1996-05-30 第136回国会 衆議院 決算委員会第一分科会 第1号
○今里説明員 三河湾におきますところの海洋汚染防止対策についてお答えいたします。 海上保安庁では、海洋汚染を防止するため、東京湾あるいは三河湾を含みます伊勢湾等の船舶交通のふくそうする海域等の海洋汚染発生の可能性の高い海域に巡視船艇、航空機を重点配備するなどして、効率的な監視取り締まりを実施しております。 また、船舶に対しますところの立入検査や訪船指導あるいは海洋環境保全講習会の開催等、あらゆる
○今里説明員 三河湾におきますところの海洋汚染防止対策についてお答えいたします。 海上保安庁では、海洋汚染を防止するため、東京湾あるいは三河湾を含みます伊勢湾等の船舶交通のふくそうする海域等の海洋汚染発生の可能性の高い海域に巡視船艇、航空機を重点配備するなどして、効率的な監視取り締まりを実施しております。 また、船舶に対しますところの立入検査や訪船指導あるいは海洋環境保全講習会の開催等、あらゆる
○今里説明員 ただいま科学技術庁の方からお答えがありましたが、捜査とか取り締まりに関しましては私ども海上保安庁が担当するわけでございます。 海上保安庁におきましては、広い排他的経済水域が設定されることでございますけれども、昭和五十二年に領海十二海里及び二百海里漁業水域が設定されまして以来、巡視船艇、航空機等による広域哨戒体制の整備を進めてまいったところでございます。 今般の海洋法条約の批准によりまして
○今里説明員 先生御指摘の逮捕、拘束の要件等でございますが、この問題は海洋汚染問題にとどまりませず、違反船舶の船長等を逮捕する場合には、我が国刑事訴訟法の手続に基づきまして、当該被疑者の逃亡のおそれですとか、また罪証隠滅のおそれがある場合において、逮捕、それに付随しますところの捜索、差し押さえ等の手続をとることになります。 また、逃亡しようとする船舶に対しては、今回制定、改正される予定になっております
○今里説明員 先生御指摘の取り締まりの体制でございますが、海上保安庁といたしましては、昭和五十二年の領海十二海里及び二百海里漁業水域の設定以来、巡視船艇、航空機等による広域哨戒体制の整備を進めてまいったところでございます。 海洋法条約の批准による排他的経済水域の設定により、放射性物質等による海洋汚染を含めまして、監視取り締まり海域が拡大することに対応いたしまして、近代的設備を有する高性能な巡視船艇
○説明員(今里鉄男君) お答えいたします。 海上保安庁が認知いたしました船舶からの油による海洋汚染につきましては、先ほど御指摘のように、平成五年におきましては全体の約三分の一が故意による排出でありますが、この汚染の形態のほとんどはビルジの排出であります。ビルジといいますのは、船底にたまりますところの油まじりの混合物ということでございます。本来、ビルジの処理は、廃油処理事業者に依頼するか、船舶に備えつけております