1961-05-11 第38回国会 参議院 逓信委員会 第23号
○参考人(五藤齊三君) 五藤でございます。私は商工会議所におります立場から、この郵政問題につきましては全くのしろうとでございますので、一般の社会人といたしまして感じましたところを、雑駁な点ではございますけれども申し述べてみたいと思います。でございますので、大局的から考えまして、今回の郵便法一部改正によって料金値上げ、改定が主として行なわれました結果、はたしてそれに対比するだけのサービス改善ができるだろうか
○参考人(五藤齊三君) 五藤でございます。私は商工会議所におります立場から、この郵政問題につきましては全くのしろうとでございますので、一般の社会人といたしまして感じましたところを、雑駁な点ではございますけれども申し述べてみたいと思います。でございますので、大局的から考えまして、今回の郵便法一部改正によって料金値上げ、改定が主として行なわれました結果、はたしてそれに対比するだけのサービス改善ができるだろうか
○五藤参考人 おくれました時間に、はなはだ申しわけがございませんが、ちょっと補足して申し述べさせていただきたいと存じます。 下請の問題に対しましては、先ほど私が申し上げました支払い状況のほかに、実は単価の切り下げの問題が大きく出て参っております。と申しますことは、ここで一つ実例を申し上げたいと存じますが、Hディーゼル工業会社あるいはF通信機工業会社、これなどの下請の実情を調査いたしますと、もう支払
○五藤参考人 はなはだ恐縮でございますが、今御発言のように、委員さんが大へん御出席が少いのであります。私は委員さんから御質疑もおありになるかと存じて、あまりにも簡単に済ませましたが、御質疑もございませんようでございますから、ちょっと補足して述べさせていただきたいと存じますが、いかがでございますか。
○五藤参考人 下請代金支払遅延等防止法の施行を見ました結果、一般下請代金の支払い状況はだんだんと改善の方向に向っておりますことは、国会諸先生方の御努力のたまものと厚く感謝を申し上げる次第であります。ただこれが、この法律によって所期の目的を達したかというと、御承知のように日本経済の発展過程において、昨年におきましては神武以来の好景気といううたい文句がうたわれましたようなふうに、一般経済界の好況に恵まれて
○参考人(五藤齊三君) 御趣旨は誠に御尤もと存じまするけれども、先ほども申上げましたように、実際公庫ができまして運営をおやりになりますというと、そんな大口に偏重することはないと私は考えるのであります。これは現に櫛田総裁がさつきおつしやいましたように、国民金融公庫でも二百万円まで貸せるのでございまするけれども、決して二百万円に偏重した貸出はおやりになつていらつしやらない。実際は一件平均十五万円というような
○参考人(五藤齊三君) 先ほど国民金融公庫の櫛田総裁からのお話を承わつておりますと、公庫における貸出の限度は二百万円であり、その一件平均額は十五万円だというお話でございましたが、仮にその公庫がこれをおやりになつたことといたしますと、その比例で行きますというと最高一千万円の場合には平均は七十五万円ということにまあなる勘定になると思うのであります。信用金庫のかたもお見えになつておりまするが、私ども仕事をいたしております
○参考人(五藤齊三君) 中小企業界の金融の梗塞の様相は、過去数年に亘りまして各方面で大変問題になつたのでありますが、殊に最近におきましての国際情勢の変化から一般産業界の景気が後退いたしまして、御承知の通り過日来不渡手形の問題が大きく現われて参りましたのでありますが、少し前まではその不渡手形は大部分中小企業のものである、こういうふうに見られております。中小企業の金詰りの深刻さを端的にその面からも現わしておつたと
○五藤参考人 ただいま御紹介をいただきました商工会議所の中小企業委員長を勤めております五藤齊三と申します。本日は各界の指導者の方々からそれぞれのお立場からの御意見の御開陳があるようでありますけれども、私は中小企業の立場に限定をいたしまして、先ごろちようだいをいたしました補正予算の説明書を拝見して感じましたところを一言申し上げまして、御参考に供したいと思う次第でございます。 今度の補正予算を拝見いたしますと
○五藤公述人 結論を申し上げます。これを要しまするのに、政府におかれましても、土地、建物等に対しては税務その他によつてこれを保留しておられまするようでありまするが、啓蒙教育の面から考えまするならば、これらも政府が率先してメートル法にかえられまして、そうして他においては強権をもつて強制せられることなく、教育啓蒙に努力をせられまして、この新しい有利な制度が一日も早く国民全体にしみ込みまして、社交生活になじみますように
