1986-03-27 第104回国会 衆議院 社会労働委員会 第7号
○今井国務大臣 今後の予算の編成がどうなりますかは、まだ六十一年度の予算が御審議中でございますから、何とも申し上げられませんが、今後とも人口の高齢化などが進みますので、相当規模の当然の増が生ずることはやむを得ないことでございまして、当然だろうと思います。したがいまして、従来のような手法で予算編成を行いますことが一層困難になるのではないかと私も考えております。しかし、社会保障の面で見まして、実質的な水準
○今井国務大臣 今後の予算の編成がどうなりますかは、まだ六十一年度の予算が御審議中でございますから、何とも申し上げられませんが、今後とも人口の高齢化などが進みますので、相当規模の当然の増が生ずることはやむを得ないことでございまして、当然だろうと思います。したがいまして、従来のような手法で予算編成を行いますことが一層困難になるのではないかと私も考えております。しかし、社会保障の面で見まして、実質的な水準
○今井国務大臣 おっしゃいますように年金の担当大臣で、それだけに一生懸命これからも努めてまいりたいと思いますが、何さま私も年金は全くのずぶの素人じゃございませんがとてもとても大原先生のようなベテランでもございませんので、またいろいろ教えていただかなければいけませんが、少なくとも今回の改革によりまして基礎年金部分が一元化されたわけでございます。二階の部分につきましても、将来に向けての給付面での整合性はほぼ
○今井国務大臣 よくわかります。
○国務大臣(今井勇君) 大変失礼いたしました。 皆保険、皆年金の問題につきましては、今後とも堅持してまいりたいと思っております。
○国務大臣(今井勇君) 今後の社会保障の制度につきまして大事な点は、私は二つあると思っております。 一つは、本格的な高齢化社会を控えまして、年金や医療といった基盤的な制度を揺るぎないものとしていくことが極めて必要であります。人口の高齢化によりまして経費の増大の見込まれますこれらの制度につきまして給付と負担の両面から公平を図り、国民の信頼に足るものとしていきますことは極めて重要な問題だと考えております
○国務大臣(今井勇君) 安恒先生にお答えを申し上げたいと思いますが、これまで行ってきました医療保険だとか年金などの改革は、本格的な高齢化社会の到来に備えまして、こういった制度を今後とも揺るぎのないものとするために給付と負担の両面から公平を図ろうとするものでございます。こういった制度改革の主眼とするところは、増大します老人の医療や年金の給付に要する費用を国民全体の思想に基づきまして全国民を通じて公平に
○国務大臣(今井勇君) 確かに、先ほどからずっと御意見を聞いておりまして、おっしゃいますことは私なりに理解をいたすところでございます。 いずれにいたしましても、この年金積立金は年金の長期安定のために用いられるものであります。したがって、高利に運用すべきものでありますが、同時に、いろいろ被保険者のためにも事業団を通じて運用することも大切だと思いますが、ひとつ先生のおっしゃいますようなことを十分踏まえましていろいろ
○国務大臣(今井勇君) おっしゃいますように、極めて厳しい財政事情が続く中で、この数年間ゼロシーリングだとかあるいはマイナスシーリングといった厳しい概算要求基準が設けられまして、厚生省予算につきましても、その予算編成に大変苦労をしてきたことは事実でございます。そんなことから、今後の予算編成がどうなるかにつきましては、私ども非常に重大な関心を持っているわけでございますが、いずれにしましても、厚生省の予算
○国務大臣(今井勇君) 高齢化社会を迎えるに当たりまして、社会保障に関しては、私は二つの大事な点があろうと思っております。一つは、年金とか医療といった基盤的な制度を揺るぎないものとしていくことでありまして、もう一つは、いわば福祉の原点であります思いやりのある施策を講じていくということであろうと思います。 私は、こうしたことを通じまして、国民みんなが人生八十年の長寿を心から喜ぶことのできるようなぬくもりのある
