2004-06-14 第159回国会 参議院 厚生労働委員会 第24号
○井上美代君 私は大臣の御答弁がいただきたかったんですけれども。 こうした問題については、既に、去年ですけれども、七月に女子差別撤廃委員会、国連の女子差別撤廃委員会でこの勧告がやられておりますけれども、そこでもやはり、雇用管理のカテゴリーに関して、やっぱり低い賃金、昇進できにくい分野に女性が集中している問題について論議がされて、間接差別ということでやられているんですね。 だから、そういう意味でも
○井上美代君 私は大臣の御答弁がいただきたかったんですけれども。 こうした問題については、既に、去年ですけれども、七月に女子差別撤廃委員会、国連の女子差別撤廃委員会でこの勧告がやられておりますけれども、そこでもやはり、雇用管理のカテゴリーに関して、やっぱり低い賃金、昇進できにくい分野に女性が集中している問題について論議がされて、間接差別ということでやられているんですね。 だから、そういう意味でも
○井上美代君 さらに、資料に出しましたけれども、裁判の中で明らかになったのが労働者も全く知らない人事制度で、企業の上層部しか知らない、いわゆる「闇の人事制度」というふうに表題は付いておりますけれども、これは私が付けたんじゃなくて労働者の方々がそのように言っているんです。それほどひどい中身なんですね。これは余り細かく説明をしている間はないんですが、一面のものは、一枚目のは、私が少し分かりやすくと思いまして
○井上美代君 日本共産党の井上美代でございます。 質問に入ります前に、今、遠山委員から、国会の場を利用して、直後が選挙になっているんですけれども、この選挙向けに不当な日本共産党への攻撃がやられました。私は強く抗議をいたします。 そして、質問に入ります。 私が議員としての最後の質問となりますけれども、今回の児童手当法の改正案というのは、財源問題としてはここ区別しなきゃいけないと思いますが、賛成の
○井上美代君 現場でやはり監督署に行くということは勇気の要ることです。職場も明らかにしなければいけませんし、自分の名前も明らかにするというふうになるわけで、私は、皆さん方も御苦労をしておられると思いますけれども、是非、今言われたことをやはり現場で実行できるようにしてほしいというふうに思います。 そこに、資料にありますように、昨年の五月に申告をしてもう既に一年以上がたっております。客室乗務員の方々は
○井上美代君 私は、監督署というのはそれだけの権限を持っているんですから、何も遠慮なく、きちんとやはり、そこをどう、いろいろ起きている問題を解決できるのかという視点に立ってやはり頑張っていかなければ、この法違反というのは是正できないというふうに思うんです。 さらに、このサービス残業の調査に対する会社の姿勢には疑問を感ずる点があります。 JALでは、社員が出社した際に社員番号をパソコンに入力しているんですね
○井上美代君 日本共産党の井上美代です。 まず最初に、年金改革法案採決に当たり、理事会であれだけ決定していたのに、最後まで審議すべきを本当に裏切って、小池議員、そして福島議員、西川議員、三人の審議権を奪って強行したあの暴挙、私は本当に脳裏に刻まれてしまっております。国会史上に恥ずべき汚点を残したこの暴挙に対して、怒りを込めて抗議をいたします。 質問に入っていきますが、私も今朝新聞を見ました。そして
○井上美代君(続) 理事懇では、野党はいろいろな要求を出しました。そして、私は、野党のこの要求にこたえてくださる、与党がこたえてくださるとばかり思っておりました。誠心誠意という言葉も何回も聞いておりましたから、そのように思っていたんですけれども、なかなか実現しなかったです。 そうした中で、たった一つ実現したことがあります。それは、総理の過去の保険料納付に関する資料の開示でした。 野党は、総理がマスコミ
○井上美代君 私は、日本共産党を代表して、ただいま提案のあった厚生労働委員長国井正幸君の解任決議案に対する賛成の討論を行います。 まず、私は、昨日の参議院厚生労働委員会で行われた、議会制民主主義を破壊し、良識の府であるはずの参議院の歴史に取り返しの付かない汚点を残した暴挙に対し、満身の怒りを込めて糾弾をいたします。 小泉総理が答弁に、答弁不能に陥る中、野党の総理大臣への質問権を一方的に奪い去り、
