものが主体でございます。なお、このほかに再処理工場運転を始めますと、そちらの関係の問題がさらに

伊原義徳

1977-04-07 第80回国会 衆議院 科学技術振興対策特別委員会 第8号

伊原政府委員 ただいま稼働中十三基の商用原子力発電所のうち、たしか七基が定検中だと承知をいたしておりますが、その異常が発見されたということにつきましては、定期検査のときにいろいろふぐあいのところを発見、修理するというのがその定期検査目的でもございます。非常に大きな、周辺影響を与えるような異常が発生したということではないと私は承知いたしておりますが、たとえば給水管給水ノズルクラックの問題とか

伊原義徳

1977-04-06 第80回国会 衆議院 科学技術振興対策特別委員会 第7号

伊原政府委員 ただいま先生指摘フライブルグ行政裁判所判決でございますが、御指摘のように三月十四日の判決をもちまして、ウィル原子力発電所建設許可が取り消されたということでございますが、これにつきまして、いろいろ目下私ども情報を収集しておるところでございます。  現在までに判明しましたところでは、判決理由、これはまだ公表はされておらないそうでございますけれども原子炉安全性の問題ということに

伊原義徳

1977-04-06 第80回国会 衆議院 科学技術振興対策特別委員会 第7号

伊原政府委員 先生の御指摘ではございますが、この各社の報道ぶりも、しさいに読みますと、それぞれその後の手続が必要であるということが書かれておるわけでございます。したがいまして、この報道自身が間違いであるということではないと私は思うわけでございますが、ただ、先生指摘のように、印象が非常に前向きだというふうな、文章あるいは見出しなりそういったところから受けたということがあるいはあるかもしれませんが、

伊原義徳

1977-04-06 第80回国会 衆議院 科学技術振興対策特別委員会 第7号

伊原政府委員 ただいまの大臣答弁に補足させていただきますが、現在の東海村の再処理工場手続上どういう段階にあるかということでございますが、いわゆるウラン試験というものを昭和五十年九月に着手いたしまして以来、一年半にわたりまして、慎重の上にも慎重な試験を経てまいったわけでございます。三月四日にこれが終了いたしまして、それの中身につきまして、原子力委員会核燃料安全専門審査会におきましてその御審議をいただいたわけでございます

伊原義徳

1977-03-23 第80回国会 衆議院 科学技術振興対策特別委員会 第6号

伊原政府委員 少し補足させていただきますが、たとえば故障という場合がある意味で広い意味事故に含まれるということがあるかと思われますが、一般的には、設備に関する軽いトラブルと申しますか、それを故障というふうに仕分けするというのが一般的のようでございます。そういう観点からいたしますと、修復に非常に長い時間がかかるというふうなもの、しかし、それが実態といたしましてどの程度環境なりそういったところに影響

伊原義徳

1977-03-23 第80回国会 衆議院 科学技術振興対策特別委員会 第6号

伊原政府委員 わが国規制体系とたとえば米国体系とはやや違っておるということがございまして、そのためにたとえばポケットブックに出ております分類米国と日本とで必ずしも統一の枠の中に入っておらないということは、あるいは先生の御指摘のとおりかと思われます。  私どもといたしましては、法律に基づきます報告義務のあるものにつきましての分類ということがまず基本に出るわけでございますが、米国の場合は比較的軽微

伊原義徳

1977-03-23 第80回国会 衆議院 科学技術振興対策特別委員会 第6号

伊原政府委員 事故故障の区別という御質問でございますが、現在、原子炉等規制法ではその施行令におきまして、報告徴収し得る事項といたしまして第二十二条に二つございます。第六号におきましては「原子炉施設に関し人の障害が発生し、又は発生するおそれのある事故状況」こういう表現一つございます。それから七号におきましては「原子炉施設故障状況」こういうふうに並んで定められておるわけでございますので、これから

伊原義徳

1977-03-22 第80回国会 衆議院 決算委員会 第9号

伊原政府委員 放射性廃棄物処理、処分につきましては、非常に放射線レベルの低い、しかし非常に大量に発生するもの、それから非常にレベルは高いけれども、きわめて少量である、大きく分けて、この二つになるわけでございます。  そのうち、レベルの低いもので特に固体状のもの、現在原子力発電所で所内で安全に保管をいたしておりますが、それにつきましては、将来海洋処分の可能性を考えておりまして、そのためのいろいろの

伊原義徳

1977-03-22 第80回国会 衆議院 決算委員会 第9号

伊原政府委員 使用済み燃料の輸送につきましては、わが国では原則として海上輸送を考えております。原子力発電所の埠頭から東海村の、現在考えておりますのは日本原子力発電株式会社の港へ持ってまいりまして、そこから動燃事業団の再処理工場に運ぶわけでございますが、その輸送の安全性、特に輸送容器の使用等につきましては、原子力委員会におきましてその基準、これは国際基準に合致したものでもあるわけでございますが、その

伊原義徳

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