○国務大臣(今井勇君) これは大臣として申し上げるよりも、この問題につきましては、今私どもが実はビルの安全性とか有効性に関します医学的評価につきましての検討を行うためにこの間研究班を実は設けまして、第一回会合を六十一年の三月の四日にしておりますが、これは解禁を前提にしたものではございません。それで、このビルの取り扱いを検討するに当たりましては、有効性とか安全性の問題はもとよりでございますが、その社会的
○国務大臣(今井勇君) 厚生省としましても、おっしゃいますような性教育の問題につきましては大きな関心を持っておりますし、特に、性に関する正しい知識を普及することのほかに、生命の尊厳といいましょうか、それから他人への思いやりなど、豊かな人間性をはぐくむというために広い観点から教育を進める必要があろうと考えております。 そこで、厚生省といたしましても、例えば健全母性の育成事業、それから思春期の性に関する
○国務大臣(今井勇君) お答え申し上げます。 最近の売春の傾向を見ますと、社会経済の情勢の変化とか国民の性に対します意識の変化などを反映いたしまして、女性自身が小遣い稼ぎや一時の楽しみのために安易に売春に走るという傾向が見られておるわけでございます。 このような傾向に対しましては、個人の倫理観の喪失や、これを看過し助長するような社会環境にも問題があると思われます。こうした現状にかんがみまして厚生省
○国務大臣(今井勇君) 中野先生にお答え申し上げます。 退職者医療の実施に伴います国民健康保険財政の問題につきましては、現在の極めて厳しい財政状況の中で政府といたしまして最大限の努力を払いまして、本年度の補正予算に国保特別交付金千三百六十七億円を計上したところでございますが、今後とも、市町村国保の財政状況の推移を見ながら、その安定的な運営ができますように十分配慮いたしたいと考えております。 次に
○国務大臣(今井勇君) 社会保障特別会計についてのお尋ねでございますが、先ほど総理からも御答弁がございましたが、社会保障の予算は、高齢化の進展や年金の成熟化等によりまして、毎年相当規模の当然増が避けられないという性格を持っております。このような社会保障予算につきまして、一般会計から切り離して、社会保障に関する給付と負担の関係を明確に示すということは示唆に富んだ考え方であると思います。しかしなが ら、
○今井国務大臣 先ほどもちょっと申し上げましたが、制度の公平な運用上、やはり実態を正確に把握するということは極めて必要なことだと思います。しかしながら、おっしゃいますように受給資格の認定に無関係な事柄等について質問をするなど必要以上にプライバシーの問題に立ち入ることについては、行き過ぎのないようにやはり十分心してやらねばならない、私も先生のおっしゃるとおりだと思います。
○今井国務大臣 今の政府委員とのやりとりをずっと聞いておりまして、私も話には聞いておりますし、実態を全く知らないということはございませんが、いろいろなケースがあるものだなという感じが実はいたしております。 今答弁いたしましたように、法律婚だけじゃなくて事実婚を解消した母親に対してもこれは支給するものでございますから、しかもその制度は公平に運営されなければいかぬということでございますから、やはり実態
○今井国務大臣 私も、今政府委員から答弁いたしましたが、遺棄調書というのは、すらっと拝見しまして、やはりこれはもっとしかるべきうまい表現がないかなという感じはいたします。
○国務大臣(今井勇君) 二点につきまして、岡崎議員にお答えをいたしたいと存じます。 まず、補助率の引き下げ措置の及ぼす影響についてでありますが、今回の補助率の引き下げ措置は、国と地方の間の事務事業の見直しに伴いまして費用負担の割合を見直すものでありまして、これによりまして増加します地方負担につきましては、所要の地方財政対策が講ぜられております。したがって、今回の措置によりまして、御指摘のような状態
○国務大臣(今井勇君) 今後の福祉行政のあり方についてのお尋ねに対しまして、中村議員にお答えをいたしたいと存じます。 今後の福祉行政のあり方について、大事な点は二つあると考えております。 その第一は、本格的な高齢化社会を控えて、年金や医療といった基盤的な制度を揺るぎないものとしていくことが必要であります。したがいまして、今後とも、経費の増大の見込まれるこれらの制度につきまして、給付と負担の両面から
