1973-03-28 第71回国会 参議院 予算委員会 第13号
○国務大臣(二階堂進君) 私は、同じ日本人が施設内に働いておって事故があった場合に、日本人でないような感覚で政府当局も取り扱っておるというような印象だとおっしゃいますが、私はそうではないと思っておりますが、いろいろな米軍との関係は、なかなか思うように立ち入りができなかったりするという事情もあることは御承知のとおりでございますから、できる限りの範囲において話をつけて、そして調査をするというたてまえにいまなっておりまして
○国務大臣(二階堂進君) 私は、同じ日本人が施設内に働いておって事故があった場合に、日本人でないような感覚で政府当局も取り扱っておるというような印象だとおっしゃいますが、私はそうではないと思っておりますが、いろいろな米軍との関係は、なかなか思うように立ち入りができなかったりするという事情もあることは御承知のとおりでございますから、できる限りの範囲において話をつけて、そして調査をするというたてまえにいまなっておりまして
○国務大臣(二階堂進君) お答えする前に、先ほどから当局の出席がなかったり、おくれたり、また、適切に答弁ができなかったりしたことを、私は非常に遺憾に思います。今後こういうことがないように、厳重に各省にも私のほうからも申し伝えるつもりでございます。まことに遺憾に存じます。 こういう事故が起こることは、はなはだ私も遺憾だと思っております。しかも、まあ米軍の関係のタンカーに、炎上、火災が起こり、その結果
○二階堂国務大臣 野党四党案は、ということは申し上げておりませんです。野党四党案であるのか、小山私案といって小山さんが持ってこられたものですから、私は、こういう案でおまとめになっておるものだと考えたわけです。これは野党四党案でございますよと小山さんがおっしゃっいましたら、私も考えたかもしれませんが、そんなことは、小山さんがおっしゃったことは、野党四党案ということは私も聞いておりません。ですから、私の
○二階堂国務大臣 私もここに呼ばれましたから非常にいい機会だと思いますが、その新聞記事は、私が会見を求めたのでもなければ、毎日定例的に会見をやっていますから、その会見で申し述べたことであります。それは談話というようなものを発表したものではありません。それは閣議があり、会合があれば、そのつど定例会見で質問も受けますから、その質問に答えて申し上げたことでございまして、談話というものを書いて発表をしたものでもなければ
○二階堂国務大臣 いまお尋ねになりましたとおり、昨年の経緯は、党側に一任して、党側でいろいろ折衝していただくということになった。そういう経緯は私も承知しております。
○国務大臣(二階堂進君) 田中法務大臣が、本委員会において述べられたことは、変わりはございません。そのとおりでございます。 それから後段のことにつきましては、まあ、法眼次官がどういう真意で言ったのか、どうなんだと聞かれますから、私の推測にすぎません。
○国務大臣(二階堂進君) 先日来問題になっておりまする方針につきましては、本委員会において法務大臣がお述べになったとおりでございます。私が、いまお尋ねになりましたことは、きのうの前者会見におきまして法眼次官が言った真意はどういうところにあるのかと、いろいろ聞かれますから、私は、会って話を聞いてみなけりゃわかりませんが、いろいろ聞かれますと、こういうことなども考えられて法眼次官が発言されたのではなかろうかということを
○国務大臣(二階堂進君) お説のとおり、通産大臣時代に自分の書かれたものを出版されたわけであります、日本列島改造論というものは。それがたまたま総理の、総裁選挙の時間にも合いましたし、またその上、引き続き、もう土地政策大綱をまとめられたときから一つの構想が総理にあったわけであります。したがって、こういう構想を国民に訴えられたわけでありますから、それを自分のやはり一つの政治の構想としてまとめていくために
○国務大臣(二階堂進君) いまお尋ねの件でございますが、総理の真意は、別の機会にでもまた総理から直接答弁があってもいいと思いますけれども、ただ、この機会に、私は、総理の真意はどうかと聞かれましたから申し上げておきたいと思いますが、この国土の総合開発という問題は、御無知のとおり、いま行政が縦割りになっておりまして、なかなか各省間の調整がとりにくい点もしばしば私どもが経験しているとおりでございます。したがって
○国務大臣(二階堂進君) きょうは、私もこれからまた出かけなければなりませんから、直接大臣と話をする機会がございませんが、私が農林大臣、建設大臣とお話をしまして、どこの局ということをきめていただきたいと思います。これはきょうはできませんから、月曜日まで待っていただきたいと思います。
