1966-07-27 第52回国会 衆議院 社会労働委員会 第1号
○五島委員 常用労働者が擬装されているかどうかということについては、職安の領分以外になるのじゃないかと思うのです。職安にも関係があると思いますけれども、基準行政の監督の問題についてはどうか——そこで地元でいろいろ問題になっておりますのは、一万二千名登録をしたということについてはいろいろ業者の作戦があるのではないか。これは憶測にすぎないかもしれませんけれども、作戦があって、港湾労働法を業者がざる法化して
○五島委員 常用労働者が擬装されているかどうかということについては、職安の領分以外になるのじゃないかと思うのです。職安にも関係があると思いますけれども、基準行政の監督の問題についてはどうか——そこで地元でいろいろ問題になっておりますのは、一万二千名登録をしたということについてはいろいろ業者の作戦があるのではないか。これは憶測にすぎないかもしれませんけれども、作戦があって、港湾労働法を業者がざる法化して
○五島委員 職安局長の説明はあとにしていただきます。 それで、すみやかにやると言っておられますけれども、賃金問題を労働者が納得しなければ今日のような状況が続くのではないか。そうすると、仕事をしていないから日雇港湾労働者手帳を持っておる日雇いの港湾労働者は、今度は雇用調整手当の支給ということになります。そうすると、その中で労務を拒否した者、あるいはその他適格性を欠く者には港湾労働者手帳を取り消す、港湾労働者
○五島委員 きょうは、質問者が多くて時間がないらしいので、できるだけ要点だけを質問しますから、ごまかさないように、はっきりわかるように答弁をしてください。 私の質問したいことは、七月一日から完全に実施されました港湾労働法の施行の状況について、その後、大臣もあるいは職安局長も基準局長も運輸関係もよく御承知だろうと思いますけれども、私たちは、この前の通常国会において長年の懸案であった港湾労働法が制定され
○五島虎雄君 ただいま趣旨説明のありました法律案に関連し、日本万国博覧会に関する諸問題について、日本社会党を代表いたしまして政府の所信をただしたいと存じます。(拍手) 日本万国博覧会は、わが国も昨年正式に加盟国となりました国際博覧会条約に基づき、来たる一九七〇年、すなわち昭和四十五年に大阪府下千里丘陵において開催されるわけであります。日本万国博覧会は、条約上第一種一般博覧会といわれるものでありまして
○五島虎雄君 私は、日本社会党を代表して、昭和四十年度第三次補正予算に対する組み替え動議の御説明を申し上げたいと存じます。 今回の政府の補正予算は、その形式こそ通常の補正と変わるところがないのでありまするけれども、その財政的、政治的な意義は、戦後の歴史を画する重大なる財政政策の転換を行なおうとするものであります。(拍手)なぜならば、この補正予算の中には、昭和四十年度の財源措置として二千五百九十億円
○五島虎雄君(続) すなわち、経済協力の実態は、日韓米の独占資本の結合を如実に示すものであり、韓国の真の経済安定、ひいては民生安定には決して寄与するものではないとわれわれは考えるのであります。このような経済協力を肯定する通産大臣は、もはやその資格なしといわざるを得ません。
○五島虎雄君(続) これらの韓国財閥は、米国の経済援助の恩恵を受けて成長を遂げたものであり、いままた日韓経済協力によってこれらを育成することになるのであります。
○五島虎雄君 私は、日本社会党を代表いたしまして、ただいまの三木通産大臣の不信任決議案の提案趣旨に関し、中村重光君に対し若干の質問をいたしたいと思います。 聞くところによれば、中村重光君は三木通産大臣の不信任の提案理由の用意を四時間分されたそうであります。ところが、ただいまは皆さんの環視のもとに、議長からたったわずか十分で降壇を命ぜられました。この十分間におけるところの中村君の趣旨はまことに理路整然