○五藤公述人 私は東京商工会議所理事後藤斉三であります。本日は午前、午後にわたりまして、たくさんの方々から新しい計量法案に関しまして、賛否両論が多々おありになつたことと存じますので、私は商工業者の総合団体であります商工会議所を代表いたしまして、大局的の意見を申し述べさしていただきたいと存じます。 メートル法を基底といたします新計量法の精神に関しましては、すでに学術的、理論的にはもう論値上盡されたことのように
○参考人(五藤齊三君) 後段の御指摘の通りでありまして、信用協同組合は現在の性格の通りでますます発達を希望いたしまするし、事業協同組合の中の事業分野の中に預金の受入をお許し頂きたいと、こういう希望でございます。現在事業協同組合はすでに貸付はなし得ることになつておりまして、金融の斡旋の形におきまして貸付をやつておるのでありますが、でそれらに関連をいたしまして、資金繰りを受けるという意味ではございませんで
○参考人(五藤齊三君) これは協同組合の問題ではございません。協同組合員の中にはあるかと存じますが、協同組合自体の問題ではございません。
○参考人(五藤齊三君) 只今御紹介を頂きました東京精密機器工業協同組合理事長の五藤でございます。 只今稻川さんから今度の協同組合法の改正案と、将来の改正に対する要望につきまして、詳しく御証言があつたのでありまして、私のほうの言わんとすることはことごとく盡して頂いたように思つておるのであります。ただ一、二の点に関しまして、稻川さんのお触れにならなかつたことで、私どもの考えておりますこと或いは稻川さんのおつしやつたことに
○五藤公述人 それは私現在資料を持つておりませんので、申訳ございませんが、お答えができません。が、とにかく中小企業は個人経営が何といつても多いと思いますが、同族会社の大半は中小企業の会社であるとお考えを願つて間違いないと思います。と申しますのは、従来の財閥的な同族会社と申しまするのは、御承知の通り財閥解体の結果、ことごとくなくなつておるわけでありまして、今日の同族会社のほとんど大部分は、中小企業者の
○五藤公述人 これは私の手元にけさ届きました全日本中小工業協議会の速報を取上げて申し上げましたが、全日本中小工業協議会は、中小企業庁と連絡をいたしておりまする団体でございまするので、おそらくこれは中小企業庁による調査の結果であろうと私は信じております。
○五藤公述人 私は財政にはまつたくのしろうとでありまするが、中小企業者の立場から日ごろ考えております意見を、予算案に結びつけて申し述べたいと存じます。 過日公聽会のために予算案の説明書をちようだいいたしまして、それを一見いたしたのでありますが、まず二十六年度予算を概括的に拜見をいたしまして感じますことは、この経済安定期におきましての施策といたしまして、まず財政規模の縮小に留意せられ、その結果資本蓄積
○公述人(五藤齊三君) 或る新聞の記事にこういうことがありました。中小企業というものは雑草のようなものであつて、大して国家的にも役には立たんけれども、幾ら踏みつけても踏みつけても枯れないのだ、引き抜いても引き抜いても又生えて来る、こういうような記事を私読みまして、一つは非常に我々中小企業として多くの侮辱を感じました。他面におきましては中小企業の根強さ、そうして又これが国家のために間接的に寄與している
○公述人(五藤齊三君) 附加価値税は、これは非常な問題でありまして、私共聞くところによりますというと、今の税率を施行せられましても、恐らく従来の負担の数倍に上るのではないか、又御質問の外でありますけれども、固定資産税等も非常な増徴になりまして、従来の五倍、六倍というような税を取られる結果になるのではないか、この点は大きな関心を持つております。ただ一つ言えますことは、有能な企業、いわゆる黒字企業に対しましては
○公述人(五藤齊三君) 私は今御紹介を頂きました五藤齊三であります。中小企業を代表いたしまして商工会議所の理事をいたしておりますものでありまして、全く財政につきましては素人であります。実は予算説明書を頂戴いたし一応拜見いたしましたけれども、詳しい計数的なことはなかなか頭に入りませんので、とにかく予算に関連を持ちます政策的な意見を、中小企業の立場から述べさせて頂きたいと存じます。 先程第一銀行の頭取