○国務大臣(二階堂進君) いまお話がありましたとおり、戦時中の防空壕が残されておって、いろんなことに支障を来たしておる。これは遺憾だと思っております。それで、いまお尋ねのようなことが起こってきておるわけでございますから、責任官庁を明らかにせよ、これは明らかにすべきだと思っております。そこで、私は農林大臣、建設大臣には直接お話はいたしておりませんが、都市部にあるものは建設省、農村部にあるものは農林省所管
○国務大臣(二階堂進君) この富士保全整備法という問題は、昨年の八月二十八日でありますか、私と山梨県知事と、それから前山梨県議会の議長小林さん、これは北富士演習場対策協議会長という名前で来られまして、そのときに取りきめをいたしたものであります。先ほど足鹿さんの話の中にもございましたこの富士保全整備法というのは、政府が申し上げた問題ではありません。地元を代表する最も大きな知事さん、そして小林協議会長、
○国務大臣(二階堂進君) 私は具体的に関連事業を延ばせとか、あるいはいま海洋博覧会本来の事業を繰り延べろとか言って、具体的に私は考えを述べたわけじゃございません。そういうこと等もひとつ検討をしてみたらどうかと。私は具体的に、関連事業を延ばせとか、あるいは本来の仕事を延ばせとか、そういう具体的なことを申し上げたんじゃないのであります。何かそういう方法があるならば、一つの冷却する要因にもなるんじゃないか
○国務大臣(二階堂進君) いまお尋ねになりましたことが私のほうにも伝わってきておりますが、御承知のとおり、海洋博の起工式も行なわれたわけでありますし、それと同時に、国会の先生方からも、あるいは社会党の方々、特に安井先生、上原先生、井上先生お見えになりまして、この物価騰貴、労務者の不足、まあいろんな問題が起こっているわけです。だからこういう問題に対して政府は打つべき手を打ちなさい、こういう強い要請がございました
○二階堂国務大臣 いまおっしゃるような内容については、私もまだ閣議で報告も受けておりませんし、いつ閣議決定になるのか承知しておりませんが、先生の御発言のとおりとすれば、近く決定されると思いますが、それにしても、自治省がこういう法律を提出する以上は、選挙等に困難があるということを予測して、困難な中に選挙が行なわれる、全くわけのわからぬものを出すということでは私はよくないと思います。しかし、政府が閣議決定
○二階堂国務大臣 山口先生のおっしゃる御趣旨もよくわからぬでもありませんが、一つ御指摘になった点で私が理解しかねる問題は、野党も反対する趣旨のものを、政府はごっちゃにして法律をつくって出すということは、政治家としての姿勢が少し間違っておるんじゃないかというような御意見、私の聞き違いであれば訂正いたしますが、そういう御趣旨であるともしするならば、私はいかがかと思います。これは、やはり各党それぞれ違った
○二階堂国務大臣 山口先生ももう長い間国会におられますから、法案の取り扱い等については専門家でございますからよく御承知のことと思いますが、先ほどお述べになりましたとおり、あの沖繩返還の際には、六百本もあるという法律を何で数本にまとめるのかという御議論がございました。しかしそのときも、沖繩がまず帰るということが一つの目標であるし、そのために関連する内容を持った法律であるからということで、五、六本にしぼって
○二階堂国務大臣 同和対策の推進につきましては、私も前内閣以来から当委員会におりまして、八木先生の御議論を十分拝聴しておりますし、また田中内閣になりましても、一そう前向きに、積極的に法律に規定されている内容を推進していくことには変わりはございません。
○二階堂国務大臣 外交の問題に関しましては、大平外務大臣がおられますから、外務大臣がここで申されることが正当な政府の見解だと私は考えておりますが、私が記者会見をいたしますといろいろな問題の質問をされる。たまたまこの問題が質問されましたので、私はその会見において私の見解を申し上げたところが、えらい大きく、読売でございますか、出ておりまして、私もびっくりしたのでございますが、それはこういうことでございます
○二階堂国務大臣 私は、米国政府に対してその抗議を申し込むという考えではなかったのであります。事がどういうわけでああいう爆撃が行なわれたかということについては、双方言い分があるようであります。しかし、いずれにしても爆撃行為そのものはまことに遺憾である、爆撃行為そのものは遺憾である、こういうことを私は記者会見において発言したものでございます。
○二階堂国務大臣 まあ二十三日の日米安保協議委員会、そこで話をしますよ。そこで話がきまらなければ、おまえそう言ったじゃないかとまたおしかりを受けないように、それだけは努力しますよ。しかし、二十四日になってきまらなかったとなると一それは話をしますよ。内容はどういうふうに発表されるかわかりませんが、二十四日、二十五日、それはどうなるかわかりませんが、最大の努力をしますということを申し上げるだけでございます
