2014-05-14 第186回国会 参議院 厚生労働委員会 第13号
○参考人(五十嵐隆君) まだ条文だけで具体的なものが見えないという現状ですので私も軽々にはいろんなこと言えないんですが、今御指摘ありましたように、地域、これも地域と申しましても、医療が非常に豊かな地域とそれから広範囲にもかかわらず専門家が少ない地域がございますのでなかなか一概には言えないかもしれませんけれども、ある一定の、少なくとも県単位だとかいうレベルで、子供の生育に関係する、だから医療者だけじゃなくて
○参考人(五十嵐隆君) まだ条文だけで具体的なものが見えないという現状ですので私も軽々にはいろんなこと言えないんですが、今御指摘ありましたように、地域、これも地域と申しましても、医療が非常に豊かな地域とそれから広範囲にもかかわらず専門家が少ない地域がございますのでなかなか一概には言えないかもしれませんけれども、ある一定の、少なくとも県単位だとかいうレベルで、子供の生育に関係する、だから医療者だけじゃなくて
○参考人(五十嵐隆君) 御指摘いただきまして、大変ありがとうございます。 子供の慢性特定疾患の多くは、小児期に治ってしまう病気もありますけれども、大人になっても、病気を持って大人として過ごさなきゃいけない病気が多々あると思います。そういう意味で、小児のときだけ支援するというのではなくて、できれば大人になってからも何らかの形での支援をしていただきたいというふうに考えているのが一点でございます。 それからもう
○参考人(五十嵐隆君) それでは、慢性疾患を持つ子供と御家族への支援の充実ということでお話をさせていただきたいと思います。 私は、国立成育医療研究センターの五十嵐と申します。本日は、お話をする機会をいただきまして誠にありがとうございます。 私は、平成二十四年九月に設置されました社会保障審議会児童部会小児慢性特定疾患児への支援の在り方に関する専門委員会の委員長として、昨年十二月の報告の取りまとめに
○五十嵐参考人 大変貴重な御指摘だと思います。そういうことができると非常にいいと思うんですが。 今、例えば指定疾患の方は研究班がございまして、それぞれホームページをつくり、そこにアクセスすると、病気の全貌がわかったり、治療法がわかったり、あるいは治療をどこでお受けになることができるかということまでわかっていると思います。 それに対して、今御指摘の疾患につきましては、非常に頻度も少ないし、研究班はあったりなかったり
○五十嵐参考人 病気というのは、もちろん原因がわからない病気はたくさんあるわけですけれども、一つの実態として捉えるためには、やはりある程度診断基準を持って、そして、どんなドクターでも、資格のあるドクターならば、どこでも誰でも診断できるというものがないといけないと思います。つまり、ある程度の客観的な指標があって初めて病気を捉えることができると思うんです。 今御指摘がありましたように、症状だけでいくという
○五十嵐参考人 国立成育医療研究センターの理事長をしております五十嵐と申します。 本日は、お話をする機会をいただきまして感謝申し上げます。 私は小児科医であります。小児腎臓病、あるいは水・電解質代謝の臨床あるいは研究にこれまで従事してまいりました。在籍した大学病院の小児科では、慢性疾患や難病を持つ子供の医療にかかわってまいりました。 私は、平成二十四年九月に設置された小児慢性特定疾患児への支援