○井上美代君 初めて知ったとでもおっしゃるんですか。
○井上美代君 分からないことはないと思います。これは政治資金収支報告書に出ている内容です。だから、金額まで細かくは分からなくても覚えがあると思います。だから、思い出して御答弁ください。しらばくれては駄目です。知らないと言っては駄目です。あなたは副会長じゃありませんか。だから、きちんと答えてください。細かい金額はいいです。
○井上美代君 日本共産党の井上美代でございます。 法案の質問に入る前に、谷畑厚生労働副大臣の副大臣としての資格にかかわる新たな問題について質問をしたいと思います。 谷畑副大臣のホームページによりますと、ホームページはここにありますけれども、ホームページによりますと、何しろ副大臣としての問題がいろいろ出てくるわけなんですけれども、副大臣は、現在、自民党の大阪府の支部連合会の副会長を務めておられます
○井上美代君 今御説明がありましたけれども、皆さん方のお手元にあるのは一九九九年の改正、そしてまた二〇〇四年の改正というのが推計として出ていると思います。二〇〇五年から二〇五〇年まで将来見通しをしているわけなんです。 今回の見通しは、前回の見通しと比べると大幅に人数が減ってしまったことが分かります。例えば二〇〇五年、これでいきますと、差引きしてあるんですけれどもマイナス二百九十、そしてマイナス二百五十
○井上美代君 当然お昼に見ておられるというふうに思いましたけれども、まだ見ておいでにならないというのは事実でしょうか。是非きちんと調べていただきたい。そして、やっぱりこういう問題が、五十回も訪問されているんですからね、今日の記事を読みながら、ああ、これは大変なことだというふうに思いましたので、是非、全面的な調査をお願いしたいと思います。 それでは、質問に入らせていただきます。 年金制度と支え手の
○井上美代君 日本共産党の井上美代でございます。 冒頭、今朝、読売新聞の報道について取り上げられた委員がいらっしゃいましたけれども、私も、この日歯側、五月一日には特捜部の捜索を受けている厚労省が、二幹部に現金が渡っているというのが報道されているんです。これは、二〇〇一年から二〇〇三年、吉田前議員を介して受け取っているということが報道されているんですが、私は、この問題について、四月の二十日の本委員会
○井上美代君 私は、少なくとも副大臣、政務官については、大臣のそばにしっかりと付いてやっていらっしゃる方たちですから、はっきりさせて趣旨説明に入ってほしいと思うんです。それは、その人の個人の問題ではなくて、やはりこの厚生労働委員会の責任として、大臣がそこを握っておられるんですから、大臣の決断でやってほしいと思います。いかがでしょうか。
○井上美代君 私はやはり趣旨説明の前にきちんとした方がいいというふうに思います。そうすべきだと思うんです。 やはりもう国民の関心というのは非常に大きくて、この参議院の厚生労働委員会への注目というのも大変なものになっております。それは自分たちのもちろん不安もありますし、しかしながら政治に対する不信というのが広がってきているという証拠でもあるというふうに思うんです。そういう意味で、国民に本当に開かれた
○井上美代君 日本共産党の井上美代でございます。 法案審議に入る前に大臣にお伺いしたいと思います。 本日、この後、年金改革関連法案の趣旨説明が行われようとしておりますけれども、その前に、この法案に責任を持つ大臣と、そして副大臣、そしてまた政務官の皆さん方の年金の加入状況、そして保険料の支払状況を明らかにすることは最低限の責任だと思いますけれども、大臣、どのようにお考えでしょうか。
○井上美代君 そうです。
○井上美代君 これから本当に高齢社会になるということで、ホームヘルパーの需要が高まることが予想されているというふうに思います。専門性を持ったホームヘルパーの雇用を促進する必要があるというふうに思うんですけれども、その点はいかがでしょうか。大臣に御答弁をお願いします。