○五島委員 そうすると、きょう各委員が二十三号、二十四号あるいは集中豪雨の関連問題として政府及び関係当局に多くの質問をされたわけですけれども、八月の六日に襲来しました台風十五号については、南九州について非常に災害をもたらしたわけです。この点については当該委員会でずいぶん検討をされましたけれども、その後査定官などの派遣をされて、そして災害の査定はすでに終わったということを聞いておりますけれども、現地の
○五島委員 そうすると、この三百五十億という予備費は、それぞれの災害に、大体査定が済んだら、その方針でその災害復旧対策費とかあるいはその新しい施策のために予備費を政府としては使用していいわけですね。
○五島委員 一番最後になりましたので、私は非常に簡単に質問したいと思います。 いま災害対策予備費としては予算上どれだけ残っておりますか。
○五島委員 そこで、新聞は大体六大都市五大新聞をはじめ、地方新聞ではこれを大々的に、何回にもわたって、三月三日、六日、七日、それぞれの新聞紙上でこの問題をとらえて、そうして解説記事まで出てきたわけです。そこで、運輸省も労働省も御承知だろうと思うのですけれども、このあぶれ賃なるものは合法か非合法かという問題について質問をしておきたいと思うのです。このあぶれ賃を船主協会から荷役振興協会が入手して、そしてそれが
○五島委員 運輸大臣や労働大臣が来られる前に質問をしておきたいと思います。そのうちに来られるでしょうが、先週の火曜日に、山田耻目委員からこの法案について若干の質問がございました。しかしながら、私がこの質問と答弁の内容をいろいろ検討いたしましたけれども、どうしてもふに落ちないのは昨年三月三日の審議会の答申であります。答申の内容と今回提案されたところの法案と、それぞれの食い違いがあるわけであります。それで
○五島委員 通産大臣はけっこうです。 海部委員や板川委員の質問に関連いたしまして、いよいよ空の交通というものが国産機で飛べるようになる、こういうことは私たちも喜ばしい限りだと思います。ところが月に一・五機の生産能力であって、そして昭和四十五年までに百五十機ですか。そうすると航空産業が見合い上引き合う、そして、現在のままの状況では少々ばかり黒字になる予定である、こういうようなことです。ただいま板川君
○五島分科員 調整手当の問題だけがあれをするというようなことですが、運輸省から河毛参事官が来ていらっしゃいますね。そうすると、いろいろの問題でこれが予算上に盛られ、かつまた労働省と運輸省とが大体調整をされたと思いますけれども、私はその原案を知っておるわけですけれども、原案では一年以内にこれを実施するということになっていた。ところがこれがその倍の二年かかる、こういうようなことは、運輸省関係としての考え
○五島分科員 そうすると、大臣の気持ちというものは、はなはだ不満であるという意向でありますが、そのお気持ちは、私よくわかるわけです。この法律が閣議決定になるまでに、私はずっと横から見ておりますると、何というか最後にはこの法律案が芽を出して、一体法律として閣議決定ができるかというような心配までしたわけです。ところが、その心配の重点というのは、他の関係省との調整という問題があるわけです。そうすると、その
○五島分科員 私は、この分科会のことですから、法律案のことについてもいろいろ細部にわたって質問したいと思いますけれども、時間も、いま主査が言われたように、できるだけはしょらなければならぬというようなことで、質問の要点を一項目にしぼって質問しておきたいと思うわけです。 その一項目の質問は、港湾の労働法に関連する予算上の問題であります。二億三千万円を一般会計から港湾労働法関係として予算が上程されております
○五島委員 私は、日本社会党を代表いたしまして、ただいま上程されました政府の昭和三十九年度補正予算、すなわち第1号、特第1号及び機器1号に対し、反対の討輪を行ないます。 私は、まず本補正予算案に対する反対の理由を申し上げる前に、何よりもその背景となっているわが国経済がいかなる事情のもとに置かれているかを指摘しなければならないと思います。 現在わが国経済を取り巻く情勢はきわめてきびしいものがあります