○国務大臣(今井勇君) 今、総理からも御答弁がございましたが、私ども年金の問題を担当しているわけでございますが、これから急速に年金給付というものが増大するわけですが、その原資に充てるために、年金の積立金はできるだけ高利に運営したいということが最大の課題でございまして、年金積立金を使いまして豪華客船を建造することにつきましては、年金積立金の使い道あるいは運用の仕方というものでいかがかというふうな感じがいたしておるものでございます
○国務大臣(今井勇君) 御案内のように、輸入いたします食品の安全性の問題でございますが、これは全国で十九カ所あります海と空の港に私どもは検疫所というのを設けてございますが、そこで食品の特性だとかあるいは生産地の事情、輸送中の事故の有無などにつきまして、腐っていないかあるいは変質していないか、あるいはまた有害な物質やあるいは指定外の添加物が含まれていないかどうかといったことにつきまして検査を実施しながら
○国務大臣(今井勇君) 基本的には国も地方も極めて厳しい状況にあると認識いたしております。このような厳しい状況ではございますが、国と地方は言ってみれば車の両輪のようなものでございますから、ともに福祉水準、これの維持向上に努めていかなければならない、このように基本的に考えております。
○国務大臣(今井勇君) 厚生省といたしましては、昭和六十年の一月二十五日現在、十一の懇談会を実は開催しておりましたが、私もこの懇談会につきましては必要なものは必要だけれども、やめるべきものはやめようじゃないかということで、現在実は八つの懇談会を開催いたしております。この一年間に結局のところ六つの懇談会が目的を終えておりますし、新たに三つの懇談会を開催することにしたものでございますが、いずれにいたしましても
○国務大臣(今井勇君) 先生お説のように、現在事務次官を長といたしまして、高齢者対策企画推進本部というもので、本格的な高齢化社会を迎えて二十一世紀までの間に講ずべきいろんな施策について検討させているわけでございます。具体的にどういうふうに内容がまとまっておりますのか、最終的な報告をまだ十分私は受けておりませんのでありますが、その中で社会保障あるいは保健医療、福祉サービス、それから医療保険、それから科学技術
○国務大臣(今井勇君) お答え申し上げたいと思います。 今後の社会保障制度につきまして、私は大事な点は二つあると思っております。その第一は、本格的な高齢化社会というものを控えまして、年金とか医療といった基盤的な制度を揺るぎないものにしていくことがまず必要でございます。すなわち、人口の高齢化によりまして経費のふえてまいりますこれらの制度につきましても、給付と負担の両面から公平を図り、しかも国民の信頼
○国務大臣(今井勇君) お尋ねの六点についてお答えを申し上げたいと思います。 まず第一点の社会保険の長期計画についてでございますが、これから本格的な、先生おっしゃいますように、高齢化社会におきましても社会保障制度というのは長期的に安定をして、かつ有効に機能しなければならぬと思っております。そのためには、やはり何といっても整合性のある高齢者対策を確立することがどうしても必要でございます。そう思いまして
○国務大臣(今井勇君) 社会保障予算でございますが、高齢化の進展や年金制度の成熟化などによりまして毎年毎年相当規模の自然増が避けられません。そこで、このような社会保障予算について一般会計から切り離しまして、社会保障に関します給付と負担の関係を明確に示すという構想は前の大臣が言われたところでございますが、極めて示唆に富んだ構想であったと思います。 一方、この問題はまた国の財政構造全体にもかかわる問題
○国務大臣(今井勇君) お説のように、厚生省はこれまでも本格的な高齢化社会の到来に備えまして、社会保険制度を揺るぎないものとするように、医療保険や年金の制度改革あるいは制度の根幹にかかわります改革に取り組んで、いろんな工夫をこらしながら社会保障の水準の確保に努めてきたところでございます。先生おっしゃいますように、六十一年度予算におきましても老人保健制度や高率補助金の見直しなどを行ってやりくりしているわけでございますが