○井上美代君 日本共産党の井上美代でございます。質問をさせていただきます。 まず、私はホームヘルパーについて質問をいたします。 大変長生きをする時代になっておりまして、女性は更に男性と比較しても長生きをすると。そしてまた、ホームヘルパーをやっている方たちの中でも女性が圧倒的に多いんですね。そういうことを考えながら、私はホームヘルパーの問題というのは非常に重要な内容であるというふうに思っております
○井上美代君 私は、次に、日歯広報をまた詳しく見ているわけなんですけれども、二〇〇二年の三月の十六日に臼田会長が中医協委員と懇談をしたというふうに報じられております。 下村、加藤容疑者以外の中医協メンバーで臼田会長から接待された人がいたのかどうか。これは星野会長にお聞きしたいんですけれども、そういう接待された人がいたのかどうかということですね。あるいは、実際には接待を受けなくても、臼田会長から接待
○井上美代君 やはり調査をしておられるというふうに思いますけれども、これは当時の担当者を一人一人改めていくということをしなければ明らかにならないというふうに思うんですね。だから、それだけでもうありませんでしたということでは済まないというふうに思いますので、私は、これも具体的に一つ一つを調査するべきであるというふうに思います。 連合の方に、参考人にお聞きしたいんですけれども、連合の、二十日の衆議院の
○井上美代君 日本共産党の井上美代でございます。 今回の事件で、公正透明であるはずの中医協が日歯連のマネーによってゆがめられていたということが明らかになりました。歯科業界をめぐる政そして官そして業のこの癒着を徹底的に究明し、国民の命に直結するこの厚生行政が日歯連のマネーによってどのようにゆがめられたのか、そして、全容を明らかにし、正していかなければいけないというふうに思います。 私は、先日の当委員会
○井上美代君 結核の患者の減少が、やはり停滞から増加して、そしてまた停滞というふうにお聞きしているんですけれども、当時の厚生省が結核緊急事態宣言というのを出されたのは一九九九年七月であったというふうに思います。 忘れられようとしていた結核が、改めて我が国では依然として最大の感染症であるということが認識できるようになってきておりますけれども、二〇〇二年でも、新登録結核患者数というのは全結核で三万二千八百二十八人
○井上美代君 私は、次に、結核がやはり過去の伝染病疾患だと、伝染性の疾患だという考え方が臨床医師のところでも相当浸透しているというふうに言われているわけなんですけれども、現場の医師の中でも、せきだ、たんだというふうに訴えても、それがもう結核の可能性があるというふうに直接結び付かないとか、それからエックス線の写真を見ても、肺炎か肺がんだというふうに考えてしまうというようなことがしばしばあるということを
○井上美代君 日本共産党の井上美代でございます。 私たちの党は、この今審議されております法案については賛成でございます。先ほどからいろいろ出ておりますけれども、やはり心配なこともありますので、質問させていただきます。 日本の結核の罹患率というのは、私もこの勉強をして初めてこんなにも違うのかと思いましたけれども、やはりアメリカの五倍、イギリス、フランスの二・八倍で、先進諸国の中でも極めて高いということですね
○井上美代君 指導をやられたということですが、その後改善がされているかということなんですが、報告があったのはごく一部の県だけで、多くは報告もない状況だということです。その後も日医とか日歯の政治連盟との一体化は、もう本当に根強く残っているというふうに見ております。 今年二月の衆議院の予算委員会で我が党の佐々木憲昭議員がこの問題を取り上げました。資料を出しております。七枚ありますが、ちょっと慌てて作ったものですから
○井上美代君 本当に潤沢な資金が様々な工作に使われたという、この全貌が徐々にではありますけれども明らかになってきているというふうに思いますが、この事件の背景には、公益法人である歯科医師会と、そして政治団体である歯科医師の連盟という、これが一体となった資金集めがあるというように思います。これは日本医師会についても問題になっていることはもう皆様御存じのとおりでございます。 そして、厚生労働省はこの公益法人