○五島委員 堀委員と一緒に昨日尼崎の問題について兵庫の基準局長といろいろ話をして、きょう上京してきたわけですが、辻賃金部長がいま答弁されたことによって、ほぼ答弁についてはそれはそれなりに満足をいたしました。したがって、今後よく指導されて、適切なる措置を講じて、労働者の生活の向上ができるような配慮を労働基準局としてお願いしたいと思います。 それからもう一つは、大体業者間協定における最低賃金の規制を受
○五島委員 関連して。——栗原さんの質問は指導監督制度、こういうことです。もちろんいま青木法規課長が言われたように、その事実の問題について、労使双方の争点についてどうであるからどうせいという指導は、これは監督官庁としてもできかねると思います。しかしながら一般的に組合を育成するということは、労働省の一つの任務であろうと思うわけですが、そうするといろいろの事実が固まって、もうまさに無期限ストに入ろうとしておる
○五島委員 それでは、責任がある地位の方が一・三人程度ではシーズンをまかない切れませんよ、こういうように言われることは、この監督をされるところの全国のバスの経営者が労働者を使う上において、一・三人ではとうていできませんよと豪語される以上は、これは強力に指導が必要じゃなかろうかと思いますから、この点を添えて、この面についての質問は終わることにいたします。
○五島委員 関連してちょっと。——栗原委員と私が高崎におもむきまして、この上信電気鉄道について、バスの転落問題あるいは不当労働行為の問題、あるいは基準法違反の問題等々について調査いたしました。そしてこれから栗原委員が、労務管理の問題やその他労働関係について質問を展開せられるであろうと思いますけれども、私は数点について簡単に、質問を阻害しないように、その質問に関連して質問をしておきたいと思います。
○五島議員 説明をする前に、皆さんの手元にプリントを差し上げておきました。そこに二カ所ほど訂正しなければなりませんけれども、私が提案理由の説明の過程において訂正していきたいと思います。 それでは、ただいまから提案理由の説明を申し上げます。 私は、日本社会党を代表いたしまして、最低賃金法案の提案理由及びその概要を説明申し上げます。 本法案を提案いたします理由は、現行最低賃金法の内容が、憲法第二十五条
○五島虎雄君 私は、日本社会党を代表いたしまして、議題となっております昭和三十九年度一般会計予算、昭和三十九年度特別会計予算、及び昭和三十九年度政府関係機関予算の撤回とその編成替えを求める動議の提案理由を御説明申し上げたいと存じます。(拍手) かつて池田首相は、投資がふえると生産がふえ、生産がふえれば所得がふえ、所得がふえれば貯蓄がふえ、貯蓄がふえるとまた投資がふえるという、おけ屋の思案的なことばを
○五島委員 私は、日本社会党を代表いたしまして、議題、昭和三十九年度一般会計予算、昭和三十九年度特別会計予算及び昭和三十九年度政府関係機関予算の撤回とその編成替えを求める動議の提案理由を御説明申し上げます。 かつて池田首相は、投資がふえれば生産がふえ、生産がふえれば所得がふえる、所得がふえれば貯蓄がふえ、貯蓄がふえればまた投資がふえるという、おけ屋の思案を述べられたことがあります。これは、投資から
○五島委員 いま移住局長が説明されましたけれども、ちょっと発音が聞き取れないわけです。ですから、この次からはもう少し大きい声でお願いをしたいと思います。 ところが、アルゼンチンはあまり熱心でなかった、熱意を持っていなかったというような発言があったようでございますが、その後、在外公館との交渉において、実質的には変わらないような取り扱いをするというような説明が行なわれたようであります。ところが、この手紙
○五島委員 ただいまの報告は、合同協議会を開いて一年間にわたっていろいろ協議をしているというような話がございました。在外公館において一年間も協議をしている。その間にまだ何も話がついていないのに、移住者を募集をされて、そうしてその移住者に対して、アンデス計画地はこういうような協定に基づいてこのような条件で入植ができるのだというような教育をされて、胸をとどろかせ希望にふくらませながら海外に送り出して、行