○国務大臣(今井勇君) 先ほどから申し上げましたように、この廃止につきましてはいろいろ考えた結果でございまして、やはり本年三月三十一日をもって廃止することにいたしまして、この方針を変更するつもりはございません。
○国務大臣(今井勇君) 長寿園の現状につきましては、今政府委員が御答弁を申し上げたとおりでございますが、私どもは、この長寿園というのは小規模な施設でありますし立地条件にも恵まれていないということから、国立医療機関として存続整備を図ることは適当ではないと考えておるものでございます。 そこで、長寿園を廃止した場合に一体後医療はどうするのかというようなことで御心配もありましたので、療養所をつくりましたり
○国務大臣(今井勇君) お説のように学校などにおきますいじめの問題は、私ども児童の健全な育成という観点から見過ごすことのできない問題でございますから、厚生省としましては、今のところ児童相談所あるいは家庭児童相談室というのがございますが、そういうところにおきます電話の相談を受けておる、また児童の福祉施設の職員がたくさんおりますが、専門的な知識を生かしまして、そういう職員が研修の講師としてあちこちに活動
○国務大臣(今井勇君) 老人の患者が入院されました場合、一人当たりの負担額総額でございますが、大部分の老人の方は入院時に一部負担金としては一日三百円、一月九千円、二カ月を限度として負担いただくことになっております。さらに、基準看護病院以外の病院におきましては、付添看護婦をつけた場合には平均的には月およそ三万円程度の患者負担を伴いますので、老人のうち数%の方々には一部負担と合わせまして約四万円の負担と
○国務大臣(今井勇君) いずれにいたしましても、福祉の水準をきちっと守りまして、水準が下がらないように措置してまいりたい、こう考えております。
○今井国務大臣 御指摘の問題につきましては、前回矢野書記長からも御質問いただきました。私といたしましても、日ごろ健診を受ける機会が極めて少ない御婦人に対しまして、特にパートの御婦人に対しまして、健診を受けやすくするために、早朝であるとか夜間健診や日曜、祭日の健診を実施していきますことは極めて重要なことだと思っておるわけでございます。 そこで、いろいろ努力をいたしまして、お説のように早朝や夜間の健診
○今井国務大臣 今御審議願っております我が省の予算そのものが、この申し合わせの趣旨に私どもは実は沿って積み上げておるものだというふうに考えておりまして、それを誠実に実行することがその与野党間の申し合わせの趣旨を尊重するゆえんだというふうに思っておるわけでございます。
○今井国務大臣 まず、その「きめこまかな」配慮でございますが、私どもが今御審議を願っております六十一年度の社会保障の関係予算におきましても、社会的あるいは経済的に恵まれない人々に対します福祉施設の充実であるとかあるいは健康づくり対策の拡充など、本当に必要な施策につきましてきめ細かく配慮をしておるつもりでございます。したがいまして、今後私どもといたしましても、与野党間の先ほどの申し合わせの趣旨を十分に
○今井国務大臣 この問題につきましては、今政府委員が答弁をしたとおりでございますけれども、よく先生の御趣旨もわかります。切ったところが真ん中だとか下だとかということで差をつけるのはいかがかという趣旨もよくわかりますので、この点はひとつさらに検討させましょう。そういうことでひとつ御了解いただきたいと思います。
○今井国務大臣 せっかくのお尋ねでございますが、この点は私が最初答弁をいたしましたその線を今の段階で出ることは極めて難しいと私は考えております。ひとつお許しを賜りたいと思います。
○今井国務大臣 この問題について大変御造詣の深い先生でございますが、障害基礎年金の障害等級につきましては、先生御存じのとおり、現行国民年金の障害等級一級と二級を基本として政令で定めることを予定しております。人工肛門と人工膀胱を造設した者についても障害基礎年金は一定の程度以上の障害を有する者について支給すべきものと考えておりまして、他の傷病による障害との均衡を考慮いたしますと、全員に障害基礎年金を支給