○井上美代君 日本共産党の井上美代でございます。 日歯、日歯連問題、本当に深刻だというふうに思います。何としても、このようなことが起きない、そういう政治にしていかなければいけないと強く感じております。 逮捕された臼田会長は、二〇〇〇年四月、日本歯科医師会の会長就任後、日歯連の会長も兼ねて厚生労働省への働き掛けを強めました。その一つが中央社会保険医療協議会だというふうに思います。先週の十五日に我が
○井上美代君 日本共産党を代表して、独立行政法人医薬基盤研究所法案に対して反対の討論を行います。 本法案は、独立行政法人医薬品医療機器総合機構が創設されたときに、副作用被害救済業務や審査承認業務と相反する医薬品、医療機器の研究開発振興業務が同一法人で行われることに世論が猛反発し、そして、参議院厚生労働委員会で研究開発振興業務を分離することを求める決議がされたことを受けたものであります。 しかし、
○井上美代君 やはり深刻な事態にあるということを今御答弁くださいましたけれども、私は、厚生労働省の生活衛生関係営業実態調査報告という、これをまたかなり細かく見せていただきまして、銭湯というのがやはり三〇%のところが赤字になっているということを知りました。 その上で私はお尋ねをしたいわけなんですけれども、消費税の免税点が三千万円から一千万円に引き下げられました。この銭湯の経営にとって本当に深刻な問題
○井上美代君 今、深刻な事態が出されましたけれども、私もこの質問をするに当たりましていろいろ聞き取りをしたり調査をしたりいたしました。そういう中で、やはりこの銭湯というのが今地域住民にとってはなくてはならないものになっていると。実際には、自分のうちにおふろがあるという人たち、結構多いんですけれども、おふろのない人たちがいらっしゃるんですね。この方たちにとっては、やはり銭湯というのは非常に重要な施設であるということを
○井上美代君 日本共産党の井上美代でございます。 今回のこの改正案については、私ども日本共産党は賛成でございます。しかしながら、今回の法改正だけでは解決にならない問題が、深刻な現状が、この浴場にしてもクリーニングにしてもあるなというふうに思っているところなんですが、法案作るに当たりましていろいろ調査もされたんじゃないかというふうに思いますけれども、その辺はどのように認識をされているか、提案者にお聞
○井上美代君 日本共産党を代表して、児童福祉法等の一部を改正する法律案に対して反対の討論を行います。 本法案は、小泉内閣の三位一体改革の柱である国庫補助負担金の廃止、縮減について、厚生労働省分の削減を行うものです。この補助金カットでは、公立保育所運営費の一千六百六十一億円を始め、介護保険や児童手当、児童扶養手当などの法施行に伴う事務費が一般財源化されます。 公立保育所運営費の一般財源化で補助金廃止
○井上美代君 私は、ただいま議題となっております平成十六年度における国民年金法による年金の額等の改定の特例に関する法律案に対し、日本共産党を代表して修正の動議を提出いたします。その内容は、お手元に配付されております案文のとおりでございます。 これより、その趣旨について御説明申し上げます。 我が党は、昨年度も、二〇〇〇年から二〇〇二年まで実施された物価スライド凍結の特例措置を継続し、物価の下落を給付
○井上美代君 今の御答弁というのは、私は大臣の本当のお気持ちだというふうに思いますので、昨日の今日で、ここで答弁をするということは多分難しいというふうに思います。しかしながら、この問題というのはもうぎりぎりのところに来ているというふうに思います。議連で打合せをみんな各党の方々とやっておりますけれども、そこでももう緊急性を求められるというところではみんな一致しているんですね。だから、そういう性格の問題
