1949-09-07 第5回国会 参議院 建設委員会 閉会後第3号
○証人(井関正雄君) 流域変更した場合、いわゆる新潟案と日発案との比較につきましては、只今新潟縣の部長から縷々御説明があつて皆さんお聞きの通りであります。これに対しまして私の見解を少し述べさして頂きたいと思います。大分見解の相違という点があるかも知れませんが、一應私の信ずるところをお聞取り願いたいと思います。 第一に、テネシー・ヴアレーとの比較によつて、水路式或いは堰堤式との優劣があつたのでありますが
○証人(井関正雄君) 流域変更した場合、いわゆる新潟案と日発案との比較につきましては、只今新潟縣の部長から縷々御説明があつて皆さんお聞きの通りであります。これに対しまして私の見解を少し述べさして頂きたいと思います。大分見解の相違という点があるかも知れませんが、一應私の信ずるところをお聞取り願いたいと思います。 第一に、テネシー・ヴアレーとの比較によつて、水路式或いは堰堤式との優劣があつたのでありますが
○証人(井関正雄君) 先程委員長の御質問は、大体この計画に対する縣の態度と言いますか、それと行政的措置というような御質問だつたものですから、私は特に新潟縣との比較に対する私の発言を差控えたのでありますが、然るに新潟の土木部長さんは、流域変更した場合の比較に重点を置いて御説明されたのでありますが、この点につきましては、私も更に一言附加えたいと思いますが、御発言許して頂けますか。
○証人(井関正雄君) それでは私から只今までの只見川開発に関する経過なり、結果につきまして、私の知つておる範囲内におきまして申上げます。終戰後、朝鮮、台湾或いは樺太等の資源地帶を失いました日本といたしましては、内地に残された未開発地帶の資源を開発するということが日本の再建のために培めて緊要なことは申すまでもないことでありまして、福島縣といたしましても、この点に注目いたしまして、福島縣としてのいわゆる