○五島委員 いよいよ一般質問の最終を承りまして、一時間半程度、労働問題を中心として、そして経済の見通しにわたって質問をいたしたいと思っておりましたけれども、その前に特に海外移住の問題について、外務大臣及び海外移住事業団の方々にお尋ねしておかなければならないことが出来いたしましたので、特に海外移住事業団の理事長の御出席をお願いしたわけであります。 といいますのは、数日前に私の手元に、アルゼンチンに計画移住
○五島分科員 そうすると、これは具体的に今度は資金繰りの困難な企業に対して政府資金の融通を行ないますか。それも検討中ですか。
○五島分科員 地方財政法あるいは地方公営企業法などを見ますと、繰り入れ金の措置というものは明らかになっております。それは特別会計において処理すべきである、そして公営企業の歳出は当該企業の経営に伴う収入及び地方債から収入したものをもってこれに充てなければならない、こういうことになっている。そして今度は剰余金が生じた場合には、その二分の一を下らない額を積み立てあるいはその地方債の返還に充てなければならない
○五島分科員 さっき自治大臣は、タクシーの問題に関連されまして、地方のバス経営に手をやいておるというようなことを言われました。私は阪上君の質問に関連して質問をすればよかったわけですけれども、私が関連して質問をすると阪上君の質問時間を食ってしまうので差し控えておりましたが、あらためて質問をしておきたいと思うわけであります。 私は五点について質問をしようと思いましたけれども、あとに山下委員が朝から出席
○五島委員 私は、日本社会党を代表いたしまして、昭和三十八年度補正予算第3号、特第3号及び機第3号に対しまして、反対の立場から討論を行なわんとするものであります。 昭和三十八年度の予算が成立いたしまして以来、わが国の経済は三つの深刻な矛盾に直面しているのであります。 その第一は、申すまでもなく、異常な物価騰貴であります。池田総理就任以来急速に上がり始めました物価は、本年も依然として上がり続け、総理府統計
○五島委員 式の運営について、どういうような行事が行なわれるであろうかというようなこともいろいろ疑問の点でございますが、その点については各界の代表からみたまをお祭りし、追悼するとともに、それについての式辞等々が行なわれるであろうと思うのですけれども、どういうようなことですか。そういうことは一切抜きにして、ただ誓い合い、国の諸官庁に対して半旗を掲揚するように、そうして国民自体が黙禅し、八月十五日は苦しい
○五島委員 いま中村英男先生が質問されました場民的規模というようなことに二つあると思うのです。一つは政府が主催することと、政府、たとえば厚生省が民間のいろいろの団体にまかせ切って、そうして国民的な規模において、こういう国事のために非命をとげられた方々あるいは国のために戦没された方、そのみたまを祭り、そうして平和を祈念し、国民的行事において今後一切戦争がないようにする、こういうような二つのやり方があろうと
○五島委員 この法律案の趣旨には反対するものではありません。ただ一つ疑問に思うのは、今後この法律案が公布され、施行された後にはいろいろみずからの規制が始まるし、また企業々々においては薬剤師の人数もそれで決定されます。したがって、この法律の要望するように今後の薬品の販売規制、系統の明確化、そういうことがあってそうして乱立の防止になり、そして国民医療の増進ということになるならば非常に幸いだと思うわけです
○五島虎雄君 私は、わが党の同僚議員である大原君のあとに続きまして、——ただいま議題となっておりまする職業安定法及び緊急失業対策法の一部を改正する法律案は、去る六月十八日の社会労働常任委員会における秋田大助委員長と自民党議員の政治的犯罪行為ともいわるべき行動によりまして本会議上程となったのでありますが、この経過より照らしまして、まさに不法であり、そうして不存在であるということは、昨夜以来ここに三十数時間