○井上美代君 私は、大臣は今会う時間がないというふうに言われたんですけれども、本当に短時間でいいから、私は大臣に直接、ほかの人はもういいです、大臣にお目に掛かってほしいというふうに思っておりますので、そのことを是非実行してくださることをまず私はお願いをしたいというふうに思います。 この判決は、大臣が言われたのも私も非常に先ほど分かったんですけれども、いろいろな判決があるから、一つ出たからといってそれに
○井上美代君 日本共産党の井上美代でございます。 私は、質問の前に、昨日の、学生無年金障害者訴訟の判決が東京地裁で言い渡されましたけれども、この問題について質問をしたいというふうに思います。 この判決というのは障害者の基礎年金の不支給処分取消し請求についてということで出されておりまして、原告は四人です。そして、その一人については二十歳未満時に初めて医師の診療を受けているので違法だということで、これは
○井上美代君 大臣の言われましたように、やはりこの技術を持った機関を増やしていくということが大事なんだと私も思います。 やはり、今四つの機関ということですが、この四つの機関のほかに、やはり民間の会社にあるのかどうかということはよく分かりませんけれども、そういうところも、そしてまた、外国にもやはりあるんじゃないかと思うんですね。だから、外国にも探していただいて、何しろ遺族の人たちはもう一日も早くDNA
○井上美代君 今の御答弁を聞きながら、御遺族の、何か本当に待たれていたもので、ほっとしておられるその姿が見えるようでございます。 第二次大戦において、海外では軍人軍属合わせて約二百四十万人が亡くなっております。そして、遺骨収集されたのはその半分で、約百二十万人です。あと百二十万人もの遺骨が海外に今もなお眠っているということ、これはどうしても日本にお迎えしなければいけないというふうに思いますが、まだ
○井上美代君 日本共産党の井上美代でございます。 私は、最初に、戦没者遺骨の国費によるDNA鑑定について質問をしたいというふうに思います。 私はこれまでに、戦没者の遺骨を国費でDNA鑑定するということに関しまして、遺骨と遺族のDNA鑑定が一致した場合に遺骨を遺族にお返しするべきだということで、この委員会でこれまで四回質問をしてまいりました。そして、今日で五回目になるわけなんですけれども、政府、厚生労働省
○井上美代君 今言われたことが現状の中でどうなっているかということを見てみたいというふうに思います。 全労連傘下の労働組合の若者たちが最低賃金で実際の生活を一か月送った体験記をずっと報告しております。何百人という人たちがいるんですけれども、全国平均では時給は六百六十一円というのが今の平均です。そして、八時間、週五日働いて一月で十二万二千円弱という本当に低い水準で働いているわけなんです。 その現状
○井上美代君 本当に違いが出ている、この表を是非見詰めてほしいというふうに思います。 政府の当初の見通しを上回って、短時間の雇用者、つまり不安定雇用労働者が激増する見通しとなっております。その背景に、ここ数年の財界と政府が一体になったリストラと、そして雇用の流動化があることは明らかだというふうに思っております。 正社員とそしてパートの賃金格差というのは、もう本当に広がる一方であります。パートの多
○井上美代君 日本共産党の井上美代でございます。 私は、今日、最低賃金制度を中心に質問をいたします。 最近、民間のシンクタンクは、急増するフリーターがGDPを二%近く押し下げているという、こういう試算をしたレポートを提出、発表しております。 近年は、若者や女性だけではなくて、働き盛りの男性たちの中にもパートなど不安定雇用が大変増えていることは、もう皆様方御存じのとおりであります。サラリーマンの
○井上美代君 私は、二月に会議をやっておられるわけですから、よく趣旨が伝わっていれば、今非常に増えてきている資格証明書の人たちというのが少しは変化があるのではないかというふうに思うんですけれども、やはり増えてきているというところに、皆さん方のこの特別な事情を逸脱するような基準を設けたという、そこのところというのが伝わっていないのではないかというふうに思うんですね。でなければ、何しろ絞り込みなさいということで