○二階堂国務大臣 私が先ほど申し上げたのも、要は、全面返還してくれば、そのあとはまた政府——自衛隊ですかな、それと自治体の責任者と会っていただいて、どうするか、こうするかきめていけばいいことですよ。その前に、いま言ったように、米軍もまだ入っておるということですから、それの全面返還を、三、四年というのももっと早くできぬかと言ったのは、そこなんですよ。全面返還になることが前提だ。だからそういうことは、私
○二階堂国務大臣 いまお尋ねになりましたこの立川基地をめぐる問題、私も事態の解決をはからなければならないと思って、非常に注意深く見守っておるわけでございます。 この基地の問題をめぐっては、大出さんもえらい苦労をされましたが、相模原補給廠の問題等もありまして、その際に市民との間に感情の対立があって、好ましからざる事態が起こるということは決していいことではありません。ですから、いろいろな角度からいろいろな
○国務大臣(二階堂進君) お会いいたしまして、いろいろ実情の調査をされたことを踏まえて御意見を承りましたが、全逓に関する限り、労使間の関係が非常に悪いと、そしてまた、その組合活動に対して破壊活動的なことを政府は意図しているというような御意見でございましたが、これはまあ、郵政大臣がそれに対して、そうではないんだということを答弁をいたしておりましたが、しかし、もとより労使関係は円満に話し合いをして仕事を
○国務大臣(二階堂進君) きのう放送討論会でお聞きになったことについてのお尋ねでございますが、自衛力の問題についていろいろ各党から意見が出ましたので、私は、自民党の自衛力というものは憲法という制約が大前提になっております、それをはみ出すものではございませんと、こういうことを申し上げました。いろいろ議論がありましたので、各党——社会党、民社党、公明党、共産党がおられます、私どもの考えておる防衛、安保というものに
○国務大臣(二階堂進君) いまの具体的な問題について所管大臣に御質問でございましたが、この具体的なことにつきましては、それぞれお答えがあると思いますが、御承知のとおり、今月の二十七日までで期限の三カ月間を経過するわけでございます。したがいまして、そのときにいろいろ取りきめをいたしました国有地の開放の問題、民生安定事業の問題、さらにまた、静岡県側からも要望されておりました富士保全法の制定の問題については
○国務大臣(二階堂進君) いまおっしゃるとおり、この相模総合補給廠において修理された兵員輸送車とか戦車というものがベトナムに行っておるということで、市民感情、国民感情から申しますと、これは阻止すべきだという意見がありましたし、また相模原あるいは横浜市長、あるいは野党の代表者の方々からも、そういう、私にやめさせろという陳情とか意見がずいぶんまいりましたから、私は市民感情として国民感情として、ベトナムに
○国務大臣(二階堂進君) 私も正確に米軍に聞いて調べているわけじゃございませんが、ほとんどはベトナムに行っていると承知をいたしております。
○二階堂国務大臣 そういう議論も私どもはいままで承っておりましたが、従来はオブザーバーという立場において、ただ意見を聞いておくという程度の資格で参加しておった者が、今度は正式なメンバーとして参加いたしまして、文民統制の立場からこれらの問題について意見を申し述べるということは、私は適切な方法ではなかろうかと思っております。 なお、いろんな民間の方々等も入れて、広く国防に関する意見を求めるために、国防
○二階堂国務大臣 文民統制の実をあげろという御主張はもっともなことでございまして、私どもは、国防会議の正式のメンバーも、いろいろ議論はございますが、国家公安委員長、それから科学技術庁長官と官房長官、これは従来もオブザーバーとして出ておりましたが、そういう方々をさらに正式のメンバーとして追加いたしました心これも文民統制の実をあげるための一つの理由だと思っておりますが、私は、一番の問題は、党首会談のときも
○二階堂国務大臣 いまお述べになりました問題につきましては、過ぐる国会の末期におきましても、御承知のような論議がなされたわけでございまして、それを受けまして議長あっせん案が出たことは、お述べになったとおりでございます。その趣旨を受けまして、国防議員懇談会あるいは国防会議を開きまして、最終的に四次防の内容を決定いたしました。私は、それを文書にいたしたものを両院の議長に報告をいたしたわけであります。
○二階堂国務大臣 これも、日にちは正確に記憶はしておりませんが、このいきさつについて、自民党の神奈川県連本部のどなたからか、われわれも新聞記事などを見てわからぬ点もあるから、だれか説明によこしてくれないかという話がありました。そこで山下副長官に対して、適当な時期に、県連のほうの要求でもありますから、よくわからないということでもあるから、その話を説明をしてきたらどうかということは申しましたが、しかしその