○今井国務大臣 群馬の問題は、この数日間地元から大変な御要請がございます。ただ、この問題と今の先生の方の地域の問題とは少し趣を異にしておりますので、一緒になさらないようぜひお願いをいたしたいと思いますが、これはもう大分前からお話をいたしまして、そのたびに、地元に診療所をつくりまして地元に全然医師がいなくなるようなことはしませんよというようなことで、町当局ともお話し合いをしながらやってまいったものでございますので
○今井国務大臣 お説のとおり、この問題は国民的な問題だと思うわけであります。一方、また行財政改革の一環として、今のままで、医師も定数もそのままでやらなければいかぬというふうに厳しいお達しでございますから、私どもはやはりこの問題はどうしても避けて通れない問題でございます。 しかしながら、これは地域の問題に極めて大きな密接な関係を持っております。したがって、今後の計画の推進につきましては十分皆さんとよく
○今井国務大臣 昭和六十一年度厚生省所管一般会計及び特別会計予算の概要について御説明申し上げます。 昭和六十一年度厚生省所管一般会計予算の総額は九兆七千七百二十億円余でありまして、これを昭和六十年度当初予算額九兆五千二十七億円余と比較いたしますと二千六百九十三億円余、二・八%の増加となっており、国の一般会計予算総額に対し一八・一%の割合を占めております。 我が国財政は引き続き極めて厳しい状況にあり
○国務大臣(今井勇君) 先般の中曽根内閣の改造により厚生大臣に就任いたしました今井勇でございます。 社会労働委員会の御審議に先立ち、就任のごあいさつを兼ねて所信の一端を申し述べたいと存じます。 戦後四十年を経た今日、我が国はかつてない安定と豊かさを享受しております。しかしその一方で、社会のさまざまな面に、高齢化さらには国際化、情報化等の進行に伴う変化が生じており、既存の制度や仕組みを超えた新たな
○今井国務大臣 まさに先生のおっしゃるような当然増というものを持っておりますことが我が省の予算の極めて特色でありますことは、おっしゃるとおりでございます。そんなことで私どもは年金にしても医療保険にいたしましても制度の根幹にかかわる改革に取り組んでまいりました。六十一年度の予算におきましても老人保健制度や高率の補助金の見直しを行うことにしておるわけでございます。しかしながら、おっしゃいますように、じゃ
○今井国務大臣 私も事務の引き継ぎをいたしましたときに前大臣からそのようなお話を聞きまして、おっしゃいますように、当然増がこれから避けられないという性格を持っているものが厚生省には非常に多いものでございますから、その社会保障予算を一般会計から切り離して社会保障に関する給付と負担の関係を明確に示すということは私は極めて有力な示唆に富んだ御見解であったと思います。しかしながら一方考えますと、なかなか国の
○今井国務大臣 私も森井先生と一緒に被爆地を訪れたこともありますし、またお話のとおり、援護法につきましての野党の案に対しましてやりとりをしたことがきのうのように思い出されるわけでございます。 非常に御熱心に被爆の問題に取り組んでおられます先生の今のお言葉でございますから、十分まじめに受けとめまして、できる限りのことをいたしてまいりたいと思っております。厳しい財政状況下ではありますことを存じながらも
○今井国務大臣 今の話は老人保健等の一部負担の限度だと思いますが、これは御案内のとおり、人口もだんだん高齢化してまいりますから、特に最近のように老人医療費が急騰してまいりますと、やはり何とかこれを補わなければならぬということでございます。そして増大します老人医療費をすべてじゃ若い世代が負担するのかというと、これもまた問題がありますので、やはり世代間の負担の公平ということが基本原則であろうと私は思います
○今井国務大臣 まず最初に、大変我が省の問題につきましていろいろ御配慮を賜りまして、厚く感謝を申し上げる次第でございます。 お説のように老人保健制度でございますが、だんだん人口が高齢化をしてまいります中で、とにかく非常に老人医療費がふえてきておりますので、これを一体どのように適正なものにするか、それからもう一つ、国民がどれを、どうしてこれを公平に負担するかという問題が極めて大事な問題ですから、そんなことから