○井上美代君 今言われましたように、特別な事情というのは今五つ言われましたと思いますが、保険証を取り上げられる際に、資格証明書ではなくて、そこを考慮されるということなんです。 しかしながら、資格証明書を発行された人というのは、特別な事情がない、特別な事情がないにもかかわらずとそこに書いてあるんですね。保険料を支払わない人と、保険料を支払わない人とこの五つで見るわけなんですけれども、特別な事情がないにもかかわらず
○井上美代君 日本共産党の井上美代でございます。 本日は、国民健康保険に関する質問をさせていただきたいと思います。 小泉内閣の構造改革路線の下で大変な負担が国民生活を圧迫しておりますけれども、国民健康保険の保険料負担というのは正に負担能力のもう限界を超えていると、やはり国民の命と健康を脅かす事態に迫っているということが言えるのではないかなというふうに考えております。 そうした中で、八〇年代以降
○井上美代君 やはり、育児というのは保育の質を良くしていかなきゃいけないんですけれども、これ一方では、営利が入りますと利潤を上げるということをどうしても追求いたしますので、やはり相入れないものがあるんじゃないかというふうに思うんですね。だから、そういう意味で、民間営利企業の開放にはやはり慎重な対応が必要ではないかなというふうに考えております。 次に進みますけれども、今回の改正案では、「保育の実施への
○井上美代君 民間営利企業がこれらの分野に入ってまいりますと、どうしてももうけをしなければということになっていって、利益が出ないと分かったら、やはり手放していくという、手を引いていくということがあるというふうに思うんですね。だから、福祉の後退につながる危険があるのではないかなということを心配いたします。 そうならないためには、やはり何らかの基準を作って、そしてそれを置いておくということが大事じゃないかなと
○井上美代君 日本共産党の井上美代です。 法案に関連して質問をいたします。 今回の児童福祉法の改正案には、子育て支援事業の情報提供、そして相談だとかあっせん、調整、要請の事務の分野を市町村以外の者に委託するとあります。現在、これらの業務を行っている民間企業、そしてNPOは幾つあるのでしょうか。 それと、あっせん、調整、要請などの分野は、決して利益の出る分野ではないというふうに思いますが、参考人
○井上美代君 無認可で働いておられる方たちが今日も傍聴においでになっておりますが、今の大臣のお答えに励まされておられるのではないかと思います。 それで、私はお聞きしたいんですけれども、個人事業者は平成十七年の売上分から消費税の免税点が三千万円から一千万円に引き下げられるということがあります。収入が一千万円を超える個人事業者の無認可の保育所も平成十八年度から消費税を納めなければならなくなります。しかし
○井上美代君 いろいろな保育所があるものですから、今後とも厚生労働省が子供たちの人数、そしてまた施設、これを調査を押さえていただきたい。特に、認可外はややもすると落ちてしまいがちですので、私は是非この実態の把握については、指導書も出ておりますけれども、是非よろしく把握をしていただきたいというふうに思います。 現在の状況では認可外の保育所というのがやはり待機児童解消に果たしている役割というのも非常に
○井上美代君 日本共産党の井上美代でございます。 児童福祉法の改正案と、そして次世代の育成支援対策推進法案に関連して質問をいたします。 まず最初に、現在の保育所の実態に関連して質問したいものですから、現在の公立だとか認可保育所だとか認可外保育所だとかいろんな、東京都でいきますと認証保育、そして認定保育室、ベビーホテルなどというのがあるんですけれども、一体そこに幾つ施設があり、何人ぐらいの子供たちが
○井上美代君 私は、日本共産党を代表して、労働基準法の一部を改正する法律案に反対の討論を行います。 今回の法案は、衆議院において解雇規定に関して修正がなされたものです。これらは、労働団体、法曹界など国民的な運動の成果であり、野党四党の共同要求が実現したものとして我が党としても評価をしています。しかし、それでもなお本法案には労働者と国民の生活と権利を脅かす重大な問題点が残されております。 反対理由