○二階堂国務大臣 いまのお尋ねにつきましては、後刻外務大臣が参ると思いますから、外務大臣のほうから詳しく事情を御聴取願いたいと思いますが、私は九月十二日の記者会見、閣議了解事項等でお話しを申し上げたとおり、市民感情、県民感情等もありますから、政府の立場は立場といたしましても、できるだけ相模総合補給廠の機能の停止、縮小というものは、ひとつ政府としても急ぐ方針で米側にも申し入れをいたしました。なお、ベトナム
○二階堂国務大臣 いつだったか忘れましたが、先々日、参議院の内閣委員会にも呼ばれまして、いま大出さんがおっしゃったようなことを質問受けました。私はその際にも、秘密文書というものは全くございませんということを明確にいたしておきました。これは御承知のとおり、戦車問題は非常に大きな社会問題でもありましたから、私どもの立場を御説明申し上げ、またできるだけ円満に事態を収拾しようということで、大出さんも地元のいろいろな
○国務大臣(二階堂進君) 私もきょうは各党の責任者、あるいは組合の方々、あるいは飛鳥田市長、ずうっといままでお会いいたしまして、いろんな抗議を受けたり、態度を究明されました。私も何もかもこういうことをやってよかったと思っておりません。しかし、先ほどから申し上げまするとおり、安保条約を日本の政府が今日守らなければならない立場にあることは御承知のとおりでありまして、将来についてどうとかこうとかいうことは
○国務大臣(二階堂進君) 時間時間と申されますが、私も時間はそうあるわけじゃございません。けれども、しかしいろいろ今日までのいきさつを話をしないとわからないこともありまして、なかなか私の答弁が長いと申されますけれども、まあ申し上げることは申し上げておかないと誤解を招いても困りますから、鈴木さん、ひとつお許しをいただきたいと思いますが、この建設大臣が沖繩との関連においてものを申したということは私は納得
○国務大臣(二階堂進君) 建設大臣が御答弁したことにつきまして、私、直接には聞いておらないわけでありますが、あとからまたよく伺いたいと思いますけれども、どこの省が中心になってやったのかということの具体的な、事務的な折衝は、各省の事務次官段階でいろいろ協議をして、その次官会議にかけられてきまったことを閣議にきょうはかって、正式には本日の閣議で制限令の改正、省令の改正が決定した、こういうことであろうかと
○二階堂国務大臣 いま大出さんのおっしゃることは、私もよくわかります。私どもがやっていることがもう一々新聞に大きく出してくだされば、なるほど政府もやっている、二階堂もやっているなと、こう御理解をいただけるかもしれませんが、なかなかそれにしても、いまおっしゃるような具体的な例というのは、私もそこまでいろいろ調べているわけではありませんが、お聞きしておるわけであります。だから、そういうこともありますから
○二階堂国務大臣 大出さんのいま御質問になりました戦車あるいは兵員車輸送の問題は、もう長い間の問題でありますし、また、関係しておられます大出さんをはじめとして、横浜の市長、相模原の市長さん、また私ども、こういう事態がいつまでも続いて市民の間に好ましからぬいろいろな感情の対立が出てきたり、あるいは不測の事態が出てくるということは好ましいことでございません。 したがいまして、今日までいろんな角度から御協力願
○二階堂国務大臣 ただいま内閣委員長から御指示がありました件につきまして、御報告を申し上げます。 その一つは、本年二月二十五日の衆議院議長あっせんの第三項、第四項に従いまして、政府は、十月九日の国防会議で文民統制強化のための措置を決定し、引き続き閣議決定をいたしましたので、その概要を御報告申し上げます。 第二、政府は二つの措置をとることにいたしました。第一に、国防会議の構成員を増加することとし、
○国務大臣(二階堂進君) これは、私と山梨県知事と、それから山梨県の議長小林さんですか、との間に取りかわした覚え書きでございまして、私は提出してもいいと思いますが、一応、山梨県知事とも話をした上で、提出するかどうかをきめさしていただきたいと思いますが。
○国務大臣(二階堂進君) ただいま御指摘のありましたような、きわめて重要な審議会の委員の構成が、しかも会長、副会長が欠員のままであるということは、私も就任間もないときでもありましたけれども、いま確かに承りまして、まことに遺憾なことと考えております。特に、先生御指摘のとおり、田中内閣におきましても、前向きで社会保障の充実というものに真剣に取り組もうとしているときでもございますから、これは内閣全体の問題
○国務大臣(二階堂進君) いま御趣旨の点はもっともなことでございまして、国会審議を最優先的に考えるべきことは、政府の当然の義務だと思っておりますから、閣議の開かれた場合に、御趣旨を伝えまして注意をいたしたいと思います。
○国務大臣(二階堂進君) ただいま承ったことはよく耳に入りましたから、十分政府としても検討させていただきたいと思います。